米屋ときどき日記

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10/27 入札

 本日の入札は、前回の入札と比べて、やや値上がる銘柄もあったが、数値的には(個人的予想していた事よりは)たいした値上がりはなかった。15年産の流通在庫はまだかなりの数量があり、縁故米による市場の落ち込み、さらに米の消費量の落ち込みにより、作況指数98の不作の発表も冷夏の昨年のような過剰にはならなかった。今朝の朝日新聞に、魚沼米は地震の影響により(配送等の理由で)高騰すると予想記事が掲載されていた。が、今日の入札では、大きく反応は、なかった。魚沼米の作況指数は101の豊作でもあり、地震前にはすでにほぼ収穫を終えている。魚沼地区のカントリーや貯蔵庫に大きな被害がもたらしたニュースは今の所ない。(その後、倉庫五カ所のうち4つ地震の被害を受けて、出荷が遅れるのニュースあり)道路もいずれは改修されるし、また遠回りすれば、ガソリン代と時間は今までより多少かかるけれど、配送はできる。ただ、壊された水田の普及のことを考えると、来年の作付けが、かなり心配される。

 ちなみに作況指数98という数字は、たとえ古米がなくても、新米のみで十分、日本の米の消費量は満ち足りているそうだ。さらに、人知れずに?米国・中国・豪州・その他より輸入米が入っている。

 米の相場が動くとしたならば、端境期の来年四月以後か。来年も異常気象ならば。猛暑は豊作(高温障害出って、品質の低下があるとしても)になると思っていたけれど。猛暑ゆえに、海水が温まり、台風の発生が多くなる原因のか?そして、もし、今導入されようとしている米の先物取引があるとしたら・・・・。

 正式な本年度の作況指数は12月に発表される。
10/26 作況指数98

 精米フル回転である。小型精米機プラス小米取り機において最大のしぼり、さらに、手動で腰をふるいながらのふるいにかけ。さらに目で選抜する。30kgの精米に40分以上かかる効率の悪さ。よく言えば、丁寧、じっくり精米。大型精米機で一度に一変に同じ精米するのとは、訳が違う。玄米一袋ごと、玄米の顔をみて、さわっても微妙に設定を調節しての精米だ、スロー精米である。同じ米でも、精米は微妙に変えなくてはダメだ。

 作況指数が発表された。101が98に下方修正された。これにより、エサ米処理にされる過剰米対策は実施は見送られる。下方修正されたことは、言うまでもなく九月の大型台風と長雨が要素である。正式には12月に発表される。が、二年続けての不作は確実である。とくに九州は85の大不作。7月の初めまでは大豊作と予想され、米の価格の暴落が予想されていたのだが。明日の入札は値上がりは必死だろう。だからといって、昨年のような大手・中小の業者による売り惜しみ、買い占めはないだろう。いまだにその傷を背負っているところが多いのだから。
10/23 地震お見舞い申し訳あげます。

 新潟県の皆様。地震お見舞い申し上げます。一日も早く余震がやんで、ライフラインが復旧されを心より祈ります。

 山古志村・大和町・川口町・長岡市・なんども、なんども訪ねた所が・・・・。TVニュースを見るたびに心痛みます。もうこれ以上の天災がないことを。今年は、多すぎる。台風・集中豪雨・洪水・火山の噴火・猛暑・塩害、そして大地震。美味しいお米の棚田米、錦鯉と闘牛で有名な山古志村。一日も早く、あの美しい村へ復旧してほしい。
10/21 葉物野菜

 本日79000ゲットありがとうございました。昨日の台風は日本各地に大きな被害をもたらした。平成に入ってから最悪の被害。さらに台風24号が南の空に控えているとか。もう、これ以上、台風は来ないで欲しい。

 葉物野菜が急騰している。8月初めまでは、大豊作のため、市場に出さずにつぶしてしまう状況が一変してしまった。レタスが一玉千円を超えるとか。改めて農作物は天気に多く影響される産業と思う。米も26日の作況指数では豊作から平年並み、一部は不良になるかもしれない。少しずつ米、とくに餅米は値あがるかもしれない。次回の入札は値上がりが予想されている。

