旧国鉄と沿線自治体等が出資する第三セクター方式の臨海鉄道で、京葉臨海鉄道に次ぐ歴史を持つ。車両はすべてディーゼル機関車で、主力のDD55形は国鉄DD13形に類似した臨海鉄道標準機、DD56形は国鉄DD13形と同型である。
車両
 形式 番号 両数  前歴 製造  消滅  備考
DD45形 1-2 2 新造 1963.10 1985.4
DD55形 1-19 19 新造 1963.10-94.2
DD56形 1 1 新造 1965.7 1983.10 横浜市からの借入
DD60形 1-3 3 新造 2005.3-14.5
 DD55形
 開業時に導入し、その後も増備が続く55t機。国鉄DD13形に類似した臨海鉄道標準機である。11号機のみセミセンターキャブだったが、早期に姿を消している。 
 
2016.9 DD5519:川崎貨物駅  2022.10 DD5517:川崎貨物駅
 
 2016.1 DD5516:川崎貨物駅
 DD60形
 2000年代になってから増備された60t機。3両導入されている。 
2016.1 DD602:川崎貨物駅
年表

  1963.6.1 神奈川臨海鉄道設立
  1964.3.25 水江線:塩浜-水江町2.3km、千鳥線:塩浜-千鳥町2.6km、
         浮島線:塩浜-浮島町3.9km開業
  1969.10.1 本牧線:根岸-本牧埠頭6.0km開業
  2017.9.30 水江線廃止

神奈川臨海鉄道