KOMEYA日記

         

過去の日記                    トップへ 

                  11/28  苦戦

 昨夜、米仲間の集まり。当店だけでなく、皆今月は苦戦しているようだ。宅急便が米屋になっている。

まだ、都心にはコイン精米所がないだけ救われる面もあるが、そのうち、やめていく米屋がコイン精米

はじめるのではないだろうか。

 もちろん、苦戦の理由が縁故米、産直だけとは、限らない。ディスカウント店の価格の安い米が売れて

いる。もしかしたならば、10kg¥2980の新潟コシヒカリが正当の価格と消費者に浸透しだしたのか。

たくわえくんより安い、新米の新潟コシなどありえないのに。

                   11/27   縁・宴

 このところ、居酒屋での交友録ばかりだが、今日の話題も。私の日記を見て会いたいという奇特な米

屋さんからメール届く。それならばと、一杯やりましょうになった。正直言って、私の日記はかなりえらそー

なことばかり書いているので、会ってがっかりするのではと、気がとまどった。書いていることと本人のギ

ャップがありすぎるからだ。でも、新しい人に出会い、私自信その人から得ることができればと思い、昨

夜の宴になった。また、MLで知り合い、米サミットではあまり話しできなかった練馬の池田米店さんも

誘う。私で、がっかりした分、池田屋さんで穴うめてもらうことにしよう。

 その奇特な米屋さんは杉並の浮須さん。まだ23歳のバリバリの若手である。彼は私の日記を読みこ

わおもてのおじさんを想像していたらしく、早くもギャップが。やっぱり私のHPは堅物すぎるのだろうか。

源さんやりえさんのHPを見て、想像していた誠実篤実な源さん、あたたかいりえさん、フレシュなトシロ

ーさんと、想像通りの人だったけれど。表現力の差か。ムムム。

 かなり前向きな浮須さんに圧倒されがちな宴になった。地域あっての店づくりめざし、精力的に動き回

る。彼と同じ年のころの自分とくらべれば恥ずかしくなってしまう。教えを答うと言われたが逆に教えられ

た一方であった。さえない私の答弁に変わり、池田さんの聞き上手のうえ、口にすることは急所をさだめ

てズバリと。 私が言えたのは、米の業界ならば知識・勉強・基礎として、taisaさんの日記、米農家の

今については、万年少作さん、米屋の日記はたんぼやさん、この3つのHPはかならずチェックする事し

かアドバイスできなかった。でも、こうして良い縁がひろがっているのは、本当にうれしいな。

                 11/23 源さん

 源さんが遊びに来た。東京で同窓会があり、そのついでに寄っていただいた。ネットではいろいろ

やりとりしていたけれど、会うのは初めて。でも、初めてとは思えないな。思っていた以上の人物である

 品川駅の構内にある居酒屋で話し盛り上がる。とくに、食べ物や石川県の篤農家の人たちに。話し

聞いているうち、万年少作さんや林さんにぜひお会いしたくなった。できれば一晩飲み明かしたいな。

源さんは、無農薬野菜を自ら栽培し、こだわりの塩をブレンドして、無添加のまぎれもないキムチや漬

け物を制作、販売している。ふつう、無添加・無農薬だとうたうと高価な商品になる。ところが、源さんは

普通の価格で販売している。誰で、安心して多くの人に喜んで食べてもらいたいの哲学が。彼は農業や

る前に、接待業に職され、そのときの経験を活かして行きたいと。また、食の安全性や問題点を消費

