戦時中に近畿日本鉄道が成立したが、大阪線は標準軌、名古屋線は狭軌だったため、戦後しばらくは大阪線向けと名古屋線向けの特急車が分かれていた。ビスタカー登場後まもなく名古屋線が改軌され、乗換を解消している。一方、南大阪線は今も狭軌のままだが、エースカー以降、標準軌とほぼ同仕様の特急車が投入されている。

  
2021.11 漕代〜櫛田間
旧性能車
 2250系
 戦前に登場し、戦後最初の特急に抜擢された2200系の後継となる大阪線特急車。2扉転換クロスシートで、ビスタカー登場前の大阪線の花形特急車となった。特急として活躍した期間は短かったが、3扉ロングシートの一般車に改造され、1983年まで残っていた。
  
2250形
形式 番号 両数  登場  消滅  備考
モ2250形
サ3020形
2251-2260
3021-3029
19 1953.3-55.10 1983.3
 6401・6421・6431形
 名古屋線向けの狭軌特急車で、6421形は2250系と、また6431形は初代ビスタカーと接続する特急として開発された。いずれも1959年の改軌とともに標準軌化されるが、1979年から再び狭軌化されて養老線に転属し、1994年まで残っていた。さらに420系のうち2両は大井川鉄道に譲渡され、2016年まで車籍を残していたが、解体されてしまった。
形式 番号 両数  登場  消滅  備考
モ6401形
ク6551形
6401-6403
6551-6552
5 1950.5 1979
モ6421(420)形
ク6571(570)形
6421-6426→421-426
6571-6575→571-575
11 1953.3-55.10 1994.12
モ6431(430)形
ク6581(590)形
6431-6432→431-432
6581-6582→591-592
4 1958.6 1994.9
ビスタカー
 10000系
 近鉄の代名詞ともなった、2階建て車両を連結した特急「ビスタカー」の初代。7両編成1本のみの試作車だが、流線形のスタイル、紺色とオレンジの標準塗装、冷房、回転クロスシートなどの仕様が確立された。中間車は、2両の2階建て車両で13mあまりの一般車を挟む、付随車のみの3連接車体。前後の車両は20m級のMM’ユニットで、1両ごとに車体長が異なる特異な編成となった。駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABF)、制動は電磁直通(HSC-D)である。
 1966年に発生した追突事故で宇治山田方先頭車が大破し、1年近く離脱。特徴ある流線型ではなく貫通型で復旧された。1編成のみで、座席配置が他の車両と異なるなどの使いづらさもあり、万博輸送を終えた1971年に引退している。

 1958.7.11 阪伊特急にて営業運転開始
 1963    10100系と同じ塗り分けに変更
 1966.11.12 事故により長期離脱
 1971.5.9  営業運転終了
   
10000系
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>10001、10007
<M>10002、10006
<Tc>10003、10005
<T>10004
10001F 7 1958.6 1971.5
 10100系
 ビスタカーの量産車で、ビスタカーU世と呼ばれる。10000系と同様の3連接車体であるが、2両のM車で2階建て車両を挟む編成となり、3両だけでの運行を可能とした。大阪方が流線型のA編成、逆のB編成、そして両側とも貫通型のC編成の3通りが登場し、柔軟な運用が可能となっている。車体は全鋼製で、流線型の全長は18030mm、貫通型は17300mm。駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)である。
 名古屋線の改軌工事完成とともに、名阪ノンストップ特急などで活躍した。スナックカー登場後は座席などの設備が見劣りするようになり、1979年7月にさよなら運転を行って引退している。象徴的な車両でありながら、全車解体されてしまった。

