マッターホルンはスイス南部、イタリアとの国境にあり、ピラミッドのような三角錐は本当に絵になる。麓のツェルマットの街から四方に登山電車やロープウェイがあるので、いろいろな角度からマッターホルンを眺められるのも楽しい。 

ヴァリス山群
 マッターホルン(4478、世界百名山)
 ヘルンリ小屋はマッターホルンの登山基地で、急なところはあるがロープウェイの途中駅から登り2時間弱で到着した。マッターホルンの岩に直接触れ、少しだけアルピニストの気分を味わうことができる、山好きにはたまらない場所であった。
<シュヴァルツゼー13:10-14:50ヘルンリ小屋15:30-17l00シュヴァルツゼー> 
1999.7 ヘルンリ小屋付近より 
 リッフェルゼーはゴルナーグラートから登山電車沿いに少し下った、行きやすいところにある池。グリュンジゼーとシュテリゼーはスネガを起点としたハイキングの途中にあった池で、まったく違う時の写真だが、マッターホルンとは相性がよく、いつも晴れている。マッターホルンの形を見ると、少しずつ見る角度が違うので、東南壁が正面のものから北壁が半分見えているものまでいろいろである。最後の写真はクラインマッターホルンからスキーでイタリア側に渡ったテスタグリジアからのもので、南側から見ることになるのでまったく違う山のように見えた。
<ゴルナーグラート15:30-リッフェルゼー-リッフェルベルグ-18:10リッフェルアルプ>
<ブラウヘルト8:30-シュテリゼー-グリュンジゼー-ライゼー-11:00スネガ>
 1992.8 リッフェルゼーより 1999.7 ゴルナーグラートより
 1999.7 グリュンジゼーより 1999.7 シュテリゼーより
 1999.7 ツェルマットの街より 1999.7 テスタグリジアより
 モンテローザ(4634)、リスカム(4527)、ブライトホルン(4164)
 モンテローザは、赤い山と呼ばれるからには朝陽か夕陽が最高だろうと思うが、街に泊まったのでは見ることができなかった。
1992.8 ゴルナーグラートより
左モンテローザ、右リスカム
1999.7 ゴルナーグラートより
右がブライトホルン、左にはカストル、ポリュックスが見える
1999.7 ヘルンリ小屋付近より
左からモンテローザ、リスカム、ブライトホルン
 ドム(4545)
 ティッシュホルン(4490)
 アラリンホルン(4027)
 リンプフィッシュホルン(4199)
 手前の街がツェルマットで、深いマッター谷の様子がよくわかる。ドムをはじめとするミシャベル山群の裏側には、やはり景勝地ザースフェーがあり、こちらも行ってみたい所である。  右から中央にゴルナー氷河が流れる。登山鉄道の終点ゴルナーグラートは氷河の左岸になる。
1999.7 ヘルンリ小屋付近より
左にドム、中央テッシュホルン、そして右の山は右の写真に続く
1999.7 ヘルンリ小屋付近より
左に少し見えているのがアラリンホルン、その右がリンプフィッシュホルン
 ダンブランシュ(4357)  アレッチホルン(4195)?
 シュテリゼーやグリュンジゼーと同じく、スネガからのハイキングコースにある湖。ダンブランシュはここがいちばんいい眺めに思えた。  谷の奥に見える山並みがベルナーオーバーラントの山々。南側のアレッチホルンやブリュムスアルプがみえているのではないかと思う。その奥にはユングフラウやアイガーがある。  
1999.7 ライゼーより 1999.7 シュヴァルツゼー付近より
北に続くマッター谷、右の山はドム
 オーバーガーベルホルン(4063)
 ダンブランシュ、オーバーガーベルホルンはいずれもツェルマットの街をはさんでゴルナーグラートの反対側にあたる山々。マッターホルン周辺は4000m級の山が数多くあり、帰国してから写真と地図を見比べて名前がわかった山も多い。 
1999.7 リッフェルゼー付近より
左はダンブランシュ、右がオーバーガーベルホルン
1999.7 ヘルンリ小屋付近より
 ワイスホルン(4505、世界百名山)  グランコンバン(4314)
 オーバーガーベルホルンのさらに北、ツェルマットの谷の入り口方面に何気なくあるが、アルプス有数の高山である。   マッターホルンのはるか西、グランサンベルナール峠近くの山。さらに遠くには、モンブラン山群がくっきりと見えていた。グランコンバンはシャモニからも見たことがあるが、こちらの方が近く見える。
1999.7 リッフェルゼー付近より
右がワイスホルン
1999.7 テスタグリジアより
左の山がグランコンバン

ヨーロッパアルプス−ヴァリス山群