米屋日記

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    12/31  今年一年ありがとうございました。

 今年一年お世話になりました。ありがとうございました。きびしい一年でしたが、おかげさまでなんとか、

新しい年を迎えられます。また、このHPを開設して以来たくさんの人と出会い、楽しいひとときを得ること

ができました。ありがとうございました。始めは単なるメール交換に始まり、やがって、会ってみたくなり、

まさにあいてえ〜革命になりました。来る年も新しい出会いがありますように。そして、今年一年、この

HPやつたない日記を読んでいただき感謝すると共に、皆々様の新しい年がご多幸の多い年であります

ように、心よりお祈りいたします。

今年一年、ありがとうございました。来年も、ぜひ まるしんお米通信に遊びに来てやってください。
     12/29 今日は精米日

 今日は精米の一日。夜10時ちかくかかる。小型精米機フル回転である。精米したお米が全て年内に売

れれば御の字なのだが。ガンバロー。明日は、例年ならば一年でいそがしい日。はたして今年は。明日が

来るのが怖い感じがする。 
     12/26  魚沼コシ(今年の米の重大ニュース2)

 暮れだといのに、わが消店街(商店街)はあいかわらずすきま風が吹いている。寒い。毎年のことだが、

業務用で歳末にぎわう商店街へ配達してから帰ったとき、まるで異次元の世界に来たようだ。サムイ。

 さて、今年の米業界の最も大きな出来事?は新JAS法の執行だろう。猶予期間をへて4月よりスタート。

これにともない、魚沼コシの急騰と沈静化。複数玄米使用米という逃げ道。元の黙阿弥化になりつつある

ことがあげられる。本物100%しか魚沼コシとして認めない。考えてみれば当たり前のことだが、当たり前

が通じないのがこの業界。一月後半より、魚沼米を数量確保するために卸・量販店の買い込みが始まり

五月には、魚沼米は2.5倍高騰した。その後、複数原料米という逃げ道やあまりにも高騰にイヤ気さした

のか市場動かず、急激に沈静化。そして、今月の入札では元の鞘に収まった。

 一般に流通している魚沼コシの10倍の流通している魚沼コシは、一時は正式な量による販売に落ち着

きそうになるが、高騰によるイヤ気と複数原料米という名前に代えって再び流通量は実際の10倍に。

 魚沼コシのブランドも見直されることにもなった。たとえば、その店で一番おいしいお米を魚沼コシとして

売っていた店も数多くあり、新JAS法により、本来の品種名での販売せざるえない。(当たり前のことだが、

それが通じないのがこの業界だ。)それによって、魚沼よりおいしいお米がたくさんあること。魚沼米でも高

いだけでまずい米があることが、世間に知られていく。これにより、魚沼ブランドの崩壊につながるのかも。

 たしかに、魚沼コシは美味い。おかず無しの米だ。が、産地や作り手により品質は千差万別。なまじ高い

だけに、まずい魚沼米仕入れたときは悲劇である。仕入れの難しい米でもある。

はたして魚沼神話がいつまで続くか。疑問である。
    12/25  縁故米(今年の米重大ニュースその1)

