KOMEYA日記

        

過去の日記                    トップへ 

               12/31  ありがとうございました。

 今年スタートしたこのHP。なんとかここまで続けられました。この日記の更新に苦闘しながら、なんとか

今日の日、今世紀最後の日向かえました。新しい世紀もよろしくお願いします。

 このHPを開くことにより、多くの人と知り合えたのが幸いでした。来年も新しい出会いがありますように。

今年一年ありがとうございました。みなさまにとって、すばらしい年になりますように。

                12/29  年の瀬に。

 いつもながらさえない、当店のある「のんき通り商店街」一度店が閉じると、2度と新規開くことない。

西大井駅近くある立地の良さもないがしろだ。今日、お客さんが他の商店街から帰ってきて、ここは、暮れ

なのに、ずいぶん静か。まるで、死んでいるみたいだ、と。言えているだけに、反論できず。

 来年には、駅前に新たに高層ビルの着工。大型スーパーが進出。ますます逆風が加速される。

今年は、商売的には世紀末らしく、どん尻であった。来期も、今年以上、きびしくて、つらい年になりそう6。

宅急便のお兄さん、集荷の時間が遅い。聞いてみると、田舎からのもちの荷が多いとか。今年は最後まで

縁故に泣かされた。

                    12/27  鏡もち

 ML仲間の杉並区の米屋さん、浮須さんからいい話が届いた。生のもちは、カビっていやだ。

というお客様に、「お供えのカビは、一年のけがれです。お供えもちは、そのけがれを吸い取るの

です。その汚れカビを削り落とすことにより、幸せな一年になるのです。」

 さすが、浮須さん。敬服します。

 明日ならび30日の日記は、休みます。

               12/26   花房さんのHPから

  いつも毎晩チェックしているHPに関西の米屋さん花房さんの試食日記はおもしろい。先日の

日記にヌカのことでおもしろいことが書いてあった。ヌカだけ配達してくださいに、苦笑したこと。

 また、農協の収入が3割減ったこと。減反と豊作さしひいてもこの数字は大きい。縁故米に

流れたのだろう。かっては大規模農家がやっていたことが、今ではどこの農家もやっている。この

ことは、昔からの産直の生産者も年内は縁故米のせいで、さっぱり売れないと。当店も10月からは

ヌカ、一袋¥10のみ好調だ。業者ヌカの回収が有料になっても、今のところ有料でひき払ったことは

ないのが、せめての幸い。米屋も季節商売になってしまうのかな。

 花房さんは、非常に研究熱心な方で、お米の試食レポートが楽しく書いてある。こちらでは、手に入ら

ない米の品種などは興味深い。花房さんの爪のあかを煎じて飲まなくては。これで、毎日チェックする

HPが増えた。当分の間、ムフフのHP見ているヒマがない。

               12/25 ケーブル回線

 このところ、ケーブルのモデムの接続悪く、一日で正常に見られるのは十分で足らず。困った。

はじめ原因わからず、ランボートやコード新調したのだけれども直らず。やっと、原因がリースし

てあるモデムにあり、交換してもらい、やっと正常になった。しかも、新規のモデムは旧型とくら

べて半分の大きさも、うれしい。

 ケーブルの回線の最大の魅力は、通信速度が速い。電話代がかからないから、安心して常備

使用できること。速度については、電話回線使用したことがないので、わからないけれど、早いら

しい。私が契約しているのは、一ヶ月税込みで¥6090で、使い放題。プロバインダー・モデムリ

ース、接続料こみ。電話代かからないのは、精神的にいい。接続しながら安心してメール書ける。

いつでも好きな時間に使用できる。一ヶ月4時間以内だと割高になるが、使えば使うほど得になる。

ダイヤル回線につながらないから、ダイヤルQ2とか国際電話につながることはない。

 欠点は初期設置費用がかかること。しかし、これも工事費の半分、区の補助が受けられる。また、

ムフフのHPを見るのに制約があることくらいかな。

                12/22  本末転倒・硝酸塩

 野菜と硝酸塩の問題書いた。米は、慣行栽培・有機栽培でも光合成充分育成して実ので関係ない

と思っていたけれどtaisaさんの日記のHPやMLの斉藤さんの投稿によると汚染された水が地下水

や河川に流れ、水田の水にも影響をおよぼすという。こうなると、一人のこだわり生産者だけでは、

どうにもならず地区全体いや国の対応でしていかなくてはならない。あまりにも、経済性を優先しず

