米屋日記

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4/28 デジカメが欲しいな。

 30日はヤンキースの松井VSマリナーズ・イチローの夢の対決。楽しみだ。大魔神佐々木がケガでベンチにいないのが残念だけれども、楽しみ、楽しみ。やッぱ!野球は本場に限る。ウン!日本のプロ野球なんて、フン、ベイスターズなんて、二度と応援なんかしてやるか。バカヤロー!(二死ランナー無しから大量大逆転負け)クッスン。

 昨日は妻と子供は実家へ里帰り。(妻も同じ東京生まれ。だから毎月一回は泊まり込みの里帰り)鬼の居ぬまの心の洗濯?というか、神奈川県の大山へ趣味の野草撮影ハイキング。ヤビツ峠より頂上めざし、残念ながら目的の花は撮影できなかったけれど、ハナネコノメソウやタチツボスミレ、シコクスミレなど春の山野草を見る。それにしても、山に限らないけれど、カメラはデジカメばかりだなぁ〜。デジカメ、欲しいなあ〜。印刷面を考えなければHP用の写真ならばデジカメの方がコスト考えると安い。また田圃の写真も友人に簡単に送れるし。デジカメ。考えてみるかな。
4/23  バイオの時代

 オイオイ!ベイスターズよ。またもや負けて7連敗。球団最弱のチームといわれた去年より弱ちいじゃんか。大チャンス打線でなくて、大チャンスに打てま線だ。

 米国の遺伝子組み換え会社による、除草や殺虫・殺菌剤いらずにできる大豆や野菜などの組み換え作物については、強い拒否反応があるのは周知の通り。しかし、豆類は土壌の微生物を活かして生育し土壌も豊かにする。この特性をたとえば、イネに組み込んだらどうだろうか。微生物は増えるし、なによりも肥料が有機・化学肥料問わず一切使用せずに育てることができるそうだ。21世紀はバイオの時代という。爆発する人口問題や砂漠化する地球。どんな悪環境にでも栽培・収穫できる穀物の研究・開発は必然である。

 米の減反制度の廃止、売れる米作り政策が各地域でとられると、いつまでもコシヒカリやひとめぼれ、あきたこまちではあるまい。同じ品種ならば有名生産ブランドの前に消えてしまう。そのうち、おいしいお米のイノゲノムを解析され、天候に左右されず、土地にも左右さけず、誰でも美味しい米が作れることが開発される。夢の世界ではない。米に限らず農産物は、ますます工業製品に近づいていく。

追記・日本米市場HPより。(4/30)  どうやら現実化してきたな。

農水省は、コメの美味しさなどを遺伝子レベルで解き明かす研究をスタートする。

 イネゲノム塩基配列情報から(1)高品質なコメをつくる(2)機能性物質をつくる(3)光合成機能を高める(4)病害虫につよい(5)不良環境につよい…の5つの重要な機能に関わる遺伝子を発見し、美味しい米づくりや低農薬の米づくり、砂漠のような乾燥地での米づくりに役立てる研究「イネ・ゲノムの重要形質関連遺伝子の機能解明」を開始するもの。

 15年度予算額7億2千万円。この研究の課題案は昨年一般公募を行い、このたび評価委員による評価の結果36課題を採択。これまでの米づくりを一変させる可能性を持つとして研究成果が期待される。

4/22  今時の米屋のディスカンウトちらし

 店頭の糠が毎日たくさん売れている。商売繁盛といいたいところだが、無料だから売り上げには全くつながらないが、少しは宣伝にはなるだろう。

 今朝の朝刊にひさしぶりに米屋のちらしが入った。新潟コシ10kg¥4300。ちらしには複数玄米使用の文字はなかった。ディスカウント店でもなく、店の規模もそれほど大きな店ではない。昨日の入札でも値上がりしている新潟コシヒカリ。検査物しか銘柄をうたえないのだから、かなりの薄利か、損をして売っているのか?(中身が本物として)商売・しかも米屋専門店ならば極端な薄利は考えられないし、おとり商品になんてならない。食糧庁の検査来た後なので、安心してせールできるのかしら。

