国鉄が建設していた瀬戸線の一部で、1991年に開業した。第三セクターではなく、JR東海の完全子会社である。名古屋駅の隣駅を起点としながら、非電化で日中は1時間に1本のみの運行と、謎の多い路線である。
車両
 キハ11形
 開業当初は車両を保有せず、JRキハ40形を借り入れていたが、1993年にキハ11形200番台を新造した。JR東海のキハ11形100番台とほぼ同型で、4両を保有したが、2両はJR東海に貸し出したため実質2両のみで運行していた。2015年から、JR東海のキハ11形300番台を譲り受けて、200番台を置き換えている。200番台のうち2両はひたちなか海浜鉄道に譲渡された。
 
1997.6 200番台:枇杷島駅  2017.11 300番台:味美駅
2016.10 もとキハ11-203:ひたちなか海浜鉄道譲渡後
 形式 番号 両数  前歴 登場  消滅  備考
キハ11形 201-204 4 新造 1993.2 2016.3
301-302 2 JR東海
キハ11 301-02
2015.9-16.3
年表

  1988.2.18 東海交通事業設立
  1991.12.1 城北線:勝川〜尾張星の宮間開業
  1993.3.18 勝川〜枇杷島間11.2km全通

東海交通事業