 1959.12.12 名阪特急にて営業運転開始
 1975    名阪ノンストップ特急の運用終了
 1979.7   営業運転終了
   
10100系 
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>10101-、10301-
<T>10201-
10101-118F 54 1959.8-63.4 1979.10
エースカー
 10400・11400系
 停車駅の多い乙特急向けの車両として開発されたもので、愛称は「エースカー」。貫通型で、MM’の2両編成を基本とし、Tcを連結することで3・4両編成にもできるという自由度の高さが特徴。車体は全鋼製で、全長20500mm。駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)である。増備車である11400系は、出力が増強されている。
 後に、10400系は4両、11400系は3両の固定編成となった。22000系「ACE」に置換えられ、1997年までに引退している。保存車は無い。

 1961.9   10400系登場
 1974    10400系の4両固定編成化
 1980    11400系の3両固定編成化
 1997.3.16 営業運転終了
 形式 番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>10401-
<Tc>10501-
10401-404
10501-504
8 1961.9 1992.7
<Mc>11401-
<Tc>11501-、11521-
11401-430
11501-512
11521-523
45 1963.4-69.5 1997.3
 18000・18200系
 京都・橿原線向けの特急車で、600Vだった京都線系統と1500Vの大阪線を直通できる複電圧車。当時は車両限界が狭かったため、全長18640mmの中型で車体幅も狭い。最初に登場した18000系は、600系の機器を流用した吊掛け駆動で、制御は単位スイッチ(HLF)、制動は自動空気(AR)。18200系は完全な新造で、駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)となった。いずれも2両編成である。
 18400系の登場後は役割が少なくなり、1989年までに特急運用を終了。しかし18200系は修学旅行列車「あおぞらU」4両編成2本と2両編成1本に改造され、2006年まで残っていた。

 1965    18000系が京橿・京奈特急にて営業運転開始
 1966.12.20 18200系の営業運転開始
 1969.9.21 京都線の1500V昇圧
 1973.9.21 橿原線の車両限界拡大工事完了
 1989.3.17 定期特急運用終了
 1989    18200系が修学旅行列車「あおぞらU」となる
 2006.1   営業運転終了
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>18001- 18001・003F 4 1965.6-66.3 1982.9
<Mc>18201-
<Tc>18301-
18201-205F 10 1966.11-67.12 2006.3
 16000・16010系
 南大阪線向けの特急車で、基本設計はエースカー11400系とほぼ同じ。車体は全鋼製で全長20500mm。駆動はWN、制御は電動カム軸式(MMC)、制動は電磁直通(HSC-D)である。
 当初は16000系2両編成2本のみであったが、10年以上にわたって増備が続き、16008Fは4両編成になった。最後に増備された16010系は、同時期に登場したサニーカー12410系に似た外観となっている。1997年と2002年に、16000系のうち3編成が大井川鉄道に譲渡された。

 1965.3.18 営業運転開始
 1977    前面の特急標識を電照式に変更
 1986-95  16000系の車体更新
 2001.12  16010系の車体更新
 2016-   新塗装に変更
2015.11 16000系:河堀口駅 2016.8 16000系:大井川鉄道譲渡後
2016.10 16010系新塗装:橿原神宮前駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>16001-
<Tc>16101-
<M>.16051
<T>16151
16001-007F 20 1965.2-70.12
16008F 1974.3
16009F 1977.12
<Mc>16011
<Tc>16111
16011F 2 1981.3
<譲渡>
 大井川鉄道(1998.6-、6両)
あおぞら
 20100系
 修学旅行向けの団体専用列車として開発されたもので、世界初の全車2階建て。3両編成5本が製造された。車体は全鋼製で、全長20700mm。非冷房で、座席はセミクロスシートと、かなりグレードが落とされている。駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)である。最後まで冷房化されず、1993年に消滅している。
20100系
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>20101-、20301-
<T>20201-
20101-105F 15 1962.2-62.4 1993.12
スナックカー
 12000・12200・15200・15400系
 車内にビュフェコーナーを設けたもので、愛称は「スナックカー」。12200系ではスナックコーナーが拡大された。近鉄では初めての回転リクライニングシートを採用している。車体は全鋼製で、全長20500mm。駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)である。
 肝心のスナックコーナーは利用が少なく、12221F以降は設置されず、初期車も更新時に撤去されている。1973年以降は中間車も製造され、最終的には12220系だけで2両編成30本、4両編成24本、6両編成2本となった。2005年に、18200系「あおぞらU」を置き換えるため12200系10両が15200系に改造され、2013年にはさらにその代替として10両が追加改造されている。また、2011年には4両がクラブツーリズムの専用列車15400系に改造された。