ぎって、国の根に当たる農業、食に対する安全性をないがしろにしすぎてはいないだろうか。気がつい

たころには手遅れ、取り返しのつかないことにになっているのではないだろうか。量販店や生協、消費

者は価格の安さを追求、生産者もそれに答えようと無理な栽培、過多な肥料の投入。季節感はなくなり

いつでも、主な野菜は食べることができる。いつのまにか、旬がなくなってしまった。そして、政府は硝酸

塩の怖さを隠しているさえある。

 農業予算はバラマキだと言う批判がある。減反や補助費の他、、使いもしない農業空港に金を使うより

安全な作物を作るための環境整備こそ、金をつぎこむべきだと思う。わけのわからないITなどよりも、国

にとって一番大切である農業をあまりにも軽くみすぎてはいないだろうか。

 野菜や食品をけちり、高価な健康食品や医薬品に金払う。本末転倒である。

                12/21 金持ち父さん、貧乏父さん

 今読んでいるのは、ローバート・キヨサキ著の「金持ち父さん、貧乏父さん」筑摩書房である。内容

は、不動産取引や株の投資などバブリーで参考にはならないけれども。なかにはタメになることも書い

てある。

           スタートを切るための10のステップ

強い目的意識を持つ。

毎日自分で道を選ぶー選択する力

友人を慎重に選ぶー協力の力

自分に対する支払いをまずすませるー自制の力

ブローカーにたっぷり払うー忠告の力

もとはかならず取り戻すーただでなにかを手に入れる力

新しいやり方を次ぎ次ぎと仕入れるー速習の力

ぜいたく品は資産に買わせる。

ヒローを持つ

教えることで得るー与えることの力

また、著者は感情に支配されず頭で考えることの大切さを唱える。なかなかがんちくのある本であり、い

わゆるビジネス本や自己啓発の本と異なり、本音が書いてあり、正月休みに一読お勧めします。

かなり分厚い本。私は毎日少しずつ読んだ。なんども同じところ読んだり、他の本も並行して読んだので

ので一月もかかりました。いつか、子供にも読ませたい本でもある。

                 12/20  あまのじゃく
 
 子供のころから、あまのじゃくであった。小学生のころプロ野球は巨人のV9の最中。クラスの男

の子はみんなYGの帽子かぶったけれど、私ひとり当時弱小球団のWの帽子かぶって登校した。

 高校生になり父親から、高校生になったから今日からたばこ吸ってもいいぞに、反発。以来、この

年まで、たばこを口にしたことはない。親戚のおばちゃんから、社会人になってマージャン覚えなけ

ればつまらないよに、反発。ギャンブルもこの年まで、宝くじのぞいてやったことはない。

 最近は、変わり者と呼ばれようが携帯電話は持たない主義である。将来、ネット販売で持足らず得

なくなるだろう。が、なるべく使いたくない。ピーピーうるさいし、時に、場所に関係なくかかってくるのも

イヤだ。町なかで、かけている姿も美しくない。通話料が高い。だいいち、束縛されたくない。さぼれな

いではないか。

 人と同じことしたくはない。商人を選んだのは、父親の影響よりもサラリーマンになりたくなかったから。

この性格で、損することは大きいけれど、個性なくすよりは良しとしよう。

                 12/19  年賀状の季節

 早いもので、今年も年賀状書くのに追われる季節になった。今年は、ネット関係のせいか、昨年の

2倍近く出すことになった。いくら、メールの世の中といっても、アナログのハガキや年賀はうれしい。

ただ、ネットで知り合った人のほとんどが住所わからないので、全員に出せないのが寂しい。それが、

ネットの良さといえば、それまでだけれども。さしつかえない方は、ぜひ教えてください。

 毎年、年賀状の印刷のかきいれどきになる印刷屋さんはきびしい。パソコンでの印刷やコンビニの進

出での印刷で3分の1に激減しているそうだ。また、写真屋のポストカードも毎年減り続けているとか。

私も以前は、趣味である山野草の写真をポストカードを作っていたけれど、ハガキ代のぞいて一枚¥15

0(スライドからプロ仕上げ)もかかった。今や、パソコンに写真を取り入れて、簡単印刷。経費も格安だ。

おまけに、住所もきれいに打ち出してくれる。町の小さな印刷屋さんもきびしくなってきた。

 デジタルカメラの普及や格安デポにより写真屋さんも苦しい。ただ、私のように趣味で写真(野草)撮って

いる人間にとって、やはり高くてもリバーサルフィルム使用し、印刷も技術高い店に行ってしまう。米屋の

世界に共通することもあるかもしれない。当店も選ばれる店になりたいな。

           12/18 ??

