米屋ときどき日記

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4/30

 本日アクセス70000ゲットありがとうございます。めざせ年内通算10万ゲット。
4/23 更新

 特別栽培米(無農薬米コシヒカリ)と白鳥農場便りをひさしぶりに更新した。これからのUPの予定は五郎衛米物語の連載と、あらたに丸山農場物語を作成予定だ。さぼりがちな辞典や読書のコーナーも更新して行かなくては。
4/21 ちょっとしたアルバイト

 横浜ベィスターズは、いつのまにか、いつもの定位置の最下位に。五位の道は、はるかに遠い。

 今晩ちょっとしたアルバイト?をした。今使っているあるビジネスソフトのユーザーの座談会のようなものに出席した。参加者は八名で、二時間の座談会でちょっとしたお小遣いかせぎになった。はたして、私の発言がソフト作りに少しでも参考になったのかなぁ〜。
4/20 ふり変えて

 地元の米屋さんで唯一、仲間といえる米屋さんが今日廃業をした。跡継ぎがいないのが原因。当店が二十数年前米屋の組合の鼻息の荒かった頃、周りの米屋組合に散々いじめられていたとき、唯一助けていただき、当店が米屋の免許を取るのにずいぶんと助けて頂いた。(今では、役所に届ければ誰でも米販売できるけれど、二十年前は既得権を守る業界がうるさかった。)寂しいかぎり。ただ、その米屋さんがやめたからと言って。そのお客様が当店に回ることはないな。十年前から、その米屋さんはデスカウント路線に。当店は価格より品質路線と道が分かれてしまったから。

 米屋としては、資本力がない当店は、今回の米騒動(と、言っても流通のみバニック)において、少ない資金を有効活用するために、裾物の米を仕入れるのをやめ、仕入を絞り込んだ。超低価格米の販売はやめた古米は買っても業務用に14年産を昨年遅くまで買い求めたのにすぎず、14,年産市場から消えた昨年11月以後は15年産のみにした。13〜8年産という古米や化石米は一切仕入れず。米仲間との勉強会において、化石米のブレンド方法は話の中に全く入っていけなかった。逆に15年産一本というと、「すごいね」とよく言われた。すごいのではなく、化石米の仕入ルートは全くなかったし、あえて探さなかった。

 一度お客様の持ち込み精米で化石米を精米したけれど、その臭いのひどいのなんの。こんな米買ってまでも売りたくない。あまのじゃくな私は、ついに化石米は買わなかった。だから、一時利益率は薄利薄売りの最悪の月もあった。ひたすら、がまん。信用なくすことの方が怖かった。10年の米パニックの時、意地でも輸入米との強制セット販売しなかったのと同じだ。

 幸いに、仕入の生産者に恵まれ、助けられた。一時の儲けより、この先のことを考えていただいた。この恩は決して忘れることはできない。その一方なかには、十年も仲間と共同仕入れしている生産者グループには、目先の利益ばかりしか頭なく、今までのつきあいはなんだったの?と思ってしまうこともあり。これでは、もう今年の新米からはつきあえいな。

 さて、四月の入札はどうでるか、現状維持か?多少反発するのか?
4/18 弱い者いじめ

 イランで誘拐された日本人が誘拐され、本日解放された。三人の取った行動に対して、やたら「自己責任」と煽り、被害者家族に心ない、いやがらせの電話やメールが送ってくるという。自分が安全な場所・立場にいながら、反論できない立場の人たちに対して、正義感ぶって、非難・批判・中傷のメールや手紙やいやがらせが多い。たとえ、自分がそう思っても、自分の胸の中にとどめておくべきであり、直接、被害者家族に対していやがらせをするのは卑怯そのものだ。どうして、この国は一方方向になりやすいのだろうか。

 被害者家族の人たちにとって、大切な人の命守るためには、なりふりかまってはられないはずだ。できることは、なんでもやろうとする、やってあげたいと思う。時には、我が子を助けるために世間的に無理なことでも、理不尽な事とわかっていても発言しなくてはならないこともある。また、犯人を刺激しないように言動も気をつけなければならない。それを第三者が、なにも考えずに正義ぶって、悪質ないやがらせなどするべきではない。

