東武鉄道は創業から一度も社名を変えておらず、歴史も大手私鉄の中では南海に次いで古い。路線延長も近鉄に次いで2位である。SLが長い間活躍したことも特徴で、矢板線は廃止までSLが使用されていた。
   
2021.3 南桜井〜川間間
戦前
 蒸気機関車
 東武鉄道で使用されたSLは70両以上。保存車も比較的多い。東武博物館で保存されているB1形は国鉄5500形と同型、萩中公園のB3形は国鉄5600形と同型のオリジナル機である。
    
2015.11 B1形5号:東武博物館 2016.5 B3形34号:萩中公園
    
2018.6 B4形39号:貨物鉄道博物館 2016.3 B4形40号: 宮代町役場
 電車
 浅草-西新井間電化時に導入されたデハ1形は、木造ダブルルーフ。1両が入換用として1980年代まで残っていた。クハ1形以降は鋼製となっている。
   
2015.11 デハ1形5:東武博物館
形式 改番後 両数  登場  消滅  備考
デハ1形 モハ1100-1101
クハ210-212
8 1924.8 1981.4
クハ1形
デハ2形
モハ1110
モハ1400-1406
8 1925.11 1966
デハ3形
クハ2形
モハ2200-2204
クハ230-231
(クハ220-226)
14 1927 1969
デハ4形
クハ3形
クハユ1形
クハニ1形
モハ3200-3206
モハニ3270-3282
クハユ290-299
27 1927 1970.6
デハ5-7形
クハニ2形
クハユ2-3形
モハ3210-3247
モハ3250-3254
クハニ270-289
モハ5400-5401
モハユ3290
モハニ5470-5474
84 1928-29 1973.10
デニ1形 モニ1170 1 1933 1971
 電気機関車
 戦前に東武鉄道が導入したELは、ED101の1両のみ。貨物用ではなく、団体旅客列車などを牽引したと言われる。1972年に近江鉄道へ譲渡され、今は東武博物館で保存されている。
   
2015.11 ED101:東武博物館
 旧番号 改番後 両数  登場  消滅  備考
ED101 ED4001 1 1930.2 1972.6
戦後の旧型車
 終戦直後の電車
 終戦前後に導入された車両は、木造車の鋼体化車、国鉄戦災国電等の復旧車、運輸省規格型の新造車、63系割当車に大別される。7300系は東武最初の20m級車体で、1959年以降に7800系と同じ車体を新製して63系とは全く違うスタイルになった。
  
7300系
 種類 番号 両数  登場  消滅  備考
第1次鋼体化 クハ241-248、541-544 13 1941-43 1972.7
第2次鋼体化 クハ340-345、500-523、
 550-569
50 1950-52 1975.3
戦災復旧車 モハ5460-5461
クハ350-351、360-363、
 420-421、450-458
19 1949-51 1984.3
運輸省規格型 モハ5300-5307
クハ330-333、430-437、
 550-555
26 1947-52 1975.3
63系割当車 モハ7300-7326
クハ300-326
54 1946-50 1984.9 14両は名鉄より
 7800系
 東武オリジナルの20m級新造車で、マイナーチェンジを繰り返しながら164両が製造された。2両を除いて、5000系に更新されている。
  
7800系
 形式 番号 両数  登場  消滅  備考
モハ7800形
クハ800形
7800-7818
800-818
38 1953.4-54.4 1982.3
モハ7820形
クハ820形
7821-7851
821-851
62 1957.4-60.1 1985.3
モハ7860形
クハ860形
7861-7868
861-868
16 1958.10-58.12 1984.3
モハ7870形
クハ870形
7870-7889
870-889
40 1960.9-61.3 1986.3
モハ7890形
クハ890形
7891-7894
891-894
8 1957.1 1982.12
 ED4010-20、ED5000-80形
 戦後になって貨物輸送が電化され、多くの電気機関車が導入された。ED4010・4020形は凸型、ED5000形以降は箱型である。2003年の貨物輸送廃止により、すべて消滅した。
  
