米屋日記

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8/31 ガンバちゃだめだ。!

 がんばりすぎちゃだめだ。生きていく上でどうしてもさけて通れない悲しいこと、つらいこと、泣きたくなることがある。そんなとき遠慮なく大声でわめく、泣いてしまえ。みっともなくてもかまわない。できない事を他人や世間の性にしたってかまわない。逃げてもいい。人間はみんなそんなに強くはない。一人で何もかも背負うことはない。くじけたっていい。欝になることをおそれるな。考えがまとまらないのならば無理にまとめようとするな。

 すべての責任を背負うな。甘えたっていいじゃないか。すねたっていいじゃないか。少しくらい他人に迷惑かけてもいいじゃないか。迷惑をかけない人間なんていない。周りからどう思われようが、いいじゃないか。どうせうわさは消えてしまうのだ。そして、ヤセがまんが限界に達したら思い切って泣いてしまえ。

一番大切なのは今。生きていること。そして今の自分。そして絶対に自分が自分自身を見捨てたらダメだよ。自分をきらったり、自分を時に失うことがあっても、、どうしようもなく落ち込んでだら、まず自分を許そう。100%の人間なんていない。たまには、思い切って自分を甘やかそう。そんなに自分を責めないで。

 昔の歌に会ったじゃないか。上を向いて歩けば涙はこぼれない。がんばりすぎちゃダメだ。どおにか、なるさ!世の中は。気楽に行こう。 
8/27  今日は暑かった。

子供たちはセミ取りやプールで大急がしだ。小一の次男は、ついに自転車に乗れるようになって得意顔。息子たちの親父は原付バイクを最高速度20kという猛スピードでお米の配達。スピード狂の親父のまねをしなければいいのだけれども。

米MLも今年になってさらに盛り上がってきた。いつも教えていただくことが多い。当店のような参加者メンバーで一番小さな店がオーナーなんて恥ずかしいが、ま、ここはずうずうしく行こう!大いに恥をかき明日への糧にしょう。それにしても、これだけのメンバーよく集まったのものである。これは、これですごいことである。そして参加している人にとって大きな財産になると自負している。
8/26  パソコンまたまた!壊れた!

 まさか、弟からもらった旧式のモバイルパソコンがこんなに早く役にたつとは。いつも使用しているパソコン調子悪く再セットアップの途中でおだぶつ。修理行きだ。全くただでさえお金のない時期なのに。よけいな出費で頭痛い。ホンマニ。それにしても、パソコン運悪いなぁ〜。

 したがって、画面小さく非常に使いづらいモバイルパソコンにて更新中。必要最低限のソフトを最低容量をアップしてスタート。幸いデーターは一太郎のインターネットディスクをまめに更新していたのであったので、本日正午までのメールの消失だけの被害ですんだ。一太郎で良かった。

これで、すべての悪運払ってくれればいいのだけれども。
8/21  弟からのプレゼント

 弟が遊びに来た。大手新聞会社の東京本社に勤める弟は私の二倍は稼ぐ。おまけに独身だ。小遣いの少ない兄貴から見れば、うらやましい。いつも、弟が飽きた洋服などのお下げを兄貴がありがたく頂戴している。私の余所行きの服は弟の好み(飽きられた)の服装になっている。トホホ。

 そんな弟から、使わなくなったモバイルパソコンと、買ったばかりと思われるゲームプレイション2(青色)を持ってきてくれた。ありがたく頂戴する。とくに子供達は大喜び。おっちゃん、おっちゃんといって弟にまとわりつく。弟も来るたびに子供達の遊び相手になってくれて、親としても助かるせめて、弟よ、おいしい米のご飯腹一杯食べていってくれ。近いうち、お下げの服もらいにいくから。
8/20 固定観念

 ここ2〜3日でめっきり涼しくなった。昨年から思うのだが季節が一月ずつずれているような感じがする。子供たちは元気で、毎朝早く家を出って、なんと野生のカブトムシを取りに行く。まさか、品川区でデパートでなく、公園でカブトムシを捕まえるなんて。信じられなかったけれど、毎日取ってくるカブトムシを見ると、(はじめは飼っているカブトムシが逃げたのだと思ったのだけれども。毎日捕まえてくるところを見ると)

