米屋日記

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12/31 今年一年ありがとうございました。

 今年一年ありがとうございました。この日記も最後は尻切れトンボになってしまいましたが、新年度からは更新をさぼることなく、(なるべく)励みたいと思います。とりあえず、妻の実家以外行く当てのない正月休みを利用して、HPを更新(白鳥さんからの手紙・辞典・読書記・新潟無農薬米)したいと思っています。

 来年は、米業界にとりますます厳しく逆風の台風が吹き荒れると思われます。ピンチはチャンスなり。どうにかなるさの精神で行きたいと思います。

皆様にとって、素晴らしい年になりますように。
12/24

 ひさしぶりに現金問屋へ。オイオイ素人立ち入り禁止なのに、いかにも素人が多いぞ。いくら不景気だからといっても素人に卸していたのでは、れわれの小売りの立場はないではないか。ひどいもんだ。
12/20  遺伝子組み換え作物・米

 今朝の朝刊(朝日新聞)に花粉症が治る米が開発されつつあると。人の抗原を稲の遺伝子の中に取り入れて、作られたとか。言うまでもなく遺伝子組み換え作物である。

 遺伝子組み換え作物(以下・遺換えに略)は最近まで除草剤・殺虫殺菌剤のいらない作物がクローズアップして以来、その毒性?が人間の口に入ってもだいじょうぶなのか。たとえ、飼料用としても、やがっては人の口にはいるのだ。大豆やモロコシなどで大きな物議を呼んだ。

 今度の遺換え米は医療用である。この場合の遺換えは問題はないのだろうか。
12/18  ちよびつツ

 それしても今更ながらパソコンとは魔法のような箱だ。この小さな箱(ノートパソコン)で世界各地に通じており、情報収集の他、見知らない出会いさえある。手紙(メール)や電話・会議(チャット)もできる。とくにメールは相手の都合に関係なく好きな時間に発信できる。また、HPによる情報収集やみずからHP作ることにより情報発信・宣伝等ができる。

 この小さな箱は時には、POP作りに、店の情報誌作りに、年賀状作りに、店の会計もでき、決算書まで作成できる。店の在庫管理や顧客管理はもちろん、DOPも簡単に作れる。お気に入りの音楽CDも作れる。趣味の写真撮影のデターの整理もできる。私はデジタルカメラを持っていないが、あれば写真(この場合写真といえるのかな)も保存・整理・修正・加工ができる。もちろん、これらのことはソフトと電気がなければただの箱だけれども。

 なんで、こんなことを書いたというのは図書館で借りてきた漫画「ちょびつツ」を読んだからなのだが。SFでちょっとオタクぽい漫画であるが、週刊誌の書評を読んでから一度読んでみたくなった。買うほどでもないので図書館で借りた。(漫画が図書館で借りられるなんて)

 パソコンが人型していて、歩くことも会話することもできる。(ロボットというよりアンドロイド?のようなもの)。持ち主の望みの通りプログラムをインブクットとすれば、まさに忠実順調であり、理想の人?になる。かくして町中は人型パソコンがあふれ、パソコンにはまって生身の人間関係から遠ざかる人が増えていく。パソコンは思い通りになって、パソコンは何でもしてくれるから「人間のそばに人間がいられなくなちゃう」。架空のキャラに夢中になってしまうオタクを思い浮かべてしまった。さて、予備校に通うあまり裕福でない主人公はゴミ捨て場に置ききざかれていたていた人型パソコンを拾うことから物語が始まる。

 くわしいストリーは省くが。ラストが今ひとつの感がした。ラスト近くに全てのパソコンが停まり世の動きが全て停止してしまう。電気は消え、水道管は破裂し、やがって原子炉も。これは、今現在そのものだろう。二年前の二千年問題を思い出してもしかり。未来の戦争は核兵器もミサイルも爆弾もいらない。相手国のコンピューターにハッカーできれば、とさえ言われている。そのうち、人間の意志・行動までコンピュータに取って代われたら、それこそSFの世界。故手塚治虫の代表作「火の鳥」にあった物語が現実のものになりかけない。