 昨日と同じ本より。

 日本人の若い人の多くは農業を知らない。中央市場の社員が、ニンジンの産地を見学をしたときの

ことである。ニンジンの葉を見て、「これなにを栽培しているの」と問いかけた。ちなみに彼は、根菜担

当者である。大学を卒業して、4.5年のスーパーの担当者がレンコン畑の視察に来た。その近くの

ゴボウ畑を見て、このへんは、レンコンを畑で作るのですか、と聞いた。確かに、レンコンもゴボウも

葉は大きいが、その違いもわからずにレンコンを販売しているのかと思うと情けないのをとおりこして

あきれてしまう。もっと驚いたのは、国立大学農学部の卒業生が、三月に徳島の畑を見て、このへ

んは田植えが早いのですねと。稲と麦の区別かせついていないのに、言葉なくした。どこが、農学部

の卒業生か。

 有機農産物の本を見て、比較的知識人といわれる女性が、「最近有機がはやっているけれど、どん

な機械でつくられているの。」生産者の奥さんから「最近、有機栽培を頼まれることが、多いんだけれど、

有機栽培の機械のカタログ、あったら送ってんか」

コメントは、ひかえることにしよう。みなさんは、どう思われますか。

                12/16 野菜が糖尿病をひきおこす

 いささかショッキングな本を読んだ。宝島社「野菜が糖尿病をひきおこす」河野武平著。ぜひ一読を

進める。著者は農薬より怖いものに、硝酸塩をあげている。野菜を育てるのには、窒素成分が必要

で窒素肥料を投入する。野菜がそれを吸収し、成長するが、それまでの過程で窒素成分はさまざま

な形に変形するが、最終的には亜硝酸に変化する。これは、ガンや糖尿病を誘発する危険な物質

なのである。そして、今日本の野菜にふくまれる亜硝酸塩、硝酸が危険レベルなのである。

 硝酸塩が高い濃度がふくまれているのは、主にビニールハウス栽培短期促成で作られた野菜であ

る。窒素肥料が投入されると、土壌から野菜の根が吸収し、茎に回る。そして、葉に移動する。この過

程で光合成をすると窒素成分はタンパク質に変わっていく。施設栽培の野菜は、ハウスなどで温度管

理し、光合成を管理して生育期間を短縮するので一年を通して栽培できる。たとえば、路地栽培のホウ

レンソウは秋から冬にかけて、約60日かかる。ところが、施設栽培は半分の30日間程度で収穫できる。

みかけだけは成長しても、光合成が終わっていない、早い収穫がふえている。光合成が充分にできてい

ない未完成な野菜は、窒素成分がタンパク質に変化せずに、高濃度の硝酸塩が検出されるのである。

          12/13  東京都有機提携米

  東京都が認定した有機農産物が登録指定された店で販売できる。以前、卸しが熱心に勧誘して

いたけれど、最近は面白みなくしたのか熱がさめたみたいだ。卸しがやる気なくしたのらば、逆におも

しろいと思う。なぜならば、卸しが主催ならば差別化になりにくい。

 今は、米は山形県と熊本県しか提携していないけれど、おいおい提携米の産地増えるという。卸し

が一歩後退すれば生産者との直接の取引もOKという。もちろん、米だけでなく野菜も可だ。

 研究の価値あり。

                          12/12  灯油

 当店が灯油販売やめて5年になる。灯油やめたことで減った顧客もいないわけではない。また、灯油の

利率は米よりもはるかによく、配達価格ならば、周りがお持ち帰りの安く売っていても気にならず、比較的

高値で販売していた。多少高くても、希望の日時の配達の需要が高かったからだ。ただし、5年前の話し。

今では、灯油タンカーの持つ車が毎日、引き売りに、安い価格で販売している。実は当店も利用している。

引き売りの灯油屋さんは、はじめ遠慮してか、当店の前に来なかったけれど呼び止めて購入してからは、

2日かおきに店の前に来てとまり、まわりの顧客に灯油を販売。おかげで、灯油販売していない当店もい

ちいち断りいれなくて助かる。灯油さんも米屋が灯油販売していないと、はじめはびっくりしていたけれど。

 灯油販売やめたのは、臭い。いくら手あらっても、臭いが消えることはない。(夜風呂で洗わないかぎり)

臭いが移りやすい米には大敵である。第2の理由として腰を痛めること。エレベーターのない3階・4階の

配達はつらい。また、そういう顧客にかぎって灯油だけの注文しかなく、米の販売に結びつかない。また、

毎年春先には、疲れから腰やられて整形外科通いになる。もう、若くはない。いくら利益あっても体がつい

ていかないのでは。第一当店は、米屋であって燃料屋ではない。タンクローリがあるのならばともかく、い

ちいちポリや缶に入れて、入れ替えるのは大変だし、腰をいため、手に臭いがつく。そんな手で、米を取り

扱うのは、どうだろうか。

 今では、引き売りの灯油屋も多く、競争の時代になっている。早めにやめて良かったと思う。

           12/11  ムム!!

