オランダは15世紀はじめまでは神聖ローマ帝国の宗主権下にあったが、ブルゴーニュ公国、次いでハプスブルク家の所領となり、16世紀末に始まるスペイン・ハプスブルク家との戦争によってネーデルラント連邦共和国が成立する。この頃オランダ東インド会社を設立してアジアに進出し、全盛期を迎えるが、イギリス・フランスとの戦争になり、ナポレオン戦争ではフランスに占領される。戦後はネーデルラント王国となり、第1次大戦でも中立を守った。

 15世紀頃 ブルゴーニュ公国の一部となる
 1477年 婚姻によりハプスブルグ家の下に入る
 1579年 スペイン・アプスブルグ家に対抗しユトレヒト条約成立
 1602年 オランダ東インド会社設立
 1648年 ヴェストファーレン条約、ネーデルラント連邦共和国として独立
 1815年 ウィーン会議、ネーデルラント連合王国成立

北ホラント州
 アムステルダム(世界遺産)  
 13世紀、アムステル川をせき止めて築かれた街といわれる。17世紀に全盛期を迎え、同心円に並ぶ運河網が形成されていった。ブリュッセルから移動して13時頃に到着。
 アムステルダムの駅は人が多く、荷物を預けたり次の列車の予約を取るだけで1時間以上過ぎていく。街に出ても、広場は浮浪者のような人が集まって近づきがたい。美しい運河の街というイメージは完全に崩れた。歩道が狭いので落ち着いて歩くこともできず、早々に観光を終えた。
1992.8 王宮 1992.8 計量所
1992.8 運河 1992.8 運河
 ☆世界遺産「アムステルダムのシンゲル運河の内側にある17世紀の環状運河地域」 2010年登録

ネーデルラント王国