おまけ

農作物も、コンピュター化されてきている。ハウス栽培や養殖場なぞその典型的な例だろう。しかし、米を初めとする露地栽培は、やはりお天道様たより。気象・自然環境・生産者の養われた感、が作物のデキを大きく左右される。しかし、近年イネゲノムの解読や遺伝子組み換えによりこれまでの概念が大きく変わろうとしている。
12/15  ¥100ショップの切り餅

 そろそろ年賀状の準備しなくてはならないのだけれども、ギリギリにならないと腰をあげない。悪いクセだ。

 休日の今日。子供たちを連れて開通したばかりの臨海線に乗って国際展示場駅へ。無料で入館できる水の博物館や芝生の公園で息子とキャチボールして遊んだ。ちょっと寄った¥100ショップ。なんと切り餅が売ってあった。しかも10枚も入っている。みかけは、普通の切りもちと変わらない。原材料を見てみると。もち粉とクエン酸と書いてある。もち粉は、いうなれば精米して古い落ちたもち米・砕米のようなものだ。現在は輸入物は増えている。関税の安い加工用として多く輸入されている。

 ¥100で売られている切り餅ならば、原材料はこんなものであろう。ただ、今読んでいる「安ければいいのか」
の題名ではないが、太平洋戦争終了直後のヤミ市場における、なんだかわからない物を販売していると似ているような。極端な食糧や物不足のなか、数多くのコピー?商品がヤミ市で高値で売られていたように。今は、物余りの時代、大量の安いコピー商品が販売されている。

 たしかに、デフレの時代。しかし、口に入る物がただ安いだけでいいのだろうか。
12/9  古事記

 小学館の「歴史群像シリーズ68・記紀神話と日本の黎明」にある古事記を読み終えた。はちゃめちゃな話?だけれども、そこに何か隠されているようで面白かった。
 
 どこかの国の元総理が「日本は神の国」発言で物議を呼んだ。たしかに、戦前の国史思想教育という神教の不幸な時代があったけれども。おだやかな民のおおらかな信仰であった。山や川や海・土地・全ての物に神様が住み込んでいる。神さまから生まれたものであると。もちろん、このような信仰は日本だけではない。世界各国に神話として残っている。

 猿が火を使うことによって、人間になった。山や森や海に猟や採集していた時代から、自ら種をまき大地を耕すことにより文明・科学が生まれた進化した。自然への敬いや恐れから神様が生まれ、やがって原始宗教が生まれた。キリスト教・イスラム教・ヒンズー教・仏教・儒教が生まれ、かっての宗教・教典を持たない宗教は追いやられた。日本を除いて。

 仏教が日本に入ったとき、物部氏と蘇我氏の争いがあり、受け入れはの蘇我氏が勝ち、天皇みずから受け入れた、以来神さまと仏様は一緒に日本人の心に住み着いていた。日本における各仏教宗派における宗教戦争は平安末期から戦国時代に盛んであったが、織田信長が打ち壊し、徳川家康が骨ぬきにしておだやかなものに変えた。とくに江戸時代に総檀家制度にしてから、日本人は宗教にうとくなったという。たとえば、現在でもほとんどの日本人が生まれたときから、どこかの仏教の宗派に属しているが、自分がどこの宗派はわからない人が多い。(私も実はそうであった。)

 司馬遼太郎は作品の「花神」なかで、日本人は宗教を生活の道具の一部としていたと。お祭り、葬式、年のはじめに。お祝いごとに。日々の暮らしに。宗教が生きることの全てというイスラムやキリスト教他とは大きく異なることである。

 聖徳太子が「和をもって尊し」を憲法17条の最初に持ってきて以来、日本人の方向性が決まったという。あいまいさという。寛容さを。また、周りが海に囲まれ他国から侵略されなかったという特異な歴史があった。(明治以前までは、他国から侵略受けたのは平安時代の女真の乱と鎌倉時代の蒙古来襲のたったのふたつだけ。)

 キリスト教でもないのに、教会で結婚式あげたり、クリスマスには国民がにわかクリスチャンになる。漫画「ちびまる子ちゃん」に、神社の社務所で町の子供会のクリスマスパーティをやるような国である。

 宗教には4つのパターン(キリスト教・イスラム教・ユダヤ教等の一神教、インドのように宗教が混沌としている、中国のように宗教を認めない、日本のように神道・仏教・キリスト教を同時に信仰できるといった極めて柔軟性のあるパターン)が存在すると、著名な学者が発言。