2019.8 ED4011:日光市内
    
2015.11 ED5015:東武博物館 2016.3 ED5020:長戸路児童公園
  
2018.6 もとED5081:三岐鉄道譲渡後
 形式 番号 両数  登場  消滅  備考
ED4010形 4011-4012 2 1946.4 1982.11 日本窒素より
ED4020形 4021-4022 2 1948.7 1984.3
ED5000形 5001-5003 3 1950.6-51.5 1984.3
ED5010形 5011-5024 14 1957.7-62.5 1987.4
ED5050形 5051-5052 2 1957.9 1978.11
ED5060形 5061-5073 13 1960.7-66.9 2003.10
ED5080形 5081-5083 3 1970.1 2003.10
 キハ2000形
 東武熊谷線向けの新造ディーゼルカー。湘南型両運のスタイルで、熊谷線廃止まで活躍した。1両が妻沼町内で保存されている。
  
2014.1 旧妻沼町立展示館
 形式 番号 両数  登場  消滅  備考
キハ2000形 2001-2003 3 1954 1983.5
新性能車
 2000系
 日比谷線乗入のために開発されたもので、東武の通勤車では初のカルダン駆動車。車体は全金の18m級3扉で、両開き扉も初採用。駆動は中空軸平行カルダン、制御は電動カム軸式(MMC)、制動は電磁直通(HSC-D)である。10年以上にわたって増備され、8両編成20本となる。このうち12両は野田線向けに改造されて2080系となったが、2000系より先に姿を消している。

 1961.7.13 営業運転開始
 1962.5.31 日比谷線乗入れ開始
 1974-   セイジクリーム塗装に変更
 1993.8.1  最後の営業運転
   
2000系
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>2101-、2401
<M>2201-、2301-
2101-2120F 160 1961.7-70.9 1993.8
<M>2251-、2351- 1964
<M>2551-、2651- 1971
<Mc>2181-、2681-
<M>2281-、2581-
<T>2381-、2481-
2181-2182F 12 1988.5-89.11 1992.11 2000系改造
 8000系、800・850型
 20年にわたって700両以上が製造された、東武の標準通勤車。車体は全金の20m級4扉。東武で初めて制御がバーニア(VMC)となり、駆動は中空軸平行カルダン、制動は:電磁直通(HSC)である。初期車は非冷房だったが、1972年に新製冷房車が登場し、初期車も冷房化改造が行われた。1986年からの更新修繕で、ライトが角形になるなど前面デザインが大きく変わった。8111編成のみ、原形のまま動態保存されている。また、800・850型はワンマン化とともに3両編成化されたもので、太田以北のローカル区間で運用されている。

 1963   登場
 1973-84 冷房化改造
 1974.5- セイジクリーム塗装に変更
 1977.8  野田線運用開始
 1985-  ブルー帯の新塗装に変更
 1986-  車体修繕
 2006.3.18 800・850型の運用開始
 2009   伊勢崎線浅草口の定期運用終了
 2015.1  東上線池袋口の定期運用終了
    
2018.8 原型セイジクリーム:牛田駅 2023.11 原型ツートン:豊四季〜柏間 
    
 2016.12 更新車:大袋駅 2023.4 更新車:大宮公園〜北大宮間
    
2016.2 更新車ブルーバード塗装:小川町駅 2020.2 更新車ツートン:坂戸駅
 2017.1 800型:足利市駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>8101-、8401-
<M>8201-、8301-、8801-
<T>8701-、8901-
8101-81120F 712 1963.11-83.3
<Mc>8501-
<Tc>8601-
8501-8580F
<Tc>801-<-1、3>
<Mc>801-<-2>
801-805F 15 2005.1-06.1 8000系改造
<Tc>851-<-1、3>
<Mc>851-<-2>
851-855F 15
 6000系
 観光列車向けに開発された、2扉クロスシート車で、2両編成22本。車体は全金の20m級で、前面は8000系に似たデザイン。駆動は中空軸平行カルダン、制御は電動カム軸式(MMC)、制動は電磁直通(HSC-D)である。冷房化はされず、全車6050系に更新されている。