 法人が外国において、事件にまきこまれたならば、国としては助ける義務がある。もちろん税金を使うことは必然である。でなければ日本は国家とは言えない。今回の事件に対して多くの税金使った。それに対してムダに税金を使ったと批判する人がいるけれど、それならば、もっともっと普段の税金のムダ使いに、目を開くべきである。公共施設・ハコモノ・道路・天下りのための公益法人・地方議員による視察という名目の海外旅行等あげればきりがない。

 今回の誘拐事件の性で株価が下がった。どうしてくれる。と文句を言う人がいる。オイオイそれこそ自己責任じゃないか。株をやる以上は不測の事態は覚悟しなければならない。たとえば明日、日本のどこかで大地震が起きるかもしれないし、大規模なテロに遭遇するかもしれない。そんな天災・人災を含めて、読めない事を覚悟の上で株の売買いするべきであり、自己責任そのものである。だから、要因に文句言ったり、やつあたりするのはおかしいし甘えている。その覚悟がないのなららば株取引なぞやる資格はない。

 日本人はやはり弱い者イメージの国なのだろうか。とくに、正義とか常識という言葉を振りかざしての。
4/13 歴史の本の読書の薦め

 本日69000ゲットありがとうございました。二月以後ペースが早いです。それにしても、このところウィルスが送られてくることが多い。プロバインダーで自動的に消却しているが、その消却したという案内が多く届く。しかも、今度のウィルスは、たちの悪いことに、送信者を欺きさえもする。コンピュータウィルス作る人は、かなりの知識なければ作れないそうだが、こんなことに、その優れた?頭脳を使うなんて、もったいない。

 今、若き頃読んでいた本を読み直している。若い頃、ある人のエッセイを読み、おおいに感化したけれど、逆に今読むと、「なんだ、こいつ言っているほどの人間か。おまえは」なんて思えたりしてしまう。逆に若い頃は、ただ読んだたけの本が、今、読み返してみると、その時代背景や登場人物の役割、関わり方などが思い起こされ、また昔は感じられなかった文章にも、じっくりと惹かれることがある。とくに「歴史小説」がそうで、今司馬遼太郎の「跳ぶが如く」「竜馬がゆく」「燃えよ険」の三冊同時に読んでいる。つい面白く夜更かししてしまい、パソコンに向かう時間は減ってしまった。

 今「跳ぶが如く」潮社文庫全十巻は、ちょうど半分読み終えたところ。明治初年のできたての政府。なぜ、日本が太平洋戦争に至る絶対的な帝国主義・国粋主義になっていくルーツががよくわかる。本来、おだやかな民のための神教が、絶対的帝国主義に利用されてしまった、そのきっかけなる出来事とか。

 よく人を見て、考え方を右か左かに単純に分けたがる人がいる。「俺は右的な考え(左的考え)」と言い、自分の考えとちがうと、「あいつは左だ(右だ)」と一方的に決めてしまう。でもね、そう思いこむ前に、もっともっと自分の生まれた国の歴史を見つめなおして欲しい。

 歴史というのは、決して年表だけを覚えることが勉強ではない。細かい年月日を覚えることより、事件が有った順番を感覚的にとらえ、そして、なぜ、その時になぜ、そのようなことが起きたのか、その必然性の理由は、そのときの民衆は、生活は?自然環境は?また、もし歴史の史実の逆のことが起きたならば、今現在は、どのように変わっていただろうか。そのようなことをいろいろ推理して、歴史を考えると面白い。過去の歴史があって、そしてそれが、今日の私たちがあるのだから。