 が、平成15年産が流通倉庫には、あふれている(凶作の15年産の米が余っているのも納得いかないけれど)それに加えて米離れの加速化により、昨年のような大きな値上がりはないだろう。と、思う。以上は無責任発言です。
10/18 またまた、台風が。それも超大型台風が。

 五朗兵衛米の通販、配送中。美味しかったという、うれしいメールや追加予約(来月以後の)もいただき、ありがたいこと、このうえない。無尽蔵に五朗兵衛米があれば、うれしいのだけれども、そうもいかないのは、一年一度の農産物だけに、いたしかたない。

 台風がまたやって来る。もう、いい加減にしてよ、だ。このまま地球温暖化が進むと、毎年今年のように多くの台風や集中豪雨、猛暑が当たり前のようになるらしい。また、農産物の産地も大きく変わるかもしれない。このまま気温が上がれば、リンゴの産地は北海道に。みかんの産地は東北に移るかもしれない。日本一美味しいお米の産地は北海道産のコシヒカリになったりして(今現在は北海道でコシヒカリの栽培は産業的に不可)。逆に、九州・四国ではコシヒカリは作付け不可能になってしまう。そうなると、コシに変わる品種作りが急務になっていく。

 現に、コシヒカリの北限は、宮城県の県南地方の丸森町と言われていたけれど、今や県北の栗原郡でも栽培・出荷されている。数年後には岩手県や青森県でも生産・出荷が可能になったりして。(技術の進歩ではなくて気象条件において)

 かって地球は温暖化現象により、何回か生物の絶滅の危機に陥ったという。おおげさにいえば今は、その仮定の最中なのでは。
10/17 見かけは、悪いけれど、美味しい!

 休み返上で精米で一日を過ごす。毎日通販の五朗兵米の精米・配送に追われてしまい、業務用・店頭用の米が毎日ぎりぎりの状態だから。1時間あたりの精米の数量能力のない当店では、致し方がないところ。朝から夕方までたっぷり時間をかけて精米した。特に、新潟コシヒカリはいつもの倍の時間をかけた。

 特に、新潟コシヒカリの精米には時間がかかった。試食してみて、例年通り美味しい。だけれども、残念なことに白米の外観・つまり見かけが悪い。なんせこの夏の異常なる猛暑・台風・塩害・秋の長雨、これだけワースト条件が、重なってしまうと、どうにもならない。逆によくこの悪条件の中、食味の美味しいお米ができたものだ。生産者の力量だろう。敬服に値する。これからも、末永くお付き合いしていただきたい。

 残念なことに、白米の見かけが悪い。シラタ、つまり白い米の混入が多い。カメ虫などによる、いわゆるヤケはなく、炊けば、真っ白できれいに艶のあるご飯で問題はない。食味は、美味しいだけに、見かけの悪さは残念。シラタをすべて取り除くのは不可能。そこで粒そろいを良くするために、小米取り機にかけた後、さらに手動でふるいにかける。歩留まりは当然悪くなるけれど、お米の美味しさには、粒ぞろいは大きな必条件。喉ごしのうまさの決定的要素になる。白米の見かけは悪いけれど、炊けば、ふっくら真っ白の艶のある、粘りのある美味しいお米。それが今年の新潟産コシヒカリ(新潟県の黒崎町産のお米)です。
10/12 五郎衛兵米配送中。

 昨日・今日と五朗衛兵米の配送に追われる。精米の後、じっくりと手選をかけながら5kgの袋に。配送はお客様の指定日に。精米は、お届けする前日に。(北海道・九州は配送に二日かかります。また月曜日指定は、土曜日に。また、遠い地方で時間指定のある場合は、一日余裕を持って精米と配送準備になります。)配送のピークはこの三日間。後は、今月はほとんど毎日の配送になりそうだ。ありがとうございます。五朗衛兵米は、店頭には今月は通販のキャンセル分しか置けそうにもない。来月入荷分を前通しにしないと、店頭売りはできなくなりそうだ。それにしても、最大で半年もお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
10/9  五郎衛兵米入荷