 1964.3.23 営業運転開始
 1986.9.21 最後の営業運転
6000系
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>6101-
<Tc>6201-
6101-6122F 44 1964.3-66.7 1986.10
 6050系・634型
 野岩鉄道の開業に合わせて導入された、快速向けのセミクロスシート車。6173-6179Fの14両は新造車、6151-6172Fの44両は6000系を更新したものではあるが、台車や一部の機器を流用しただけで新造に近い。また、同型車が野岩鉄道と会津鉄道にも導入されており、そのうち4両は製造当初東武鉄道に在籍した。車体は全金の20m級2扉。駆動は中空軸平行カルダン、制御は電動カム軸式(MMC)、制動は電磁直通(HSC-D)である。500系「リバティ」の登場により、2017年から運用範囲が大幅に縮小している。また、2012年には2編成が観光特急「スカイツリートレイン」向けの634型に改造されている。

 1985.11.15 営業運転開始
 2012.11.29 634型「スカイツリートレイン」運用開始
 2017.4.16  「スカイツリートレイン」運用終了
 2017.4.21  南栗橋以南の定期運用終了
 2022.3.11  鬼怒川温泉以南の定期運用終了
2016.12 6050系:大袋駅 2021.12 合戦場駅
2019.8 634形:明神〜下今市間
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>6151-
<Tc>6251-
6151-6179F 58 1985.10-88.7
<Mc>634-11,21
<Tc>634-12,22
634-11・21F 4 2012.10 6177-78F改造
車体更新車
 3000系列
 8000系に似た18m級3扉の車体を新造して、旧型車を更新した吊り掛け駆動車。3000系は3200形など、3050系は5200形など、3070系は5310形などの更新車である。最後まで冷房化されなかった。合わせて32両が上毛電鉄に譲渡されている。
    
1998.10 もと3050系:上毛電鉄譲渡後 2019.3 モハ3505:前橋市清華幼稚園 
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>3101-、3501-
<Tc>3401-、3601-
<M>3301-
<T>3201-
3101-3130F
3501-3507F
134 1965.1-71.7 1992.3
<Mc>3151-、3551-
<Tc>3451-、3651-
<M>3351-
<T>3251-
3151-3160F
3551-3564F
68 1971.1-73.12 1996.3
<Mc>3171-、3571-
<Tc>3471-、3671-
<M>3371-
<T>3271-
3171-3176F
3571-3575F
34 1974.1-75.5 1996.3
<譲渡>
 上毛電気鉄道(1989.8-2000.12、32両)
 5000系
 3000系と同様の更新車だが、車体は全金の20m級4扉なので、8000系とほぼ同じ。7800系の更新で、新製冷房車は5050系、6両固定編成は5070系と区分された。東武最後の吊掛け駆動車だった。2006年12月にさよなら運転を行って消滅している。
     
2005.1 5050系:葛生駅 2019.3 クハ5173: 高崎市万寿池
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>5101-、5501-
<Tc>5401-、5601-
<M>5301-
<T>5201-
5101-5102F
5501-5502F
12 1979.6-79.8 2003.10
<Tc>5151-、5451-、5651-
<Mc>5551-

<M>5251-、5351-
5151-5162F
5551-5562F
72 1981.4-84.3 2007.2
<Tc>5171-、5671-
<M>5271-、5371-、5571-

<T>5471-
5171-5183F 78 1984.6-86.3 2004.10
チョッパ制御車
 9000系(9000・9050型)
 有楽町線への乗り入れのために開発されたもので、10両固定編成10本。車体は東武初のステンレス製、20m級4扉。制御も東武初の電機子チョッパ。駆動は中空軸平行カルダン、制動は電気指令式(HRD-2R)である。また、新線池袋開業時に増備された9050型では、制御がVVVFインバータ(GTO素子)となり、駆動もTDカルダンが採用された。9108Fと9050型は側面がビードプレス加工になっている。副都心乗入れ対応改造の際に、前照灯のHID化やスカートの設置、室内リニューアルなどが行われている。

 1981.12.28 営業運転開始
 1987.8.25 有楽町線乗入れ開始
 2006-08 副都心線乗入れ対応改造
 2008.6.14 副都心線乗入れ開始
 2013.3.16 東急東横線乗入れ開始
 