者にとくのに、むずかしい小理屈いうより、まず楽しく語りかけ仲間を少しずつ輪を広げていきたいと。

 短いひとときであったけれど、彼の気をもらい、少々元気なくしていた私に克つをいれていただいた。

 とっても、有意義な時を過ごした。こうして、ネットで出会い、実際に会う。このような良い交流関係広

げたい。

                  11/22  パソコンこわれる
 
  ついにと言うか、突然にパソコンこわれてしまった。先日、フロッピーディスクがこわれて修理出し

 たときハードディスクが異常でついでに直しますかと聞かれたがバックアップとっていなかったので

 取りやめた。その日より覚悟していたのだけれども。買ってから4度目の故障は、ついに致命的に。

 結局、新しいノートパソコン購入することに。今までのノートのハードが4ギガしかなかったので、もの

足りなかったこともある。幸い、ヨドバシカメラのポイントが、かなり貯まっていたので出費を抑えた。

 今度のは日立のメビウス。13.5インチのディスク画面で価格が一番安いのを購入。ハードは20ギ

ガ欲しかったけれど、予算がないので12ギガだ。メモリは64追加して128に。

 壊れたパソコンのバックアップをとっていたのだけれども、新しいノートにそれを入れたり、ソフトの入れ

替えに3日もかかってしまった。ノートにはじめからインストーロールしてあるいらないソフトを消す。ケーブ

ル回線なので通信関係のソフトはみな消す。つぎに、いろいろソフト、とくに今までギガ数少なくて、落とし

ていたソフトを取り入れたりした。苦心したのが、メールのインポート。参考書首たけになる。できてしまえ

ば簡単なことだけれども、そこまでたどりつくまて、大変だった。

 やっと、ノート使えるようになったと思ったらホームページがアップできない。サーバーに幾度電話して、

問題を解決し、本日(26日)に至ったのである。たのむから、今度は2年も、持たないうちに壊れないで

欲しいと願うのみだ。

                11/21  3つの販売方法

 店が死んでいる米屋をのぞいて、販売方法(家庭用)は安売り・量販店、こだわり高級志向、

専門店志向型である。安売り型、薄利多売、少しでも利益得るためくず米や古米などのブレンド

と、言って少しでも良心的に米の質良くすれば、さらに薄利になり自分で首をしめるものである。

当然、そこそこの米になる。永六助著・商人に「安売りして儲かるということは、安売りではないこ

と。なんでこんな簡単なこと、わからないのだろう」と。

 これと正反対なのが、こだわり高級志向。あえて、安い価格の米はおかない。おいても、申し訳

ない程度。誰でもできるわけでは、ない。お客さまからの絶大なる信頼、信用があって、できるもの

である。顧客の好みで今年の一番のお勧めの米を薦める。だからこそ、仕入れも厳しい。卸しから

の仕入れもとより、生産者からの仕入れにおいてもだ。米は、一年一度の作物。できがわるけれ

ばたとえ、親しくしている生産者さえ取り引きは極端に減らす。なあなあでは、すまされない。自

分の店にお気役さま信用が第一。甘いこといっていられない。それが、絶大なる信者客作れる。

が、道は険しい。まして、生半可な気持ちでは、信用失い滅びるのみ。高くて品質悪ければあたり

前。信用得るための忍耐、努力、根気の相当な覚悟は必要。信用は一夜で得るわけではない。

 専門店志向。今、ほとんどの安売り店以外の店が、ここに属する。高級志向から安売り志向ま