 最も新潟コシヒカリ検査三等米(あれば?)いわゆる中米クラスをブレンドすれば、新潟コシヒカリ100%は表示できるが、品質の劣化は言うまでもない。試しにどんな米なのか、女房に買いに行かせてみるかな。
4/20 届け出制・2

 雨の日曜日。子供たちとじゃれながら一日を過ごす。いまや生意気盛りだ。また、本当にひさしぶりに趣味のHPをほんの少し更新した。

 前にも書いたが米の販売が登録制度から届け出制度になる。今登録せずに米を罪にはならないが、来年の新食糧法により、届けせずに米を販売すると罰金50万円以下と前科がつく。なんか、食管法に逆戻りのようだが、決定的に違うのは、食管制度の時の米販売の免許はなかなか認可が得られなかったこと。人口基準や地域基準、さらに組合の抵抗強く、一時は米の免許が高額で取引されたくらいだ。当店も雑穀店から米穀店になるまで
約二十年、さまざまな圧力や嫌がらせを受け、やっとの思いで獲得した。(獲得して十年もしたならば、なんも価値なくなったけれど。)

 今度の届け出制は原則的に誰でも届けることが出来る。つまり、誰でも米販売の認可を受けられることだ。昔からの米穀店のなかには、登録をあえてしていない店も多い。登録していない方が食糧庁からの検査が来ないからだ。しかし、今回は、そうはいかない。米販売するにあたって、届け出を出し、調査・検査を受ける義務が応じる。

 取りたくても取れなかった米の免許時代。届けなければ米が販売できない届け出制度。ここ数十年にこんなにも変わってしまうなんて。
4/17 消費税

 本日43000ゲットありがとうございました。

 あまり話題にはなっていないが、来年度から消費税が改正される。と、いっても税率アップでなく、年間総売上三千万円以下の免税店の廃止(一千万円以下は、免税店)いわゆる益税の廃止。これは当然というか、当たり前。まじめに消費税納めている店からみれば不公平感がしたり、そもそも、お客様から一時的に預かっている税金を合法的に懐に入れるのがおかしい。この改正はむしろ遅すぎたくらいだ。

 それと、表示。今ほとんどの店が外税方式。つまり税抜き価格の表示であるが、来年四月から総額表示。つまり内税で表記することになる。つまり¥100ショップは¥105ショップになるわけである。 ま、はっきり言えば内税にすれば買い手からみて消費税の意識が和らぐこと。つまり税率をアップしやすくするためのねらいである。支払いのために消費税を意識しなくて済めば、税率の値上げもやりやすくなるということだ。

 当店の場合は売り掛けの業務用米以外は内税。影響はないけれど、安さを外税で演出していた店は大変ではないだろうか。¥98で¥100以下の安売りを演出しても、プライスカードには¥103と表示しなくてはならなくなる。たとえ、払う金額は変わらなくても、消費者心理における場合の影響はおおいにありえる。無理して¥98にすればますます薄利に。デフレがもっともっと進むかもしれない。

 知らないうちに消費税アップも。
4/14  小学生からの米屋へ質問の季節。

 長男が小学校五年生になり、例のごとく学校から米の品種などを調べてくるように言われたそうだ。米屋の息子だから、調べなくても頭の中に入れておけよと、思うのだが・・・・・・・そんなわけで?主な米の産地別主要品種の表を作成した。こしてみると、扱っていない米が多いのはしかたないとして、見たことも食べたことのない産地の米多い。米屋なのに反省。一番食べてみたいのは、東京産の米。田圃は八王子付近で見たけれども、玄米ならび白米はみたこともありません。誰か、東京都のお米おもちでしたならば、試食用にすこし分けていただけませんか。
4/10  とりとめもなく

 買ったばかりのレジが壊れるやら、ベイスターズは相変わらず負け続けるやら、肩こりは悪化ますますするやら、運勢やや下降気味。ま、下がればこれからは昇っていくだろうな。それにしても、ヤンキーズの松井は、すごい。
アンチ巨人の私には去年までは素直に松井を応援できなかったけれど、ヤンキースに行ったならば別。ガンバレ!松井。今年から大ファンになってしまった。ミーハーだな。!でも、松井の悪口って聞かないな。あの文春さえ?ヨイショだもの。いい人なんだろうな。それも自然に。
4/7 自由化