 いつもチェックしているtaisaさんのHPの日記に耳痛いことが書いてあった。事実だから反論できない。

今、米の消費量は毎年減少している。だから、米食べなくなったのではない。加工米がのびている。

 今、少子化、共稼ぎなどにより、いちいちご飯を炊くよりは、コンビで冷凍加工してある米をチンするだけ

ですむほうが簡単だし、時間もかからない。一杯あたりの米の価格は、たとえ高級な魚沼コシよりも加工

米のほうが、はるかに高い。消費者は労力と時間を買うわけである。たしかに、共稼ぎ夫婦などは朝のい

そがしさ、わずらわしさから解放される。かって、洗濯機が主婦業から洗濯の重労働解放したみたいに。

おふくろの味は、コンビニの味になってしまうのでしょうか。 

                  12/9  縁古米

 ひさしぶのりお客さんから、よく今年いつもの2倍・3倍の田舎から送られてきたという話しを聞く。3年連

続の豊作。覚悟していたとはいえ、9月からの売り上げは惨憺なるものであった。毎年生産者から送られ

てくる新米のなかなか消化しきれない。ようやく、うごきはじめたこのごろだけれども、また正月に田舎に

行って米もらってくることだろう。その後は五月の連休や夏場、そろそろ新米の声を聞く前、古米になる米

の処分のため大量に消費地へ届けられる。このころ、精米して欲しいという田舎からの米は、たいてい古

米臭いし、虫もわいている。劣悪なところに保存していたせいである。玄米ならばもつという変な常識にと

らわれているのでは、ないのだろうか。 

              12/8   コシヒカリ

 今年もあたたかい冬になりそうだ。地球温暖化は予想以上にすすんでいるのだろうか。以前、魚沼地区

のお米がおいしくなる条件の気候が、だんだん北上していき、今や山形県あたりがコシヒカリの最適地と

きいたことがある。そのうち、今やおいしさでは、おちている青森県や北海道産がいちばんおいしい米の

産地になるかもしれない。

 もうひとつ、危惧されるのは、全国で作付けされる米の品種の80%以上の米がコシヒカリ系であること。

人気のはえぬきやひとめぼれ、ひのひかり、あきたこまちはみなコシヒカリの子供か、孫である。もし、こ

こでコシ系に影響する病害虫が流行したならば、どうなるのだろうか。

 コシヒカリは作りにくい品種である。倒れやすく病害虫に弱い。しかし、北海道、青森、秋田、岩手、沖縄

のぞいて、作付けされている。また各県で作付けされる米のなかで、コシヒカリが一番という県が多いのも

事実。コシ系含めば、沖縄のぞく、すべての都道府県作付けNo1だろう。

 その反面、コシヒカリとならび称されたササニシキの没落はひどい。かってのササニシキ王国である宮城

県でさえ、コシ系のひとめぼれに変わろうとしている。コシ系にはない、ササニシキのさっぱり系は現代の

食卓には支持されなくなってしまったのだろうか。ひかくてき、たんぱく質低く、アトピーにはやさしい米と

されているだけに、寂しい感じがする。  

               12/7  勝ち残り

 平塚の真壁さんに言うに、これからは生き残りではなくて、勝ち残りであると。たしかに衰退産業の米屋

は、ここ1〜2年に大幅に減少していくであろう。(米の売り場は増加)本業以外の不動産収入があり、米屋

はボケ防止や趣味でやっている店は、その人の代まではいわゆる生き残っていくだろう。そうではなくて、

米ひとすじの店で、他に収入がない当店のような店が、これから生き延びる、勝ち残るには、生半可な覚

悟では滅びっていくだけである。ピンチはチャンスでもあるという。甘い考えを捨てて、マイナス面を素直に

見つめて、たとえ少しでも昨日よりは変化、進歩していかなくては勝ち残っていかれないだろう。

 甘ちゃんの自分に活いれるつもりで書きました。本日6000ゲットありがとうございます。

               12/6  絶滅危惧種「こめや」?
 
