紀伊山地は、北側に中央構造線があり、プレートの動きによる付加体、火山活動による堆積物などが隆起や浸食を繰り返すことによって形成された。日本で最も雨の多い所でもあり、また熊野古道をはじめとする信仰の山々でもある。

大台ケ原
 日出ヶ岳(1695、百名山)
 駐車場から日出ヶ岳山頂までは30分ほどだが、霧がどんどん増えてきて山頂からの景色はほとんど楽しめなかった。時間は十分あるので大蛇ーまで歩いていくと、時々霧が晴れて大峰の山々が姿を現した。帰りに日出ヶ岳の写真を撮ろうとポイントを探したが、なかなか見つからず、獣道のような所をさまよってようやく左の写真を撮った。

<駐車場11:45-12:10日出ヶ岳12:30-正木嶺-13:30大蛇ー14:05-15:05駐車場>
2003.11 大台ケ原ドライブウェイより
 右から2番目が日出ヶ岳、左は三津河落山
2003.11 正木嶺
特徴的なトウヒの立ち枯れ
大峰山脈
 八剣山(1915、百名山)
 大峰山脈の最高峰で、八経ヶ岳とも呼ばれる。行者環トンネルからの登山ルートは、3時間半の行程である。
2003.11 大台ケ原より
中央やや左に八剣山、左端は釈迦ヶ岳、右には行者還岳、国見岳、大普賢岳
2003.11 大台ケ原ドライブウェイより
左から行者還岳、国見岳、大普賢岳、山上ヶ岳
熊野
 大雲取・小雲取
 左端が小雲取山で、その奥に大雲取の山々が見えている。手前の窪地のような所が熊野本宮。本宮から大雲取、小雲取を越えて那智まで道は続いているが、見るからに大変そうである。
2003.5 伏拝王子より
 笠塔峰
 名も無い山であるが、本宮へ向かう最後の峠からよく見えていた。
2003.5 三越峠より

紀伊山地