 固定観念。品川区にはカブトムシはいないと思う固定観念。米屋だという固定観念。米屋は時代遅れと思う固定観念。米屋は、こうであるという固定観念。固定観念に固まりすぎていないだろうか。固まっているな。今の私は。
8/19  台風接近

 台風13号が関東地方に接近。今年は台風の当たり年か?今週末に入る予定の千葉野栄の新米が来週初めに遅れる。関東や西日本は酷暑だが、秋田・青森・北海道がやや日照不足ぎみ、冷夏のきざしあり。
8/15 とりどめなく

 お盆・都会を走る車両が少なく、先日まで毎日光化学スモッグ警報もない。来週にはたっぷりお米(農家の倉庫・納屋に眠っていた古米になりかけの米)をそれぞれの自家用車に積んで戻ってくることだろう。

 欧州では大雨による洪水が相次ぎ大きな被害が広がっている。一説には地球温暖化の影響だとか。南太平洋のサンゴの島の国のツバルは国そのものが近い将来海に飲みこれれるという。世界の警察官・正義だと誇りある国が自国の経済を優先する余り、京都議定書を反故する。テロには鉄拳ふるうけれど、自国の環境破壊のテロには目をつぶる。

 市場経済が潤い、資本主義化しつつある中国が共産党の一党支配がいつまで持つのか。かって、冷戦の時代TVやビデオ・映画・雑誌などが西側の豊かさを東側に伝わり、やがって体制は崩壊した。今やインターネットという国境なき情報が飛び交っている。

 民族主義・ナショナルスト・宗教による戦争・争いは絶えることはない。その反面インターネットにより世界市場が国境なきグローバル化してきている。ナショナリズムの盛り上がりはサッカーW杯のようにスポーツ界だけにして欲しい。

とりとめのない話ですみません。このところ夢見がよくない丸新でした。
8/14 夏休み

昨日3300ゲットありがとうございます。

 夏休み。今年も近場でしかもパック料金の超安価格ですませる。牧場やプールでの遊びに喜び周り、子供達にとって初めてのホテル泊まりに喜び、はしゃぎ回ていた。来年は取引している生産者の近くに民宿をとり、実際に店頭に売っている米を子供達に見せたい。でも、お盆では、生産者に迷惑になるかもしれない。まして、二人のギャング連れになると。
8/9 明日から夏休み

 残暑とは名ばかりの酷暑の日が続く。屋上の田悟作さんからいただいた稲も今年はすこぶる元気がいい。稲の花を咲かせている。バケツ稲の水にはどこから沸いてきたのだろうかミジンコが元気よく泳ぎ回っている。夜夕涼みに屋上に行けば、お台場の打ち上げ花火がきれいだ。

 明日から三日間夏休み。というより家族サービス。今年も近場への旅行。(今年は千葉の成田)いつの日か、夏休みと冬休みは一家そろってどころか、一族引き連れての海外旅行なんて、いう身分になりたい。
8/8 大型米屋の倒産

 東京城東地区最大の大手小売りのe米店が倒産した。食管理制度当時、廃業となった米屋の免許を買い取り多店舗展開を進め、最盛期は40店舗もあり品川区の大井町にも店舗があり、よく当店のちらしとかち合ったりした。ディスカウント米屋のはしりのような米穀専門店であった。
 
以下は、業界紙のコラムから。

 昔からの米屋が苦境に追い込まれた際決まって言われる「平成7年の食糧法施行で、競争が激化、それによる販売量の減少」という文句をまたも思い起こさざるをえない。同時に現在のJAS法、計画外の増大、低価格、消費減少などの厄介さをも。しかし、米は2年後を目処に、さらにも「自由化」が押し進められ、競争はさらにも熾烈になる。取り払われていく制度の枠をどう自らに利するのか、新規参入するぐらいのつもりでよくよく考えていかなければならないだろう。

 頭痛いコラムだが、真実である。自分で考えるのを放棄した店主。変化を気づかず見向きもしない、昔は良かった派の店主。弱い者同士傷のなめ会いばかりする店主。いつまでたっても、組合や他人に頼る店主。もはや規正という甘い汁はない。全てはゼロ。ここから出発できるか、できないかだ!。出来なければ死のみ。
8/5 曲がり角