 いつのように、話しがまとまらなかった。
12/7  更新

 今年は暖冬ではなく、ひさしぶりに本格的な冬。まともに寒い冬になりそうだ。 そろそろ年賀状の用意もしなければならない。一年たつのは早い。このところ日記の更新はさぼりがちだがひそかに、用語集の方の更新を少しずつしている。新しい行もあれば、追加や補正もある。おそらく、完成はしないだろうが。とりあえず50音別の元になる部分は作りたいな。白鳥さんからの手紙も更新しなくては。
12/5 減反政策廃止へ

 北朝鮮問題やイラン、道路公団の民営化。大手銀行の不良債権問題と世間の話題の陰に隠れているが、いよいよ減反制度廃止の方向で2008年度スタートになるらしい。たびかさなる減反も昭和30年代の米の消費率が今や半分だという。逼迫された国庫財政に毎年巨額なる税金が使われている今、ない袖はふれないという訳だ。

 生産者としては減反を虐げられてきたのに、今更いくらでも作ってもいいですよ。その変わり、補助金はあげません。と言われてもとまどうだけだろう。米は一時的に大暴落することは見えている。減反制度・補助金制度に骨ぬきにされ、さらに米の消費が減り続け、過疎化や後継者不足に悩み、他に収穫のある兼業農家はともかくとして、米を生活の糧にした専業農家ははたして。

 もっとも、その前の米屋というお店がこの世から消えてしまう可能性が大である。
12/3  加賀イモ

 本日38000ゲットありがとうございました。

一昨日の早朝NHKの番組に石川県の岡元君が出演された。ビデオ録画しておいたものを今日じっくりと見た。加賀イモという石川県の特産物を生産している。彼は米作りのかたわら、地元特性である加賀イモの栽培に取り組み、周りの先輩からの励まし、アドバイスを受け失敗を繰り返しながら栽培に励んでいる。地元密着・ふるさと作りのネットワークを彼の人柄により少しずつだが確実に広がりつつある。

 深刻な加賀イモ作りの後継者づくりのため、みずから全国の若手農家に呼びかけ、また地元の小学生に将来の農業の楽しさ・大変さ・そして農業という職業の尊さを体験農業を通して子供の心にタネまきをする。

 そんな岡元さんと知り合えていることを私は誇りに思いたい。
12/1  ヒカルの碁

 日曜日が雨だと、ほっとしてしまう。平日が雨でなくて、良かったと。そんな雨の休日。子供が夢中になっている漫画「ヒカルの碁」をなんの気なしに読んでいたら、つい夢中になってしまい、買いそろえていない巻までつい買ってしまった。(子供は小遣い使わずに発刊中の全巻そろったので、大喜び)

 囲碁が、この漫画により小学生の間にブームになっていると聞く。それにしても囲碁のような地味?な材がよく漫画としての材になり、こうまでもヒットしたのか。サッカーや野球などのスポーツやグルメを扱う少年漫画は多いけれど。将棋よりも、勝負がわかりにくい囲碁を。それがよくテレビゲームに夢中になる子供たちに、受け入れたのだろうか。もちろん、絵の上手さや引き込まれるストリーにあるが、それだけだろうか。

 囲碁。奈良の昔よりあるこの頭のスポーツが、現代子に新鮮な魅力になったのだろうか。大人や年配の方からちびっ子まで、幅広く、漫画を通じて囲碁について共通の話題が広がるとなると、なんかスゴイことだと思う。

 「夏子の酒」に出って来るような米作りや農産物をテーマーとした漫画も近い将来出るかもしれないな。米屋を材にした漫画・・・・。漫画書くのは無理だから原作でも書いて・・・・夢想ばかり広がる。ハハハハ。
11/30  農薬

 今月もあっという間に終わってしまった。平成14年もあと一月たらず。今月は日記の更新が大幅に遅れてしまった。日頃の気つけ・観察感を養うつもりで、書き始めたのだけれどもグチの方が最近多くなってしまったかな。