 今年も豊作。縁故米は勝手てない物流の流れになった。大阪の方で開かれた米屋の勉強会では、

「米屋にとって一番の敵は、量販店ではない。農家だ。」言えている。縁故米というより、農家の直売

である。正式には縁故販売である。親戚・知人・会社関係に縁故をたよっての販売。ひとつひとつの

農家の売り上げはたいしたことはないが、まとまると大きな数量になり、都会に押し寄せる。農家に

してみれば、余剰米は売れれば現金収入になるし、たとえ売れなくてもJAという大きな引き取り手が

ある。殿様商売である。そして、都会の宅配便は米屋化する。プロが素人に負ける典型的な例だ。

 ネギ・しいたけ・イグサのセーフガードが解除された。以前の私ならば反対を唱えていた。農村報知新

聞の太田竜一氏のコラム読んで考えが変わった。セーフガードが解除され、その見返りに生産者には

補助金が支給される。が、だ。お大田区の町工場・零細工場に、国から補助金が出るのだろうか。空洞

化は、農業だけではない。農業に手厚い保護があって、なんで町工場に補助がないのだ。税制面での

優遇がないのだ。たしかに、食料自給率の問題もある。それは、それで大切だ。だからといって、町工場

は、日本には必要ないのか。同じように零細商店にも国から補助金なんて全くない。

これは、はっきりいって、ひがみだ。都会の一般住宅よりも田舎の農家方が、ずっと邸宅も敷地も豪華で

広い。自家用車も家族一人一台もザラである。開かずの間があるような農家が屋敷売り飛ばして、東京

の2DKの家を買い、その狭さに形見の狭さを感じたと元農家の話が新聞に載っていた。もともとの都会人

ならば2DKの自宅を建てたことだけても誇りに思うのに。話は、脱線した。売る自由はある。それにより、

滅びる業界もあって当然だ。ただ、そこに公平な立場が必要だ。自ら売るのならば全ての補助金や税制

面での有利はやめてもらいたい。

太田竜一氏のコラムは、過去のコラムがいつのまにか読めなくなってしまった。そうとうな圧力があったそ

うだ。現状肯定派・保守派・抵抗勢力はどこの世界にもある。
    12/23  フナイぎらい

 本日22000ゲットありがとうございました。アクセス数のペースはHP当初の予想以上です。

 今日は今年最後の休み。と、言っても店の掃除を一日がかりでやった。夜は年賀状を制作で一日過ご

す。さて、新しい掲示板を個々に置くことにした。あまりにも、迷惑カキコミが多いからだ。レンタルしている

掲示板をねらい打ちされたようだ。カキコム方は、自動投稿システムを使用するのでいちいちHPなどみな

い。迷惑カキコミのほとんどがマルチまがい商法。試しにアクセスしてみると、お友達紹介して¥という。

フナイ総研推薦なんて、書いている。フナイは、あのアムOイとも懇意な人物だ。ますますフナイぎらいにな

る。あんなオカルト的経営コンサルタントを信じる人の気が知れない。一番弟子が一番主義や包み込みの

発想を実行して滅びたのは記憶に新しい。ま、誰が誰を信じるのは自由だけれども。

 ちなみに、迷惑マルチまがいのカキコミは全て警察庁へ報告のち消却している。
       12/20 リンク

 あいかわらず暮れらしくない日々が続く。商店街もすきま風ふくばかり。

佐野屋さんのHPのリンクから面白いのをみつけた。「アクセス向上大失敗」だ。ここにあるアクセス分析

というソフトを導入。一日何人アクセスしたか、どこから来たのか、時間帯は?などが解析できる。どこか

ら来たかを見ると、直接アップの他、佐野屋さんやたんぼやさん、万年さんの隠しリンク?からのヒットが