2016.2 9000型試作車:寄居駅  2016.2 9000型量産車:川越市駅
   
2019.2 9050型:自由が丘駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>9101-、9001-
<M>9201-、9301-、9501-
 、9601-、9801-、9901-
<T>9401-、9701-
9101F 80 1981.11 試作車
9102-9107F 1987.5-87.8
9108F 1991.9
<Tc>9151-、9051-
<M>9251-、9351-、9551-
 、9651-、9851-、9951-
<T>9451-、9751-
9151-9152F 20 1994.8-94.10
 10000系(10000・10030・10080型)
 8000系の後継となる地上線向けの通勤車。車体はステンレス製の20m級4扉で、10000型は9000系に似たライト形状だったが、10030型では8000系更新車のような角形ライトとなり、デザインが大きく変わった。また、10000・10030型は中空軸平行カルダン駆動、界磁チョッパ制御だが、10080型ではTDカルダン駆動、VVVFインバータ制御となっている。番号が5桁になり、11201は2両編成の1号車、12201は2両編成の2号車、11601は6両編成の1号車というように、番号を見ただけで編成両数と何両目かがわかるようになった。

 1983.12.22 営業運転開始
 2013.4.20 野田線運用開始
    
2017.5 10000型:谷塚駅 2019.3 10080型:東向島駅
    
2018.4 10030型:鐘ヶ淵駅 2017.3 10030型野田線仕様:春日部駅 
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>11001-、10001-
<M>12001-、13001-、15001-
 、16001-、18001-、19001-
<T>14001-、17001-
11003-006F 118 1983.10-89.10
<Mc>11201-
<Tc>12201-
11201-204F
<Tc>11601-、16601-
<M>12601-、13601-、15601-
<T>14601-
11601-609F
<Tc>11801-、18801-
<M>12801-、13801-、16801-
  、17801-
<T>14801-、15801-
11801-802F
<Tc>11031-、10031-
<M>12031-、13031-、15031-
 、16031-、18031-、19031-
<T>14031-、17031-
11031-032F 364 1988.2-96.4
<Tc>11431-、14431-
<M>12431-、13431-
11431-461F
<Tc>11631-、16631-
<M>12631-、13631-、15631-
<T>14631-
11631-668F
<Tc>11481-、14481-
<M>12481-、13481-
11480F 4 1988.3
 20000系(20000・20050・20070型)
 日比谷線直通向けの2000系を置き換えるために登場したもので、8両編成24本。車体はステンレス製の18m級3扉で、20050型の前後各2両は5扉が採用された。20000型は中空軸平行カルダン駆動、電機子チョッパ制御だが、20050・20070型ではTDカルダン駆動、VVVFインバータ制御となっている。2017年から70000系への置き換えが始まるとともに、ワンマン4両編成の20400型への改造が進められている。

 1988.3.25 営業運転開始
 2020.3.27 日比谷線の定期運用終了
    
2017.5 20000型:谷塚駅 2018.3 20050型:新越谷駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>21801-、28801-
<M>22801-、23801-、24801-
 、25801-、26801-、27801-
21801-813F 104 1987.12-92.3
<Tc>21851-、28851-
<M>22851-、23851-、24851-
 、25851-、26851-、27851-
21851-858F 64 1992.11-94.7
<Tc>21871-、28871-
<M>22871-、23871-、24871-
 、25871-、26871-、27871-
21871-873F 24 1996.11-97.2 2018.10
 20000系(20400型)
 20400型は、日比谷線向け20000系をワンマン化改造したもの。改造元の形式によって、410、420、430、440の4種類に細分化できる。20000型の中間車は使われていないので、すべてVVVFインバータ制御である。また、20430型は5扉の先頭車が特徴である。
    
2019.8 20410型:おもちゃのまち駅 2021.10 20420型:板倉東洋大前〜柳生間
   
2020.12 20440型:南栗橋谷駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>21411-、24411-
<M>22411-、23411-
21411-413F 84 2018.3-22.2 先:20070型
中:20070型
<Tc>21421-、28421-
<M>22421-、23421-
21421-423F 先:20000型
中:20070型
<Tc>21431-、24431-
<M>22431-、23431-
21431-438F 先:20050型
中:20050型
<Tc>21441-、24441-
<M>22441-、23441-
21441-447F 先:20000型
中:20050型
VVVFインバータ制御車
 30000系
 半蔵門線への直通運転のために開発されたもので、6両編成・4両編成が各15本。車体はステンレス製の20m級4扉で、10000系とは異なるデザインになった。駆動はTDカルダン、制御はVVVFインバータ(IGBT素子)、制動は電気指令式(HRDA-2)である。50050系の登場後は、段階的に東上線へ転属している。