 先月、タバコのことを書いた。タバコ吸う人が有機栽培だとか、減農薬栽培だとか言う前の問題ではないか、と。大気汚染など、都市に住む以上避けられない問題だが、少なくてもタバコを吸う、吸わないはは自分の意志である。いくら、食べ物に注意しても、それ以上の毒素を体内に取り入れるのならば、食品の農薬や添加物に気を遣う前にやることがあるのではないのだうか。少なくても販売側は、それらの商品を扱う以上最低限でも心がけなければならないのでは。

 この話しは、生産者と米穀店の集いの先日の米サミット・平塚での三次会でも取り合った。そのとき、話しの流れに乗り、生産者同士のバトルになった。「米は野菜に比べて、農薬の使用は極端に少ない。」「少なくても、ない方がいい。」「今、認められている農薬は、すべて厳しい検査を受けて登録されたものである。農薬の危険性はたしかに作り手にはある。が、食べる側の残留農薬の危険性はほとんどない。」「たとえ、検査を受けて認められた物でも毒は毒である。また、その基準は時代によって違う。時の政府の圧力もある。」「なら、アンタは風邪ひいたときに市販の薬飲まないか。それこそ化学物質の固まりじゃないか。」二人の討論は、三次会終了後も収まらず夜明けまでホテルで続いたとか。
11/19  米サミットに参加されたMLメンバー紹介・その2

小峰さん・東京都

 都心の真ん中、港区の超一等地でお店を構えているセンスあふれる米屋さん。MLにチャットという新しい風を吹き込んでくれた人。特に毎週土曜日に行われる定例チャットは、自宅に居ながらにして全国の仲間と生で情報交換・意見交換・エールを送れ、とっても有意義な時を得られている。小峰さんは、そのまとめ役として欠かさない人。きさくな人柄は、その場を楽しく盛り上げてくれる、ユーモア溢れる魅力的な人である。

小澤さん・東京都

 誠実温厚で正義感あふれる人。そして大のサッカーファン。理論整然とした無洗米に対しての知識・ならび論議は全国的に有名。逢うたびに思わず、教えを問いてしまう。それに、いつも親切丁寧にわかりやすく教えていただいている。その博学は、もはやMLでは欠かせない人であり、その出会いを与えてくれたMLに感謝。

大村さん・静岡県

 二年ぶりの参加。パソコンの知識はMLでも三本の指に入る。ML会員のために米の食味データーのソフトを作成していただいた。地場産のひのひかりを自ら集荷して、卸・小売り販売する。養われた情報力と行動力は、常に人の一歩先に行く。私のめざす人である。

加賀さん・愛知県

 とっても勉強熱心な闘志あふれる若き米屋さん。とっても聞き上手で、なんでも、どん欲に取り組んでいこうとする、一途な姿勢は尊敬に値する。そのあふれるエネルギーを、ぜひお裾分けしてもらいたい。伸びていく人間とは、まさにこの人の事を言うのではないのだろうか。また、奥様はとっても美しい方で来年春にはママになる。

樽本さん・大阪府

 MLを今、最高に盛り上げていただいてる人。今回、初めてお逢いすることができて、とってもうれしかった。いつもMLやチャット・メールにて会話しているので初対面とは思われなかった。個人的にも、いろいろ相談に乗っていただき、いつも暖かく励ましていただている。常にお客様第一に考える商人魂。豊富なる人のつながり。魅力あふれる会話。今現在、MLのリーダー的存在の人である。このMLの管理人・オーナーすべてを譲って、任せられる人である。

藤本さん・宮崎県

 宮崎県というより、九州を代表する有力な米屋さん。皆が居酒屋での三次会においても、沈着冷静にメモを取り、情報を整理して皆を導いていただいた。三次会が夜遅くまで盛り上がったのは、ヒロフジさんのお陰である。数少ない米穀店における勝ち組を代表する人の秘密は、どんなときにでも、メモを取って、勉強していること。そばで見ていて教えていただく。MLやチャツトに置いても、いつも有力なアドバイスをいただいている。いつの日か、ヒロフジさんのような米屋になりたい。めざせ、ヒロフジさん。
11/18 米サミットに参加されたMLメンバー紹介・その1