大きかった。アクセス伸ばすには有力HPとのリンクは必然ということ。つまり、他人の力を借りることであ

る。このソフトは、月¥250かかるけれど有効利用していきたい。また、新年にはもう一度HP手直しなく

ては。
       12/18 ML・掲示板

 石川の万年さんが出張のついでに遊びに来ていただいた。さっそく、一杯やりながら私のグチなるもの

を聞いてもらった。まずひとつは、米MLの管理人が自分にとって重荷になってきたこと。参加しているほ

とんどの人がROM状態。いくら呼びかけても反応が今ひとつ。それを、気にすること自体が心労になっ

てきた。管理人を委譲するか、閉鎖も考慮中であることをつげ、万年さんも理解していただいた。昨年一

時、起業家MLに参加していた。一時はかなり盛り上がっていたのだけれども、自然に知り得た親しい人

同士の個人メールにおける交流の場として育っていった。やがって、MLは自然消滅に。その終わり方に

理想的な終わり方だなと感じた。そろそろ、潮時かな。

 もう一つの悩みの種が、掲示板にマルチまがいの広告を書き込まれること。ひどいときには、一時間に

5本も。Ticapのレンタル掲示板使用しているけれど、セキュリティが今ひとつ。しかたないので、カキコミ

モードを確認後掲載しているけれど、これじゃ、せっかく書いて(普通の人)くれても、すぐに掲載されない

ので味気ない。どなたか、セキュリティのしっかりとした掲示板ご存じの方、いませんか?。
    12/14   無題

  昨日、なにげなく見たTV番組で不景気まっただ中の商人二人と不景気どこ吹く風の商人のトークが

あった。不景気組に共通しているのは、頑固とプライドの高いこと。反対意見言われても、アンタ夢ない

ねとか、俺の信念は曲げられないと。そして売れない一番の理由は不景気だから。一方好景気組は、

変化を楽しみ、行動しながら考えるタイプ。失敗さえ楽しんでしまう。

つぎに、NHKの番組から、ソビエトから独立したウクライナ。農民は政府から農器具・機械・道具・肥料農

薬を無償でもらい、安定した給料をもらい、収穫した作物は全て国に引き取ってもらう。農家は何にも考え

なくて良かった。毎日、一定の仕事さえすれば生活は保障された。独立後、ソビエト(ロシア)の影響はなく

なり、農器具も肥料もなにもかも支給されず、給料も支給されない。市場経済が導入され、当然作ったもの

を自ら売らなければ収入はない。農民はとまどい、昔の共産主義の方が良かったと過去をなつかしがり、

悪いのは新政府のやり方が悪いからだと。やがって、自立した少数の農家が出るが、周りから白い目で

見られる。孤独に耐え、やがって周りを巻き込みリーダーとして生きていくことになった。

 組合がなんとかしてくれる。商店街がなんとかしてくれる。オラが先生がなんとかしてくれる。売れない

のは不景気のせい。う〜ん。まだまだチャンスはあるな。 
       12/13  米の重大ニュース その1

 今年の米業界を振り替えてみて、重大(十大ではない)ニュースあげれば、新JAS法が猶予期間へて

発令されたこと。それにからみ、魚沼米の急騰(沈静化)複数原料米という隠れ蓑。JAS法の新のねら

い。オーベントウの話題・無洗米・三年続けての豊作。価格操作?による入札価格の意味の崩壊。農業

における構造改革(減反の数え方・専業農家と兼業農家・稲経)。縁故米・農家直売の増加。これらのこ

とをもう一度じっくり振り返ってみたいと思う。(今月内に)

