キャリアな女のためのアメリカ大学院留学ガイド 21



渡航の準備 7

 

部屋探しの極意

 

大学が決まってからすることになる雑用は山ほどある。なかでも住むところを探すのは、事情が分からないだけに不安な仕事であろう。まあ、なかにはこういうのを楽しめる精神力の持ち主もいるらしいのだが・・・

 

アメリカは大学(under grad)の場合、一、二年生のうちは寮生活になる場合が多いのであまり考える必要はない。寮の費用や食費も含めて、年間の授業料は日本円で(一流どころの私学の場合)400万円くらいである。だが、大学院の場合は住むところを自分でさがさなければならない。一回下見に行って探すことができれば一番いいのだが、往復の旅費も大変である。手軽でまあまあな手は、大学に問い合わせて紹介してもらうこと。大学には留学生の世話をやく専門の職員がいる場合があるし、そうでなくても、デパートメントの秘書さんが宿探しに協力してくれることもある。まずは電話で条件などを話しあうといいだろう。

 

私は一年だけ、オン・キャンパスの院生専用の家に住んだ。(2年目は、友達になったアメリカ人と、彼女の犬と“二人+ワン”で部屋を借りることができた)。自分で部屋探しをするだけの勇気がなかったからだが、結果としてはまあまあだったと思う。私のいたところは普通の家みたいな建物の2階で、一つのフロアに4つのベッドルームがあり、四人の学生でキッチンとリビングとバスルームをシェアしていた。私のルームメイトは、アメリカ人、フランス人、台湾人、の3名ですべて女性でアメリカ人以外は留学生だった。一階は同じつくりで、男性が4名。ちなみに2階は外階段で一階とはつながっていない。こういうの(男女別)を、当然だと思う人もいるかもしれないが、アメリカの学生は平気で性別に関係なくハウスメイトを募る。ぜんぜん知らない人であり、また恋愛感情もまったくない男女が一緒にくらして平気だったりする(ベッドルームには鍵はかかるけど)。私の友人の多くが気のいい?異性数人と家をシェアしていたが、なにか問題があったというはなしは、ついに聞かなかった。

 

とにかくおすすめなのは、できるだけ徒歩か、せいぜい自転車でキャンパスに通えるところに住むことである。ほとんどの学生がそういうところに住んでいるし、そうであればこそ、お互いに気軽に行き来したりもできる。往復の時間を節約して勉学に充てることもできる。とにかく、アメリカの大学のなにが面白いといって、その多様性である。いろいろな国から様々な価値観の人が集まって来て、文字通り寝食をもともにする。さながら“DS9”。この生活を大いにエンジョイしたまえといいたい。

 

ちなみに、院への留学なら、ホームステイは選択肢からはずすべきである。ホームステイは高校生か語学留学組みのやることで、徹夜でレポートを書かなければならないこともある院生には全く不向きである。

 

 

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