  大久保利通の「情報収集」「情報分析」「行動力(実行力)」。ただ情報を集めていただけではダメである。そして、それを分析する力を持つこと。分析力をつけるには人に会い、意見やさまざまな考えを聞き、自ら疑問点を探し、そして最後は己の頭で考え、判断すること。そして、一番大切なのは、行動するか、しないかだ。そして、大久保は明治七年の台湾遠征の後始末のために、清(当時)へ。大きな嵐・八方ふさがりに陥ったときは、ひとつの方法として、嵐が去るまで静かに待つ。そして、もうひとつは、針の穴ほどの隙間をみつけて、突破する。つまりとにかく現状変えるために動いてみる。このときは、後者を選んだ。が大久保は、たくみによこの二つを問題解決方法を使い分けた。前者の代表的事例は西郷隆盛・江藤新八・板垣退助等の「征韓論」を打破するときに用いている。

 また、いつものように書いているうちに、まとまらなくなってしまった。いいたいのは、歴史の本に限らず読書の薦めのこと。本を読む時間は、自分で作ろうと思えばいくらでも作れる。いま、活躍している著名な方は、読書好きな人がほとんどだ。
4/11 デジカメ撮影

 半年ぶりに趣味の山野草の撮影に行く。花追い仲間の群馬県の松井さんより貴重な情報を元に、秩父のある山に。今回はいつもの一眼レフカメラに、デジタルカメラも持っていく。

 そして、いざ目的の野生植物の撮影。デジカメ。ピントがあわせずらい。ピントのヤマがわからない。オートは信用できないので、マニアルにするが、よけいに、ピントがあっているのか、わからない。それに、デジタルモニターの像が美しくない。撮った、その場でその写真の正否がわかるというけれど、パソコンにロードしなければ、本当にピントの合う写真が撮れているかは、わからない。
 
 もっとも、一眼レフタイプのデジカメならば、そんなことはないだろうけれど。コンパクトタイプのデジカメでは、イライラするばかりなので2〜3枚撮影しただけで、いつもの銀塩の一眼レフに切り替える。マットに写るアップにした花の美しさ。肉眼では気づかなかった美しさの発見。露出やピントを合わせる、構図を考える写真を撮ることの行為の楽しさを改めて感じた。

 でも、デジカメが便利だと思ったのは、場所までの目印の写真を気軽に、メモ変わりに使えること。これは、これで重宝。撮影後、帰りのバスを待つ時間を利用してバス停近くの食堂で、ソバを食べたけれど、これがエラクまずかった。あまりのまずさに、デジカメで記念に店とそのソバを撮影。
4/7 減反

 う、ベィスターズ一年ぶりの貯金。去年は開幕戦だけだったのに。めざせ、最下位脱出!悲願の五位を。それにしても三連勝なんて、何年ぶりなのかな?

 四月から食糧法も新たに改定された。たてまえでは、生産者の作る自由・売る自由。減反をする、しないかは自由意識というけれど、どうも、なかなかそうにはならないらしい。ただ、売れる地区と売れない地区の差が広がり、縁故米もますます増えていくだろう。

 五郎兵衛米で有名な長野県浅科村。この村はほとんど減反を守っていない。では、市はどうしているかというと他の市・村から減反枠を購入している。つまりWTOの京都議定書におけるCO2の放出減の取り決め枠を、先進国が発展途上国より、その枠を買うのと同じ事。浅科村では、その減反枠の買い入れ価格が年三千万円にもなり、市の大きな負担になっている。そこで、村長は昨年全国で初めて、脱減反宣言。ところが、一週間もたたないうちに取り消される。全国のJAや圧力団体の猛烈なる批判・抗議・圧力があり。取り消さざる得なかった。

 もちろん、減反を緩和されれば、米離れを加速している今、収量大による米の価格の暴落。また産地格差の広がり、産地間競争は起きる。競争の激化により、生産者自身が追い込まれてしまうこともある。今まで当然のように受け取っていた補償はもらえなくなるかもしれない。食糧自給率はさらに下がる。米を輸出しようにも、労働力・肥料・農薬・土地の面積・規模・集約性などにおけるコストの高さから、米国・タイ・豪州などにはかなわない。それに世界の米の主流はジャポニカ種ではなく、中・長粒種。

 逆に言えば、日本も輸出向きに、中・長粒種の多収穫米等を、今まで養われてきた栽培技術を活かして生産に取り組み、多いに輸出を増やせば面白いかもしれない。世界的に見れば穀物不足は深刻化していき、あの中国でさえ、食糧輸入国になりつつある。

書いているうちに、まとまらなくなってしまった。
4/5 HP

 春爛漫。地元の西大井駅ちかくにある公園の桜は満開だ。さて、わが愛する横浜ベィスターズ。やっと一勝。良かった。本気で140敗心配していたから。そして、たとえ一時期といっても最下位でない。いつもの定位置に戻るのは時間の問題かもしれないが。でも、ぐわんばれ!ベイスターズ!。負けても、負けても、明日はあきらめるな!