 それに、個人的な出来事として、当店所属の商店街がますます消店街になったこと。つけくわえたい。

 本日は眠たいので、これまで。
       12/12  持ち込み精米

 相変わらず持ち込み精米が多い。田舎ならどこでもあるコイン精米機の感覚で玄米を都会に送ってくる

のだろう。土地が高い東京では、まずコイン精米機はない。かくして持ち込み精米はいそがしくなるけれど

あまり歓迎できない、いそがしさである。
      12/9  HPの通信販売も結局は人次第。

 先月行われた生産者と米穀店の集いでのこと。ある米穀店が「どうすれば、HPで商売になるのか」と。

高塚農園のご主人に質問。ご主人は「HPの担当は女房。よくわからないが、逆に儲かる方法あるのなら

教えて欲しいと」まさに、正論だ。むしろ質問者にオイオイ、HP作っただけではな〜んもならないよと、つ

ぶやく。星の数ほどあるHPはあるのだ。米だけでもかなりの数がある。たとえば、高塚農園の奥様のりえ

さんは、これはと思ったHPの掲示板に心こもったカキコミをする。書き込まれた方は、うれしくなり返事書

く。少しずつ、りえさんファンを増やしていく。つまり、営業?自分のHPを売り込み(良い意味での)してい

るのだ。地道に。交流深まると、それならば価格も手ごろだし買って見ようと思うようになる。商品が届く。

文句のない商品(農産物)。それだけではない。手書きの心のこもったメッセージが同封してある。

う〜ん。美味い。農産物も美味いけれど、商売も上手い。顧客の心を上手につかみとっている。つい、次は

何と注文してしまう。HPの通信販売といっても、人と人とのつながりが一番。手本としていきたい。

通信販売でなく独自の交換会の四国のプリシラさんにも、りえさんと同じく良き共通点があり、こちらもファ

ンを増やし続けている。
     12/7 ベィスターズ

 わが愛する横浜ベィスターズから谷繁・小宮山が大リーグ行きで戦力減と思いきや、ヤクルトの合併話

に身売り。親会社が今時第一産業のマルハという所に愛着があったのだけれども。谷繁・小宮山がいなく

なることで、高給取りが少なくなった分球団の負担が減るなんて、喜んでいる(私)なんて情けない。でも

ベィスターズが過去にうわさになった、マクドナルドに買収されたならばファン続ける気はなくなるな。南海

が、ダイエーに買収されてキライなチームになったみたいに。でもファン歴36年。割り切れるかな。阪神の

野村監督辞任。どうやら中日前監督の星野監督になるそうだが、やめた方がいいのでは。

                   二日続けて、米に関係ない話でごめんなさい。
     12/5  めいわくなカキコミ

本日21000ゲット。ありがとうございます。

 それにしても毎日しつこいくらいウィルス入りメールが届く。掲示板には、アダルトやエセアルバイトやら

書き込まれる。レンタル有料掲示板を変えて見ようかな。どうやら、カキコミソフトにより有名レンタル掲示

板が狙われているのでは。掲示板をあけてのカキコミでなく、一発送信というやつだろう。悪質なやつは

警察庁にリークしてから消却する。
     12/4  学校選択の自由化と米屋

  幼稚園から帰ってきた次男がしきりに「マヨネーズ、トモ」と言う。始め意味わからなかったが、今日から

 英語教室始まったらしく「My neme Tomo」の事であった。その次男も来年は小学生。選択自由化に

より公立校も生徒獲得数により予算配布が異なるらしい。あまりにも人気のない学校は廃校になる。予算

獲得のために新入生獲得のための学校同士の競争が始まっている。学校は選ばれる立場なのである。

ただでさえ少子化で子供少ないのに、さらに都会のドーナツ化現象が追い打ちかける。来年度品川区の

新一年生は2013人。40校で取り合うになる。生徒父母のニーズに答えて行かなくてはならない。創意

工夫・宣伝・マーケティング必要になる。公務員も時代の風は吹く。利用者は選択の幅ひろがり利益を。

選ばれる方は競争化する。生徒は神様と、言う校長先生もいる。学校選択制度は全国に広がりつつあ

る。

 何度も言うけれど、米屋も酒屋も規制というカベの中で、競争することもなく、仲間同士なるべく争わず既

得権を守ることに命をかけていた。米屋の黄金時代には無許可販売店をヤミ米屋とさげすさんでいた。ヤ

ミ米屋も、食管理制度違反で逮捕されることはなかった。警察に呼び出されても軽く注意受けるだけ。なか

には、「おまわりさんこそ、お米買うときに米穀通帳を持って米買っていますか。いないでしょ。」と啖呵切っ

た豪の者もいった。今思えば、ヤミ米屋もそのときは、規制化でうま味がたくさんあった。

 全てが平等になり、競争になり、ほんの一部の勝ち組とほとんど全部の負け組に分かれた。昔が良かっ

た。不景気だ。大手には負ける。あんな金額で売るなんて。グチを言うのは簡単だ。原因を他因にするの

