米屋日記

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10/31 思い切り生きてやろう!(くずの新曲より)

 何年ぶりに新曲のCDを買った。くずの「生きていることってすばらしい」(コロンビアレコード)だ。最近、元気のない私にとって、癒されるというか、元気をもらえるというか。歌詞にある「何よりも自分自信を素晴らしく思える心を持とう!」が気にいった。そして、何よりも単純なメロディーと覚えやすい歌詞と訳けの分からないヨコ文字がないのがいい。(オジさんだなぁ〜)

     太陽に手を伸ばし 思い切り背伸びして
     空気一杯吸いこんだら よーし、また歩きだそう!
     思い切って生きてやろう!

 この歌を元気一杯に歌えるよう、ガンバロー!  
10/29 大豆

 寒くなってきた。ニュースで都内で作られ、販売された有機丸大豆使用した豆腐が実は遺伝子組み替え大豆を使用、または混ざっていたことが判明した。そのうち、2社は一切有機丸大豆使用していない悪質であり、残りの社は有機丸大豆使用しているが、作る課程において共有する部分で混ざったものであると。

 遺伝組み替え食品の是非は別に述べるとして、国内で消費・使用される大豆の90%以上が米国からの輸入品である。豆腐・醤油・豆乳など。和食が見直されてきている今、その素材が輸入食品であることが多いと言うことである。漫画のおいしんぼに、昔ならば当たり前であった朝ご飯(ごはんとみそ汁中心とした)を、今すべて国産の素材で作り上げたならば、一流フランス料理のフルコースと同じ価格になるという。

 かっては、米の代用食であった雑穀類(ひえ・アワ・きび・アマランサス・ハトムギ等)は今や米よりも高い。国産は品切れ状態で、大量に輸入されている。しかも、なかには飼料用として輸入された雑穀類が食品用にすり変わっていることがあるという。ヘタすると、本来ならば小鳥のエサになる輸入雑穀を、食しているのかもしれない。
10/24 思うこと。

 違法農薬使用の問題が問題化したのは周知の通り。使用の禁止は罰されないという法のぬけ道を利用・悪用したのである。同じように、中国輸入野菜も加工用はこれまで加工品は残留農薬の検査をしなかったことを利用され、そして今回報道される前までは大きな問題にはならなかった。もちろん、そのこと自体が大問題であり、許されることではない。

 ただ、農産物と工業製品と同じ感覚をもつ消費者がこれらの問題を生んだ要因についてあまり問題視されないのはどうだろうか。見た目(外観)や価格を第一に要求した側には問題ないのだろうか。

 先日のNHKの討論会で、見た目より安全を選ぶと、言っておきながら、実際は形の良い物から売れていくと、発言していた有機栽培農家のコメントがあった。(その有機栽培家の庭先販売において。)

 あるニュース番組で、残留農薬や使用禁止農薬、不正表示の報道の後、ディスカウント店における安売り野菜や農産物を庶民の味方のように放送している。もちろん、売る側のおとり商品(損して売る)もあり得るが、100%損して売るわけではない。利益なければ企業として、やっていけないし従業員の給料も払えない、当然、納品業者に押しつけらるし、納入業者は益を得るために、仕入れ、つまり生産者に無理を言ってくる。国内が無理ならば海外に。

 話はちょっと、それるが、以前欧州のA国における、日本大手の工業製品がヒットして大量の輸入を呼び、その輸入をストップさせるにおいて、受け入れ港を制限をした。あわてたその企業は、その国のワインを大量に買い付けた。たとえ、日本国内でそれを赤字で売っても、工業製品が売れれば元はとれる目算はあったからだ。かくして、港受け入れ制限は解かれ、国内は、そのメーカーよりワインブームを生みだし・・・・・。

 価格ばかり優先されれば当然、納入業者、(生産者含む)なにかしら無理を生む。雪印事件の裏にある。価格競争のための無理な納入価格らの要求についてはマスコミは一切触れていない。問題が発覚すると商品を撤去することが正義の味方のように報じられている。

