夕張山地は、富良野盆地の西側、空知支庁と上川支庁の間を南北に連なる。日高山脈と同じ造山運動によってできたと考えられている。
 
夕張山地
 夕張岳(1668、二百名山)
 夕張というと炭鉱のイメージが強いが、夕張岳は超塩基性の蛇紋岩という特殊な環境のため、高山植物の宝庫で固有の種類も多い。
 利尻に登った翌朝に千歳から車で向かったが、未舗装の林道に入ってからが長く少し不安になるような入り口だった。登山道ははじめ急な登りでつらかったが、山頂周辺にはすばらしい湿原がひろがっていた。ユウバリコザクラやユウバリソウは終わってしまっていたが、それでも花が多く楽しめるコースだった。

<登山口7:25-8:50憩沢-10:40山頂11:10-14:25登山口> 標高差1100m
2004.7 前岳湿原より 2004.7 山頂付近の湿原
 芦別岳(1726、二百名山)
 夕張岳の北側にある山。夕張岳から見ると、アルペン的な山容が目を引く。2006年、富良野に近い鹿討に泊まって朝起きると、西に芦別岳、東に十勝連峰と、山々に囲まれていた。
2004.7 夕張岳より 2006.9 鹿討より
左端が芦別岳、中央は富良野西岳と布部岳

夕張山地