 すっかり二日酔い。青さめた顔で一日仕事をした。昨日書いた米サミットに参加されたMLの人たちを紹介しよう。北海道から北の順番で。

白川さん・北海道

北海道室蘭市の米屋さん。米研の全国幹事長。朝もぎ野菜や雑穀をブレンドした元気米を販売。そのあたたかい人柄と大きな器が幅広い人脈と信頼を呼び、一緒にいるだけでエネルギーを譲り受けてもらう。いつの日か北海道でMLの会合をやりたい。

佐藤さん・福島県

 浜通の生産者でもあり、集荷人でもあり、そして米の検査員である。がんたらやさんの通称でみんなから慕われている。居酒屋での三次会でも、米の検査について、がんたらやさんに質問が集中。ひとつひとつ、丁寧に答えていただいた。また、とっても行動的な人であり、情報は常に自分の足で集め、そして、それを分析し実行し実績をひとつずつ、積んでいく。静かなる情熱家でおられる。

武子さん・栃木県

 私と練馬の池田屋さん、神奈川のさのやさんのれんげ米の師匠。栃木県上三川町でコシヒカリを主に作付けしている。師匠いわく、自然農法。独自の栽培観念を持ち、農薬を使わない米作りに精通している。また、地元ではものすごく人望があり、みんなから頼りにされている。闘志あふれる熱血米生産者。田悟作さんの名前でみんなから親しまれている。

岡田さん・千葉県

 都市近郊の我孫子市で、米作りしている専業農家。今年からレンゲ栽培に取り組む。体は大きいけれど、とっても物静かな穏和な話し方をする人である。その言葉ひとつ、ひとつに米作りに対しての情熱と理念。なによりも一生懸命さを感じ、聞き手はその話しに惚れてしまう。農薬についても博識であり、今回の居酒屋での三次会では、農薬について今まで誤解していたこと感づかせを、また新しい知識を得ることができた。体も心も器の大きな人。

池田屋さん・東京都

 今回唯一ご夫婦での参加。私と池田屋さんは、神奈川のさのやさん共に、田悟作さんに米作りの弟子入りしている。奥様はMLではラスカルさんと呼ばれ、そのパソコンの知識はMLでも三本の指に入る。また、MLでは接客や対面販売の貴重なアドバイスをいただく。明るく、楽しく、ダンナ様を大切にする、すばらしい奥様。物静かなダンナさんは、私と同じ山男。とってもあたたかい人柄で、米に対する見方がとっても真摯であり、彼から教えて頂けることは多い。教えて頂く一方で、申し訳ない。たのもしき人である。また、山にも、連れて行ってね。

 続きは、明日書きます。
11/17  米サミット・平塚

 今年も平塚において、米屋と生産者との集い・懇親会でもある米サミットが行われた。北海道から九州まで50人を超える参加者あり、例年通り活発であり交流に時を過ごした。

 私にとってこの会合の一番の楽しみは、日頃MLで情報交換している人たちと会えることである。ほとんど毎日のように情報やエール、ときにはグチをこぼしておきながら、今日初めて直接に顔合わせるのである。初めてなのに初対面とは思えないほど親近感がわき、すぐにうちとけることができた。

 会合が終わった後、MLの仲間が居酒屋に集い、夜中の二時ごろまでの生チャット会議。ひとつの話題を参加した9人のメンバーがみんなで協議し、討論し、検討した。とっても有意義な時を過ごすことができた。時間が許せば、朝まで続いていただろう。このような出会いがあったことに感謝したい。
11/15 岡田さん、来店!!

 千葉県我孫子市のれんげ栽培農家の岡田さんが当店に来られた。MLにおいて知り合えた生産者であり、今年の七月のがんたらやさん見学会にも一緒に行った。大きな体型と同じく、大きな心と器。そしてなによりも、米に対する愛情・情熱を持ち、尊敬のできる人である。話しがはずみ、短い時間であったけれども、有意義な時を得ることができた。
11/14 やっぱ朝型は難しい。

 ダンナと子供ホッポいて女房は東京ドームで開催しているポール・マッカトーニ-のコンサートに。ま、たまにはいいか!

 朝型人間へと以前も書いたけれど早くも挫折。夜早く布団に入ってもあれこれ考えてしまい、なかなか寝つけられない。なにも考えないで、寝ようとすると、するほどだ。やっぱり長年の習慣は簡単には直らないな。ま、少しずつ朝型になるよう、やってみよう。がんばらない程度に。
11/11 閉間期?