 このHPもおかげさまで先月以来アクセス数が増えている。そして今HPを公開してから三度目の大工事を少しずつ行っている。いきなり全て変えることはできないけれど、少しずつ変えていこう。もうひとつの趣味の野草のHPの方は、だいぶ更新してはいないが、ときどき文章の手直しをしている。
3/31 ウイルス

ようやく春めいてきた。

 ここ一週間ウイルスメールが多く届く。プロバインダーの方で自動的に消却してくれるが、その消却しましたのメールが一日に何通も届く。プロバインダーのウイルスチェツクだけでは心もとないので、アンチウィルスソフトもインストールしているが、用心にこしたことはない。

 サッカー・日本A代表。チームワークバラバラ。こんな一次予選にもたついていると?
3/26  一方通行

 本日68000ゲットありがとうございます。 寒い日が続く。二月と三月下旬が逆になった感じである。

 米の配達は、普段はバイクか車。一方通行が多く、回り道もいつものこと。いつも通り慣れている一方通行の道。風景はいつもの見慣れたとおり。ところが、たまに一方通行の道を逆さに徒歩してみる。すると、通り慣れた道が全く新鮮に見える。

 考え方、商いの仕方、行動において、一方通行を歩むのではなく、たまには一方通行を逆に歩いてみたい。
3/23 入札

 桜の開花宣言はしたけれど、寒い日が続く。季節が逆戻りしたみたい?。それとも、これが普通?

予想通り、入札価格は下がった。そして、これまでの自主流通米の制度としては最後の入札である。(くわしくは、ここを参照に。)今頃、真っ青な顔している卸や大手・中小小売り・業者・生産販売者が全国に多数いるかもしれない。もっとも、下がったと言っても、やっと昨年の14年産最高高値だった8月の水準。一年前と比べると、はるかに高い。

 昨年の六月から、異様に米の仕入価格が上昇し、あんなにあった14年産がたちまち市場から消えていった。夏に入り、冷夏、不作、収穫の遅れから決定してからは、ますます米の仕入が売ることより難しくなってきた。このときの予想は、15年産の新潟コシなど人気銘柄の初入札は、いきなり三万円を超す高値になるのだろうと、うわさが先行した。

 この時(15年産入荷前)の仲間と先行きの見通し・予想をした。15年産は10月から年内にかけては下がるが、絶対量の足りない15年産は早食いしていき、年明け後に、大幅に値上がりするのではと。ところが、急な米の高騰を避け、政府?の圧力から9月の相場は、予想より低く、その反発、底値のうち15年産確保しようとする卸・業者・大手小売りが在庫をつみまし、11・12月は大高騰。北海道のキララが14年産の新潟コシヒカリの価格を上回り、全てのお米が高級銘柄になった。

 古米が使えるのは冬の間だけ、春になれば臭いはきつくなる。15年産にたよざるえない。このまま行けば高騰に輪をかけ入札制度そのものが10年前のように崩壊する。早くて、年明けの二月には入札制度は崩壊するのでは、そんな話も12月ごろは聞こえた。が、一方、同じ頃の日経新聞に、大手卸・業者の米の在庫量は普通の年の2〜3倍を超えていると、暗にバブル状態であることをふれていた。もし、たくさん在庫を蓄えても10年前のパニック時のように仕入たならば、すぐにも売れてしまうのならば問題はなかった。結果的には米離れがますます進み米の末端での動きはにぶかった。