ではば広く。顧客を絞らない。専門店と、言えばかっこいいが現状維持派、危険をさけたる。プロ

野球監督、森監督は、常に最悪の事を考えながら、次の一歩を歩むという。ヘッジを考えてのこと

である。ただし、現状維持の思考は滅びるもと。常に前向きに、そしてヘッジを忘れずに。

 腹をくくり、好きな道で滅んでも本望でないだろうか。活きるのみ。覚悟きめて。

             11/20  倒伏軽減剤について

 米サミットの場で、篤農家魚沼の井口さん、新潟の池田さん、宮城の斉藤さん、茨城の山崎さん

に話聞くことがてきた。話題になったのが、倒伏軽減剤のこと。

 コシヒカリは、大変作りにくい品種であり、背丈が伸びすぎ倒れやすい性質である。さらに、収入

に収入をあげるため、多肥(有機・化学肥料問わず)だと、さらに穂の倒れやすくなる。倒伏してい

る状態で雨に合うと発芽してしまい品質的に劣ってしまう。それを防ぐために、倒伏軽減剤を使用

する。成長抑制のホルモン剤である。これを、農薬と見なす農家とみなさない農家がいるそうだ。

 魚沼の井口さんは、絶対に倒伏軽減剤は使用しないと。なぜならば、倒伏軽減剤を使用したわら

で作ったスイカ(魚沼のかくれた名産地)は必ずといったほど奇形なスイカになるそうだ。宮城の斉

藤さんの話によると、その薬を使用したわらは、牛も食べないとか。

 もちろん、倒伏軽減剤を使用した米食べたからといって、今すぐ体が変になるわけではない。

池田さんの話。今、畜産農家では牛に成長ホルモン剤を与えている。その影響化のせいか、小

学生女子が胸のふくらみなどが以前と比べて、早くなったそうだ。

 慣行栽培はともかく、倒伏軽減剤を使用している有機米はあることは、事実である。

倒伏軽減剤使用しても、米の味は変わらない。しかし、経済制や美味しさのみ追求だけで、毎日

口にするものに対して、それだけで良いのだろうか。

 4人の篤農家の語りにふれ、自分自身の商いの方向も見直し、考えざるえない。

              11/17  米サミット

 あさって、横浜のホテルリッチで、米屋と生産者のちょっと大きな勉強会&交流会を行う。

題して、米サミット。以前、秋になると収穫の終わった生産者がわれわれ仕入れ先の米屋

を訪ねに来られた。そのたびに、懇親会開いていたけれど、平塚の真壁米店さんの案で、そ

れならばまとめてやろうーと。そうすれば、生産者同士の交流や情報交換により、より良い米

を作り提供していただけるようになるし。新しい出会いもある。それに、一同で議論すればおお

いに刺激を受け、明日からの仕事にプラスになるだろう。

 第一回目の参加者は、なじみの米屋、生産者、協賛企業のみであたけれど、昨年から輪を

広げようと、参加者からの紹介で新しい人の参加増え、そして今年は新たに米MLからの参加

者も。総勢60人ちかくなる。

 この米サミットには、いわゆる講習会の先生は呼ばない。皆が先生であり、講習者である。

まずは、生産者と米屋に別れて討論。はたして、今年はどのような討論になるのだろうか。

そのあと、宴会場に移り、中華料理舌鼓みしながら懇談会。さらに2次回。アルコールはいる

につれ、本音飛び交い、話あい、交流が深まる。ほとんどの参加者が毎年参加するほどだ。

最後に、このような会を立案、計画、幹事する平塚の真壁さんに感謝するとともに、敬意を

表したい。

              11/15 倒産(読書感想)
 
