長門鉄道

 小月から北上する路線で、戦時中は山陽電軌に合併されたが戦後分離している。廃止は1956年と比較的早く、廃止後は長鉄バスになっていたが、これも山陽電軌の系列のサンデン交通に合併されてしまった。

  1918.10.7 長門鉄道小月〜西市間開業
  1944.11.1 山陽電気軌道に合併される
  1949.4.1  山陽電気軌道から分離し長門鉄道となる
  1956.5.1  全線廃止 
   1941 1949 1955
 輸送人員(千人/日) 1.4 2.3 1.5
 輸送密度(千人/日) 0.8 1.2 0.6
 貨物輸送量(万t/年) 5.6 3.0 1.7
営業係数 53 130 125
廃線跡
 小月-西市18.2km
 廃線跡は生活道路や自転車道になっている区間が多い。とくに田部〜岡枝付近は細い自転車道で、鉄道の雰囲気が残る。田部駅はホームも残っていていちばんの見所である。 
2008.12 田部駅跡@ 2008.12 田部-岡枝間A
 込堂の先で自転車道は途切れ、未舗装の道となる。唯一のトンネルだった湯の原トンネルは通れないが、その先で再び自転車道となった。ダムの岸ぎりぎりを通っていていい眺めである。 
2008.12 込堂-西中山間B 2008.12 込堂-西中山間C
 西中山からは再び未舗装となり、石町を過ぎると生活道路に変わる。終点の西市は場所がよくわからなかった。 
2008.12 西中山-石町間D 2008.12 阿座上-西市間E