北陸本線の特急「雷鳥」向けの新型特急電車として登場した車両。「サンダーバード」という愛称で活躍している。車体は鋼製で、全長は先頭車21,410mm、中間車21,100mm。座席は回転リクライニングシート。台車はボルスタレス、軸梁式のWDT300とWTR300。主電動機はWMT103(1時間定格出力220kW)。駆動はWN、制御はサイリスタ位相、制動は電気指令式(回生併用)で抑速ブレーキ・耐雪ブレーキ付きである。北越急行線内では、在来線初の160km/h運転が実施されている。
2022.4 森田〜福井間
新製車
 1000番台 
 量産先行車で、681系唯一の9両(3M6T)貫通編成。量産化改造後も9両貫通だったが、2001年に6+3両へと改造された。2011年に京都へ転出している。

  199212.26 臨時「雷鳥」にて営業運転開始
  1995.3-4 量産化改造
  2001.9   6+3両編成に改造
  2011.3   京都総合車両所へ転属
 0番台 
 681系の量産車で、まず「サンダーバード」向けの6両編成(2M4T)6本と3両編成(1M2T)7本が登場。1997年に、「はくたか」向け6両編成・3両編成各2本が増備された。2009年から、「サンダーバード」運用車は順次京都へ転出。2015年の北陸新幹線開業後は、「はくたか」編成が「しらさぎ」に転用されている。

  1995.4.20 特急「スーパー雷鳥」にて営業運転開始
  1997.3.22 特急「サンダーバード」と改称、特急「はくたか」運用開始
  2002.3.22 「はくたか」を681系に統一
  2009-   「サンダーバード」運用車が京都総合車両所へ転属
  2015.3.14 北陸新幹線開業により「はくたか」廃止、「しらさぎ」運用開始
  2018.7   サンダーバード向け車両のリフレッシュ工事始まる
 
2020.3 サンダーバード:山科駅 1995.10 貫通先頭車:立山駅付近 
2017.11 しらさぎ色:森田駅 2021.11 しらさぎ色:鯖江-武生間 
 
 2020.8 リフレッシュ車:大阪駅
 2000番台 
 北越急行が所有していた車両で、北陸新幹線開業に伴い特急「はくたか」が廃止されたため、JR西日本が譲り受けた。6両編成・3両編成各2本で、0番台とともに特急「しらさぎ」にて運用されている。

  2015.3.14 北越急行より譲受
2021.6 2000番台:米原駅
 番台 Mc
681
M
681
Tc
680
Tc
681
Tsc
681
T
680
T
681
 前歴  登場  消滅  備考
1000番台 3 1 1 3 1 新製 1992.7 2011.3 →京都
0番台 8 17 9 9 8 16 8 1995.2-97.3
2000番台 2 4 2 2 2 4 2 北越急行 2015.3    
車両配置表

1995 1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020 2022
金沢 60 84 84 84 84 84 63 48 90 90 87 87
京都 21 36 12 9 7 7

681系