本好きな私は月に10冊は本を読む。最近はネット関係で読む数減っているけれど。最近読ん

だ本で大変面白かった、かんがえさせられたのが、宝島社文庫の「倒産回避」である。

 昔の倒産招く社長の原因の大半が、飲む、打つ、買うなどの放漫経営や本業以外の投資の

失敗があげられている。しかし、今や倒産においこまれる8割の方が、常識のあるまじめな社長

だそうだ。残りの2割の倒産社長には、5つの共通点がある。

1.約束事が守れないとき、事前に約束守れませんが言えない人。

2.見栄っぱり、あるいは中身のない自信化

3.言い訳多く、人のせいにしたがる人

4.つい隠し事してしまう人。あるいは、いつまでたっても本当の事が言えない人。

5.バブルの夢さめやらず、いつまでたっても腹くくれない未練がましい人。
  
  つまり、自分の今置かれている状況をいつまでも受け入れない人。

むむ、耳が痛い。

                 11/14  ちらし

 今月はひさしぶりに、当店のちらしを出そうと思っている。今回は、初めて版をプロに委託した。

いままでは、ワープロ(一太郎)で自我流に作ってきた。プロとアマの差は。

 技術を盗むというより、勉強のためだ。どのような構成になるのか、今から楽しみである。もっと

も、元になるちらしのアイデァがたいしたことなければ、プロもアマもないけれど。今回は残念なが

ら丸新ブレンド米(仮称)は間に合わなかった。残念。

 今回のちらしも同時の他店のちらしと比べて、価格だけみれば一番たかい米のちらしになるだろ

う。安さを売り物にしていないので、しょうがないか。

 当店のちらしをご希望の方(米屋さん・生産者)一報いただければ送ります。

 反面教師として参考していただければ幸いです。

           11/13  流行る物

 子供のプレステ2のドラグエにいい年して、はまってしまった。単なるゲームのなぞときや

魔物との戦いというのより、魔物をコレクターする楽しみなど付属的な楽しみが多いのが、

魅力で大人なでもはまってしまう。

 チョコエッグというお菓子(チョコレート)も今ヒットしている。¥150のチョコだがオマケが

素晴らしい。日本の動物の精巧なミニチャアがはいっている。グリコのおまけとはちがう。

大人でも、充分鑑賞でき、集めたくなってしまうほどである。

 米の販売もただ米売るのではなく、コレクター的な楽しみや遊び心を導入できないかしら。

            11/11  都内の過疎化

 昨日は肩こりからくる頭痛ならび、ぜんそくで入院していた長男の退院などで、日記休む。

昨日ニュースで横浜のある地区では人工増え幼稚園にはいる手続きのさえ大変らしい。

 こちら、品川区では、埋め立て地の八潮団地のぞけば年々人工減っている。私立幼稚園

ならび区立小中学校は子供の取り合いだ。品川区は全国に先駆け、小中学校を選べる。

長男の小学校は20人学級で、2クラスかろうじてだ。隣の小学校は全ての学年一クラス。

学校選択の自由によって、人気のない学校はやがって廃校に追い込まれるだろう。

 ドーナツ減少による人口の激減。若い層や子供の減少。なによりも、引っ越しにより、大

お得意様をなくすのが痛い。ここ数年、その傾向大きく頭痛い。また、頭痛が。

                11/9  プリンター

 パソコンがこわれたら、今度はプリンターがこわれてしまった。ともに購入してから2年もたって

ない。修理代と修理期間のこと考えるとプリンターは新しいのを買わざるえなかった。頭にきたか

ら別メーカーにする。なんかの本に、こわれないテレビは作れます。でも、売れなくなります。

また、全ての電気製品の寿命は短くなるという。買い換え需要を考えて製品化するという。

 それは、わかる。しかし、たった2年で、修理するより買った方が安くて手間もかからないなんて。

なんか、おかしいのでは。

 パソコンなど価格の高い物だと、いくら技術革新の早いと言っても。いくら宿命といっても。

昨日、5000ゲット。ありがとうございました。

              11/7  こだわりのお米

 今まで、米屋がこだわりの米だけで良いのだろうかと、悩んだけれど。こだわりを捨てたならば

もはや、米屋ではない。商人ではない。素人だ。いまかりにも親子6人食っていかれるのも、あり

がたいお客様、支持者がいるからだ。生産地出向き、生産者に合い、育てている稲、栽培法を聞

き納得したのだけを仕入れている。もちろん仕入れない場合もある。人柄だけでは気められない。

 (人柄の悪い人に変な?作る人いないけれど、逆に変人と呼ばれている人に名人はいる。)

