1000形は、徳島・高知地区のローカル輸送向けとしてJR四国発足後に登場したもの。後に1500形との併結対応改造を実施したものは、1200形に変更されている。車体はステンレス製の3扉で、中央の扉のみ両開き。全長は21,300mm。座席はクロスシートとロングシートを配置。機関はコマツのSA6D125-H(出力400ps)。台車はボルスタレスのS-DT57とS-TR57。制動は電気指令式である。1990年から56両が製造された。
 
2022.12 阿波中島〜阿南間
新造車
 1000形
 1990年3月に営業運転を開始した。徳島には40両が新製配置されている。1500形が登場した後は、高知地区への転出も発生している。 
  
2005.12 伊野駅
 
2022.10 高知商業前〜朝倉間  2017.6 阿波池田駅付近
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
1000 1001-1056 56 新製 1990.1-97.3
改造車
 1200形
 1500形の登場に伴い、2006年から1000形の一部の車両に1500形との併結対応改造が実施され、1200形に改番されている。塗装も緑になって1500形とイメージを合わせている。 
 
 2017.11 西原駅付近   2022.12 阿波海南駅
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
1200 1229- 18 1000形 2008.6-10
車両配置表数
1000形
1990 1992 1995 1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020 2022
徳島 28 32 34 40 40 40 40 31 9 7 7 6 7 8
高知 16 16 16 16 16 16 24 29 31 31 32 31 30
1200形
2008 2010 2012 2015 2018 2020 2022
徳島 1 18 18 18 18 18 18

1000・1200形