日光街道はその名の通り江戸と日光を結ぶ道で、現代ではなぜ五街道の1つなのかと思ってしまうが、当時は甲州街道や奥州街道より重要な道だったようである。途中の宿場は21で、幸手宿までは将軍だけが通る日光御成道というもう1本の道もあった。また、京から日光まで例幣使が通る道として中山道の倉賀野宿から分かれる例幣使街道も整備されており、すべての道は日光へ通ずという感じである。

 
日光街道
 千住宿(1)
 日光街道第1の宿。現在は商店街に古い建物が何軒か残されているが、当時の雰囲気を感じるのは難しい。  
2004.2
 草加宿(2)
  草加のいちばんの見所は北側にある松並木。松はそれほど立派なものではなかったが、やはり車のそばを歩くよりは気持ちいい。 
2006.6 2006.6 草加松原 2009.2 一里塚
 越ヶ谷宿(3)  粕壁宿(4)  
 越谷も現在ではベッドタウン化しているが、思ったより古い建物が残っていた。  春日部もベッドタウンではあるが、思ったより昔の雰囲気が残る。屋根の上には謎の像があった。
2006.6 2009.1 2009.1
 今市宿(20)
 日光の杉並木は日光街道だけでも19kmあるといわれるのでどこに行けばいいか迷ったが、今市から日光に向かう途中に公園として整備されたところがあり、手軽に杉並木の雰囲気を感じることができた。
2006.9 杉並木(特別史跡・特別天然記念物)
 日光
 日光街道の終点。家康をまつった東照宮は家光の時代に完成したもので、今でも当時の建物の多くが残っているので見ごたえがある。とくに陽明門をはじめとする東照宮の建物はどれも豪華で目をみはった。
2003.9 東照宮陽明門 2003.9 輪王寺三仏堂
日光御成道
 岩淵宿  川口宿
 赤羽駅から荒川方向に行った所だと思うが、もはやどこに宿場があったかもわからない。  岩淵を出てすぐの荒川。かつての渡しも今は橋が架かっているが、やはり歩くと長い。   川口元郷駅のすぐそば。川口というと大都市のイメージだが、信じられないほど静かな雰囲気で、寂れた商店街という感じだった。
2006.10 2006.10 2006.10
 鳩ヶ谷宿  大門宿  岩槻宿
 かなり都市化されているが、古い建物も少しだけ残されていた。  現在は宿場があったとは思えないほど静かな雰囲気だが、本陣と脇本陣が残る数少ない宿場である。  戦国時代から城下町として発展した。街中に宿場町の面影は無く、城跡もかなり崩されてしまっている。
2006.7 2006.7 2006.2 岩槻城

日光街道