伊勢国は現在の三重県の北部から中部にかけてで、桑名、員弁、朝明、三重、鈴鹿、河曲、奄芸、安濃、一志、飯高、飯野、多気、度会の13郡。室町時代は仁木氏、土岐氏、一色氏、北畠氏など守護がめまぐるしく変わる。江戸時代は藤堂氏の津藩32万3千石をはじめ、桑名藩11万3千石、亀山藩6万石、久居藩5万3千石などがおかれている。 
特別史跡
 本居宜長旧宅・同宅跡 
史跡
 松阪城(日本百名城)  
 松阪は蒲生氏郷が城を築いたが、2年後には会津に移封されたため城下町としての歴史は2年だけである。しかし城の南に残る御城番屋敷は独特の風景をつくりだしていた。
2005.1 松阪城跡 2005.1 松阪城跡 
2005.1 旧松坂御城番屋敷東棟(重文)、西棟(重文)
重要伝統的建造物群保存地区
 関宿 
 
2005.1 2005.1
その他
 伊勢神宮
 伊勢神宮は垂仁天皇の皇女が天照大神を鎮座したことにはじまるとされる。古代は皇室の氏神であり、一時期は衰退するものの明治時代に国家神道の頂点の神社として位置づけられた。伊勢神宮には内宮と外宮があるが、本殿はどちらも撮影禁止だった。初詣時期だったのでどこも人ごみで、内宮に渡る橋もあまり見られず、かなり心残りである。
 なお、伊勢神宮の門前町が、おかげ横丁と名づけられて整備されているが、人が多くテーマパークのようで昔の雰囲気は感じられなかった。
2005.1 伊勢神宮 2005.1 おかげ横丁

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