当初は、国鉄能登線を1988年に転換して誕生した第三セクター。1991年には七尾線の和倉温泉以北についても第2種事業者となり、114kmにもおよぶ路線を営業していたが、2001年に七尾線の穴水以北、2005年に能登線を廃止している。
車両
 NT-100形
 101-113が能登線転換時、121-133が七尾線転換時の車両。16m級の富士重工業製LE-DCである。3両は後にお座敷車に改造された。NT200形に置き換えられ、2006年に全車廃車となった。
1991.8 蛸島駅
 
2007.11 NT-102:蛸島駅跡  2016.11 NT-127:穴水駅
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
NT-100形 101-113、121-133 26 新造 1987.12-91.5 2006.12
 NT-800形
 観光列車向けの2両編成のパノラマカー。急行「のと恋路号」などに使用された。2005年の能登線廃止により廃車となり、当初は能登中島駅、2010年から穴水駅で保存されている。
2017.7 NT-801・802:穴水駅
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
NT-800形 801-802 2 新造 1988.3 2005.4
 NT-200形
 NT-100形の置き換えのために、2005年に登場したもの。新潟トランシス製の18m車である。「永井豪キャラクター」と「花咲くいろは」のラッピング車も運行している。
2016.11 穴水駅
 
2017.7 「花咲くいろは」ラッピング車:穴水駅 2017.7 「永井豪キャラクター」ラッピング車
:能登中島-西岸間 
 形式 番号 両数  前歴 登場  消滅  備考
NT-200形 201-204、211-213 7 新造 2005.2-10
 NT-300形
 NT-200形とほぼ同一設計の観光列車。「のと里山里海号」として運行している。
2017.7 西岸駅付近 
 形式 番号 両数  前歴 登場  消滅  備考
NT-300形 301-302 2 新造 2015.3
形式別車両数
種類 形式 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020  備考
DC NT-100形 13 26 23 18
NT-800形 2 2 2 2
NT-200形 4 7 7 7
NT-300形 2 2
年表
 
  1928.10.31 国鉄七尾線和倉〜能登中島間開業
  1935.7.30 七尾線和倉〜輪島間全通
  1959.6.15 国鉄能登線穴水〜鵜川間開業
  1964.9.21 能登線穴水〜蛸島間全通
  1987.4.30 のと鉄道設立
  1988.3.25 JR能登線:穴水〜蛸島間61.0kmを引継ぎ開業
  1991.9.1  JR七尾線:和倉温泉〜輪島間53.5kmの第2種事業者となる
  2001.4.1  七尾線:穴水〜輪島間20.4km廃止
  2005.4.1  能登線:穴水〜蛸島間61.0km廃止

のと鉄道