 精米機はこわれた部品が修理屋さんにストックしてあったので助かった。歩いて3分のところに精米機

修理屋さんいるので、これまた助かる。

 目黒にある米の卸しが倒産した。農業高校の米など話題ある米取り扱っていただけに残念だ。バブル

のころ、埼玉県に大型精米工場を作り、いざ稼動というときになって仕入先の大型スーパーなどの得意

客を他の卸しにとられてしまい。工場の稼働率は30%も満たなかったとか。

 うちに出入りしている卸しは、今のところ4社。その他業者が2社。なかでも東京の自共系で一番大きい

T社の営業マンはくるたびに冬のボーナスが出るか心配とボヤク。考えてみればT社、つい数年前まで、

配達の最低ロットは25俵なんてほざき、態度も横柄だったが、担当者代わり、、今や、ねこなで声でご

用聞きの電話かかってくる。しかも、5俵から配達させてくださいと。変われば変わるものだ。

 兵庫のたんぼやさんの日記によると、9〜11月の関西の米屋さんは悲惨であったとか。関西だけてなく

こちら首都圏も同じだ。縁故米や農家による産直などが例年以上ひどかった。とくに米価の下げにより、

農家が直接知人へのに販売が目立つ。東京にはコイン精米機ないけれど、地方のコイン精米機はふる

回転、ふる稼動であるとか。

 米屋稼業は、月刊誌「商業会」によると衰退業。21世紀に向けて絶滅危惧種であること、まちがいない。

米屋の役割は終わってしまったのだろうか。ついに、グチになってしまった。 

 なんとか、意地みせたい。勝ち残るためにも。

             12/5  精米機こわれる

 パソコン本体、プリンターが先月こわれたが、今度は精米機が。歩いて3分の精米機修理屋さんに

電話したならば、こんな日にかぎって忘年会でルス。しかたないので友人の米屋さんに精米機貸して

もらう。周りの米屋は敵関係なので、こんなとき不便だ。でも、助かる。大田区の米屋さんで、バッテン

グしていない。また、その米屋さん通して卸してもらうこともあり、逆の場合もあり、おたがい、いい意味

での利用し会っている。また、私にとって、その米屋さんが懇意にしている卸しは、周りの米屋の懇意

しているので敵情視察にもなる。しかし、今や周りの元気のない米屋の驚異はない。やはり、驚異は

縁故米や、認めたくないけれどディスカウントで大量に売られている米だろう。

           12/4  魚沼コシヒカリ

 いそがしい日は二日も続かない。米MLの仲間からの情報で静岡県の米業者がニセ物販売の疑いで

摘発されたことを聞く。ニセの魚沼コシ販売した疑いである。

 不当に価格の安い魚沼コシが流通しており、販売元に魚沼産仕入れ伝票の提示を要求したけれど拒