 見た目だけを優先すれば、価格もおさえられば、生産者は、どうすべきなのだろうか。まじめに作ることが馬鹿らしくなってきてしまうのでは。たとえば、夏の炎天下の中の農作業の対価は無視しろと、言うのだろうか。考えないと言うのだろうか。

 書いているうちに、話がまとまらなくなってしまった。本日は(執筆中)はもう遅いので、本日はこれまで。 
10/23 ディーゼル車規制 (黒い通り魔) 

 寒くなってきた。冬は光化学スモッグの季節でもある。石原都知事の政策で一番支持できるのはディーゼル車規制である。むしろ遅すぎたと思うくらいだ。基準を守らないディーゼル車は黒い廃棄物を悠々吐き出して我が物顔に走りまくる。人は、黒い通り魔と呼ぶ。本来、不景気な今、都心に流れる、走る車の交通量は減っているのに、大気汚染は一行に変わらない。むしろ悪化してきた。国の無責任な延期により、東京都の規制対象となるディーゼル車は、9万台から20万台へと、にわかに2倍以上に 膨らんだ。(都庁のHPより)

 板橋の大和町に住む弟は全国でも大気汚染ワースト1を受賞する不名誉な地域。なんせ、吹いたばかりの窓ガラスのさんが30分で真黒け。住人は知らずのうちに鉛が体の中に堆積してしまう。

 経済性を優先させたため、環境など後ろ回しにしてきたツケが貯まったのだ。そのツケが、そこに済む住民の健康を害する。子供や老人の体をむしばむ。ぜんそくもちの子を持つ親としては、黒い廃棄物垂れ流す違法ディーゼル車見るたびに、今すぐ取り締まって欲しいと思う。酒飲み運転と同じクラスの罰金と点数を取って欲しいくらいだ。

 ぜんそくの、原因の一つはディーゼル車からの廃棄物である。春先襲う、花粉症も杉の花粉とディーゼル車からの廃棄物の複合作用によるものである。ディーセル車を廃止しろ!というのではない。厳しい基準と法整備をして欲しいという事だ。

 今、食の安全と騒ぐが、それよりも空気の安全を問いたい。食品は気を遣うことにより危険物からある程度回避できるが吸う空気はおいそれとはいかない。都心を離ればいいという問題でもない。あまりにも、今吸っている空気に関して無関心すぎるのではないだろうか。安全と空気はタダではない。
10/21 雨

 雨の日はヒマだ。おまけに縁故米の全盛期ときては、お手上げだ。まるしんつぶすには、刃物はいらない。明日もあさっても雨が降ればいい。もっとも、すべてを天候と縁故米の性にすべきではないが、私はそこまで強くはない。弱者の論理だが、許されたい。

 昨日は、平塚の真壁さんの新店舗見学を仲間と。勢いある、はつらつしている人の精気を吸いこみたい。少しでも、覇気をもらい受けたいし、そういう人の縁を大切にしていきたい。
10/18 リリース

 本日36000ゲットありがとうございました。一日起つのが早く、この日記の更新も、ますます「ときどき」化してきた。

滋賀県の琵琶湖でブラックバス等のリリース禁止の新聞記事を読んだ。大賛成である。リリースとは釣った魚を再び放すこと。釣り人は釣るのが目的で捕獲が目的でない、かわいそうだから逃がす。なんて慈悲深いなんて感慨にふけているようだが、冗談じゃない。もともと日本にいた生物ではない。それどころから、在来種はバスにより駆逐され生体系をめちゃくちゃにしてしまった。おおいに、バス釣りを奨励して、湖からバスを駆逐して欲しいくらいだ。バスを湖に放流する輩なぞ、大いに取り締まって欲しい。

