オリノコ川本流はアマゾンの密林を水源として、ほとんど標高差の無いゆったりした大河であるが、対照的にチュルン川などの支流はギアナ高地に数多くの滝や急流を作り出している。とくにテーブルマウンテンは緑が少ないため、雨の後は滝がいくつも表れて景色が一変するところである。 |
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オリノコ川 | |
アンヘルの滝(エンジェルフォール) | |
落差979mの世界最長の滝で、滝の水は落ちる途中で霧となるため滝つぼが無い。麓の街からボートで5時間、さらに山の中を1時間半歩いてようやく滝の下までたどりついた。雨季は滝が雲に隠れ、乾季は川を遡ることができないので、滝全体を陸と空から見られたのはとても幸運である。水量は少ない方のようであるが、滝の表情が刻一刻と変わり、いくら見ていても飽きない。ちなみにアンヘル(英名エンジェル)は発見者の名である。 <カナイマ5:00-(ボート)-5:20マユパ6:10-オルキデア-10:20ラトンシート10:45-(徒歩)-12:10展望台12:40-ラトンシート14:50-(ボート)-18:00サポの滝 |
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2005.10 飛行機より | 2005.10 チュルン川上流より |
ゴーロンドリーナの滝たち | |
カラオ川がカナイマ・ラグーンに流れ落ちるところに、左からアチャ、ワライマ、ゴーロンドリーナ、ワカイマの4つの滝がある。最後に行ったところなので、さすがに多くの滝を見て少し見飽きていたが、それでも滝本体より高い水しぶきを上げている様は迫力があった。 | |
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2005.10 飛行機より | 2005.10 ワライマの滝 |
カマの滝 | ハスペの谷 |
ギアナ高地で最初に訪れた滝。これ以上近づけないのが残念であった。 | 碧玉という紅い1枚岩の上を川が流れている。ブルーモルフォ蝶も飛んで美しかった。 |
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2005.9 | 2005.9 |
カルアイの滝 | チナクの滝 |
カバナヤンのロッジからボートで3時間ほど下った。ところどころボートが立ち往生するほど水量が少なくなっていたが、滝の水量はなかなかである。滝つぼで泳ぐことができた。 | カバナヤンに向かう途中、15分ほどであるがボートに乗って行ったところ。水量はかなり多かった。 |
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2005.9 | 2005.9 |
タワナレンパの滝 | オリノコデルタ |
アウヤンテプイの南側にあるカバック村から20分ほどのハイキングで到着する。規模は小さいが、他の滝とは少し雰囲気が違っていた。 | オリノコ川の河口近くは、広大なデルタ地帯となっている。潮の満ち引きによって水草が行ったりきたりしていた。 |
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2005.9 | 2005.9 |
☆世界遺産「カナイマ国立公園」 1994年登録 |
オリノコ川