は簡単だ。その方が楽だ。楽かもしれないけれど、死に行くようなものである。

 たとえ、どんなに厳しくてもつらくても、認めたくなくても己に全ての原因あり。責任あり。甘えるのはよそ

う。 話がいつもの通り脱線してしまった。偉そうな事言っているが自分(弱い)のことだ。
     12/1  ウィルス

  午前中、次男の幼稚園のもちつきに参加。ビデオ撮影のお父さんはたくさんいるのだが、実際にきね

をつくお父さんは少数、たっぷり餅つきさせられてしまった。息子の前で張り切りすぎて腕が重たい。

 コンピュータウィルスが蔓延している。今日だけでもウィルスファイルのついたメール6通も届いた。ウィ

ルスに汚染されると本人の知らない内にアドレスにある全員に勝手に自動発信してしまう。たちが悪い。
     11/28  無洗米

 朝日新聞の夕刊のコラムに、米のとぎ汁が河川を汚すと宣伝するのはおかしいと。昔からとぎ汁を下

水道や河川に流していたのだから、かなり古い年代から汚染されていたわけだ。昔は生態系がしっか

りしていて米のとぎ汁などは分解されたわけだが、なぜ分解されなくなるほど生態系を壊したことを問題

化しないのか。抗菌グッズに囲まれた台所で合成洗剤を流し、殺虫剤を使いまくり、それで米だけは無

洗米。環境にやさしいなんて、言うのは、やはりおかしいと思う。

 みのもんたがテレビ番組で古代米・黒米が健康にいいと言ったら、ふだんは売れない古代米が売れ出

した。そのうち、無洗米協会から袖の下包まれて、「無洗米は環境にいい」なんて、言い出すのではない

か。しょせん、民放番組。スポンサーにはかなわない。
     11/27  敗因

「米屋さん。悪いねえ、田舎からたくさんお米送られて〜」「いろいろな所からお米いただいちゃって〜」

と毎日店先で挨拶される。宅配便が米屋化し、米屋は時代から淘汰されつつある。15年前当店が米

屋の許可取るのに大反対・妨害していた半径500メートルにあった7店の米屋は今は淘汰され二店の

み。もっとも米販売する店は3〜5倍に増え、米の免許・登録店の価値は全くゼロに等しくなったが。

 勝ち組と負け組に分かれるとするならば、米屋ならび酒屋は負け組に属するだろう。しかし、あのユニ

クロは負け組の衣料業界の中からの勝ち組である。すべてが負け組ではないのである。規制が厳しい

ときは、競争もない変わりに大きく成長することはない。規制という利益に甘え、規制を守ることのみ必死

になる。米屋・酒屋だけでなく、小泉改革の最大の争点である特殊法人のように。

 規制が破れ、自由化になるということは誰にでもチャンスはある。逆に、誰も守ってくれない。きびしい競

争あるのみ。敗因は全て、自分にある。責任を転嫁するのは簡単である。売れないのを縁故米やディスカ

ウント米の性にするのは簡単だ。ボヤくだけでは明日はない。失敗を冷静に分析し、つらくても事実を認め

なくては、失敗は失敗を生むだけである。負けグセをつけるだけである。
     11/26  ちらし

 掲示板のインチキ・マルチまがいの広告があまりにも多いので、しばらく確認後掲載にした。同じ人物の

カキコミらしく、あまりにもしつこいので。

 本日ひさしぶりに折り込みちらしを配布。折りこみちらしお金をドブに捨てていた感じであったので、しば

らく休んでいたけれど。ディスカウントでない米のちらしは、はたして受けいられるのだろうか?。 
     11/22 消店街へ

 最近掲示板にあまりにもマルチまがいやインチキ商品、インチキアルバイトの宣伝広告のカキコミ多く

困っていた。指定者カキコミ不可という機能があるので利用する。どうやら、同じカキコミ請負人?のよ

うだ。

 当店が所属する商店街は消店街が現実化してきた。今年になって、精肉店二軒・美容院・金物屋・時計

屋が廃業した。新規はゼロ。跡継ぎのいる店少なく、店主の高齢化により、これからますます消店街化す

るだろう。駅前に三年後完成する17階建てビルには、城南地区有力な大型スーパーが進出が決定しい

ている。さらに、人工は減りつつある。次男が入学予定の小学校の身体検査が昨日行われた。どうやら

来年の新入生は30人前後。一クラスのみになるみたいだ。少子化・過疎化(空洞化)は進んでいる。
    11/21  凶牛病と米

 二頭目の凶牛病におかされている牛が北海道で発見された。英国で凶牛病が確認され人間に感染する

ことが分かった時点で、肉骨粉の輸入ならび使用禁止の処理にしていれば、これほど大きな問題にならな

かっただろう。しかも、今回の凶牛病の牛は見た目は健康そのもので、9月以後実施された本格的な検査

により、発見された。と、いうことは、以前の見た目だけで凶牛病検査が通り、解体され流通し食卓に上が

った肉が、果たして安全であったか、どうか疑わしくなってきた。

 凶牛病と有機肥料について。一時、作物の肥料に使用されている骨粉と牛の肉骨粉の問題化された。

