喜多方と米沢を結ぶ予定線の一部であったが、延伸することはなかった。廃止直前は朝夕のみのダイヤで、日中に列車が走らない日中線と揶揄された路線である。存廃の基準となった輸送密度は260人、収支係数1447で、本州では最も利用者が少なかった。

  1938.8.18 喜多方〜熱塩間開業
  1981.9.18 第1次特定地方交通線として廃止承認
  1984.4.1  全線廃止 
  1949 1956 1960 1965 1970 1973 1977 1980 1983
 輸送人員(千人/日) 1.4 1.2 0.7 0.7 0.5 0.5 0.4 0.3 0.2
 輸送密度(千人/日) 0.9 0.7 0.4 0.5 0.3 0.3 0.3 0.2 0.2
 貨物輸送量(万t/年) 1.6 7.2 7.6 7.3 6.2 0.8 0.5 0.1 0.1
廃線跡
 喜多方-熱塩11.6km 
 終点の熱塩駅は駅舎をはじめ全体の雰囲気がよく残されており、とくに駅舎が立派なのには驚いた。途中の区間は広い道路に変わった所が多いが、走っていると突然行き止まりになったりもした。 
2006.11 熱塩駅跡@ 2006.11 会津加納付近A
  

日中線