 本日37000ゲットありがとうございました。このところもうひとつの趣味のHP制作中で、こちらの方は更新ついさぼりがちである。反省。読書記や米辞典も更新しなくては。(辞典は少しずつ、めだない程度更新しているけれど)

 しかし、更新が今ひとつの本当の理由は。毎年のことながら新米のこの時期。米屋にとって最もヒマな時期。年々ひどくなっていく。JAへの出荷率が減り続け、すべての生産者が縁故をたより、無償・有償で米を販売している。地方のコメ・コイン精米機はフル回転。宅急便が米屋化とする。 

 東京はJAS認証が厳しくなると業界紙は言うが、量販店のあいかわらず新潟コシ・産地直送5kg¥1690のちらし入ってくる。中身を古米・または規格外にしなければ信じられない価格である。米は工業製品とは違う。量販店もそれを入れる業者も儲けを当然取らなければならない。精米加工賃や流通運搬費・米袋代や従業員費もかかる。いくら、大量仕入れといっても、無理がある。まして新潟コシのような一流ブランドならば。
11/10 相田みつを美術館

 銀座の相田みつを美術展を見学。館内は年配の方から若い女性で一杯だった。相田みつをは詩人として、独特な書体を持つ書道家として有名な方である。(故人)見学の後、販売店にて、いくつかのポストカードを選んで購入。その選んだに書かれているのは。

「ともかく 具体的に動いて ごらん  具体的に動けば 具体的な 答えが出る から」

「そのときの出逢いが 人生を根底から 変えることがある よき出逢いを」

「そのとき どう 動く」

「根さえ しっかりしていれば 枝葉は どんなに ゆれたって いいじゃないか 風にまかせて おけばいい」

「夢は でっかく 根は ふかく」

      本気
「なんでもいいからさ 本気でやってごらん
 本気でやれば たのしいから
 本気でやれば つかれないから
   つかれても
   つかれが
   さわやかだから  」

「アノネ がんばらなくてもいいからさ 具体的に 動くことただね」
11/8 朝型人間へ

 私は夜型人間である。なんだかんだ、やりながら布団の中に入るのはいつも夜中二時を過ぎる。朝7時半に起床。睡眠時間は平均3〜5時間。なんとか、夜型から朝型に変えていきたいと思っている。

 朝一番の考え方がその日一日の行動や未来への夢の実現への道と言われる。睡眠不足の朝起きでは、前日のモヤモヤや不満・不安をそのまま持ち越してしまう。

 長年の習性や生活リズムを変えるのは難しいが。今、なにか変えていかなければならないとき。まず、己自信の行動より変えてみよう。
11/6  パワー

 長野県から生産者が突然来店した。HPを見てとのこととか。あまりにも小さい米屋なのでがっかりしたのではないだろうか?。とっても熱心な方で、人間的にも魅力溢れる人であり、話しについ引き込まれてしまった。全身に活力とやる気とパワー溢れた青年であった。
11/4 夢の実現

 米ML。開設当初思わないほどのメンバーがそろった。毎日の情報交換はものすごく勉強になるし、励みになる。よくぞ、ここまでのメンバーがそろったとびっくりしているくらいだ。人が人を呼ぶ。この米MLには組織はない。はなから作る気もない。個と個。大も小も関係ない。なにしろオーナーが一番小さな米屋だから、返って気兼ねなく参加できるのかも知れないな。

 今日もすてきなメッセーシ゜をいただいた。「夢の実現」それは、まず夢をノートに書くことから始まる。それさえ、できないのならば、夢でなく、たんなる空想である。夢と空想の違い。それは行動するか、頭の中だけで終わるかだ。ノートに夢を書き、後はとにかく動くこと。動かなければ何事も始まらない。
11/1  今年もあとふたつき。

 10月のスタートは雨台風でヒマだったけれど、11月も雨で全くヒマなスタート。ため息だけがでる。11月は一年で一番ヒマな月でもある。ヒマな時期だからこそ、店内を見直したり、商品構成、売り方を変えていかなくてはならない。言うが易し行うは難しいだ。

 知らないうちに、カエルがなま暖かい湯につかっていて、やがって死に至るような煮ったている湯になっても気づかずに死に至る状況に似てきた。もはや、人ごとではない。