 体温に近い気温の毎日。子供たちは午前中は学校のプール。午後から区内唯一ザリガニ取りができる戸越公園でクチボソやヤゴやら取りに行く。いつ夏休みの宿題やるのやら。

 食糧庁によると8年後の2010年には米の需要量が現在より100万トンも減るそうだ。米離れ・少子化・また米原料の加工米における輸入代用品(輸入もち粉など)が原因とされている。と、なると今の減反制度にも限界。仮に今減反制度を取りやめると、魚沼からキララまで全ての米の平均価格が一俵¥12000になるという。こうなると米屋も苦しいが生産者、とくに専業農家が苦しくなる。

 米専門店として、もはやこの先考え直さなければならない時期・大きな曲がり角に来ているのだろう。
8/4 野栄町

 千葉野栄町へ産地見学へ。平塚の真壁米店さん・大磯の戸塚米店さんと行く。千葉産の新米は予想に反して収穫の遅れで入荷が当初の予想より一週間の遅くなる。生育は順調で平年並みから豊作傾向。もっとも、豊作が素直に喜べないのは米屋も生産者も同じこと。

 それにしても千葉県野栄町を見て一番感じることは減反による休耕田がほとんどないこと。他県では減反に協力しない農家は村八分にされるというけれど、逆にここでは減反協力すると皆から馬鹿にされるのではないのだろうか。そんな推測さえしてしまう。

 米の他、有機栽培(JAS認証)減農薬栽培の野菜の畑を見学。当店も新しい試みとして見当の余地大である。 
8/2  コンビニ

 午後三時すぎから空が急に夜のように暗やみ、やがって雷雨ともなう土砂降り。おかげで暑さは和らいだが仕事にはならず。

 当店が属する商店街唯一のコンビニがちかぢか閉店へ。コンビニでは、最も大きなFCのコンビニなのだが、再契約しないそうだ。代わりに酒屋が別のある大手のコンビニのFCとして生まれ変わる。コンビニも過当競争ぎみだけれども、一般酒屋も苦しい。同じ商品ならば価格の安いディスカウント店の方がいいし、最近は配達までしてくれる。冷蔵庫代わりに酒屋利用するならばコンビニ。来年には全てのコンビニで酒を扱かうようになる。

 と、いってコンビニFC直営店ならばともかく、オーナー店はきびしいだろうなぁ。無休24時間営業・バイトの手当・粗利益の4割も取られるロイヤルティ料など。収支悪ければ人件費削るためにオーナーが過酷な労働時間をしいたげられる。

 座して死を待つより、何かしら行動したほうがいい。人ごとではない。米屋をめぐる環境は酒屋以上厳しくなっている。世に必要としない業種は滅びる運命にある。暗いな、考え方が、本当に。このごろは寝ていても夢も悪夢ばかり見る。
7/31 猛暑

 暑い。な〜んにもせんでも汗がどっと出る。昼間から生ビールをあおりたいところだが、仕事中。アルコールのないビール?麦茶を飲み込む。再び汗がどっと。塩分の取りすぎは良くないというけれど、これほど汗をかくのならば逆に塩分不足気味になってしまう。クーラーのある部屋でお仕事する人がうらやましい。
7/27 農産物

 暑さに負けて?日記を書く気力もなく、へばっている。

 夕方の民放TVニュースの特番では、一時、スーパーの食品の安売りを特番放送していた。¥100でビニール袋詰め込むだけ詰め込むとか、一本¥1のトマトなどという超格安の野菜とか。最近はあまり放映されないのは、価格優先イコール中国野菜・残留農薬問題化したからだろうか。

 あまりにも、農産物に対してコストダウンを求めすぎるのは良くないことだと思う。その結果農薬や化学肥料にたより、自分出たべる農産物と出荷用として区別して栽培してしまたり、国内の自給率はますます低下の原因になる。携帯電話などの通話料に莫大なる金銭をかけながら、口にする食品はなるべく安いものを選ぶ。節約の一番の対象とする。足らない栄養素費はこれまた高価なサプリメント食品に頼る。