凶牛病は異常プリオンという有機質によって発病する。その異常プリオンに汚染された牛の肉骨粉を作物

に与えたとしよう。はたして、その作物も汚染されるのだろうか。答えはNOである。

 植物の根は、無機質な物でしか吸収できない。有機肥料を与えても、微生物の分解により無機質な物に

変えた物を吸収するのである。有機質な異常プリオンは直接には吸収できず、完全に微生物に分解され

てから吸収されて初めて植物の栄養源となるのである。

 化学肥料によりやせた土地に、いきなり有機肥料を与えても、できる作物は3〜5年は生育も品質も良く

ない。やせた土地は、微生物が少なく有機物を消化できないので、栄養不足に陥るからだ。微生物豊富な

田圃・畑は戦後の多大な化学肥料・農薬散布により、先祖代々の豊富な土壌がやせた土地になりつつあ

る。

 単に利益を上乗せするためにでなく、本当の意味での土づくりをしなくては、地球にやさしい農業でなけ

れば、この国は滅びるだろう。話は、それてしまった。
    11/19 20000ゲット

 本日20000ゲットありがとうございました。 

最近アクセス数が多いので、gooの検索でみたならば米では、どこにあるのかわからず、おいしい米の

検索。改正前のgooの検索前までは平均的に20番台であったけれど、今ではどこにあるのか見つけら

れず。

米店の検索では、No2で検索された。米穀店での検索はどこにあるのかわからず。ヤフーの検索は登録

はしていない。

 最近は掲示板にインチキ商品の販売やエセアルバイト、マルチまがい商売など書かれて困っている。み

つけしだい消しているが、困ったもんだ。
    11/16  両替

 いつもの信用金庫に両替に行く。ちょうど支店20周年記念とかいうことで、粗品の目覚まし時計もらっ

た。そこの信金にはあまり貯金してもいないし、ほとんど両替しか利用しないのになんか悪いな。

大手銀行での両替(機械使用)はそこのキャシュカード持っていないと利用できない。たんぼやさんの

日記読むと、1円玉両替に¥200持って窓口に行くと、手数料として¥200要求されたとか。銀行とは

たしか両替商とも書くと記憶している。ただのような利息で金を集め、(普通預金の利息などないも同

然。定期預金の利息だって、ネズミの鼻くそのようなもの)高い利息で貸し付ける。不良債権は税金で

穴埋めしてもらい、それでいって大手銀の社員のボーナスの額は、不景気どこ吹く風の額だと聞く。

 話は、それた。時計もらった信金もやがってカードなしでは両替できなくなるそうだ。両替機をはずし

て、全て窓口という信用銀行も近くにある。たんぼやさんの日記では、機械では手数料無料ですと言っ

たとか。両替機のないこの銀行は、はたして手数料取るのだろうか。今度、当座入金するとき、聞いて

みよう。もちろん、両替など銀行にとって、一文の得にはならない、が仮にも両替商などのだから手数料

とらずめんどくさがらず、そのくらいのサービスはして欲しいものだ。時計もらったのにグチになった。  
    11/13  生き残りかけて

 昨日も書いた米穀店と生産者のつどいの会議のまとめで、司会の平塚の真壁さん、小田原の岩田さん

の会議まとめの言葉をここに書こう。

 お米を購入する、選ぶ、お客様の基準の半分以上は価格であることは否定できない。価格だけの勝負

なれば量販店にはかなわない。価格だけではない、大手量販店にできない、すきまを狙って行かなくて

は生き残れない。すき間とは、古い言葉かもしれないが「愛情ある米・愛情こめた米」を販売することで

は。過去を全て否定するのではなく、いつまでも昨日の延長ではなく、変わることを恐れないで、変化を

楽しみながら行きたい。

 七月の米マーケティングセミナーの講演で埼玉県の石崎米店さんの「お客様に感動与える店」この言

葉が頭から離れない。 
   11/12  貴人との出会い求めて

 二日酔いか、朝から頭が痛い。横浜のホテルで行われた米穀店と生産者との集いに参加。会議の後

食事会・二次会・三次会・四次会まで盛り上がり、貴重な情報交換や交流の時を得て有意義な一日に

なった。やや重たい雰囲気の会議とは異なり、アルコールが入ることにより口もなめらかになり、また

個別のつこんだ話などが、各所で盛り上がりをみせた。人は人生の節目に影響を受ける人を貴人との出

会いという。貴人と出会うには、多くの人と出会うことから生まれるのである。これからも、積極的に出会い

求めて行動して行こう。
   11/10 人との出会い

 明日は横浜のホテルリッチで全国から米屋・生産者が集まり、親睦会ならび勉強会である第4回米サミッ

トが開催される。はじめは取引ある生産者と米屋の身内同士の会であったけれど、会を重ねるごとに新規

の参加者が増えていき、昨年より、米MLのメンバーも参加し、規模も全国的になった。今年はさらに新た

なるMLからの参加者が増え、明日初めてお会いする人も多く楽しみである。ML、メールの交換から、万

