2004年3月の九州新幹線部分開業のために登場した、JR九州初の新幹線車両。デザインは水戸岡氏が担当している。車体はアルミニウム合金製で、全長は先頭車27,350mm、中間車25,000mm。700系の設計がベースになっているが、先頭形状は700系よりシンプルなものになった。台車はボルスタレス、軸梁式のWDT205K。主電動機はMT500K(1時間定格出力275kW)。駆動はWN、制御はIGBT素子のVVVFインバータ、制動は電気指令式(回生併用)である。全車電動車の6両編成で、不グリーン車は設定されていない。
 0番台  
 九州新幹線部分開業時に5編成導入し、翌年1編成増備した。九州新幹線全線開業後も、山陽新幹線への乗り入れは行っていない。2016年4月の熊本地震により、第5編成が脱線し、そのまま廃車となっている。
 
2020.7 0番台:新鳥栖駅 
 1000・2000番台  
 九州新幹線全線開業に向けた増備車で、前照灯の形状や室内の仕様などが変更された。新800系と呼ばれることもある。1000番台は軌道の検測、2000番台は電力・信号・通信の検測が可能となっている。
 
2020.1 1000番台:久留米駅  2017.8 2000番台:博多駅
 番台 Mc
821
Mc
822
M
826
Mc
827
 前歴  登場  消滅  備考
  0番台 6 6 6 新製 2003.8-05.7
100番台 6 6 6
1000番台 2 2 2 2009.8-10.11
1100番台 2 2 2
2000番台 1 1 1 2010.3
2100番台 1 1 1
車両配置表
 
2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020 2022
熊本 30 36 42 54 54 48 48 48
800系