 食べることは、味会うこと。噛むこと。のどごし。歯ごたえ・香り・見た目・そして感謝の気持ち。それらを全て忘れ、いや無視してまでも、食品補助食やファーストフード・レトルト食品。農家への感謝を忘れた量販店の売り場(なにも安く売るから悪いというわけではないが)これでいいのだろうか。
7/22 えこひいき

 暑い。冷夏の予想は猛暑に。今年も豊作は間違いなしだ。減反せれど消費は下がり米余り、縁故米が増え、宅急便が米屋化する。ますます米専門店は影の薄くなり、やがって世の中に必要としない業種になるのではないのだろうか。

 朝日新聞の記事によると、来年免許制度が大幅に変わる酒販売店が競争激化の地域には、猶予期間・つまり新規を認めない猶予期間を設けるよう、一部の与党から出っている。冗談じゃない。競争激化により、専門小売店が酒屋だけではない。魚屋も八百屋も精肉店も全ての小売店に当てはまるのだ。酒屋だけえこひいきするのは、チャンチャラおかしい。中小店を育て商店街を活性化するのが主旨ならば、一部の酒屋だけ特別扱いするのは、どうだろうか。

  地域・商店街の顔役となってきたのは酒屋・米屋だという。長い間規正という保護に守られ、競争することを忘れ、同業者同士でも組合という仲良しこよしでやってこられたらからこそ、仕事に関係ない地域の顔役・名誉職に力を入れてこられたのである。すでに、米屋は脱落した。このまま、酒販売も自由化したならば地域の顔役・世話人が消え、ますます商店街は寂れていく。だから酒販売店への救済処置というが、おかしい。なんで、酒屋だけえこひいきしなくてはならないのだろうか。
7/21 農民連の集いに参加して

 農民連の集いに参加した。米穀店の参加より生産者の参加者多く、米穀店も卸からの要請されての参加、または元々農民連とつきあいのある米穀店であり、まったくの当店のようなフリー参加者は少ないようだ。農民連は価格に左右されない付加価値ある米作りをめざしてきた全国規模の農業団体。

 しかし、今まで産直や生協中心に販路伸ばしていた農民連が同じ米農家による縁故米の増大や生協が無洗米が主力になり、販路が狭まり売り上げも伸び悩みしているのだろう。そこで、あらためて米屋の販路に乗ろう。しかし、今もっとも、米の販路が今一番加速して低下しているのが米屋だが。

 なぜ、米屋が信頼なくしたのか。長らく規正という甘い世界にどっぷりとつかり、いまだに米が競争自由な商品という現実から目を背けている。今日の集いでも米屋の発言の中に、組会員同士仲が良い。お互いの傷をなめあうようには、なりたくはない。
7/20 味覚

 日記もいつのまにか、ときどき日記に戻ってしまった。反省。

明日、興味本位で農民連という集いに行ってみる。しかし、自ら生協に卸し、さらに産直に力を入れて、それでいって、卸を通じての米穀店への販路も伸ばす。なんて、虫の良い話にしか聞こえないな。

 話題変わって、先日のがんたらやさんでの懇親会でのひととき。今ほど、食の安全や表示を問われているが、はたして、そこまで陥ったのは、今や台所にまな板さえなく、なんでもレトルト食品やファースト食品・我が家の冷蔵庫がコンビニ化しすぎているからだろう。先日TV番組でごはんにマヨネーズは、まあ許せるとして、ごはんにチョコ・アイスクリームやなんでもトマトケチャプをかけないと気がすまない人。もはや、食官が濃い味か、全くないのしかわからなくなってきている。

 新米の香りがいやだという人がいる。無洗米の香りのなさが良いという人が増えてきているという。子供の時なにを食べたかで、将来のその人の味覚が決まるという。マクドナルドの安売り戦略はその一環である。

 お米の微妙な旨味や食官が感じられない人がふえ、屑米ブレンドの安売り米が売れるわけなのかもしれない。
7/17 毒菜

本日32000ゲット。ありがとうございます。

 梅雨時に二度も台風が上陸したのは、あの平成大凶作の年以来の九年ぶり。東北・関東に二度上陸したのは観測史上初めてだそうだ。河川があふれて田圃が再びつかることがなければ良いのだけれど。