 今年の台風の上陸数9個は気象庁観測史上最多だとか。関東に直撃したのは今年は初めて。朝からの雨が時間がたつにつれ激しくなり、午後四時すぎると猛烈な風が。本日は、シャッター一枚開けての営業だったけれど、店の中に吹き込みはじめ、人通りがなくなり、雷雨も加わり雨はどしゃぶりに。五時についに店を閉める。配達などで全身ぬれねずみな私は、閉店後一年に一度あるか、ないかの一番風呂に真っ先に入った。(いつもは、家族の中で一番の最後が指定席。我が家の一番の働き手なのに。)

 さて、昨日、待望の五郎兵衛米が入荷した。夕飯にさっそく食べてみる。美味い。粒も香りも白さも歯ごたえも粘りも言うことなし。玄米・白米のみかけは、多少シラタが気になった。今年のような特殊な気象ではしかたがないか。(猛暑と台風)けれど、炊いて食べてみれば、文句のつけようがない。さすがだ。自信を持って、通販でご予約・注文いただいたお客様に届けられる。生産者の依田さん。ありがとう。
10/7   見た目は悪いけれど

 今年の東日本における作柄は日本海側と太平洋側では、全く正反対の様子だ。冷夏であった昨年は太平洋側はヤマセになき、収量も採れなければ品質もシラタが多く、見た目はあまり良くはなかった。ところが今年は天候に恵まれた太平洋側に比べて・・・・・

 今年は過去最高の台風の上陸。(土曜日に関東に来る恐れ大きい)とくに、八・九月における台風は新潟・山形・秋田県の海側の農産物に塩害をもたらした。7月までは豊作の見込みの稲もいっぺんに不作へ。佐渡島の一部の田圃では、立ち枯れによって一粒も収穫ができない被害が。

 過去新潟県を通過した台風は、東側を通過する方が圧倒的であった。東側ならば塩害が起きることはない。が、今年は三本も西側を通過した。これは、観測史上初めてのことだそうだ。海から強く吹き込んできた潮風に含まれる塩分が葉に付着し、水分が奪われたために塩害を発生させた。

 塩害だけではない。秋の長雨や異常なる残暑。真夏日は過去の記録を楽に超えた。シラタや未熟米が多く発生し、見た目は、昨年と比べて悪い。食味ではなく、見た目の検査である米の等級は今年は、圧倒的に二等が多い(新潟県以北の日本海側ならび四国・九州。)

 と、なると今年ほど生産者の腕が確かめられる年はない。見た目は、外観の悪さは今年のような特殊な気象条件ならば、しかたがない。自然にはかなわない。だけれども、お米は生で食べるものではない。玄米や白米の見た目が悪くても、炊いてしまえば関係はない。見た目が悪くても、美味しいお米はある。もちろん、その逆もある。(見かけは最高。味は最低)今年の新潟コシ・秋田こまちは、特に言えそうだ。見かけではなく、中身(食味)で選んで欲しい。

 宮城の白鳥さんのひとめ・ササは見た目も食味も過去最高。台風の影響が少なかったので、本来の生産者の腕がそのまま米に。新潟県も台風さえ通過しなければ、たとえ通過しても東側ならば、倒れることはあっても塩害はなかったのだけれども。
10/6  宮城米!今年は最高!

 待望の宮城県の白鳥さんから、ひとめぼれとササニシキの新米が入荷。ササニシキは一年ぶりの再会だ。昨年はヤマセにより十年ぶりの大凶作の宮城県。15年産米の白鳥さんのお米はあの凶作のなかで、なんで、こんなに、ここまでの米が作れたのと、大いに関心させられたが、天候に恵まれ、先日の大きな台風の通過の前には刈り取り終えた白鳥さんの16年産米は、過去最高のデキではないのだろうか。今晩の飯時に試食するが、美味い。これぞ、ひとめぼれ。まさに、おかずなしでお代わりしてしまうご飯だ。明日は、ササニシニキを食べよう。昨年は不作により、手に入らなかったお米だ。楽しみ。
10/5 豊作から一転として?

