ノルウェー初期はヴァイキング活動が非常に活発で、アイスランドやグリーンランドまで進出する。しかし11世紀以降ほとんどの時代をデンマークとスウェーデンに支配される。完全に独立を回復するのは20世紀になってからである。

 8世紀 オークニー諸島、シェトランド諸島進出
 9世紀 アイスランド、アイルランド進出
 10世紀 グリーンランド進出
 1028年 デンマークの北海帝国に併合
 12世紀末 独立回復
 1380年 デンマーク王による同君連合
 1397年 カルマル同盟成立、実質的にデンマーク王による同君連合継続
 1814年 デンマークからスウェーデンに割譲
 1905年 スウェーデンとの同君連合を解消し独立

オスロ
 オスロ
 オスロは、14世紀にノルウェーの都となるが、街の規模は小さかった。1624年の大火で壊滅し、新しく建設されたのが現在のオスロである。ノルウェーは都市の観光よりフィヨルドなどの自然の観光が有名で、この時もフィヨルドに行く予定だったのだが、ベルギーで予定が一日狂った分を取り戻すためにオスロの市内観光だけになってしまった。
 アーケシュフース城は14世紀に最初に建てられ、破壊と改修を繰り返して現在の姿になったもので、オスロの街の中では唯一雰囲気のいい所だった。
1992.8 アーケシュフース城 1992.8 アーケル教会
 王宮からさらに西へ進むと、広大なフログネル公園に着く。ここは彫刻家ヴィーゲランの野外博物館のような所で、人が折り重なるようなモノリッテンは異様な塔だった。
1992.8 王宮 1992.8 モノリッテン

ノルウェー王国