キハ33形
 1988年に、50系客車を改造して気動車とした形式。僅か2両のみの製造である。機関は新潟鉄工所のDMF13HS(出力250ps)。台車は廃車発生品のDT22とTR51。制動はCLである。
 当初は米子地区、2004年頃から鳥取地区で使用され、2010年に廃車となっている。登場時は写真の通りアイボリーと青帯だったが、後に様々なラッピングが施され、最後は首都圏色であった。1両が、津山まなびの鉄道館で保存されている。 

  境港線ラッピング(1993〜2000年頃) タイ、水鳥の2種
  鬼太郎ラッピング(2000〜04年頃)
  朱色(2004年〜)
 
1990.3 境港駅? 鬼太郎ラッピング車
2016.11 キハ33-1001:津山まなびの鉄道館 
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
キハ33 1001-1002 2 オハ50 1988.7-8 2010.3
 キサハ34形
 氷見線の気動車増結用として、12系客車を改造した異色の車両。1992年に登場し、キハ58系に挟まれて運用された。僅か4年で廃車となっている。 
 形式 番台 両数  前歴  登場  消滅  備考
キサハ34 0番台 2 オハ12 1992.2-92.3 1996.3
500番台 2 スハフ12 1992.2-92.3 1996.3
車両配置表

1990 1992 1995 1998 2000 2002 2005 2008
後藤 2 2 2 2 2 2
鳥取 2 2
高岡 4 4

キハ33形