 清oooひろというタレントがリリース反対・釣りの文化を唱えている。日頃アウトドア派と言っておきながら、とんでもない。エセアウトドア派だ。なにが文化だ。生態系や深刻な魚業被害考えずに、己の趣味を最優先するなんて。もし、それが趣味だ。文化だなんて、あまりにも貧弱すぎる。

 九州で、問題になっているジャンボタニシ。元々は食用に輸入されたのがその会社の倒産により、ずさんな管理から逃れたジヤンボタニシが野生化し、稲作に多大なる損害をもたらしている。

 カブトムシやクワガタムシも輸入が解禁され、マニアが交尾させ自然界に逃がす。数年後に純粋なるクワガタムシは絶滅してしまう心配が出っている。

 古くは、タイワンザルがニッホンザルとの交尾により、純粋なるニッポンザルが追いやられていることや、ハブ退治で野に放されたマングースが、ツシマヤマネコやヤンバルクイナなどの天然記念物に指定された動物が絶滅の危機に追いやられたこと。小笠原に野生化したヤギにより、島全体が坊主したこと。アメリカザリガニが今や田圃の主になってしまい、かってのニホンザリガニは特別天然記念物に指定されるほど生育の危機に追いやられたこと、あげたらキリがない。

 大規模な開発だけが自然破壊だけではない。 
10/14  更新

 せっかくの連休もどこへも行かず、部屋の大掃除と店のPOP作りに費やした。夜は息子たちとジャレあった。先週中頃から小売りのペース落ちる。縁故米(有料・無料含む)の季節が今年もまた本格的になってきた。農協への出荷率下がっている今、現金化するためとはいうけれど、結局は米の価格の低下を自ら招いているのに。

 この日記の更新遅くなっているけれど、別のコーナーの更新を少しずつ行っている。今月から来月にかけて少しずつ更新していきたい。趣味のHPも亀の足で制作している。(いつできるのやら)
10/11  困った!後日談もあるよ。

 昨日今日と、店のパソコンを新規に変える。ウインドス3.14からXPに大変身。仕事ポイント管理で使うのがもったいないくらいだ。ところが、肝心かなめのポイントが印刷されない。オイオイ、これじゃ〜意味ないよ。なんとかしてよ、加古川のソフト屋さん。プンプン!!休み明けまで、連絡とれないし。困った。

(後日談・休み明けの火曜日。さっそくポイント印刷できるように直してもらった。添え付きアァイルで改造版を午前中に送信してもらい、ことなきを得た。また、ここのソフトメーカーは、個人向けに改良してくれるがうれしい。)
10/8  青酸汚染米

 土曜日から月曜日にかけて、メールの送信・受信が全くの不調に陥ってしまった。原因はケーブル回線のプロバインダーに当たる所に多量のスパイルメールが大量に送られてきたからだそうだ。全く困ったもんだ。

 週間ポoトの今週号に「青酸汚染米」の記事が掲載されていた。記事の内容は割愛するが、ある精米方法に対してしのぎ削っている大手有名精米会社二社のooo米の精米技術における、今特許方法が法廷で争っている。そのメーカーの片方だけの言い分を記事にしたような内容に思えたが。

 それにしても、週刊誌も「青酸汚染米」という言葉は過激すぎる。いくら、本を売るために目を引きやすくしたとしてもだ。ジャイアンツの清原が名誉損害で訴訟したように、メーカーから名誉損害・営業妨害で、たぶん訴訟されてしまうだろうな。もっとも、週刊誌とすれば、話題になり売れれば、訴訟金なぞ、へのカッパなのだろうが。

言葉は悪いがマスコミによる、モラルのない犬の飼い主犬が、後始末しないで、糞・小便の垂れ流したままと同じ事と言えるのでは。
10/5 ケーブル回線不調。

 ケーブル回線の不備(プロバインダー側の)でHPは見られるがメールの送信・受信が不可に陥っている。昨日の朝よりメールのチェックができず。困りはてている。二日間も使えないのならば、その分、お金返してもらいたいものだ。
10/2  豊作? 一等米不足?