 1997.3.25 伊勢崎線にて営業運転開始
 2003.3.19 半蔵門線・田園都市線直通運転開始
 2011.6.13 東上線運用開始
 2021    伊勢崎線・半蔵門線・田園都市線運用終了
   
2016.2 新河岸駅
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>31601-、36601-
<M>32601-、33601-、35601-
<T>34601-
31601-615F 150 1996.10-03.4
<Tc>31401-、34401-
<M>32401-、33401-
31401-415F
 50000系(50000・50050・50070・50090型)
 バリアフリー・省エネルギー・メンテナンスフリー化を目指して開発された、新たな東武の標準車。地上線向け50000型、半蔵門線乗入向け50050型、副都心線乗入れ向け50070型、そしてTJライナー向け50090型に区分されている。車体はアルミニウム合金で、日立のA-train。駆動はTDカルダン、制御はVVVFインバータ(IGBT素子)で、日立のAITという車両情報制御装置が導入された。51001Fのみ前面非貫通である。

 2005.3.16 50000型が東上線にて営業運転開始
 2006.3.18 50050型の半蔵門線直通運用開始
 2007.6.18 50070型の副都心線直通運用開始
 2008.6.14 50090型のTJライナー運転開始
    
2019.1 50000型非貫通車:大山駅 2017.5 50000型:上板橋駅
    
2022.2 50050型:高津駅  2016.12 50050型ラッピング車:東向島駅 
 
2019.2 50070型:柳瀬川駅
    
2020.2 50090型:若葉駅 2017.7 50090型ブルーバード:ときわ台付近 
 
2021.10 50090型川越アートトレイン:下板橋〜大山間
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>51001-、50001-
<M>52001-、53001-、55001-
 、58001-、59001-
<T>54001-、56001-、57001-
51001-009F 90 2004.11-10.7
<Tc>51051-、50051-
<M>52051-、53051-、55051-
 、58051-、59051-
<T>54051-、56051-、57051-
51051-068F 180 2005.11-09.8
<Tc>51071-、50071-
<M>52071-、53071-、55071-
 、58071-、59071-
<T>54071-、56071-、57071-
51071-077F 70 2007.4-12.1
<Tc>51091-、50091-
<M>52091-、53091-、55091-
 、58091-、59091-
<T>54091-、56091-、57091-
51091-096F 60 2008.2-10.11
 60000系
 野田線向けに開発されたもの。50000系がベースになっているが、ブルー基調なので雰囲気が異なる。車体はアルミニウム合金で、日立のA-train。駆動はTDカルダン、制御はVVVFインバータ(IGBT素子)で、車両情報制御装置は50000系と同じATIである。

 2013.6.15 野田線にて営業運転開始
   
2021.3 南桜井〜川間間 2023.4 大宮公園〜北大宮間 
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Tc>61601-、66601-
<M>62601-、63601-、65601-

<T>64601-
61601-618F 108 2013.3-15.11
 70000系(70000・70090型)
 日比谷線直通の20000系を置き換えるために開発されたもの。それまでの18m級8両編成から、20m級7両編成に変更された。車体はアルミニウム合金で、東京メトロ13000系と似ているが、前照灯などのデザインが異なる。駆動はWN、制御はVVVFインバータ(Si-IGBT素子)である。2020年には、ロングシートとクロスシートを転換できるデュアルシートの70090型も登場している。