 三日続けての雨。おまけに週末には、また台風が来るらしい。晩成の米の稲刈りがますます遅れ、品質や収量が危惧されている。晴れが三日続かないと稲刈りはできないし。7月頃までは、猛暑。高温障害の心配があったけれど日本全国大豊作の予定だったのに。8月の集中豪雨と、先月の三つの大型台風の上陸。しかも最悪コースをたどって。塩害による立ち枯れ。倒伏による発芽による品質の低下。もしかしたならば、今年も、、、、、?となると、15年産の流通在庫はあっても、それ以前の古米はないという。(輸入米の古米はたくさんあるらしい)先が読めない。

 先日書いた「過剰米対策実施」どころではないのでは。
10/4 やっと秋らしくなりました。(内容と全く関係ないけれど)

 一日、本日78000ゲットありがとうございます。2日、新米の無農薬米が入荷すれば、新米の入荷は残すは五郎兵衛米と白滝さんの宮城米のみ。去年より新米への切り替えが早い。けれど、今年は縁故米は昨年の比ではないだろうから、今月と来月は販売は苦戦が予想される。

 土・日曜日と米屋仲間と夜一杯やった。米屋仲間といっても、他県の米屋さんと。ご近所の米扱っている店はすべて敵だと、思っている。もっとも、同業者の米穀店より、産直や縁故米の方が驚異だけれども。一杯やりながらおおいに元気をもらった。日曜日の夜は話が高じて、最終電車が蒲田駅止まりに。タクシー代ケチって、酔いさましと、山歩きの歩行練習と自宅まで雨の中歩く。蒲田〜西大井約1時間10分。けっこう疲れた。歩き疲れて後悔。酔っていなければ、こんなバカな考えしないで、おとなしくタクシーで帰っただろうなぁ〜。せっかく、もらった元気をムダ使い?してしまったかも。

 それにしても、振り返ってみれば節目・節目に出会いがあり、友人ができた。恵まれているな。人には。

 イチローすごい。パのプレーオフも白熱して面白い。それにしても、たとえ新球団が認められたとしても、五位と最下位のチームの合併の25名プロテクトにとられて、そこからあぶれた選手を集めたとしても、魅力あるチーム作れるのだろうか。近鉄または、オリックスをそのまま買収するのならともかく。
9/28  御礼

 五郎兵衛米のご予約、最大で半年以上お待たせしたのに、ぞくぞくとご注文の返信いただき感謝、感激。生産者の依田さんにTELして様子きくと、今は稲刈りの最中。手応えは天候にめぐまれた新米は、昨年より、品質はいいのではないかと。刈り取りの後、乾燥、検査の後出荷になる。問題は、台風がこなければいいのだけれども。浅間山の噴火は、浅科村にはほとんど影響はないとか。このまま。収まってほしい。

 できれば、当店にとって、第二の五郎兵衛米を探したい。それが、これからの課題である。

 イチロー、がんばれ!毎日昼休みの1時間だけテレビ観戦。がんばれー
9/24 過剰米対策

 お陰様で五郎兵衛米のご予約していただいたお客様から、案内通知後四日にして、今日現在70%に近いご注文をいただいた。来月の10日より配送なので、100%は無理でも、この後も積み重ねて85%前後を達成したし。

 米の作況指数が発表された。数値に政治的意図は、ある、なしはともかくしとて。全国平均101 やや豊作。秋田86 山形95と不作。反対に、宮城108 千葉107と大豊作。このまま行くと政府は、昨年までの貯蔵米に変わって、過剰米対策が実施され、米の価格の暴落止める政策が実行される。

 この対策は、「集荷円滑化対策」と呼ばれ、これに協力する場合生産者は目標値を上回って生産された米を主食用ではなく、コメ粉や家畜用のエサとして出荷する。それを対象に60kgあたり6000円以上が政府による150億円の出資と生産者の拠出金で作る基金から支払われる。さらに、主食用に出荷した米の価格が直近三年間の平均価格を下回った場合一定の補填も受けられる。(以上朝日新聞より)

 西日本や新潟県以北の日本海側では、収穫をしてみないと、実際の取れ高がわからないという声を聞く。米相場は去年と全く正反対になるかもしれない。米の消費量も正反対になって増えてほしい。