 昨年の8月26日のこの日記、こう予想書いた。

1.新年より再び高騰
  冷夏による不作とはいえ、古米などの在庫量はあるというが、売れるのは15年産銘柄米。前倒し的に売れていき、絶対数量が品不足気味に。(以下略)

2.デフレと消費低迷と。
  10年前より米の消費が一割減。今回の不作騒動により消費者の米離れがさらに加速する。原材料の高騰により量販店がブランド米より価格優先のブレンド米に切り変えていく。(納入業者が根をあげるのも一因)思ったより米の消費が伸びない(以下略)

 現実には、予想2に近づきつつある。デフレの中のインフレは消費者は認めなかった。動かなかった。古米が15年産の穴埋めを見事?にこなし、米離れもすすみ、米そのものに関心が薄れていた。鳥インフルエンザやBSE問題に米の高騰、古米ブレンドについては関心が持たれなかった。かくて、備蓄米の政府米は国の倉庫から次ぎから次へと消えていき、今回の米騒動(騒動になったのは、米の流通業だけ)で一番笑ったのは政府かもしれない。

 年明け後、三ヶ月連続して入札価格は下落。だいたい、入札の元になるJAの米の集荷率は史上最低の四割。その四割の一部の米だけをあげて、入札を行うなんて、どう考えてもおかしい話である。

 来月から入札制度も変わる。絶対量不足のはずだった15年産は、だぶつきだした。今後の気になる点は

1.価格の下落を押さえるために、放出した備蓄米の穴埋めに15年産を調整保存に回す。
  今年の長期予報で、この夏は冷夏の予報も気になるところ(半年も先の長期予報は、はずれることが多い。)
  六月に発表される夏の天気予報(三ヶ月予報)は、注目。

2.うるち米も餅米も種籾不足。ということは、それだけ多くの種籾がすでに出回り、作付けが増えること。

3.JAに集荷されていない米が六割もあること。

4.大中手のスーパー・デパートが販売の主流からブレンド米から銘柄米に切り替える。
  一部人気JAS銘柄米の品不足感による高騰。

5.新食糧法の実施。減反の緩和。
3/21 入札まじか。無責任な予想として。

 ひさしぶりにトップページを少し変えてみた。前よりは見やすくなったと思うのだが。いかがてしょうか。シンプルなことには変わりはないけれど。もっとも、中身を変えなければと、つこまれそうだけれども。

 23日に注目の自主流通米の注目の入札がある。入札価格の大幅な下落が予想されるが、たとえ下がったとしても、一年前の同じ月と比べれば高いことは変わらない。そこまでは、一気に下がらないだろう。

 卸の大量の在庫、貸倉庫の更新、政府米(古米)の引き取り・精算。現場が動きがない。卸の資金力の低下など、と値上がりの要素はない。気になるのは、あまりの下落に自らクビ締めてしまうJAや政府関係者等が、古米の消費で備蓄米が限りなく少なくなったこと(備蓄米における輸入米はほぼ手つかずだが。なんせ、ブタの飼料用か糊などの加工用としてか使われる用途のなかった化石米((平成8・9年産))さえ、さばけたのだから。)

 そこで、今年の冷夏?に備えて、あわてて備蓄米に回すと、やっとだぶつきになってきた15年産は、反発するかもしれない。と、言っても今回の入札では、さすがに無理で、次回入札の四月以後、最終入札の六月までに影響が及ぶことも考えられる。と、いうことは今度の入札が、底値になる可能性はある。

 が、以上は全くの無責任的な発言。生きている相場を読めるのは神様だけ。はたして、どうなるのだろうか。
3/18

 やった!U23日本オリンピック代表。アテネへの切符を堂々手に入れた。バンザーイ。谷間の世代といわれながら、平井・田中達也・闘莉王・大久保といったシドニー五輪の黄金の世代といわれた一世代上のクラスに近づいてきた。アテネが今から楽しみだ。