 う〜ん昨日の山登りで筋肉痛。山登りというより軽ハイキング程度なのだが、日頃の運動不足か。年の性には意地でもしたくはない。肩こり・足の筋肉痛・お小遣い不足の三重苦だ。

 今年の九月からいよいよ酒の販売も自由化を迎える。当初予想されていたコンビニの他、ピザ屋・薬局・¥100ショップといった異業店からの参加も声を上げ、メーカーは酒屋オンリーから、それらの異業店への新たな対応を開始、売り込みを行っているという。¥100ショップ専門のビールなども開発、販売されるかもしれない。

 今まではビールメーカーに限らず製造元は売り先は量販店(スーパー・デパート・コンビニ含)を含む酒屋の棚確保に力を注いできたけれど、自由化により販路は増え、その対応も一辺倒から多角化へと繋がる。限られたパイの競争が過激に始まる。米屋が免許制が廃止になったとき以上のことが酒屋に起きる。米の免許崩壊の前からヤミ米で慣れされた米屋と違って、100%免許がなければ酒の販売できなかった酒屋はそれ以上の危機感があるだろう。もっとも酒はちがって縁故米という苦しみはないけれど。

 予想されるのは客寄せにビール等を販売すること。原価割れしてもかまわない。ビールで損をしても高いビタミン剤を買ってくれれば御の字だ。客としても格安のキリンラガーと、酒屋でのキリンラガーは全く同じ商品。返って薬局チェーンで買った方が回転が速いから製造月日が新しいかも知れない。

 もっとも今回の猶予は三年もあった。その間コンビニに転換する酒屋も多い。町中はコンビニだらけ。コンビニ同士の苛烈なる競争も激しい。楽な商売・殿様商売はなくなる一方だ。

 早くタバコの自由化にならないかな。その前に自動販売機は、撤廃すべきである。出ないと未成年販売が公然と行われているではないか。 
4/6  ひさしぶりに山登り

 趣味の野草撮影の仲間から高尾山に珍しいスミレの情報を得て、今年初めてリュックにカメラ詰め込み三脚担いで一人で山登り。目的のスミレ(実は、このスミレを探して何十年というしろもの)を撮影した後、ついでにと影信山から高尾山まで歩いた。影信山は昨日の雨がここでは雪であったらしく、ちょっとした雪山気分。頂上にある山小屋にて、山菜の天ぷらを食べるのがここに来る、一番の楽しみである。目の前で揚げてくれる。価格も¥300と良心的だ、ビールも買って、ひとりで乾杯。

 富士山や雪に覆われまるでアルプスの山々のような雄志に装っている丹沢山塊。至福のひとときだ。
4/5 選挙戦たけなわ!

 肩こりがひどく、更新もままならぬところ。整形外科に通っているけれど一向に良くならない。サクラ散ると同時に連敗街道ばく進中のベイスターズと同様、かんばしくないな。

今月は統一地方選など、選挙の月。お酒に「当選」があるように、米?にも、ないのかな。「当選」という名のブレンド米作って各選挙事務所に売り込みに行ったりして。

 ブレンド米の材料は「星の夢」「祝い(酒造米)」「夢こごち」「日本晴れ」新人ならば、「はえぬき」金権候補には、「こがねまさり」当選者には、良い政治をしてもらうために「こころづくし」。でも、いつも選挙違反候補者に「こころづくし」を買ってもらうと、買収?容疑で逮捕されてしまうかも。山形県で落選した人には「出羽さんさん」(冗談ですよ。)
4/2  届け制度

 花冷えする今日この頃。サクラの花は満開だが、わがベイスターズは早くも最下位独占中。ねらいは139敗か。
 米の販売が来年の新食糧法により登録制から届け出制に切り替わる。年間1000kg以上販売するところは全て届けるのが義務になる。(現在米販売している、ほとんどが当てはまる。)であり、届けにはいわゆる認可はなく、誰でも届けることはできる。

