国鉄高森線を第三セクター化したもので、阿蘇山の外輪山の火口内に路線がある。2016年4月の熊本地震で甚大な被害を受けたが、2023年7月に全線で運転を再開した。
 
 2010.5 トロッコ列車:白水高原駅
一般車
 MT-2000形
 南阿蘇鉄道開業時に導入されたもので、新潟鐵工所製のNDC。全長16.3mの非貫通である。3両製造され、「しらかわ」「りんどう」「はなしのぶ」の愛称がある。2002年に走行装置などがリニューアルされ、MT-2000A形と呼ばれるようになっている。2016年の熊本地震により運行できなくなり、そのまま廃車となった。
 
1996.10 立野駅 2010.5 白水高原駅付近
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
MT-2000形 2001 3 新造 1986.2 2022.12
2002
2003 2024.2
 MT-2100形
 国鉄キハ52形を譲り受けたもの。予備車であったため活躍の機会は少なかった。
 
1996.10 高森駅
 形式 番号 両数  前歴 登場  消滅  備考
MT-2100形 2105 1 国鉄キハ5235 1987.2 1993.12
 MT-3000形
 MT-3001は、MT-2105を置き換えるために製造されたもので、前面非貫通。MT-3010はくまもと国体を見据えて輸送力増強のために導入された、前面貫通型のレトロ調車両と、経緯や外観が全く異なる。ただし、どちらも新潟鐵工所製で全長16.6m、走行装置も同じである。
 
1996.10 MT-3001:高森駅
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
MT-3000形 3001 1 新造 1993.12 2024.2
3010 1 新造 1998.3
 MT-4000形
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
MT-4000形 4001 4 新造 2022.12
4002
4003 2024.3
4004
トロッコ列車
 南阿蘇鉄道では、観光用として開業直後からトロッコ列車の運行が始められた。当初は、国鉄と水資源機構が所有していた入換用機械を改造したDB100形が使用されたが、2006年に廃車となり、門司港レトロ観光線に転用されている。2007年からは、新造されたDB160形が使用されている。
   
1996.10 DB100形:高森駅  2010.5 DB160形:白水高原駅
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
DB100形 101-102 2 入換用機械 1986.7 2006.12
DB160形 1601-1602 2 新造 2007.3  
トラ700形 70001-02 2 国鉄トラ70000形 1986.7
TORA200形 20001 1 新造 2007.5
形式別車両数
種類 形式 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025  備考
DC MT-2000形 3 3 3 3 3 3 3
MT-2100形 1
MT-3000形 1 2 2 2 2 2 1
  MT-4000形               4  
DL DB100形 2 2 2 2  
DB160形 2 2 2 2  
PC トラ700形 2 2 2 2 2 2 2 2  
  トラ20000形 1 1 1 1  
年表

  1985.4.1  南阿蘇鉄道設立
  1986.4.1  国鉄高森線:立野〜高森間17.7kmを引継ぎ開業
  2016.4.14 熊本地震により運転見合わせ
  2016.7.31 中松〜高森間運転再開
  2023.4.1  上下分離により南阿蘇管理機構が第3種事業者となる
  2023.7.15 全線で運転再開

南阿蘇鉄道