スカンジナビア半島は、ゲルマン系の小王国の乱立を経て、ノルウェー、スウェーデン、デンマークの三国にまとまっていく。14世紀末にはデンマークの支配下に入るが、16世紀に独立を回復すると、ロシアとバルト海の覇権を争うほどの大帝国を築き上げる。しかし18世紀始めの大北方戦争でロシアに敗れて衰退していった。 1397年 カルマル同盟成立、実質的にデンマーク王による同君連合 1523年 スウェーデン独立 1611〜32年 グスタフ2世アドルフの時代、スウェーデン最盛期 1700〜21年 大北方戦争、バルト海の覇権を失う 1809年 フィンランドをロシアに割譲 1814年 デンマークよりノルウェ−割譲 1905年 ノルウェー独立 |
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ストックホルム県 | |
ストックホルム | |
ストックホルムは、1523年のストックホルム独立の時からの都である。観光は街はずれのスカンセンからスタートした。ここはスウェーデン各地の農家や教会などを集めた野外博物館であるが、説明がわからないのであまり楽しめなかった。 市街地に戻ると王宮が見えてくる。1697年から1760年にかけて建てられたもので、地下の宝物の間は見応えがあった。 |
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1992.8 スカンセン | 1992.8 王宮 |
王宮のすぐそばにあるリッダホルム教会は、13世紀まで遡るといわれ、歴代の王の墓がある。外観もなかなか素晴らしい。また、ここからはノーベル賞の晩餐会が開かれることで有名な市庁舎がよく見えた。 | |
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1992.8 リッダホルム教会 | 1992.8 市庁舎 |
ストックホルムは仕事でもう一度訪れる機会があった。自由時間がないので観光はできなかったが、ノーベル賞の晩餐会で有名な市庁舎で食事をすることができた。 | |
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1997.10 | |
ドロットニングホルム宮殿(世界遺産) | |
1570年頃夏の宮殿として建てられ、その後の増改築によって北欧のヴェルサイユ宮殿と呼ばれるほど豪華なものになった。市庁舎の前から船に乗っていくと、少しずつ宮殿が近づいてきて雰囲気がいい。宮殿も大きいが、庭園の大きさに圧倒された。 | |
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1992.8 ドロットニングホルム宮殿 | |
☆世界遺産「ドロットニングホルムの王領地」 1991年登録 |
スウェーデン王国