 プロ野球・近鉄がなくなって寂しい。
9/23 消店街

 当店の最寄り駅JR「西大井駅」ができてから約20年になろうとしている。子供の頃、立会川のほとりに防火用水しかなかった地は、今や高層マンションが三連もたつ。スーパーもたち、マクドナルドも来た。なんせ横須賀線に乗れば、品川駅に三分。東京駅に十五分。新宿駅・横浜駅に二十分。地の便利か、固定資産税は値上がるが、家をいますぐ売るわけではないし、土地を担保に融資を受けるわけでもないのに、地下のあがるのはうれしくはないどろか大迷惑。それにここ周辺地区は、大地震が起きたときの予想される被害は東京でもワーストベスト5にも入るという、ありがたくもない名誉?もある。

 駅から出来てから商店街は、ますます消店街へ。駅が出来た当時より半数以上の店が閉じた。当時ただでさえ、人通り少ない商店街だったのに。二十年の間、コンビニ(最大手の系列の)・精肉店二店舗・ラーメン屋二店舗・美容院・理髪店・寿司屋二店舗・居酒屋・バー二店舗・薬局・本屋・金物屋・たばこ屋・弁当屋・鰻屋・クリーニング店が、閉店または他へ。開いた店舗はしもた屋やコイン駐車場に。人少ない夕暮れ時に、スピーカーから流れる有線放送が人いないむなしく商店街に響く。

 なまじ地価が高いために、一度閉じた店に新規の店は入らない。跡継ぎのいない店は、土地持ちならば店をやめてマンション・アパート経営に切り替える。借りた土地で営業した店の跡地は、コイン駐車場。店舗が減った分、付近の商店街に中規模のスーパーが乱立し(この商店街にはスーパーさえ進出しない。)人の流れは、ますます他へ。

 のんき通りは、その意味の通り、のんき通りになってしまった。戦前、市が立ち縁日がたち、スリもでた、にぎやかな商店街は、平成を乗り越えずに消えていくのだろうか。40を半端超える自分がまだ商店街の若手になるこの通りに。

ただ、どんなに流行っている、人通りの多い商店街にも、人気のない店はある。その逆もある。当店は地域の不満を言う前に、なんかせねば。
9/20  十月ご予約の方に今日から案内メールを送信(すべての送信に3〜4日かかります。)

 五郎兵衛米の入荷予定日のメドがたち、本日より10月分入荷予約していただいたお客様に案内のメールを送信開始。最長で半年もお待たせて申し訳ありません。ご注文の返信を一つでも多くいただければうれしい。キャンセル分は、このままだと10月の店先販売がゼロなので、少しでも回す予定。店頭でも。五郎兵衛米、いつと問われることが多いので、店頭予約も少しはできるかもしれない。

 なお、新米の第一回配送に集中し、一月遅れの11分入荷の数量は今のところ余裕あります。最初の入荷で買って頂いたお客様が気に入って頂き再注文していただければ幸せだ。生産者の依田さんの話だと、昨年以上のおいしいお米になると、心強い言葉をいただいた。また、今年は去年より仕入れ量が増えた。ありかだし。
9/17 残暑

 暑い日が続く。この残暑はいつまで続くのだろうか。東京にいると、わからないけれど台風16号による農作物の被害は大きく、新潟県・山形県・秋田県の海岸沿いは塩害により立ち枯れの稲が多いとか。今年は豊作といっても、刈り取ってみるまでは、わからない。ただ、関東・太平洋側の東北の田圃は、この後よほど大きな台風が直撃しない限り大豊作は間違いない。そして、ないとされていた古米になりかけている15年産米は、卸や大・中規模の集荷業者の倉庫には、掃いて捨てるほど?(損切り販売など)有り余っている。

 確実にいえることは、産直や縁故販売がますます盛んになっていくだろう。当店のような小さな米屋さえ、農家らしき人からの買い取りしてほしいの電話が例年なく多い。ほとんど、お断りしているけれど。

 プロ野球は明日からストに突入。ひねくれた意味でストができる人がうらやましい。まわりの同業者、米扱っている近所のすべての店、みんなスト?してくれないかな。
9/15 引っ越し終了・パソコンデーターの

