横須賀線・総武快速線の113系を置換える目的で開発された車両。車体はステンレス製で、首都圏の近郊型電車では初めて4扉が採用された。台車は209系と同じボルスタレスのDT61とTR246。主電動機はMT68(1時間定格出力95kW)。駆動はTDカルダン、制御はGTO素子のVVVFインバータ、制動は電気指令式(回生併用)で耐雪ブレーキ付きである。基本編成は4M7Tの11両編成で、うち2両は2階建てグリーン車、付属編成は2M2Tの4両編成となっている。
2022.11 五井〜姉ヶ崎間
 1994年12月に営業運転を開始し、1999年12月に横須賀線・総武快速線の113系を完全に置換えている。当初は鎌倉と幕張に別れて配置されたが、最終的には鎌倉に集約された。また、2006年には湘南新宿ラインの増発により横須賀線運用車に余剰が発生したため、30両が東海道本線に転属したが、2015年に横須賀線へ戻っている。

  1994.12.3 横須賀線にて営業運転開始
  1999.12.4 113系の置換え完了
  2006.3.18 東海道線運用開始
  2015.3   東海道線運用終了
2015.10 新川崎駅
2023.1 佐倉〜物井間 2022.9 逗子〜東逗子間
E127系 東海道線仕様
 番台 M
216
M
217
Tc
216
Tc
217
T
217
Ts
216
Ts
217
 前歴  登場  消滅  備考
0番台 34 34 34 34 34 新製 1994.8-98.10  鎌倉
1000番台 34 21
2000番台 64 64 43 30 68
0番台 17 17 17 17 17 1997.12-99.11    幕張
1000番台 17 4
2000番台 33 33 29 16 34
車両配置表

1995 1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020 2022
鎌倉 30 405 494 494 494 715 715 730 730 745 745 550
幕張 45 251 251 251
国府津 30 30 15 15

E217系