 米の登録店はこのまま「みなし届け店」として自動的に認められる。自主流通米の廃止により米の登録店制度が意味がなくなる。免許制・登録制・届け出制と変更のたびに、米は一般食品と同じになる。もっとも、このような当たり前のことを意識していないのは業界人だけかもしれないけれど。業界の常識は世間の非常識。
3/30  すごい人

 横浜のホテルリッチにて行われた、米屋の勉強会・親睦会に参加した。神奈川の石井米店さん、佐野屋さんが準備に半年間費やしたかいあって、ひさしぶりに充実した中身の濃い勉強会に参加できて良かった。

 今回の講師は数少ない米穀店の勝ち組である町田の市川さん。秦野の山口米屋さん。一度、倒産という地獄から不死鳥のようによみがえり、今や確実に歩みを続けている市川さんは、たくさんのシンパがいる。その人柄から言えば当然のことである。私にとって尊敬すべき人でもあり、勝手に師と思う人だ。人間としての器の大きさに、いかに自分が小さいのか身にしみる。

 山口さんのひさびさに山口節を心ゆくまで聞いた。以前お逢いしたときよりも人間的に丸みを帯びていられた。町のどこにでもある小さな米屋から自他とも認める大米穀小売店に一代で築きあげた人。常に前向きであり、変革に敏感であり、エネルギシュな人でもある。

 横並びの好きな日本人の原点は聖徳太子の「憲法第十七条」の「和を持って尊し」からくるという。人と議論するのは拒み、集団で主導者の元に従う、考えるのを苦手とする。出る杭は打つ。だからこそ、官僚が大好きな国民性。そこから飛び出すのは、まず自らの勉強と行動力でしかないだろう。
3/29  月刊誌

 異業種からの勉強に思い「月刊ストァジャーナル」を年間購読を申し込む。以前は本屋で「商業会」を購読していたが、こちらは中小の「中」の企業ばかり特集が多く、あまり参考にならなかった。(勉強のとらえ方が悪かったのかもしれない。)今回参考になった記事は「ピンチをチャンスに変える発想法」であった。
3/28  花粉症

 ようやくサクラが咲き始め、プロ野球も開幕して、わがベイスターズはめでたく開幕戦に勝ち、3チームによる同率の首位に立つ。(今年最初で最後の。たぶん。二年ぶりの貯金も。)ま、ともかく140敗は阻止できた。良しとしよう。

 ジーコ・ジャパンはまたしても勝てず。そして、暖かくなり春めいてきたが今年も花粉症の人にとって最悪?な年らしい。と、妻を見て思う。どんかんな体質で良かった。遺伝子組み換え米の医療用の花粉症に効く米が販売されたならば、妻は買ってくるだろうなぁ〜。医療用なので医者の処方選必要になるのかな?。薬剤師免許のない当店では販売することはできない。売れば薬事法違反で両腕に手錠かけられてしまう。当店では売れないけれど、売れるだろうなぁ。このことが、遺伝子組み換え作物のアレルギーを大きく変ってしまうかもしれない。

最も薬としての米ならば、クスリの反対にしリスクも自ら背負わなくてはならないけれどね。
3/26 値上がり?

 先日も書いたがしばらくは掲示板は休みます。今のレンタル掲示板を廃止して再び、新しいのを見つけるまで。また日記を更新していなくても、米の辞典、読書記など少しずつ更新しています。(いいわけ)趣味の野草のHPはここ二ヶ月更新していませんが。

 昨日の自主流通米の入札にて新潟コシならび魚沼コシ、九州産の夢つくしが大幅に値上がった。いずれもJAS法がらみの米である。夢つくしは、関東では無名だけれども福岡県では人気銘柄のひとつ。この先、どうなるやら。
3/21 掲示板・しばらく休みます。

 掲示板に再び、マルチまがいな商売?なカキコミが目立つようになってきた。いわゆる、「私はoooで大金持ちになりました」というたぐいだ。それに、インチキくさい健康食品の売り込みのカキコミとか。しばらくは掲示板休むしかない。掲示板カキコミソフトというのがあって、掲示板を開かなくても自動的に書き込むという。(現に今アップしていないのにかかわらず書き込まれている。)一度狙われると、防ぎようがないし、きりがない。以前も閉鎖に追い込まれたこともあった。このときは有料の掲示板使用していたのに、まだ使用期間内だったけに、もったいなかった。

 ご意見・質問・問い合わせはメールにてお願いします。
3/19 新潟こし値上がり中!

