米屋ときどき日記

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8/30 浅科村へソバをゴチに行く。

 長野県浅科村へ米屋仲間(ML仲間)と行く。目的は、浅科村の若菜さんの手打ちソバをごちそうになること。また私個人的には、依田さんの五郎衛兵米の見学を兼ねて。

 東京を出たときは雨。途中の軽井沢近辺は霧。しかし浅科村に近づくにつれ、天気は回復模様。というより、雨の形跡もない。薄日さす浅科村へ着。さっそく、若菜さん婦人。依田さん、それに米作りの指導員の三人に迎えられて、五郎衛兵米の田圃巡り。くわしは、後日五郎衛兵のページにUP。稲刈りまで、後20日ほど。このままいくと品質は15年産を上回るとか。稲刈り・乾燥・検査をすませて当店の入荷は来月10日前後になりそうだ。おおきな台風が来なければ。

 田圃周りの後は、今日一番の目的の若菜ソバ打ち名人の究極のオソバをごちそうになる。ソバの種付けから栽培、収穫・乾燥・製粉、そして、まざりけのない手打ちソバ。ソバ好きにはたまらない、のどごしの良さ。私は今日で三度目だが、三度とも感動を受けた。うまい。うますぎる。今度は新ソバの時に、なんて欲張ってしまう。参加した仲間も皆、感銘を受けていた。たちまちソバを平らげて、米談義に話しは、はずみ短いけれど有意義なひとときを得た。
8/27 寝不足気味

 本日76000ゲットありがとうございました。オリンピックも後半。金メダル確実、もしくは決勝進出間違いないといわれた野球が、まさかの銅メダル。寝不足が続くな。

 オリンピックを見て、思うことは国旗の日の丸デザイン、今更ながらシンプルイズベストであること。白地に赤。日の出でずる国。この国旗は、江戸時代末期、ペリー黒船騒動のころ。商船や、なんかについていた日の丸が外国人から勝手に、日本国旗と思われ、明治三年に政府は正式に日の丸を国旗としてさだめた。本来は天皇の菊の紋章を国旗に制定する予定だった説もある。(たしかではない。)

 週刊新潮9/2号の渡辺淳一のコラムに「デザインの由来は、純白は純真な気持ちを表して、赤は日出ずる国の太陽を表現したもの。他国の国旗が独立のための戦争や建国の経緯を表す生々しさに比べて、なんと、明るくおおらかなものか。惜しむらくは、第二次世界大戦中、アジアの人々やこの国旗の下で倒れたいった多くの日本人の怨嗟を買い、長く嫌われてきた。むろん、日の丸が悪いわけではなく、国旗を悪用した人たちのせいで、日の丸はぬれぎぬ」

 ちなみに、日本という国号は奈良時代前期に制定され、以来一千年以上、変わらずに国名が使われている。国名が全く変わらずに千年以上続いているのは、世界広しとはいえ、日本くらいかもしれない。JAPANがニッポンを発音間違えて英語名になってしまったが、ラオスがミャンマーと国名を自国読みに尚したように、JAPANをNIPPONに変えられないのだろうか。
8/23

 翌日の寝不足。ついアテネオリンピック中継を見てしまう。昨夜の女子マラソンもついに最後まで見入ってしまった。特に、追い上げられたラスト、ゴール前。東京オリンピックの円谷をつて思い出してしまう。(と、この話題になると年が知れてしまうが)メダルラシュの日本。期待通りの活躍を見せてくれた水泳の北島、柔道の谷、野村、反面、金メダル確実といわれていた柔道、井上が予選で敗れたりもした。はたして、東京オリンピックの過去最高といわれる金メダル16個を超えることはできるだろうか?

 新米も先週から、関東産米が入荷してきた。作年は新米の切り替えが当店としては、勝手ないほど遅く、全面切り替えは11月だったけれど、今年は逆に早まりそう。それにしても、言いたくはないけれど、あれほどないと言われていた15年産が、なんで今頃になって、こんなに出って来るのだ。
8/13 夏休み前

 真夏日の連続日数が更新し、毎日のように光化学スモッグ注意報が発令する。都心はヒーターアイランド化が加速し、体の方も早くもやや夏バテ気味。来週の日曜日から火曜日まで、夏休み。家族旅行で箱根に行くけれども、できれば旅行なぞ行かずに、家でオリンピックを見ながらゴロゴロしたいな。