 1967.12.20 12000系の営業運転開始
 1969.3   12200系の営業運転開始
 1983-   車体更新、前面方向幕設置
 2000.8.20 12000系最後の営業運転
 2005.11  団体専用列車「新あおぞらU」への改造始まる
 2011.12  15400系「かぎろひ」の営業運転開始
 2021.2.12 定期特急運用終了
 2021.11.20 12200系最後の営業運転
   
2015.11 12200系:米野駅
    
2016.10 15200系:恩智駅 2016.10 15400系:高安駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>12001-
<Tc>12101-
12001-010F 20 1967.12 2000.8
<Mc>12201-
<Tc>12301-
12201-256F 168 1969.3-69.9
<Mc>12231-
<Tc>12331-
12231-12256F 1969.12-74.12
<M>12029-
<T>12129-
1973.4-76.12
<Mc>15201-
<Tc>15101-
<M>152151-
<T>15151-
15201-206F 20 2005.11-14.3 12200系改造
<Mc>15401-
<Tc>15301-
15401-402F 4 2011.12 12200系改造
 18400系
 京都・橿原線向け18200系の増備車で、車体が全長20640mmとなり、スナックコーナーも設置されたためミニスナックカーと呼ばれる。駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)である。
 1997年に2両が修学旅行用「あおぞらU」増結車となり、その他の車両は2000年までに廃車。最後の2両も2013年に廃車となった。カットボディが高安車庫で保存されており、前面の特急マークは登場時のものに戻されている。

 1969.3  営業運転開始
 1983-   車体更新、前面方向幕設置
 1997   第9編成が団体専用列車「あおぞらU」となる
 2000.8.20 第9編成以外の最後の営業運転
 2013.11  営業運転終了
  
2016.10 高安車庫
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>18401-
<Tc>18501-
18401-410F 20 1969.3-72.9 2013.12
サニーカー
 12400系
 スナックコーナーを設置しない特急車で、愛称は「サニーカー」。前面の扉の部分に行先表示機が付いたのはこの形式から。駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)である。10100系の置き換えのため、4両編成3本のみ製造されている。

 1977   営業運転開始
 1997-98 車体更新
 2017-18 新塗装に変更
  
2016.10 12400系:五位堂駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>12401-
<Tc>12501-
<M>12451-
<T>12551-
12401-403F 12 1977.12
 12410・12600系
 サニーカーの増備車で、尾灯や前面行先表示機の形状が変更された。12410系は3両編成、12600系は4両編成で登場し、12410系もすぐに4両化されている。機器は12400系と同じである。

 1980   営業運転開始
 2000-02 車体更新
 2016-18 新塗装に変更
    
2017.6 12410系:東寺駅 2019.1 12410系:大久保駅
    
2015.11 12600系:蟹江駅  2023.7 12600系:桃園〜伊勢中川間
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>12411-
<Tc>12511-
<M>12461-
<T>12561-
12411-415F 20 1980.7-83.7
<Mc>12601-
<Tc>12701-
<M>12651-
<T>12751-
12601-602F 8 1982.7-86.3
ビスタカーV
 30000系
 2代目ビスタカーの10100系を置き換えるために登場した、ビスタカーV世。4両編成で、2階建て車両を2両連結する。10100系のような連接車体は採用しなかった。車体は全鋼製で、Mc車の全長は20800mm、T車は20500mm。駆動はWN、制御は動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)で、6編成の制御器は10100系から流用している。
 1996年に始まったリニューアル工事では、2階建て車両の窓を天井付近まで拡大するなどの改造を受け、シートピッチも拡大。新たな愛称は「ビスタEX」となった。2016年から塗装が変更されている。