本日42000ゲットありがとうございます。

 新潟コシヒカリが値上がっている。末端の価格には反映されてはいないけれど、仕入れ価格は少しずつ上昇中である。原因は、大手卸や有力小売店、一部のJAによる不正により、今さらながらあわてて新潟コシに集中したからである。逆に、新潟コシに化けていた他県産の米は大きく値下がる可能性はある。

 昨年のあきたこまち・魚沼コシ騒動(騒動といっても業界人にしか騒ぎにならなかったけれど)と同じような動きである。今回同じJAS関連の秋田産あきたこまちが、新潟コシのような値上がりの傾向にはない。一説によると、昨年のこまち騒動の時、買い占めた会社の在庫がたくさん残っている。それに、今は古米の保存も冷蔵庫の設備が進み、保存状況が良くなった。(きっちんとした設備したうえでの)古米と100%判定るできる機械は無いという。JAS法では新米(新米と表示できるのはその年の末まで、平成14年産は新米の表示できない。)と記入されなくても、古米を混ぜても今の検査ではわかりにくい。判明しにくい。(完全な冷蔵保管ならば。ただし、常温に戻した場合は、痛み(古米化)は早い。また無洗米への加工?されると古米臭いは消えるという。)

 新潟コシも消費地はないが、産地ではまだまだたくさんあると聞く。買い占めている企業もあるだろう。あの米パニックの年の平成4年産米でさえ、本来ならばないはずの米が翌年に古米として残ったのだ。今、値上がっている新潟コシも、その可能性はなくもない。

今日のカキコミは、情報通の神奈川県湘南地区の米穀店さんとの会話から思いついたことを書きました。
3/17 無題

 戦争の足跡が近づいている。フセイン、そしてブシュは歴史にどう名を残すのだろうか。そして何よりも罪もない多くの一般市民が巻き込まれて命を奪われるのだろうか。是非は、別として、フセインがもし自国民の命を大切と思うならば、他国へ亡命でもしてまでも戦争は中止になるように努力して欲しい。

 戦争が始まれば、我が国も茅の外ではいられなくなる。石油で作られていると、言ってもいい我が国の農産物はさらに自給率が下がるのだろう。輸入するにも、石油がなくてはできない。デフレが、いつハイパーインフレに変わる可能性は大きい。世論だけでは、世界は動かないのだろうか。それとも、時の権力者・支持者は世論にあえて反しても、迎合しないことも時を見る、読むためには必要なのだろうか。
3/16 お休み

金曜日から今日にかけて、首痛くから来る頭痛に悩まさられる。パソコンのやりすぎが原因?
3/14 ヒロフジさん。

 昨夜は宮崎の米屋さんヒロフジさんを囲んで、東京港区の小峰米屋さん、と深夜二時まで居酒屋で盛り上がった。ヒロフジさんは、今回米の講習会を受けに来て、せっかく来られたのならば、夜我々と一杯やることになった。

 ヒロフジさんは、自他共に認める宮崎市NO1のお米屋さんである。「私は吸い取り紙のように、なんでも吸収していきたい。たとえ、それが今すぐに役に立たなくても、頭の中にインブックトされていれば、いつの日かきっと役にたつ。」と教えていただいた。今夜は、逆に我々がヒロフジさんから教えを、情報をたっぷりと吸収させていただいた。ヒロフジさんとご一緒させていただき、大変有意義な一晩であった。
3/12 専門店

 コンビニやディスカウント店でなく専門店を利用するのは、私にとってなんだろう。ひとつはカメラ屋さんというより写真屋さん。いまひとつ、デジタルカメラによる写真は銀塩フィルムと比べると色の再現が納得いかない。また銀塩でも、専門店でなく安売りをメインとする現像写真は満足どころか不満ばかり残る。写真を撮るものがもう二度と再現できないことや、取り直しの効かない事の場合という事が多い。だから、フィルムも選ぶし、現像してくれる店も選ぶ。もっとも、私の場合は趣味が高じたのだが。写真が趣味でなければ携帯電話のカメラでも満足していたかもしれない。