 台風一過が通り過ぎ、真夏のような暑さになった。産地より魚沼コシ・棚田米コシ・宮城ササニシキが届く。高温障害の品質も心配されたけれど、安心して今年も仕入れられそうだ。

 今年も全国的には、豊作の見込みだけれども、一等米は過不足になりそうである。北海道・青物の不作。関東早稲の高温障害。また、同じ産地県にしても、地理的に品質のばらつきは多いようだ。米は一年一回の作物。今年のような特異な年は、作り手により大きく差が出るだろう。
10/1 タバコ (アンチタバコ派として)

 戦後最大の台風が今晩首都圏に上陸するおそれがある。今日は早終いだ。仕事にならない。だから、今日は愚痴る。私はタバコとゴルフ(山男から見れば)とチーズ(これは、個人的食感で深い意味はない。納豆ぎらいの人と同じ意味。)は大キライである。愛煙家の人は、以下は読まないように。

 千代田区では、路上タバコ禁止令が発令した。良いことだ。ぜひ、全国的に、実施してもらいたい。さらに、タバコ一箱の価格が平均¥1000になれば、喫煙率が半分になり、国に入る税金も増加するという厚生省のデーターが発表された。大のタバコぎらいの私としては、ぜひ大幅値上げをお願いしたい。他国と比べて物価の高い日本において、珍しくたばこだけは、先進国で一番価格が安いという。一箱¥1000はともかく、欧米なみに増税して欲しいものだ。愛煙家には猛反発だろうけれど。

 タバコの自動販売機もおかしい。誰でも、タバコを買えるではないか。以前専売公社に問い合わせしたならば店主の見える、監視しているところに設置していると、メール回答。実際は、全くその逆である。店主のわずらわせない所に設置しているのが実情だ。未成年への販売禁止するためには全面的に自動販売は禁止するべき。青森県の一部の地域のように。それで、もしタバコの販売が減少するならば、売り場を拡大すればいい。販売の自由化だ。規制緩和だ。売り場面積増えれば、未成年にも販売してしまう、と言うたばこ販売店の言い訳は、チャンチヤラおかしい。ならば、自動販売置くなと、言いたい。

 もっとも、規制の恩恵受けているところは、タバコに限らず抵抗は大きい。道路公団のように。既得権は放したがらないものだ。米の免許も以前はそうであったし、酒の免許も来年秋までは、そうだ。

  食品には、やれ健康食やら栄養補助食品やら、無農薬野菜・玄米食と言うけれど、タバコ吸いながら、食べても全く意味がないと思う。同じことを、販売店にも言えることではないだろうか。
9/29 情報

 押し麦の販売で有名な会社、はくばく主催の講習会に参加した。

 見せられた販売促進ならび繁盛店(はくばく商品の)ビデオを見せられた。正直言って、眠たくなりそうであったけれど、きらり光る言葉に目がさめた。

 長崎県の佐世保市の香田米店・香田隆二氏の言葉である。「情報に耳を傾け、情報を活用する店は必ず生き残ると思う」と。

今塩野七生著の「ローマ人の物語」を読んでいる。舞台は、歴史上超有名なシザーが登場する寸前のマリウス・スッラ、ポンセイウスの時代。キリストが生誕する以前の時代。著書いわく、現代のように情報は瞬時に伝わる時代ではない。情報はその重要性を理解する人々に必ず伝わる。

 今、情報は本人が意識しようが、しまいが溢れている。情報を集めることならば誰にでもできる。溢れる情報から活きた情報を見分ける能力、そしてそれを自分の頭で考えること。そして、それを実行してこそ価値がある。わかちゃいるけれどは、いつもの私のいいわけ。いいわけが通じない時代になってきた。
9/27 スモール・メリット

