キャリアな女のためのアメリカ大学院留学ガイド 23



渡航の準備 8

 

保険をかける

 

私は、渡航前に多額の生命保険を購入した。これは必ずしも必要なことではない。わたしがそうしたというだけのことだ。

 

前にも書いたが健康保険については、後払いでよければ必要ない。今加入している普通の保険組合は、海外で受けた治療であっても保険対象ならあとで7割返してくれる。だから民間の保険をさらに購入する意味はあまりない。私が買ったのは医療を補償するものではなく、死亡を補償するものだ。

 

アメリカは、日本人が考えるほどには危ない国ではない。だが、日本は非常に治安がよい国であるため、それに比べれば、まあ、悪いといえるだろう。しかも、治安がよいだけに日本人にはぼんやりしたところがあり、ターゲットになりやすいというのも事実だろうと思う。あるアドバイザー(日本人)は、「日本人は『小奇麗』にしてるから狙われる。アメリカでは『小汚い』くらいでちょうどいい」と言っていた(笑)。別のアドバイザー(米国人)は「警戒していれば、まず問題ない。警戒していなくても、ほどんど問題ない」と言っていたけれど。

 

とはいえ、銃の乱射事件だってたまにはあるのがアメリカだし、そんな派手なものでなくても、強姦されて湖に浮いちゃうくらいのことは、何年かにいちどはどこにでもあるようなことだ。アメリカでは被害にあわないように各人が非常に注意を払って生活しているが、「そんな被害を受けるのは、受ける側にも責任があるのだ」、という考え方は日本にはない。その甘さを突かれないとも限らないので保険をかけた。万一の場合、勘違いした我が家族が、大学を訴えたりしないためである。大学にしたって不注意で犯罪をよびよせた人間のために大概迷惑をこうむるのだから。

 

また、お金があれば、家族も犯人探しをしたり、腹いせに裁判を傍聴したりしないだろうと期待した。被害者(ましてその家族)は刑事事件の当事者ではないし、そんなことをしても時計は戻らないし、頭に血が上って復讐と正義の区別がつかなくなってもらっても困る。

 

というわけで、掛けた金額は十分大きく一億円(笑)。掛け捨てである。

 

保険料を払ったときに改めて知ったことは(年齢にもよるのだろうが)心配するようなリスクはきわめて小さいということだ。保険金に比べて掛け金が安かったのだ。保険料が安いと言うことは、大数の法則のなかでそれでも儲けがでるということであり、確率がとっても低いことを意味している。

 

しかしである、「100万ドルの保険金!」と私の同級生の青年は言った。「僕が君を殺したら、君のハズは僕に50万ドルくれるかな?」-o-;;;;;;;

 

高い保険金をかけた場合は、周囲に内緒にしておこう。

 

☆アメリカでは60代の女性が性犯罪の被害者になることもある。FBIの統計(を多用したドラマ^^↓)によると、被害者の年齢が高い場合、加害者の年齢は低くなる傾向があるという。

 

 

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←このドラマ面白い。英語の勉強と一石二鳥^0^