 もうひとつは、本屋。でも町中にある小さな本屋ではなく、ある程度の売り場を持つ本屋。じっくりと本を選べられる店である。つまり、本との出会いができる店だ。初めから買う本が見つかっている場合は、ベストセラー・雑誌以外はアマゾンで購入した方が、早いし、また取り寄せたり、探し出したりする手間が省けて便利だ。代引きもできるし。

 しかし、カメラ機材の購入となると大手のディスカウント店だし、フィルムもネガならばまだしもポジならば冷蔵庫施設ある大型店の購入になってしまう。本屋も最近は新古書店をよく利用している。図書館で借りる手もある。臨機応変だ。本屋では、単に本探しだけに終わってしまうことはままある。

 なぜこのような事を書いたかと言うと、昨日も書いたとおり、消費者として自分はどのような行動してきたか見直してみたいからである。もちろん消費はひとそれぞれだけれども。自分の事を棚に上げていいのだろうか。まずはじぶんの消費者・お客として他業種を見てみよう。見てみたい。
3/11 ビール党

 私はビール党である。仕事が終わり風呂上がりには、冷えたビールを一杯。最高のひとときだ。暑くても寒くても余所へ飲みに行っても、アルコールはビール一筋。お酒やワイン、洋酒、中ハイはほとんど飲まない。(チャンポンすると、かならず二日酔いするという私特有の性質だから)

 そんなビール好きな私が酒屋で買わなくなって久しい。ケースで買うときはディスカウント店。最近は、配達までしてくれる。ちょっとビールが冷蔵庫に足らないときは、近くの酒屋を通り越して、最寄りの大手チェーンのコンビニに行く。ディスカウント店で買うのは価格が単に安いでしかない。では、なんで酒屋を通り越して、コンビニに行ってしまうか?ビールの品ぞろいや価格は酒屋もコンビニも変わらない。ついでに買うおつまみも、たいした差はない。

 商人ならば今売れている筋を見極めるためと、言いたい所だが。実際は、雑誌などの立ち読みできるから。通販等で買った支払い手続き取れるから、店に入りやすいから、気軽だから、そこそこ商品そろっているから、商品が探しやすいから、たまに、なんにも買わずに出って来られるから。やはり一番の理由は「気を使わなくていいから」につきる。

 季節の挨拶もいらなければ、(全く求めない生活は寂しいけれど)商品の説明もいらない。(それらの店では説明を求めるような商品を買いに行かない。)どこで買っても同じ物ならば¥1でも安いか、気軽な方がいい。

(でも、私がビール党ではなく、こだわった日本酒派で、その店しか販売していないとか、あるいは、ビール党でも、ものすごく可愛い娘がニコニコ顔で気持ちよくレジで向かえてくれる酒屋だったら、たとえ多少高くても、毎晩ビール買いに行くだろうなぁ〜。オヤジだね。)

 商人も自分の店にないものは、他へ買いに行く、つまり消費者になる。当たり前のように消費者の目で店を選ぶし、購入する。しかし、こと自分の店に対して、そのような消費者の目で見ていられているのか。ビールに当てはまることは米にも言える。対象がコンビニでなく、スーパーやデパート、生協、自然食品店、直接生産者(縁故米除いても)だとしても。(デスカウント店はお酒と同じで価格と配達。)

 小手先の売ることの技術や商品知識の豊富も大切だが、「当店で気持ち良く買って頂く事」それが一番大事。尊敬する大先輩から最近、そう教えていただいた。頭の中、ハンマーでたたかれたような思いである。
3/10 ポケモン

今日は東京大空襲の日。広島・長崎にまさるとも劣らない大惨劇が起きた日である。今、新たな戦争が起きようとしている今、日本人ならば戦争という過去を今一度振り返ればならないのではないのだろうか。