 今年もベィスターズは全く期待できないだけに、心はプロ野球よりサッカー。今月末にはW杯予選がある。楽しみだ。
3/15  いろいろな病気が。

 どうしたU23。アテネへの道はこんなにも過酷なのか。日本代表のでない五輪なんて、考えたくもない。
 Qちゃん、五輪候補選ばれずに、残念。しかし、過去の実績よりも、今を選んだ陸連は正しいと思う。参加資格を得るレースは、世界陸上のぞけば三つもあり、選手自信が選べたのだから。記者会見したQちゃんは痛いいたしたかったけれど、スーポツウーマンらしく、さわやかで、りっぱだった。他女子に比べて男子マラソン選手選択の扱いがあまりにも小さいのは、寂しい。

 BSE・鯉ヘルペス・鳥インフルエンザと、家畜の反乱?により、食の安全や日本の食糧自給率の問題などクローズアップしてきている。米も一連のニュースの陰に隠れているが、カドミ汚染米の問題があるが。

 さて、BSEで汚染された肉骨粉、汚染された肥料をそのまま与えたとして野菜・果実・穀物は、汚染されて、危険か。答えはNo。植物は有機物を直接栄養として取り入れることはできない。微生物により無機質に変えなければ、植物の根は吸収できない。有機質であるプリオンを直接、植物が栄養源として摂取はできない。逆に言えば、どんなに良質な有機肥料を取り入れても微生物のいないやせた土壌に入れても、宝のもちぐされというやつだ。

 では、ウィルスは、どうなのだろうか。汚染された鶏糞を肥料にして育った植物は。(散布する生産者はおおいに危険性は大だが。)それで、育ち収穫した作物の危険性は?

 植物に感染するウィルス・モザイク病と動物に感染する各種ウィルスは関連のないようにおもえるのだが。植物によって人間に、動物に感染されたウィルスは歴史上なかったと思うのだが、どうでしょうか?。(人間・動物に運ばれて、植物間にモザイク病が広がることはよくある。ずっと、昔努めていた園芸会社の農場では、一切タバコは指定された所以外、吸えなかった。とくに、ランのハウスは厳しかった。おかげで、大人になってもタバコを強要されることもなく、そのままこの年まで禁煙をつらぬけられている)

 小遣い金欠病に効く、即効性のワクチンが、今すぐ欲しいマルシンでした。
3/10 読書タイム

 本日67000ゲットありがとうございました。アクセス数もいつものペースに戻りつつある。まだ、田植えもしていない五郎兵衛の新米は、ありがたいことに、このままでは第一回入荷の予約はまもなく一杯になりそうだ。予約なされたお客様、秋の入荷のお知らせまで、忘れないでくださいね。

 パソコン、特に,ネットを始めてから読書の時間がだいぶ減ってしまった。そこで、これはいけない?ということで、寝る前の30分は読書タイムにした。今、津本陽の西郷隆盛の生き方を描いた「巨眼の人」と同時に20数年前に読んだ司馬遼太郎「跳ぶが如く」を読んでいる。昔の読み方と今の読書感の違い。また主人公が共に西郷隆盛。作者観の相違点など、比べて面白い。また、米に関する読みたい本もたくさんある。毎晩少しずつ読んでいこう。とりあえず年間100冊が目標。読むのが大変遅い、私。速読術が欲しいな。(過去に挑戦したことがあるけれど、私には無理だった。)
3/7 目標がその日その日を支配する。

 町田市の市川さんの店舗見学・勉強会。ML仲間の練馬の池田さん夫妻、平塚の真壁さん、茅ヶ崎の中田さん、愛知県の加賀さんと行う。

 市川さんは、私は勝手に師として目指しているすぐれた経営者。その一言、一言に重みがあり、短いながらも有意義な時を過ごすことができた。

「目標がその日その日を支配する。」
目標を自分の中で強く、しっかり持つことができる人間とそうでない人間とでは日々の行動がまったく異なってくる。

「米屋でなく経営者であり、商売人である」
「原理原則と時流適応」
原理原則だけでは、ガチガチ頭。時流適応だけでは、ただ流行を追いかけているだけ。双方、うまくこなしてこそ、価値がある。