 1978.12.30 営業運転開始
 1996-2000 リニューアル工事、「ビスタEX」となる
 2010-12  室内を中心とした車体更新
 2016-18  新塗装に変更
 
2016.10 「ビスタEX」:恩智駅 2021.11 新塗装:漕代〜櫛田間
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>30201-、30251-
<T>30101-、30151-
30201-214F 60 1978.12-80.7 1-3次
30215F 1985.3 4次
アーバンライナー
 21000系
 名阪ノンストップ特急向けに開発されたもので、愛称は「アーバンライナー」。ビジネス客向けの仕様で、1列に2席+1席のデラックスカーを連結している。130km/h運転を可能とするため、全車電動車になった。駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)である。6両編成8本、8両編成3本が製造されている。

 1988.3.18 営業運転開始
 2003.7-05.8 車体更新、「アーバンライナーplus」となる
     
2018.6 今里駅  2021.12 安堂〜河内国分間
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>21101-、21601-
<M>21201-、21301-、21401-
 、21501-、21701-、21801-
21101-111F 72 1988.1-90.11
 21020系
 アーバンライナーの増備車で、愛称は「アーバンライナーnext」。21000系が車体更新のため不足する期間の補充として、6両編成2本のみ製造された。駆動はWNであるが、制御はVVVFインバータ(IGBT素子)、制動は電気指令式(KEBS)となり、21000系とは全く異なる。

 2002.12.23 営業運転開始
   
2019.1 今里駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>21121-、21621-
<M>21221-、21321-、21521-
<T>21421-
21121-122F 12 2002.10-02.11
さくらライナー・楽
 26000系
 南大阪・吉野線向けの特急車で、愛称は「さくらライナー」。4両編成が2本製造されている。駆動はWN、制御は電動カム軸式(MMC)、制動は電磁直通(HSC-D)である。リニューアル時に、塗装が変わっている。

 1990.3.15 営業運転開始
 2011.3-11.9 リニューアル改造、新塗装に変更
2017.5 北田辺駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>26401-、26101-
<M>26201-、26301-
26401-402F 8 1990.1-90.12
 20000系
 「あおぞら」の後継となる団体専用列車で、愛称は「楽」。車体は全鋼製で、Tc車は全長20960mmのダブルデッカー、M車は20720mmのハイデッカー。駆動はWN、制御は電動カム軸式(ABFM)、制動は電磁直通(HSC-D)である。4両編成が1本のみ製造されている。

 1990.11.23 営業運転開始
   
2016.10 堅下駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>20101、20151
<M>20201、20251
20101F 4 1990.10
伊勢志摩ライナー
 23000系
 伊勢方面への新たな観光客向け車両として開発されたもので、愛称は「伊勢志摩ライナー」。6両編成6本が製造された。機器は先に登場した22000系とほぼ同じで、駆動はWN、制御はVVVF(GTO素子)、制動は電気指令式(KEBS)である。2012年から更新が始まり、赤塗装の車両も登場している。

 1994.3.15 営業運転開始
 2012.8-13.7 リニューアル改造、3本が赤色編成となる
     
2019.4 新祝園駅  2019.7 海山道駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>23101-、23601-
<M>23201-、23301-
  、23401-、23501-
23101-106F 36 1993.12-95.11
ACE・Ace
 22000・16400系
 22000系はエースカーを置き換えるために登場した汎用車で、その名も「ACE」。近鉄の特急車では初めてVVVFインバータ制御が採用され、駆動はWN、制動は電気指令式(KEBS)である。4両編成15本、2両編成13本が製造された。16400系は南大阪線向けの狭軌で、2両編成2本のみ登場している。

 1992.3.19   22000系営業運転開始
 1996.6.1   16400系営業運転開始
 2015.11-20.3 22000系リニューアル、新塗装に変更
 2018     16400系新塗装に変更
     