 先月子供にせがまれて日本橋にあるポケモンのキャラクター商品を販売する店に行く。なんでも、手持ちのゲームに無料でキャラクター?を入れてくれるのだそうだ。(このことについては、つこまないで欲しい。興味のない私にはよくわからない)ところが、それを入れてくれるためには、日本橋から東京駅まで連がっている列に並ばなくてはならない。(現在は会場を高島屋に変えたそうだ。)待ち時間は最後尾だと四時間だ書かれた看板。うんざりだ。幸い列を並んでいる半分近くが私のような子供たちの単なるつきそい。約一時間の待ちで済んでほっとした。そのアト、グッズ販売店の方へ見学に行こうと思ったけれど、こちらも長蛇の列。あきらめて帰る。

 ディズニーにしろ。ポケモンにしろ、行列のできるラーメン店にしろ、お客さんが強く欲しいと思うときは、どんな不便を与えられても甘んじる。逆にタダでもいらないものは、渡されても即ゴミ箱行きだ。人気の秘密はなんだろう。夢・非日常・ちょっとした贅沢感。意外性・優越感・趣味・趣集・オタク。単にブームとかたずけるには、人気が長すぎるな。
3/9 ¥100ショップにて

 ¥100ショップが好調だ。私もヒマがあればたとえ買わなくても除いてしまう。よくぞ、こんなものまで¥100で売っているなと思うものがけっこうある。意外性を探せて楽しい。これも繁盛店の秘密の一つかもしれない。

 ¥100ショップの商品のほとんどが中国製というのは周知の通り。もし、中国が底力を見せて円との為替が¥100・100元と対等になったならば、そうはいかないだろう。

 私が子供のころ、米国人が日本のカメラは質も良くて、価格もずっと安いと言う発言が雑誌に記載されていた。子供の頃からカメラに興味持っていた私は、その意味がわからなかった。品質が良いのはわかるけれど、決して安くないぞと。しかし、そのころは1ドル¥360の固定相場であった。

 以前、ある民法のニュースコラムで中国の設備の整った保育園を紹介。女子アナが「こんなに設備整って、日本円にして月、わずか一万円。安いですね」と。オイオイ、日本人の一万円と同じ価値として考えていいのかよと苦笑してしまった。

 日本人にとって安い中国野菜も現地の人にしては高値かもしれない。高値でなくても、決して安い価格ではないだろう。北朝鮮では外貨を稼ぐために、海産物やマツタケなど日本に輸出すると聞く。たとえ、自国民が飢えても。(我が国においても、同じ例はある。江戸時代における東北地方における飢饉のとき、大凶作なのに、大名の借金返済を優先させて、農民を餓死させた。) 
3/8 米国産あきたこまち

 プロ野球横浜ベィスターズファンにとっては、開幕までは最も夢見ることが出来る。(昨年の監督ではそれさえも夢見ることはできなかったけれど)大チャンス打線の新しいスター古木!ガンバレ!。古木はドラフトにおいて、松坂のハズレ一位で指名した選手。あの大魔神佐々木も、野茂のはずれ一位。だからということではないけれど、ガンバレ!せめて、五月の連休までは夢を持たせて欲しい。

 米国産あきたこまちが、大手卸の肝いりで米穀店向けに販売が開始された。米自体は見ていないのでコメントはさけたい。ただ、背景にある米国のスポンサーからの販促品やバッアップ体制は目を見張るものがある。先を見通しての、販売活動・販売路への投資なのかもしれない。(販促品欲しさに米国産こまち仕入れてもいいなと思ったほど。でも、関東地区の担当卸とは全くつきあいもないし、売り切る自信もないので、今回はやめておこう)

 カリフォルニア米の実際に日本に輸出できる数量は今はそれほど大きくないという。むしろ、米国産・豪州米は日本に輸出する農産物のシンポル。つまり象徴である米を突破することが、もともっと農産物を輸入拡大に繋がりするためが本来の目的だと思う。それに、商社が絡む。日本としても米国に工業製品をたくさん買ってもらうために、変わりにもっともっと農産物を買い続ける指令?があるのかもしれない。

 実際カリフォルニアにおいて、米よりも優先順位は小麦のほうが強いし、また水の問題も大きく、今すぐには日本の米を追い込むまでの量は輸入できないと聞く。また米国における日本食ブームによりカリフォルニア米の消費も多くなっているそうだ。と、いうことは、日本の米を逆に輸出することはできないのだろうか。でも、日本人が日本のお米がNo1だと思っているように、米国人には、カリフォルニァ米が食の好みに合っているのだろうなぁ〜。
3/5  勉強

 今年はひさしぶりに寒い冬。冬らしい冬である。というより最近は冬が寒いことを忘れていたのかな?