 中国の加工野菜から基準を超えた残留農薬(なんと180倍)が見つかったとか。しかも、国内で加工野菜の残留農薬の検査が開始されたのが今年の三月からだというから驚く。

 一方中国国内も今残留農薬の問題化している。原因は基準を満たす農薬より、高濃度の農薬の方が価格が安いこと。強い毒性なので、虫はよりつかず見た目はきれいなこと。そして、なによりも生産者が、自分で作った野菜は食べないよ。と言っていること。

 台湾では、野菜専用の洗剤があるそうだ。しかも、その名前が毒菜洗浄剤と呼ばれているらしい。

 安全よりも価格や見てくれを優先した消費者の声を優先しすぎた結果だろう。
7/14 がんたらやさん見学会

 福島県の楢葉町のがんたら屋さんこと佐藤さんの田圃見学に行く。同じ米穀店の、東京の府中の小澤さん、港区の小峰さん、茨城の大田原さん、生産者の千葉県我孫子の岡田さん。栃木県石橋の田悟作さんこと武子さん。
みんな米MLで知り合った人たちである。

 福島県楢葉町は、先のW杯のアルゼンチームが合宿した地である。がんたらやさんは、自ら米作りする米屋さん。十町歩の田圃と五十町歩の委託された田圃で米を生産している。主な作付けは、コシヒカリとひとめぼれ。最近は米作りをしない農家が増え、米作りの委託は増えているそうだ。委託料(小作料)は、一反につき米30kg地主に渡すそうである。

 農家の人たちと土地の面積話をすると、いつもとまどいを感じる。東京で生活している身にとって、土地の単位は坪だが、がんたらやさんクラスになると、町歩になる。一町歩は、100mX100m。野球のグランドの広さとほぼ同じ。坪数にすると、3300坪。都心からややはずれている当店は店舗・住宅含めて19坪。まさに、ネコの額ほどの土地である。

 がんたら屋さん、岡田さん、田悟作さんの篤農家同士の会話も聞いていて勉強になった。いいお米を作りたいの情熱がこちら側に充分に伝わった。普段は聞けない、雑草や農薬、化学肥料の話。幼穂の調べ方や、実際田圃に入り、台風6号がもたらした置きみやげ(河川あふれて田圃に、上流から流れてきた流木)の撤去作業。わずか一時間の作業だけれども、たっぷりと汗をかいた。生産者の方は、毎日炎天下の中、黙々と農作業こなしているのだ。自然が相手の仕事の大変さと労力の重さは、都会に住んでいる人間にはわからない。

 懇談会にて、情報交換会は楽しくもあり、有意義なひとときであった。私にとって、全ての会話が勉強になった。こうして出来た縁を大切にしていきたい。
7/11 台風

 大型台風は各地に大きな被害をもたらした。さらに、7号・8号と本土に近づいている。堤防の決壊等で田圃が水に浸水すると、もし収穫期に当たれば稲が発芽して、食味は落ちてしまい、検査は規格外までに落ちてしまう。関東や東北・北陸など、まだ出穂前ならば被害は少なくて済むのだけれど。新米借り入れ直前の南九州が、心配である。
7/9 新米

 大型の台風が明日夜には関東上陸するらしい。朝から大雨になるそうで明日は開店休業になりそうだ。それにしても今年は夏台風が多いなぁ〜。

 続けてくる台風の影響でやや刈り取りが遅れるかもしれないけれど、今月末には宮崎・鹿児島さんの新米が入荷する。しかし、一時ほど新米に反応しなくなった。たしかに新米の香りは麗しいがここ数年味覚がともわない。また週が変わるごとに価格が下がっていき、仕入れにくい。今年も、当店の新米の取り扱いは旧盆明けの千葉産からになるな。たぶん。
7/8 借入金・金利

 店で使用している顧客管理用ソフト。以前にも書いたけれどOSがウインドス3.14という化石パソコンである。フリーズすることなく、順調に使用できた。しかし、ポイント管理など大事なデーターが入っている。バソコンはいつかは壊れるもの。壊れる前に新規購入を考え、結局同じ会社のパソコンならびソフトを購入することになった。