 本日35000ゲットありがとうございました。今、私のHPを更新・変更している。トップページは変わらないのでめだたないけれど。

 当店の無農薬米は平塚の真壁さんの手助けいただき、新しいルートを導いていただいた。感謝の念絶えない。真壁さんは湘南の有力米穀店と連携し、篤農家や有力卸を開拓し、メンバー全員成長の一途である。個性的なメンバーが多くそろう会をまとるの真壁さんの、人間としての器の大きさと魅力だと思う。人を引きつけてやまない魅力あふれる人である。

  真壁さんと比べて人間的、器も小さく、資金的にはさらに小さいのが、私。小は小のやり方がある。共同取引による価格のメリットは魅力的である。でも、時には、おつきあいの買いもあり、時には負担を感じてしまう。それは、しかたがない。また、仕入れの時期における仲間と生産者の調整や交渉も大変に労力を要する。いまでは、完全に真壁さんにおんぶにだっこである。

 そこで、多少送料が高くついても、ほしいお米(生産者)のお米を小ロットで個人的に欲しいときに仕入れることを、今考えている。 さらに、当店は、倉庫がない。店も小さい。店の前に大型トラックは入って来られない。一度にたくさん仕入れることは、たとえ資金が合ったとしても不可能・無理。土地の価格が高いこの地では、仮倉庫を借りてしまえば、利益出すことよりも、持ち出しで大赤字になることは見えている。

 無理な仕入れはしない。仕入れの少なさは回転率で補う。在庫をなるべく置かない。在庫を置くことによる極力最低限に。出るを考えて入るを考える。客頭でなく、商人(あきんど)頭に徹する。スモールメリットを重ねることにより、小が大になることを信じて。
9/24  プロ

 憂鬱な季節になった。宅急便が米屋になる。しかも強力な。しかもその時期が年々長くなっていく。

 このところ、毎晩のように米屋さん・生産者とチャットの会話を楽しんでいる。いろいろ教えていただくこと多く、毎晩コンサルタントを受けているようでありがたい。

 今晩も愛知の吉川さん、大阪の樽本さん、宮崎のひろふじさん、新潟の池田さんと語り(チャット)あった。そのなかでこれから生き残っていく米穀店は本物のプロしか生き残れない。食官制度でガチガチで守られてきた頃は、アマチャでも充分生活もでき、儲けることは簡単にできた。しかし、言うまでもなく、今では本物のプロしか生き延びていけない。セミプロではダメだ。はたして、当店はプロとして、米屋を営んでいるのだろうか。まずは、意識改革から。がんばるぞお〜。
9/21 コンビニ

 ケーブル回線不調を理由につい日記の更新をさぼってしまった。反省。

 近くの酒屋がコンビニに変わった。来年の自由化によるための生き残り戦略化なのだろう。骨まで本部にしゃぶりつかれなければいいのだけれど。

 たしかに、コンビニに限らずFCに入ることは、とりあえず現状の危機から逃れることはできるかもしれない。マーケテングにより本部一括仕入れ、物流の流れ、popから一切の宣伝広告まで、なにも考えないでもやってくれる。しかし、そこは統一化された画一化されたサービス・商品であり、コンビニは全国どこに行っても店としての差別化はない。金太郎アメのようなものだ。もっとも、画一的なコンビニだが消費者から支持されていることは間違いない。コンビニが冷蔵庫として育った子供も多い。
 
自分の店を大手コンビニにした瞬間から経営者からFCのサラリーマンになる。自分自身での商品開拓の苦労からは解放されるが、商人として、自分の頭で商品戦略を考えることはなくなり、商人としてはなくなるのではないのだろうか。
9/19  みのもんた、こまったもんた

 昼の人気番組で、おばさんのカリスマのみのもんたが、シラタの多い米は古米と発言したそうだ。と、なると平成14年産の千葉産コシヒカリは、新米なのに古米になってしまうじゃないか。困った発言だ。シラタは夏の高温障害が原因とされているのに。
9/15 新米の季節