2015.11 22000系;蟹江駅 2021.11 22000系新塗装:漕代〜櫛田間
   
2015.11 16400系:河堀口駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>22101-、22401-
<M>22201-、22301-
22101-128F 86 1992.2-94.6
<Mc>16401-
<Tc>16501-
16401-402F 4 1996.3
 22600・16600系
 汎用特急車22000系、16400系の後継で、愛称は「Ace」と小文字が混じった。22600系は標準軌、16600系は狭軌で、22600系のうち2本のみが4両編成となっている。駆動はWN、制御はVVVFインバータ(IGBT素子)、制動は電気指令式(KEBS)である。

 2009.4.1 22600系営業運転開始
 2010.6.19 16600系営業運転開始
 2016-18 新塗装に変更
     
2015.11 22600系:米野駅 2019.1 22600系新塗装:大和八木駅
    
2016.10 16600系:橿原神宮前駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>22601-
<Tc>22901-
<M>22801-
<T>22701-
22601-602F
22651-662F
32 2009.1-10.2
<Mc>16601-
<Tc>16701-
16601-602F 4 2010.6
しまかぜ・ひのとり
 50000系
 豪華観光特急として開発されたもので、愛称は「しまかぜ」。先頭車はハイデッカーの展望車で、中間にはダブルデッカー車もある。普通席は無く、プレミアムシート、個室、サロン、カフェテリアなどが設置されている。車体は全鋼製で、クリスタルホワイトとファインブルーの塗装。駆動はWN、制御はVVVFインバータ(IGBT素子)、制動は電気指令式(KEBS)である。2013年の式年遷宮に合わせて運行を開始している。

 2013.3.21 営業運転開始
   
2021.11 漕代〜櫛田間
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>50101-、50601-
<M>50201-、50301-
  、50501-
<T>50401-
50101-103F 18 2012.11-14.9
 80000系
 名阪特急「アーバンライナー」の後継として開発されたもので、愛称は「ひのとり」。先頭車はハイデッカー構造で、プレミアムシートを設置している。車体は全鋼製で、メタリックレッドの塗装。駆動はWN、制御はVVVFインバータ(ハイブリッドSiC素子)、制動は電気指令式(KEBS)である。6両編成と8両編成が登場している。

 2020.3.14 営業運転開始
   
2023.7 桃園〜伊勢中川間
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>80101-、80601-
<M>80201-、80401-
  、80501-、80751-
<T>80301-、80851-
80101-114F
80151-153F
72 2019.12-21.4
形式別車両数
種類 形式 1964 1975
1981 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
旧性能 2250形 19 19 19
  6401形 5 5
6421・6431形 16 16 16 16 16
ビスタカー 10000系 7
10100系 54 54
エースカー 10400系 8 8 8 8 8
11400系 30 45 45 45 45 24
  18000系 4 4
  18200系 10 10 10 10 10 10 10
16000・16020系 18 22 22 22 22 18 14 14 10 10
スナックカー 12000系 16 16 16 16 16 6
12200系 140 166 166 166 166 166 124 112 74 74
15200・15400系 10 16 16
18400系 20 20 20 20 20 8 2 2
サニーカー 12400系 12 12 12 12 12 12 12 12 12
12410系 12 20 20 20 20 20 20 20 20
12600系 4 8 8 8 8 8 8 8
あおぞら 20100系 15 15 15 15 3
20000系 4 4 4 4 4 4
ビスタV 30000系 56 60 60 60 60 60 60 60 60
アーバン 21000系 66 72 72 72 72 72 72
21020系 12 12 12 12
さくら 26000系 4 8 8 8 8 8 8
ACE 22000系 86 86 86 86 86 86
16400系 4 4 4 4 4
Ace 22600系 32 32 32
16600系 4 4
伊勢志摩 23000系 30 36 36 36 36 36
しまかぜ 50000系 18 18
ひのとり 80000系 18

近畿日本鉄道 特急車