785系
 札幌-旭川間の高速化のために開発された、JR北海道最初の特急型電車。
 形式 Mc  Tc M T  前歴 登場  消滅  備考
0番台 10 10 5 5 新製 1990.6-8
7 2001.12-02.1
300番台 1 1 0番台 2010.4 2016.3
 0番台  
 当初は基本4両編成、付属2両編成それぞれ5本の30両で、1990年9月に特急「スーパーホワイトアロー」として運転を始めた。2002年には、編成増強のため7両が増備され、5両編成7本と付属2両に再編された。2007年には、運用する列車が「スーパーカムイ」と「すずらん」に再編。2017年3月に運用が「すずらん」のみとなり、5両2本に縮小されている。

  1990.9.1  「スーパーホワイトアロー」として営業運転開始
  2002.2.18 5両編成の運転開始
  2002.3.16 快速「エアポート」での運用開始
  2007.10.1 運用列車が「スーパーカムイ」と「すずらん」に再編
  2016.3.26 快速「エアポート」運用終了
  2017.3.4  「スーパーカムイ」運用終了
1991.3 深川駅 2016.2 苗穂駅
 300番台  
 「スーパー白鳥」の増結用に、0番台2両を転用したもの。北海道新幹線開業により役割が無くなり、消滅した。
2015.10 函館駅 
1992 1995 1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020
札幌 30 30 30 30 37 37 37 37 35 35 10 10
函館 2 2
789系
 785系以来12年ぶりとなる、JR北海道の特急電車の新形式。0番台は津軽海峡線「スーパー白鳥」、1000番台が函館本線「スーパーカムイ」に投入されている。
 形式  Tc  M T Thsc  前歴  登場 消滅 備考
0番台 5 14 4 新製 2002.9-02.10
1 5 1 2005.12
1 3 1 1 2011.4
300番台 2 2 2005.12
1000番台 14 14 7 2007.6-9
 0番台  
 津軽海峡線では、2002年まではJR東日本所属車による特急列車が運行されていたが、2002年12月の東北新幹線八戸開業に合わせて、JR北海道所属車による新たな特急「スーパー白鳥」が登場した。これが789系0番台で、青函トンネル内では140km/hで運転されている。当初は5両編成だったが、2005年に6両編成化を行っている。2016年3月の北海道新幹線開業後は、6両編成6本が札幌運転所に転属し、785系の大半を置き換えた。転属時に、保安装置変更などの改造が行われ、また編成ごとに異なるデザインのラッピングが施されている。残る4両は運用が無くなっている。

  2002.12.1  「スーパー白鳥」にて営業運転開始 
  2005.12   6両化
  2011.4.20  6両編成1本増備
  2016.3.26  北海道新幹線開業により「スーパー白鳥」の運用終了
  2017.3.4   函館本線「ライラック」にて運用開始
2015.10 青森駅 2016.9 増結用300番台:函館駅
 
 2017.9 0番台:白石駅
 1000番台  
 1000番台は、781系の置き換え用として登場した車両で、0番台とは前照灯の形など細部が異なる。2007年10月に特急「スーパーカムイ」などで運行を開始した。2010年の踏切事故により、1編成が廃車となっている。

  2007.10.1 1000番台が「スーパーカムイ」として営業運転開始
 
2009.10 1000番台:岩見沢駅  2016.2 1000番台:苗穂駅
2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020
函館  23 34 34 40 40 4 4
札幌 35 35 30 30 66 66

JR北海道の特急型電車