ED76形

 ED75形の仕様をベースに、SGを搭載したもの。SG搭載のために全長が伸びたため、中間台車が設けられた。車体は全長17,400mmで、軸配置はBo-2-Bo。機器はED75形とほぼ同じで、台車はDT129系とTR103系。主電動機はMT52(1時間定格出力475kW)が4基。駆動は吊り掛け式、制御は低圧タップ、制動はEL14-ASである。ただし、500番台は全長が18,400mmとなり、制御はED75形500番台と同じサイリスタ位相となっている。
  
2023.11 伊賀屋-佐賀間
 0番台
 すべて九州地区に投入され、前面が非貫通になっている。JR九州に35両、JR貨物に7両が引き継がれたが、2012年にJR九州のものは消滅した。
 
1990.2 佐世保駅 2016.6 新八代駅
○ED76-1
 1987年に廃車となり、門司機関区などで長く保管されていたもの。前頭部のみであるが2013年から九州鉄道記念館で展示されている。
  
 2016.6 ED76-1 九州鉄道記念館(前頭部)
 500番台
 ED75-500番台の試作機をベースにSGを搭載した量産機。前面はED75とほぼ同じ貫通型となるなど、九州地区のED76とは別形式のようである。JR北海道のみに引き継がれ、1両が青函トンネル向けの550番台に改造されたが、2001年に消滅した。保存機は2両ある。

○ED76-505
 1987年に廃車となったもので、三笠鉄道村で保存されている。機関庫内での展示である。

○ED76-509
 こちらも1987年に廃車となったもので、小樽市総合博物館で保存されている。
   
  2016.7 ED76-505 三笠鉄道村  2017.9 ED76-509:小樽市総合博物館
 1000番台
 高速列車牽引用で、外観は0番台とほとんど同じである。JR貨物のみに引き継がれている。
   
2021.11 鳥栖駅 2023.11 都府楼南駅
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
ED76 1-94 94 新製 1965.8-76.6
501-522 22 1968.8-69.7 1994.11
551 1 500番台 1989.6 2001.3
1001-1023 23 新製 1970.6-79.9
車両配置表

1968 1972 1975 1980 1985 1987 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025
岩見沢 22 22 22 22 16 12
青函 1 1 1
門司 8 8 8 13 30 25 25 25 25 24 22 12 10 8
大分 18 20 42 43 36 36 36 22 11 9 3
鹿児島 36 50 61 51