 ひさしぶりに趣味の山野草の写真を撮りに、友人と南高尾山を歩く。ウスベニシモバシラという珍しい花を撮影できた。現在、趣味のHPを制作中で、いつの日か公開したい。

 新米の季節。本来米屋は東北・北陸産が本格的に動く前の短期新米商戦なのだけれども、年々新米という文字が響かなくなってきた。さらに、ここ数年の酷暑による高温障害により早稲種の品質の低下もあるけれど、新米という季節感もなくなってきたのだろうか?
9/14 チャットに夢中!

涼しくなった。今日、明日は地元のお祭り。二人の子供たちも山車・御輿に夢中。それにしても子供が少ない。山車を引っ張るのは子供より、親の方が多いくらいだ。

 今、チャットに夢中である。チャットといっても不特定多数でなく、米MLのメンバーによる情報交換チャツトである。まるで、そばに相手がいるようで、楽しく、はまるとはまる。聞きたいことがテンボよく応えてくれる。軽口も交差して、これまた楽しい。新しい世界に導いていただいた港区の米屋さん小峰さんに感謝。
9/11 納得できない!!信用金庫

 貯まった小銭を近くの信用金庫へ預金に行ったときのこと。手数料がいりますと言われた。しかも¥525。オイオイ両替するのならばともかく、自分の口座に金入れるのに手数料取るとは?ただでさえタダのような金利の上貯金するのに、しかも他銀行でもないのに金取るとはなにごとだ。ふざけるな!

 納得いかなかったので店長呼び出し、文句。「子供がお宅の貯金箱に小銭貯めて貯金しても手数料とるのかい」だいいち、信用金庫というのは、地域の商店を日まわりして小銭を回収して店のサイフ代わりに利用するために始めたのではないのだろうか。いつから、そんなにお高くなったんだ。小銭数えるのだって、昔と違って機械にかければすぐだろう。そんなに、いそがしいのかい。店にほとんどお客なんて、いないじゃないか。

 信用金庫としては、規模大きく、代表がマスコミにちやほやされ、くじ付き定期預金なぞ、日本で初めて始め、革新的といいながら、こんな簡単なサービスさえ、おこたり、めんどくさがり、金を要求するなんて、小市民をバカにしている。それならば、みずほ銀行のように、ATMに小銭でも預金できるようにしろと、いいたい。だいいち、両替機さえもないじゃないか。なんでも手数料要求するなんて。ふざけるのもいいかげんにしろ!

 頭に来たから、その場で通帳にある定期・普通口座すべて解約。明日は出資金も解約。ついでに、父と母の年金も他行へ変更。すべての口座を余所に移す。二度と利用してやるか。

 郵便局にその小銭に持っていったならば、手数料取られることもなく、いやな顔されることもなく預金できた。これが普通だ。
9/9  資格

 ちまたに資格があふれている。しかし、運転免許のように、実際になくては困るというのは少ないのでは。たとえば、調理師。別に資格なくても飲食店を経営(保健所への届け出・許可受ければ)することはできる。しかし不景気だと資格商法は流行る。米業界も当てはまるらしい。食味鑑定士・お米アドバイサー・米プライナーなど。もちろん民間資格であり国の認定資格ではない。もっとも民間資格でも日商簿記検定のような世間で幅広く通じる資格もあるから、いちがいに民間資格だから実利は少ないと言えないが。

 もちろん、資格を取るために勉強することは意義あることだ。ただ、資格とることが自分の商売に繋がるか、といえば?印。なかには資格団体が利益団体に思えるところもある。資格さえ取れればお客様が増えるだけでもなく、商売安定するわけでもない。それにしても資格制度が好きなこの業界は、長い間の米屋免許制という制度にどっぷりつかっていたからであろうか。
9/6 米研

