1997年に登場した新幹線車両で、500系より遅い最高速度285km/hとし、居住性や走行の安定性、を重視している。JR東海とJR西日本の共同開発で、JR東海は0番台と試作車9000番台、JR西日本は3000番台と「ひかりレールスター」向けの7000番台を所有している。車体はアルミニウム合金製で、全長は先頭車27,350mm、中間車25,000mm。先頭形状はエアロストリーム型と呼ばれる。台車は、JR東海のものはウイングばね式、JR西日本のものは軸梁式で、少し異なる。主電動機の出力は275kW。駆動はWN、制御はIGBT素子のVVVFインバータ、制動は電気指令式(回生併用)である。7000番台は6M2Tの8両編成、その他は12M4Tの16両編成である。
 0・9000番台  
 すべて16両編成で、「のぞみ」「ひかり」「こだま」いずれにも使用されている。2012年3月に「のぞみ」の運用を終了した。その後、東海道新幹線内はN700系で統一するという方針のもとで700系の置き換えが進み、2020年3月にJR東海の700系は消滅している。

  1999.3.13 営業運転開始
  2012.3.17 「のぞみ」定期運用終了
  2019.12.1 定期運用終了
  2020.3.1  最後の営業運転
 
2016.10 東京駅
 番台 Tc
723
Tc
724
M
725
M
726
M
727
Ms
717
Ts
718
Ts
719
 前歴  登場  消滅
9000番台 1 1 1 1 1 1 1 1 新製 1997.9 2013.1
9200番台 1
9300番台 1
9400番台 1
9500番台 1 1 1
9600番台 1
9700番台 1
  0番台 59 59 59 59 59 59 59 59 1999.2-04.12 2020.3
200番台 59
300番台 59
400番台 59
500番台 59 59 59
600番台 59
700番台 59
 3000番台  
 16両編成で、「のぞみ」「ひかり」「こだま」いずれにも使用されている。東海道新幹線内はN700系に統一するという方針のもと、2020年3月に定期運用終了。その後も2編成が波動用として残っていたが、2020年8月が最後の営業運転となっている。さよなら運転等は行われなかった。

  2011.3.12 「のぞみ」定期運用終了
  2020.3.13 定期運用終了
  2020.8.9  最後の営業運転
 
 2016.6 三島駅
 番台 Tc
723
Tc
724
M
725
M
726
M
727
Ms
717
Ts
718
Ts
719
 前歴  登場  消滅
3000番台 15 15 15 15 15 15 15 15 新製 2001.6-06.1 2021.2
3200番台 15
3300番台 15
3400番台 15
3500番台 15 15 15
3600番台 15
3700番台 15
 7000番台  
 当初から山陽新幹線「ひかりレールスター」向けの8両編成として製造されたもの。2011年に「ひかりレールスター」の運用は大幅に縮小し、「こだま」を中心とした運用となっている。

  2000.3.11 「ひかりレールスター」にて営業運転開始
  2011.3.12 「ひかりレールスター」運用大幅縮小
2019.1 新倉敷駅
 番台 Tc
723
Tc
724
M
725
M
726
M
727
 前歴  登場  消滅
7000番台 16 16 16 新製 1999.12-06.3
7100番台 16
7500番台 16 16
7600番台 16
7700番台 16
車両配置表

1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020 2022
東京・大阪 16 176 592 960 960 960 816 512 224
博多 72 168 328 368 368 496 496 320 160 128
700系