真臘は、クメール人による最初の国である。当初はベトナムにあった扶南国の属国だったが、610年に独立、逆に扶南国を占領していった。しかし8世紀には弱体化し、ジャワ王国に侵略されて消滅している。

 ・550年頃 扶南区の属国として成立
 ・610年 独立
 ・628年 扶南国を占領
 ・713年 陸真臘と水真臘に分裂
 ・774年頃 ジャワ王国の侵略が始まる
 ・802年 クメール王国成立
 
コンポントム
 サンボール・プレイクック(世界遺産)
 独立間もない613年にイシャーナヴァルマン1世が建設した真臘の都。2010年の訪問時、すでに世界遺産候補と言われていたが、2017年にようやく世界遺産に登録された。
 ロリュオスの観光後、2時間半移動してようやく到着。事前情報がまったく無かったのでどんな所かわからなかったが、小さな祠が広い範囲に点在していた。調査が進んでいないのか、1つ1つの遺跡の説明は何もない。レンガの赤い色と美しいレリーフが印象に残った。
2010.1 グループS 2010.1
2010.1 グループC 2010.1
 
2010.1 グループN  2010.1
 ☆世界遺産「古代イーシャナプラの考古遺跡、サンボ−ル・プレイクック寺院地帯」 2017年登録

真臘