 そして、これらこだわりのお米食べたお客様の甘口。辛口あわせての批評を生産者につたえる

義務があるのでは、ないだろうか。顔の見えるお米とは、双方見られることではないだろうか。

 それによって、米屋も鍛えられるし、生産者も鍛えられる。お客様の信用も得られるのでは。

もちろん、価格のたかいこだわり米ばかりでは、いけない。むしろ価格の安いこだわりこそ大事。

他店と同じ価格ならば銘柄は異なっても、最高の味、品質にしなくてはならない。

 また、自店オリジナルのブレンド米の開発も必要。こだわりの丸新米として販売するからには、看

板に傷つけるような事をしたならば、たちまち信用失ってしまう。じっくりと早く開発していこう。

             11/6  としろー・りえさん夫婦

 新潟県のたかつか農園のとしろー・りえさん夫婦が、当店に遊び来てくださった。奥さま

りえさんの実家が杉並区。夫婦そろっての里帰りに、足運んでいただき感謝感激。

 以前から、りえさんのHPのファンの私にとってご本人に会えただけで感激者である。全国

のりえさんファンの皆様、りえさんは、キュートで美人な、とっても素敵な女性です。

そのあたたかい人柄はHPからも伝わっているが、あらためてご本人にあって納得。

 来春にはママになられるとか。おめでたい。心より、ご無事出産を祈ります。

 そのりえさんのダンナ様、トシローさんは、誠実篤実温厚の絵の書いたような人。都会から

新潟へ嫁いだりえさんの選んだ人だけあって、魅力あふれる人だ。居酒屋のかき鍋囲みなが

ら話はずむ。としろーさん、米・野菜栽培の技術師になると。ただ、いしょうけんめい作った米も

いいかげんに作った米も農協に出せば同じ価格。価格だけでなく、すべて、他の人とカントリー

と混ぜられてしまう。自分のせっかく作った米をどう消費者に食べていただけるか直接を聞きた

いとでも、農協の関係もいろいろあり、なかなか難しいと。

 話をしていて、応援したくなるような魅力ある人である。当店のような小さな店の応援なんて

たかがしれているけれど。これからも、としろー・りえ夫妻さんさえよろしかったら、末永く交流

していきたい。このような、素晴らしい人と出会えたのは、本当にラッキーだと思う。

これも、ネットの恩恵であり、これからもこのような良い縁を結んで行きたい。作っていきたいな。

              11/4  発芽玄米

 発芽玄米・一過性のブームで終わると思ったけれど、なかなかしぶとい人気ある。例の

みのもんたの番組でブームになったのだけれども。白米に混ぜて炊いて食べる。ギャバ

が多く、ボケ防止や動脈硬化の予防に効き目があるという。製品版もそこそこ売れている。

 昨日のお客様は、無農薬米5キロお買いあげいただき、それを全て自分で発芽させて、

白米に混ぜることなく発芽玄米そのものを食べているそうである。発芽するまで、手間暇

かかる。と、いって製品化されているバツク商品は価格が、高い。

 今年は、全国的に発芽した米が多い。収穫期の長雨が原因である。発芽した米は二束三文

の価格になる。かたや、バックづめしている発芽玄米は、高値だ。自然発芽と人工発芽の違い

あるのだろうか?誰か、くわしい人教えてください。

 日曜日と祭日は日記休みます。

                 11/2 食感

  NHK出版の「試してガッテン」に美味しい米の記事掲載されている。目隠しテスト52人。新

米コシヒカリと前年度の標準米クラスの米の目隠し試食テストだ。結果は新米コシ美味いという

人が42人。標準米選んだ人は12人。この12人もいることに驚かざるえない。

 昨日のTV番組、本物100%の減農薬で自然乾燥の最高峰の魚沼コシと茨城チヨニシキとの

目隠し本物当てクイズ。魚沼当てた一名に対して、チヨニシキが魚沼コシとかんちがいした人4名。

いくら、食感は個人により差があるとは、いえ。もしかしたら、魚沼米とタイ米の目隠し当てクイズし

て、タイ米を魚沼米という人もいるのでは、ないだろうか。もちろん、魚沼より他の米が美味しいと

いう人はいるのが自然。魚沼VS宮城ひとめ、秋田あきたこまちならば、話は分かる。個人の好み

があるからだ。でも、古米や雑品種と差がわからないなんて。ディスカウントの米が売れる分けで

ある。あるいは、それだけ米の味、わからない人増えたのだろうか。

     11/1   新潟コシヒカリ? VS¥1700の米

 食糧庁ならび農水省が表示違反している米の取り締まりを強化すると言う。すでに、ニセ魚沼

米販売したとして、東京の業者が指摘され会社名が公表された。しかし、氷山の一角というより、

やっているんだぞ〜のポーズにすぎない。その証拠に近所のドラッグストァーやカメラショッブには

いまだに5kg¥1600の新潟コシヒカリや¥1900の魚沼コシヒカリ販売しているし、やめる気は

ない。魚沼の名前さえあれば中身はなんでもかまわない。そのうち魚沼米は美味くない、キララの

方が美味い(ここでいう魚沼はディスカウント、きららは本物)なんて言われるかもしれない。現に当

店の¥1700の米が他店の新潟コシヒカリより美味いといって買ってくださるお客様いる。他店の

新潟コシヒカリが100%本物ならば、当店の¥1700の米はかなう分けない。それがかなうとは!

いっそう、新潟コシヒカリより美味い¥1700の米として売りだそうかしら(冗談)

 今、こんなに豊作なのにくず米は売れているらしい。業界紙にもくず米の特集記事の掲載多い。

需要あるからだ。新潟コシヒカリのくず米ブレンドも新潟コシヒカリ100%の本物の米として売れる

のだろうか。なんでも、売れれば勝ちなのだろうか。そんなのは、商いではない。