 でも、夏休み明け後。旧盆明け後の縁故米の攻勢が怖い。豊作、ほぼ決定の縁故米は、もっと怖い。卸経由の損切りのスーパーの米のたたき売りも。それに負けない、魅力的な米を探し、販売していかなくては。第二の五郎兵衛米を探さなくては。そして、今販売しているお米の魅力を伝えなくては。
8/8 探草

 本来ならば、もうひとつの趣味のHPに書くべきことだが、パソコンが本調子でないので、趣味の野草撮影HPの更新は休み中。変わりに、ここに書く。花追い仲間と栃木・群馬県の渡良瀬遊水地へ。かんかん照りと、全くの無風。背丈を超し、生い茂るアシの蒸れ、まるでサウナ風呂の中での花探し、撮影であった。何本ペットボトルで水分を補給しただろうか。美しい花ならばともかく、地味でめだたない、色気もない野草。ただ絶滅危惧種というだけという理由の花探し。よっぽど、好きというより、オタクの世界だな。
8/7

 日本勝った!アジア杯。よく、あの雰囲気の中での勝利。中国サポータについては、あえてここではふれないけれど、大会を通じて「最後まで、あきらめない」ジーコJapanに感動。W杯予選も、ぜひがんばってほしい。来週からはアテネオリンピックが始まる。今思えば、シドニーオリンピックの年にこのHPを開始。四年とはいえ、米を巡る環境も大きく変わった。次の北京オリンピック時まで、はたして当店は生き延びられているのだろうか。おっと、ボヤク前に行動しよう。
8/3 あっちぃ〜

 暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。暑い。
6〜7月の東京の気温は観測史上最高。ヒートアイランドは。ますますひどくなり、地球温暖化も加速する。米もこのまま温暖化が加速されれば、よほど品種改良による米ができないかぎり、品質は劣っていくことだろう。コシヒカリが一番おいしい産地は、青森・北海道になる日も間違いない。(現在は栽培は不可能)

 あまりにも経済優先のために環境面をおきなざりにしすぎた。都知事・石原慎太郎氏のディゼル規制は遅すぎた感もいなめない。(規制を実行させた石原都知事には、拍手)毎日のように発生する光化学スモッグ。強度のぜんそく・花粉症の要因につながる。経済・利便性を追求したばかりに、大きな落とし穴にはまったようなもの。
 
 評論家の某・野口氏は食糧自給率は低くてもかまわないと暴論をはくが、ほんとうに食料が輸入さえも出来なくなったならば、どうなるのだろうか。世界規模的にみれば、確実に地球は砂漠化している。

 暑すぎて、もともと頭が回らないのが、ますます回らなくなってしまった。
8/2 豊作は間違いない。

 本日75000ゲットありがとうございました。場外乱闘のプロ野球は興味さめ、ここ数日は、サッカー・アジア杯・U−23と目が離せない。それにしても31日のヨルダン戦のPK戦は、すごかった。「最後まで、あきらめない」大きな感動を与えてくれた。

 どうやら、大きな台風が立て続けにくるか、あるいは急に冷夏にならない限り、今年の新米は大豊作に間違いはない。気になるのは、高温障害による品質の低下、カメムシの大発生。しかし、大豊作を素直に喜べないのは米屋のサガだろうか?昨年とは全く反対の心配をしなくてはならない。もっとも、今年も二年続けての凶作ならばもはや、米屋やめますかの世界になっていただろう。どっちに転んでも痛い。

 米卸は規模が大きいほど過剰在庫を抱えている。中規模の米穀店や集荷業者も、ないはずだった15年産米をたくさん抱えている。今年の正月明けには頭下げても売ってくれなかった15年産が。すべての銘柄が高級銘柄になってしまった15年産が。切り札的存在だった15年産米が、今や足を引っ張る存在になっていった。とても足りないといわれた15年産が、今や過剰余に。

 山高ければ谷深いという。逆に、谷が深ければ山は高くなる。油断してはならない。相場に踊らされることはなく、良き生産者との結びつきは、今まで以上深めていかなくては。
7/29 突然に

 それは、突然にやってきた。だましだまし使っていたノートパソコンがクラッシュ。セーフモードも利用できない。ついに壊れたか。幸い再インストロールができ、今年四度目のリカバリー。早く新しいパソコン買おう。物入りするなぁ〜。
7/21  酷暑お見舞い申し上げます。

 39.5度。体感温度は40度は超えている。なんもしなくても、汗だくに。クーラーのあるところで、仕事する人がうらやましい。冷夏だった昨年は別として、毎年都心のヒートアイランド化は進んでいると思う。臨海地帯に高層ビルが立ち並び、海風が内陸に入りにくくなりあるのも要因の一つと言う。