 ひさしぶりに雨の一日。酷暑も一休みと言ったところである。

 今、私が休会扱いにしていただいているのが米研という団体である。米研はもともとパソコンのユーザー会として発展・会員数を伸ばしていた。しかし、当時は(1980年後半から90年当初の頃)まだまだ食糧管理制度が生きていたし、パソコンもまだまだ創世記の段階であった。インターネットも今ほど普及しておらず、パソコン通信が全盛の時代であった。当時は米研に入っていなければ時代から取り残される、ライバル店が米研に入った場合の驚異があり、また有力な情報交換・勉強会・スケールメリットによる共同仕入れ等メリット?があり、先進的な米屋グループとしてのステータスがあった。だからこそ、高いパソコン買ってまでも(たとえ、使わなくても)入る価値はあった。

 が、食官制度崩壊後、米研会員はどんどん減少化していく。高くて役に立たないパソコン買うのが入会条件なので新しい人が入ることもなく、活性化することもなく、会員数は減る一方である。中には解散した地区(県)支部もある。米屋のライバルが同業者・ディスカウント店でなくなったのも一因であるが、一番の原因は時の流れにより活動に魅力が薄れてきたからである。

 年会費として三万円近く取られるのだが、そのうちの三分の一は全国組織の維持のために使われる。年数回、全国の役員を東京で役員会議開くのだがその費用分というわけだ。インターネットの時代、わざわざ高い交通費と貴重な時間を割いてまで会議する必要あるのだろうか。ネット使えば時間も関係ないし、高い交通費もいらない。また、MLを使えば役員会議なぞどこでも、いつでもできる。

 ある幹部に「米研」の役割は終わったのでは、と訪ねた。彼は「せっかくの全国規模の組織をムダにしたくはない」と。しかし、組織としては年一回の全国大会の活動しかなく、会員のメリットが活かされていない。また、全国の米屋の情報源とするならば、てまえみそだが、それに変わるkomeyaMLがあり組織はないが、日本全国からの参加者による情報・話題・意見交換が常に新鮮なまま入ってくる。しかも、無料で。

 米研に入ったことで私の一番のメリットは当時、米屋の友達は大田区池上に一人いるにすぎなかった。米屋なりたての新参者のは周りの米屋からは煙むたがれ、目の敵にされ、当時全盛期の組合なぞ敵とさえ思えた。が、米研に入り、親しき人に恵まれ、ともに産地を訪ねたり、こだわり米を取り扱えるようになった。このことだけでも、高い役たたずのパソコン購入しても米研に入る価値もあり、元は充分とれた。このことは感謝の念絶えない。

 最後に、その米研も今、生まれ変わろうとしている。かなりの難産になりそうだが、改革に取り組む人に敬意を表したい。
9/4 パソコン

 本日34000ゲット、ありがとうございました。メインのパソコン修理中。弟からもらったモバイバルで作成しているが使いづらい。早く直らないかな。友人から聞いた話だどハードディスクの10台に一台は不良品(はずれ)だという。全く私はハードディスク・パソコン運がない。それとプリンター運もない。この運のなさは他の運をおぎなってくれることを信じたい。

と、書いているうちに修理完了の電話あり。さっそく取りに行ってソフトを再インストロールしなくては。
9/2 無農薬米

 早いもので今年もアト四ヶ月。そして今月から三ヶ月間売れない季節になる。変わって、宅配業者が米屋になる。毎年のことだが最近は通年化してきた。

 無農薬米の新しい生産者との取引は平塚の真壁さんに世話していただき、一安心。今年の六月に訪ねた新潟県の生産者に御願いすることにした。無農薬米でもやはり美味しい方がいい。また、取引する相手も気持ちのいい方のほうがいい。今まで取引していた生産者グループはあまりにも駆け引き、傲慢さ・グループ内の内紛。さらに作物の品質の毎年の低下があり、取引するにストレスがたまりすぎた。天狗になった生産者とは取引したくはない。