 ただ、高い手数料のリースはいやだし、前回のように信用金庫から借りるのも面度くさい、積立預金が満期になる9月まで納品を待てと、条件をつけた。ところが、今日いつもの信用金庫の営業マンが来て、区の中小企業融資の金利が、0.8%なので利用してはと。五年前もパソコン・ソフト購入に利用して、そのときの金利が2.3%。五年もたつと半額になるとは。最も普通預金も定期預金も五年前に比べて利息は限りなく当座預金と変わらなくなるまで落ちているが。

 信用金庫の方としても、満期解約されるよりは、継続して金利ゼロにちかい定期貯金にしてもらう方がいいだろう。インフレの世ならば迷わず借りだが。父の代では、とりたて借りる必要もないときでも、国民公庫や信金から借りていた。それが、信用に繋がるが父の口癖。でも、私は必要もなく借りるのはムダだ思い、返金後は一切の新規の借り入れは取りやめた。というより、ただ借金することが怖く、借金する度胸がないのが本当の理由。(だから大きな店になれなかったのかもしれない。)

 でも、ありがたいな。借りられる立場にあることは。もっとも、借りるにしても、それほど世間から見れば大きな金額ではないのだが。(当店にとっては、大きいが。)
7/5 農家保有米

 蒸し暑くなってきた。当店の屋上のバケツ稲も順調に育っている。

減反政策が原則的に廃止の方向に行くらしい。いきなり、減反廃止すると、米の価格は一俵平均¥12000まで下落(現在の自主流通米の平均価格は¥16500〜¥17000前後)してしまい、米の生産を生業にしいる専業農家の生存が厳しくなってしまう。

 そこで、減反・補助金受け取るのと、減反はしないが、一切JA等は生産された米を引き取らない。すべて自己責任において、販売しなくてはならない。どちらかを、生産者が選ばなくてはならないそうだ。

 前者の場合は、国からの減反の補助金を受けられるのだから、自分で食べる米もすべて、供出して欲しいものだ。今のように、国の税金からの補助金をもらい、JAに出さない、いわゆる農家保有米。すべて自分で食べるための保有米でなく、縁故その他に売るための米である。これでは、いいところ取りではないだろうか。

 農家保有米を一部でも売るのならば、補助金を返上し、またJAなども集荷をやめ、すべて自己責任において米を販売しなければ不公平である。減反補助金をもらうのならば、農家保有米もふくんで、しかるべきところに全て出荷するべきだと思う。
7/4 メール不通

 昨日の晩から先程まで、契約しているケーブル回線が原因不明で一切交信・送信が不可能・つまり音信不通にに陥った。やっと修復したのだが、どうやら行方不明になってしまたメールも。こんなことも、あるのだな。
7/2 新コーナー

 蒸し暑い一日であった。

新しいコーナーを設けた。おこめの用語辞典である。米に関するあらゆる用語を集め調べて載せていきたい言う壮大?なる試みである。もちろん、時の流れによって言葉の解釈は違うし、新語も出って来るだろう。100%完成はありえないが、改稿・書き出し・訂正・新設を繰り返し、時には解釈が昨日と今日では180%変わっていることもありえる。

 小学生から質問されたときのためのアンチョコ作りに。また、勉強会・交流会・ML・HP等からの勉強・情報のメモとして、頭の中の整理場として、自分自身も有効活用していきたい。

 解釈の間違いや、新たなる考え方・情報はぜひ、掲示板ならびメールにて指摘いただければ幸いです。

待望の価格の安いスキャナも購入できたので、写真の入れ替えなども随時していきたい。
7/1 100号

蒸し暑い日。早くも今年も半年が過ぎ去った。W杯も終わった。W杯期間中、業務用の米の売り上げは例年より落ち込んでしまった。はたして、今月は持ち直すだろうか。

 もうひとつのお客様に直接手渡しする情報誌のまるしんお米通信も今月で100号になった。毎月発行して8年。店の改築新装からの発行である。マンネリながらもよく継続したものである。ぜひ、200号めざして頑張りたい。問題は、それまで丸新という店が存在しているか、していないかのだが。