 関東地方は空梅雨であっけれど、局地的豪雨、先週の新潟、今日の福井と大きな被害をもたらした。異常気象が当たり前のような感覚になりつつある。環境よりも経済優先の社会は、ますます地球温暖化を加速させていくのだろう。
7/18 盆踊り・かき氷

 昨日・今日と夜は区の恒例の盆踊り大会が西大井公園にて行われた。私は、商店街の屋台にてかき氷の機械を休むことなく引き回す。学校の夏休み前とあって、会場は、人いっぱい。これだけの人が普段はどこに隠れていたいたんだと思うくらいだ。おかげさまで、屋台で用意した、かき氷・とうもろこしは、盆踊り終了前に完売した。凍傷?になりかけながら氷を削ったかいがあった。
7/13 それならば・・・

 関東地方は今日梅雨明けた。カラ梅雨だった。一方新潟・福島県では局地的に集中豪雨により河川が氾濫して大きな被害をもたらした。明日もその心配があるとか、これ以上被害が及ばなければよいのだけれども。

 プロ野球・近鉄・オリックスが合併、さらにもう一球団が、合併され、来期から一リーグ制へ加速されていく。近鉄・オリックスファンが嘆願書の署名集めている。が、以下のことを思ってしまう。少年ジャンプの元編集長で西繁男氏という人がいた。西村氏言うのに、ある週刊誌を廃刊すると発表したところ何千通にも上がる存続嘆願が送られてきた。西村氏「それならば、もっと早く買ってくれよな」。

 つきあいのある比較的小さな卸の営業人の話。ここの卸は資金力も倉庫も少ないので、昨年末の米高騰のさいも当用買いに努め、あえて余分な在庫を持たなかった。その際、米がなかなか集まらず、高値で買いを表明しても、なかなか相手にされなかったとか。ところが、今になって、米の売り込みは多く、しかもパニック時に表示した高値を覚えていて、その価格で今、買って欲しいと。もちろん断ったそうだが「それならば米が集まらなくて、困っているときに売ってくれず、新米が豊作傾向に傾きつつある今頃になって。」
7/10 文鳥

 本日74000ゲットありがとうございます。

 店にスズメは迷い込んだり、進入はいつものことだが、今日は文鳥が飛び込んできた。飼われていた文鳥らしく、ものすごく人なつこく、逃げる様子もなく、手のひらや肩に乗ってくる。足がケガ?しているらしく歩くに不憫。飛び方もままならない。このまま放しても、とっても野生では生きていけないくらい、ひ弱。飛び込んで来たのも、縁かもしれない。人なつこい文鳥に我が家の息子たちは喜び、可愛がり、我が家の新しい家族として、ともに生きて行こう。とりあえず、明日は、小鳥屋さんに籠とエサ買いに行こう。
7/9 歴史は繰り返す

 暑い。去年は梅雨明けは、いつやらと思っているうちに明けずに夏は終わったけれど、今年は梅雨はどこへ行った!といった感じである。思えば、昨年の今頃柄米が市場から消え始め、昨年の暮れは流通サイトはパニックに陥ったけれど、10年前とちがって消費者へのパニックは起こらなかった。

 あんなにあった政府米(古米)は消えてゆき、(食用に適さないといわれた、化石米・六年前の米まで、売れに売れた。)また北朝鮮への米の援助が決まれば、政府倉庫に最後まで残っている輸入米古米も消えるだろう。北朝鮮への拉致問題や核問題など政治的なことは一切考えないとするならば、糊などの加工用にしか使えない輸入米古米の在庫の消化することは、倉庫代などの財政的なことを考えられば政府の米担当者は、ニンマリのはず。

 そして、ないはずの15年産米が、新米の出荷を前にして出だした。10年前の米パニックと全く同じだ。
7/7 月が変わって

 パソコンの調子悪く、更新がのびのびになってしまった。どこかにパソコン落ちてないかな?それにしても暑い日が続く。特に今日は暑かった。梅雨はどこへ行ったのだろうか?それと季節が一月ずつ早く進んでいるような感じがするのだが。あんがい秋は早いかもしれない。

 今月は、MLのミニオフ会それに商店の夏の用事(盆踊り大会の手伝いなど)子供の学校の行事などが重なり、休日には趣味の野草撮影に行けないのが残念だ。撮影するには一番いい季節なのに残念だ。