島原鉄道のうち島原以南は、口之津鉄道が建設した区間である。雲仙の噴火によって何度も被害を受け、1997年に水無川周辺を高架化することによりようやく完全復旧した。しかし島原以南の利用者は少なく、結局復活から10年強で廃止することになってしまった。

  1922.4.22 口之津鉄道島原湊〜堂崎間開業1
  1926..7.2  堂崎〜南有馬(のちの原城)間開業
  1928.3.2  南有馬〜加津佐間開業
  1943.7.1  合併により島原鉄道となる
  1991.6.3  雲仙普賢岳噴火により運休(以降、運休と復旧を繰り返し97.4.1再開)
  2008.4.1  島原外港〜加津佐間廃止
営業中
 島原外港-加津佐35.3km
 乗車したのは復活から僅か1ヶ月後である。水無川を越える区間はそこだけ新しい路線になっており、一面に飲み込まれたような風景には言葉を失った。  
1997.5 加津佐駅
 2008年に廃止が決定したと聞いて、最後の姿を見に行った。思ったよりファンは少なく、のどかな雰囲気を楽しむことができた。
2008.3 北有馬付近@ 2008.3 有馬吉川-東大屋間A
2008.3 口之津-加津佐間B 2008.3 加津佐駅C
 

島原鉄道(一部)