 米屋とか酒屋というのは昔は看板(免許)で食べて行けた時代が長くあった。つまり殿様商売ができた業種であった。おたがいのテリトリーを守り、競争を排除し組合員同士仲良くやっていこう、その代り、よそ者は徹底的に排除して行こうという考え方である。そして今でも、看板というしがらみにしがみつく。ただし出る言葉は昔は良かったな、のタメ口ばかり。現実を直視できない。業界の常識は世間の非常識と言うことを知らない。

 ここ数年この業界(米)に資格制度がいくつかある。民間資格あるいは業界資格というものであり、一定の講義とお金を払えばかなりの高い合格率においてそれらの資格を得ることが出来る。

 今から二年前、ある米の資格でも取ろうと、軽い気持ちでテキストを取り寄せたことがある。勉強期間は18ヶ月。受験料は十万円。合格すれば受講料の半分が返ってくる。しかし、そのテキストを見て正直落胆してしまった。テキストの内容にとくに目新しいものはなく、今現在、直面している問題点が書かれていない。明日の商売に繋がることさえ書かれていない。テキストの内容に書いてある程度のことならばHP等で簡単にでも調べられる。わざわざ高いお金払ってまでも勉強するほどでもない。それに、よく考えて見たならばその資格取ったとしても、世間から認知されるわけでもない。

 それよりも、taisaさんのHP「農政を読む(当時)」の方がずっと生きた勉強になるし、質問にも親切丁寧に答えてくれる、おまけに無料だ。そう思い、テキストを返品、クリーニングオフにした。

 そして今、業界のための新たなる資格が昨年に出来た。欧州の一流レストラン・ホテルを真似て、三つ星・五つ星。ペ-パーテスト受けただけで、合格率が80%以上。しかも身内が身内を認める資格制度にどこに意味があるのだろうか。また資格をとるための勉強って本当の意味で役立つのだろうか。
 
 勉強とは自ら疑問点を探しだし、試行錯誤しながら考えぬいて、行動しながら解いていくものではないのだろうか。少なくても、もはや学生ではないのだ。あたえられたテキストだけが勉強ではあるまい
3/3  石油

 次男の誕生日。ひな祭りの日だけに娘だったらと毎年思う。が、今かわいさ・生意気さばかりで毎日楽しませてくれている。子供の誕生日にはいつもお世話になっている西大井駅前のフルーツパラーきたがわさんの手作りケーキ。オーナーが果物屋さんだけあってイチゴをたくさん使ったボリュームたっぷりの美味しいケーキ。子供たちは大喜びだ。

 イラン・北朝鮮と戦争の危機が深まっている。自分が生きている時代、子供たちの時代。戦争を経験せずに生きていられるだろうか。日本の石油は中東に依存。そして日本の農業も石油により作られていると言ってもいい。有機農法・慣行栽培問わず。(くわしくは読書記を)ただでさえ、自給率のないこの国。(最も輸入するにも石油がなければできないけれど)どうなるのだろう。平和ボケしている日本人という。しかし、歴史上飢饉がつい最近まであったのがこの国だ。飢饉ボケしている。食べられることの大切さを今忘れすぎているのではないだろうか。
3/1  模様替え

 このHPを今月一杯かけて模様替え、つまりリューニュアルしようと思う。なんせ、利用しているサバーの無料HPの容量があまりにも少ない。残念だがある程度節約のためにカットしなくてはならない。

このところ品川区が全国的に有名?小中一貫教育や全区路上タバコ禁止令、それに立会川のボラと。品川区ではないが、JR品川駅の新幹線の駅工事完成もまじかである。米業界では、一連の大手卸や全農によるニセブランド品の余波で新潟コシヒカリの価格が上昇中。品薄感も出ってきた。米の登録制から届け制度に変わる。それも義務に。ただし食管法の免許制と違って届ければかなり低いハードルで許可とれるそうだ。