否された。つまり、実際に魚沼コシを仕入れていないからだ。

 実際生産されている魚沼産コシの何十倍も販売されている。当店の近くのでドラッグストァやカメラ店

では信じられない安い価格で売っている。人気あるものはニセ物があらわれるというが、本来の魚沼コシ

のブランドを傷つけるだけては、すまないだろう。にせ物により魚沼はまずいと、評判たってしまえば。

 もっとも、魚沼の産地でも最近は収量あげるために倒伏軽減剤を使用する農家が増えたという。当店と

しては仕入れに関するに、絶対この薬を使用していない生産者を選んで契約していかなくては。

            12/2  精米

 ひさしぶりに今日は店売りが動いた。当店の3馬力の精米機は、ふる回転だ。ほとんど本日精米、本日

配達になった。精米間に合わず、お客さまへの配達が遅れてしまった。

 当店の小さい精米機では、まとめての精米はできない。時間もかかる。30kgずつ、その米に合うよう

精米している。米により、ぬかぎれや割れがちがう、精米めもりを調節する。ルーペで調べる。

ただ、ボタン押すだけならばサルにもできる。と、いって精米極めたとは言えない。まだまだ研究せねば。

米のうまみはぬか層と表層のうす皮一枚。いかに残して精米するかが、カギである。

 大型の精米機ならば一度にたくさんのお米を短時間に精米できる。小さい精米機ならば時間をかけて

その米に合う精米方法をその都度見つけて、精米できる。短所が長所になる。

 せっかく、こだわってお米を作っていただいた生産者には、こだわった精米をするのが努めではないだろ

うか。

               12/1  今世紀最後の月

 いよいよと言うか、ついにと言うか、もうと言うべきか、今世紀最後の月が始まった。今年は最初から

きびしい年であったけれど、最後まで尾をひき、きたるべき新世紀に引き継ぐようだ。最後のあえぎの月

になりそうだ。
 
 今年は、このHPを立ち上げ、米MLを呼びかけ、数多くの人とお友達になったのが一番の収穫である。

そして、実際お会いした田悟作さん、としろー・りえ夫妻、源さん、斉藤さん、池田さん(以上生産者)や

池田米店さん、まるこめさん、浮須さん、柴崎さんと前向きな米屋さんと知り合い、一杯やれたのが、勉

強になり、刺激を受けた。来年はどのような出会いがあるか、楽しみである。

来年は、ぜひ石川の万年少作さん、taisaさん、林さんにお会いしたい。来年も石川へ行こうと。

 最後の一ヶ月、終わりよければすべて良し。よし、粘って、粘って、今年は良い年であったと思える年に

なるようがんばろう!