札幌-旭川間の高速化のために開発されたもの。JR北海道となって最初の特急型電車である。車体はステンレス製で、片開き2扉。座席はリクライニングシート。台車はボルスタレス、円錐積層ゴム式のN-DT785とN-TR785。主電動機はN-MT785(1時間定格出力190kW)で、最高運転速度130km/h。駆動は中空軸平行カルダン、制御はGTO素子のVVVFインバータ、制動は電気指令式(発電併用)である。基本編成はMc-T-M-Tcの4両、付属編成はMc-Tcの2両である。
 
2024.2 南千歳-植苗間
 0番台 
 当初は基本・付属それぞれ5本の30両で、1990年9月に特急「スーパーホワイトアロー」として運転を始めた。2002年には、編成増強のため7両が増備され、5両編成7本と付属2両に再編されている。2007年には、運用する列車が「スーパーカムイ」と「すずらん」に再編。2017年3月に運用が「すずらん」のみとなり、5両2本に縮小されている。

  1990.9.1  「スーパーホワイトアロー」として営業運転開始
  2002.2.18 5両編成の運転開始
  2002.3.16 快速「エアポート」での運用開始
  2007.10.1 運用列車が「スーパーカムイ」と「すずらん」に再編
  2016.3.26 快速「エアポート」運用終了
  2017.3.4  「スーパーカムイ」運用終了
1991.3 深川駅 2016.2 苗穂駅
2022.9 青葉駅 2023.9 長都駅
番号 Mc
785
M
785
M
784
 Tc
785
 Tc
784
T
784
 前歴 登場  消滅  備考
1-5 5 5 5 5 5 新製 1990.6-8
101-105 5  
501-505 2 5 2001.12-02.1
 300番台 
 「スーパー白鳥」の増結用に、札幌運転所の785系0番台2両を転用したもの。北海道新幹線開業により役割が無くなり、消滅した。
2015.10 函館駅
番号 M
785
Tc
784
 前歴 登場  消滅  備考
303 1 1 0番台 2010.4 2016.3
車両配置表

1992 1995 1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020
札幌 30 30 30 30 37 37 37 37 35 35 10 10
函館 2 2

785系