朝鮮半島は、高句麗、百済、新羅の三国時代をへて676年、新羅により初めて統一される。その後、918年からの高麗王朝、そして元による侵略ののち、1392年に李氏による朝鮮王朝が成立し、1910年の日韓併合まで続いた。

ソウル
 ソウル(世界遺産)
  初めてのソウルはパリの帰りで、8時間も待ち時間があったので街に出た。ここは朝鮮王朝時代の王宮で、何度も戦火で破壊され、また近年復元が進められている所である。
1998.1 景福宮
 ソウルは街の中に2つの世界遺産があるめずらしい所だが、昌徳宮がその1つ。朝鮮王朝時代の15世紀頃、離宮として造営されたもので、かなり広大な土地にいくつもの建物が点在している。2度目のソウルは会社の社員研修だったが、自由時間は多かったのでまずここを訪れた。ガイドツアーでなければまわれないのは煩わしいが、見ごたえはあった。
2007.10 昌徳宮 敦化門 2007.10 昌徳宮 宣政殿
2007.10 昌徳宮 2007.10 昌徳宮 秘苑
 ソウルのもう1つの世界遺産だが、昌徳宮と同じ朝鮮王朝時代のもので、建物もやたら横に長いが地味である。なぜここが単独で世界遺産になれたのか不思議に思う。
2007.10 宗廟
  ソウルを守る城門で、朝鮮王朝時代から残る。東大門は韓国の宝物1号であったが、訪問した後まもなく放火により焼失という衝撃的な事件があった。
2007.10 南大門 2007.10 東大門
 ☆世界遺産「昌徳宮」 1997年登録
 ☆世界遺産「宗廟」  1995年登録
京畿道
 華城(世界遺産)  
 朝鮮王朝時代の18世紀末、ここに遷都しようとして壮大な城が築かれたが、結局遷都は実現せずに終わった。街を取り囲む城壁は想像以上によく残っていて、はるか高い山の上までも続いていた。適当な間隔で城門も現れるので、歩いていて飽きない。
 2007.10 八達門 2007.10 西将台
2007.10 華西門 2007.10 華虹門
 ☆世界遺産「華城」  1997年登録

朝鮮王朝