 大切なことは、ただの勉強好き・情報通に終わってしまうことであってはならない。行動がなければなんもならない。(自己反省として)
3/6  下落・反発

 四月から消費税は税込み表示が義務化される。将来の消費税アップのときに備えての処置のように思えるが。商売仲間は、来月に備えてアタフタしているらしい。消費税導入の頃より、当店は税込み表示(popは税込みと本体価格を表示また、掛け売りの業務用は外税)ので、特別なことはない。返って、税込み表示が税別表示より高く見られなくなるので、いいことかもしれないな。

 このまま端境期も米の入札価格が反発しなければ、当店はついに古米を仕入れ、販売することなく過ごせそうだ。(14年産は例年よりも遅くまで使ったけれど、それ以前の米は、仕入れることはなく、このまま行きそうだ)いわゆる化石米(平成8.9年産)はおろか、主流となる平成12.13年産は一度も仕入なかった。14年産終了後、すべて新米(15年産)しか使っていないというと、米屋仲間からは不思議られた。また古米のブレンドの話なぞ、まったくついて行けなかったし、加われなかった。古米の仕入ルートはない、が、あえて探さなかった。仕入れ先に問い合わせなかったし、求めなかった。

 一時の高騰の時は、ほとんどの利益のない米さえあった。それでも、当用買いに徹した。だから、今米の価格が下がるのは、怖くもないし、逆に期待もしている。(ただ、今が米の相場価格の底だという声もある。銘柄米、とくにJAS銘柄を中心に四月頃から反発する可能性は大きい。)

 また、生産者の好意により、なんとか高騰のさいも、乗り越えられた。この恩は忘れない。これほど、生産者に助けられた年は初めての経験だ。十年前と違って、卸に頼らなくてもすんだ。このことは、当店にとって、大きかった。

 長期予報では、今年夏は冷夏だという。しかし、長期予報は、はずれることが多い。今年の秋、この業界は生産者も含めて、大きな動き・大げさに言えば歴史の転換期にあたるかもしれない。
3/5 デジカメ

 大手カメラ量販店のポイントが貯まり、デジカメと交換。ポイント貯めていたときはいつかは、一眼レフ(銀塩)交換と思っていたけれど、これ以上銀塩カメラ増やしてもしょうがない。映像メモにもなるデジカメにした。

 私は本来銀塩派・フィルム派であるが、メモ代わりに取る、さしてプリントしてもアルバムに張らなくて、そのままゴミ箱行きの写真が多すぎ、フィルム代や現像代のムダもバカにならない。またHPの写真はデジカメの方が楽だ。また、その場で写真のデキがわかる。現像するまで、失敗がわからない銀塩とは大違いである。まして、高い交通費を使っての遠征時の写真ならば。

 ただ、発色は、今現在は銀塩・リーバーサルの低感度フィルムには、はるかに及ばない。趣味の野草の撮影や子供の大事な記念日は、銀塩、それ以外はデジカメに変わりそうだ。でも、写真屋さんは、ますます大変な時代だな。米屋もそうだけれども。

 やった〜U23オリンピック代表日本。このまま、日本ラウンド、突っ走れ!ドキドキの観戦。
3/1 米屋という商売、いつまで?

 異常に暖かった二月から、一転冬に(正常な)戻った寒い一日であった。みぞれまじりの雨降るし、期待していたサッカーオリンピック代表は、痛恨の引き分けに終わるわ。この引き分けは事実上の負けにふとしくならなければいいのだけれども。相変わらずベイスターズは、二試合のオープン戦見る限りはダントツな最下位の去年と変わらない、ふがいのなさ。

 さて、昨日は米の共同仕入れ並び勉強会のグループの新年会。新年会といっても、二月の閏日だったけれど。その席上、米は、昨年のような凶作は例外として、確実に価格は安い方向に。もし、一俵平均一万円を割るようなことになれば、もう、米屋なんて商売は成り立たなくなるなと、一見一致。

 昨年の冷夏による米の高騰・品不足は一時的な事。もし、昨年も豊作ならば、冷夏による危機より、もっともっと危機に落ちていたかも。そして、それは、早い・遅いは問わず現実化していくだろう。