 2017.7.7 営業運転開始
   
2017.7 70000型:新越谷駅 2020.12 70090型:武里駅 
 形式 編成番号 両数  登場  消滅  備考
<Mc>71701-、77701-
<M>72701-、73701-、74701-
 、75701-、76701-
71701-718F 126 2017.2-20.2
<Mc>71791-、77791-
<M>72791-、73791-、74791-
 、75791-、76791-
71791-796F 42 2020.2-20.6
形式別車両数
種類 形式 1940 1954 1964 1972 1981 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
旧型車 戦前 191 207 205 46 5
5300系 19 17 12
6300・7300系 54 54 54 54
7800系 16 164 162 130 36
  3000系 158 236 236 166 56
  5000系 32 126 162 162 162 58
新性能 2000系 40 160 160 160 108
  6000系 14 44 44 44
  6050系 58 58 58 58 58 54 42
634型 4 4
8000系 60 348 628 712 712 712 712 696 528 264 174
9000系 10 70 100 100 100 100 100 100
10000系 44 198 430 486 486 486 486 486
20000系 64 168 192 192 192 192 112
30000系 60 150 150 150 150
  50000系 10 310 400 400
60000系 96 108
70000系 147
事業用 1 1 2 10 4 2 1 1 1
DC 5 5 3 3 3
SL 54 43 6
EL 4 11 37 43 35 24 13 10 4
年表
 ○東武鉄道
  1897.11.1 東武鉄道設立
  1899.8.27 北千住〜久喜間(現・伊勢崎線)開業
  1904.4.5  曳舟〜亀戸間(現・亀戸線)開業
  1910.7.13 浅草(現・東京スカイツリー)〜伊勢崎間全通
  1912.3.30 佐野鉄道を合併
  1913.3.19 桐生線:太田〜相老間開業
  1914.10.16 佐野線:館林〜葛生間全通
  1920.7.27 東上鉄道と合併
  1924.10.1 浅草〜西新井間電化
  1925.7.10 東上線:池袋〜寄居間全通
  1927.10.1 伊勢崎線全線電化完成
  1927.12.16 佐野線全線電化
  1928.3.1  桐生線全線電化
  1929.10.1 日光線:杉戸(現・東武動物公園)〜東武日光間全通
  1929.12.29 東上線全線電化完成
  1931.5.25 業平橋(現・東京スカイツリー)〜浅草雷門(現・浅草)間延伸
  1931.8.11 宇都宮線:新栃木〜東武宇都宮間24.3km開業
  1931.12.20 大師線:西新井〜大師前間1.0km開業
  1932.3.18 桐生線:相老〜新大間々(現・赤城)間延伸
  1937.1.10 上州鉄道を合併
  1939.4.13 仙石河岸線(現・小泉線):小泉町〜仙石河岸間開業
  1941.6.1  小泉線:太田〜小泉町間開業
  1943.5.1  下野電気鉄道を合併
  1943.7.1  越生鉄道を合併
  1943.10.19 小泉線全線電化完成
  1943.12.5 熊谷線:熊谷〜妻沼間10.1km開業
  1944.3.1  総武鉄道を合併
  1947.3.1  野田線全線電化完成
  1950.7.24 越生線全線電化
  1959.7.1  矢板線廃止
  1976.10.1 仙石河岸線:西小泉〜仙石河岸間廃止
  1983.6.1  熊谷線廃止

 ○安蘇馬車鉄道
  1889.6.23 葛生〜吉水間の馬車鉄道開業
  1893.4.13 佐野鉄道と改称
  1894.3.20 葛生〜越名間の鉄道開業
  1912.3.30 東武鉄道に合併

 ○中原鉄道
  1917.3.12 館林〜小泉町間開業
  1922.3.4 上州鉄道と改称
  1937.1.10 東武鉄道に合併

 ○下野軌道
  1917.1.2 大谷向今市〜中岩間開業
  1919.12.28 新今市(現:JR今市)〜藤原(現・新藤原)間全通
  1921.6.6 下野電気鉄道と改称
  1922.3.19 全線電化
  1924.3.1 矢板線:高徳〜天頂間開業
  1929.10.22 起点を新今市から下今市に変更
        矢板線:新高徳〜矢板間全通
  1930.5.9  1067mmに改軌完成
  1943.5.1  東武鉄道に合併

 ○東上鉄道
  1914.5.1 池袋〜川越町〜田面沢間開業
  1916.10.27 川越町〜坂戸町間延伸
  1920.7.27 東武鉄道に合併

 ○越生鉄道
  1932.2.17 坂戸町〜高麗川間開業
  1934.12.16 坂戸町〜越生間全通
  1943.7.1 東武鉄道に合併

 ○千葉県→(1923.8.1)北総鉄道→(1929.11.22)総武鉄道→(1944.3.1)東武鉄道
  1911.5.9 柏〜野田町間開業
  1923.8.1 北総鉄道に譲渡
  1923.12.27 船橋〜柏間開業
  1929.11.17 粕壁(現・春日部)〜大宮間電化開業
  1929.11.22 総武鉄道と改称
  1930.10.1 船橋〜大宮間全通
  1944.3.1 東武鉄道に合併

東武鉄道・一般車