現在の栃木県ほぼ全域で、古代に毛野国から上野国を分離し、那須国を合併して誕生したといわれる。足利、梁田、安蘇、都賀、寒川、河内、芳賀、塩谷、那須の9郡。室町幕府を開いた足利氏の出身地であるが、守護は小山氏、宇都宮氏などがなっている。江戸時代は戸田氏などの宇都宮藩をはじめ、烏山、壬生などの藩がおかれた。 |
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特別史跡 | |
日光杉並木街道附並木寄進碑 | |
大谷磨崖仏 | |
史跡 | |
足利氏館(鑁阿寺)(日本百名城) | |
足利は室町以前の足利氏の本拠地であり、鑁阿寺は足利氏の氏寺である。本堂は、訪問時は重要文化財だったが、2013年に国宝となった。 |
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2004.2 鑁阿寺本堂(国宝) | |
足利学校 | |
平安または鎌倉時代に創設されたと言われる教育機関。室町時代に上杉憲実が再興し、「板東のアカデミー」として海外にも知られた。明治時代に廃校となり、建物のほとんどは失ったが、1990年に方丈などの復元が行われてる。 |
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2017.1 方丈等(復元) | |
重要伝統的建造物群保存地区 | |
栃木市嘉右衛門町 | |
江戸時代から利根川水系の巴波川を利用した水運で栄えた街。現在も多くの蔵が残っており、関東では川越や佐原とともに蔵の街として観光化されているだけあって、川沿いは絵になる風景であった。なお、重伝建の嘉右衛門町は、観光エリアの中でも北寄りの一部だけなので、下の写真は重伝建エリアでは無い。 | |
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2005.1 | 2005.1 |
その他 | |
黒羽城 | |
戦国時代に大関氏の本拠地となり、そのまま江戸時代も黒羽藩として続いた。城跡はよく残っていると聞いてはいたが、案内板が少ないのでどこがオリジナルの地形なのかよくわからない。城下町は雰囲気のいい街並みが残っていた。 | |
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2007.12 黒羽城跡 |
史跡・名勝・重伝建 -下野国