 本日77000ゲットありがとうございました。

 やっと、新しいパソコン。データーやソフトの引っ越しを終えた。ウインドスXPになって、フィルムスキャナが呼び込めずに苦労。安いものではないので、あきらめきれずメーカーに問い合わせ、ソフトなどをダウンロード。これもなかなか思うようにはいかず、やっとの思いで、なんとか繋がった。ヤレヤレだ。 

 ところが、今度はエクセルとワードがご機嫌斜め。サポートセンターへ電話で問い合わせて修復する。ま、ワープロソフトは一太郎を使用しているのでワードは必要はないのだけれども。
9/10 パソコン新調

 今年になてから不調だったノート型ウインドスMeパソコン。ほぼ一ヶ月ごとに繰り返す再セットアップ。六月にUSBコネクターが壊れ、ついにCDも回転しなくなった。だまし、だまし使っていたけれど、ついに新調した。もちろん、ノートパソコン。ウインドス系は99年以来三代目の更新だ。

 新調するたびに、価格は下がって、中身はすごくなっていく。前回12ギガのハードディスクが80に。前回増量して128MBのメモリも今回のパソコンも増量して728MB。前回はCDを焼くこともできなかったけれど、今回はDVDも焼ける。おまけにテレビも見られるらしい。使いこなすには時間はかかるかも。

 パソコンの中身の引っ越しに2〜3日はかかるだろう。それにしてもインターネットのケーブル回線の設定がボタンひとつで、できるなんて。

 思えば平成のはじめの頃、初めてノートパソコン買ったときは、23万円もしてハードディスクもなく、二枚のFDが頭脳。使い心地悪くて、平成9年にウインドス(98)パソコン買うまでは、ワープロ専門機の方が使いかって良く、二代ワープロ専門機を更新した。今ではワープロ専門機は市場から完全に姿が消えた。ついでに、米屋で米の購入率は平均7%まで減り続けた。当店の所属する商店街も平成に入ってからほぼ半分の店舗に。ためいきばかり。
9/8 ぐわんばれ!

 サツカーW杯予選インド戦をテレビ観戦。相手国での試合だけれども先のアジア杯の中国と比べれば観客は友好的な感じ。というより、ジーコーの人気は改めてすごいんだなと思った。そして何よりも勝って良かった。来月のオーマン戦は、はたして。がんばって欲しい。
9/5 谷深ければ〜

 先週・今週と立て続けに台風が上陸。豊作と言われた16年産米も、西日本や山形県・秋田県において大きな被害が応じた。とくに、塩害による被害は相当大きく及んでいるらしい。とくに、アキタコマチの大規模な農場が広がる秋田県の大潟村では、場所によっては、一粒もとれない田圃もあるとか。

 今は市場に15年産が有り余り、新米もあまり捌けていなく、即新米価格が値上がること可能性は少ない。が、一年を通して見れば、米相場は15年産米と全く逆のコース(米の価格が)になるのでは。(あくまでも個人的予想で責任は持てないけれど)谷深ければ山高し。

 この雨の中、長野県の南アルプスに日帰りと友人と、幻のランを探しに山登り。道なき道を、木の根、草の根をつかみながら登り、すべって転びながら、山道を下る。全く、我ながら物好きなもんだ。道中の中央沿線から田圃を見るが、倒伏している田圃がずいぶんあった。
9/4  自然災害のあたり年

 台風のあたり年の今年。四国・九州に大きな被害をもたらした。また今週末にも大型台風が上陸しそうだ。浅間山が噴煙した。浅間山の噴火はこのまま沈下してほしい。江戸時代の大噴火は全国に飢饉を及ぼした。天空まで及んだ火山灰は厚い雲の層になり、太陽の光を遮り、異常な冷夏の元になり東北地方を中心に大規模な飢饉が発生した。 日本人が一般に暮らしていて餓えの心配がいらなくなったのは、長いこの国の歴史では、わずかここ数十年間にすぎない。

 今年は、豊作・豊作といっても収穫が終えるまではわからない。最後の要である収穫時に台風により大きな被害を過去に得てきている。しかも、先月下旬から今月に三つ続けて大型台風が来た。