年さんの言う、あいて〜革命(会いて〜革命)に発展する。人との出会い・縁は大切であり、このような機

会を得たことに感謝の念で一杯である。また、会の運営として苦労重ねた、平塚の真壁さん、秦野の栗原

さん、小田原の岩田さん。綱島の佐藤さん、川崎の池田さんに改めて敬意と感謝を心より申し上げます。

人が成功するには、よき人との出会いと言う。人と出会うには、じっと待ていてはダメだ。よき人に会うため

もまず、たくさんの人に出会わなければ。
    11/9  ここ一年が、正念場。

 ほぼ一週間更新できなかったのは、再びPCのハードディスクが壊れたから。前回(先月)パソコン修理

に出したとき、HDDは異常ないと戻ってきたけれど、その後不都合があり再セットアップかけたならば途中

でストップ。再び修理。HDDの交換となった。営業所に直接持ち込んだので修理期間が短く助かった。

 さて、この一週間。4日は次男の七五三。地元の神社へお参り。以前は七五三近ずくと菓子屋ならば、

どこでも置いてある千歳アメが、今や店頭から姿消している。結局千歳アメは取り寄せ。少子化の現実

が現れなのだろう。

 その夜、神奈川県秦野で、真壁さん、栗原さんという心許せる米屋さんと一杯やる。平塚の真壁さん言わ

く「ここ一年で、われわれの業種の体制が決まるだろう。ほんのわずかな勝ち組と、限りなく後退する店

舗。現状維持はあり得ない。はっきり言って正念場だ。」と。まさにその通り、厳しい淘汰が今始まろうと

している。生半可な気持ちでは滅びるのみ。はたして、来年の今、このHPは続いているのかしら。
   11/3  小・中学校選択の自由化

 今日は長男の誕生日。榎本家の家系か、本好きなので、子供名作文庫のひとつを誕生日プレゼント。

明日は次男の七五三である。

長男は毎日友達を家に呼び遊び、うるさいくらいにぎやかだ。次男は幼稚園が大好きである。二人の

子供は塾には行かせず、勉強より友達と遊べと教育?している。友達と遊ぶことが一番の勉強と、言い

聞かせている。が、塾などの教育費に回すお金の余裕のないのが本当の理由。

 その次男に来期学校の案内書が来た。地域では、ooo小学校ですが、地域ブロックから選択できます。

地域ブロック外希望のときは理由を提出してくださいと、明記。地域ブロックは、6つの小学校の校名が記

してあった。次男は長男と同じ学校に入れるので、選択希望しなくて良いのだが。(選択しない場合は、

最初の明記の地域の学校に自動的に決定)

 予定では、48人が同級生が地域にいるのだが、はたして何人、次男と同じ学校に来るのだろうか。

 中学校も、今年の入学より選択自由化になり、毎年ならば100人前後の新入生がわずか27人しか集

まらない中学校もあった。人気のない小中学校はいずれ廃校になるのだろう。

 それにしても、子供少ないなぁ〜。 このまま、都心、いや東京下町の過疎化は進むのだろうか。
   11/2  規制緩和
 
 このところ日記以外HPを更新していなかったけれど、少しずつ手直ししていきたいと思う。

先日酒屋を営む友人と居酒屋で一杯。二年前に配達する酒のディスカウント店出来てから、いいお客

さん、(ケース単位で買う顧客)が軒並み奪われてしまったと。今は、冷蔵庫代わりの顧客中心だけれど

も、二年後の自由化により全てのコンビニ・スーパーで、酒とくにビールを置くようになれば、酒屋離れは

加速するのではと。彼の店はコンビ化しているけれど、以前と比べて店内は空いている。一方、駅前の

酒販売ある有名大手のコンビニはいつでも盛況である。

 米屋業界も人ごとではない。来年には、第二の規制改革である計画流通米の廃止など大きなうねりが

ある。以前、趣味で米屋(他に収入あり、家業はヒマつぶし)以外で生き残れるのは一割未満と書いたけ

れど、五分未満に訂正しなくてはならない。いや、生き残るためには米屋という概念も捨てなければいけな

いのかも知れない。変革は容赦なく厳しい。進むも地獄。退くのも地獄。ただし、そこにチャンスがある。

 そのチャンスを見つけること、活かすことができればの話だが。
   11/1  携帯は不携帯

 今年も早あと二ヶ月。今月から来月にかけて一番米が売れない、つらい時期でもある。

二月前ついに妻より強制的に携帯電話を持たされた。家族割引でオブション全てつけない、最低の通話

料金を契約。それでも、基本料金を越えたことはない。無料通話分でことたりてしまう。もとより、携帯きら

いの私はいつも不携帯。携帯に電話番号登録してあるのは妻だけだし。

先日、私用で一人で出かけるとき強制的に持たされた。自宅に帰ってきてから、妻から文句。「なんで、い

つもルス番になっているの。通じないじゃない。」「公共の場では、携帯電話の電源切るのが当たり前じゃ

ないか。大人のエチケットだ。エッヘン。電車に乗っていたときは切っていた。」「ならば、なんで電車降りた

とき、携帯のルス録チェックしなかったの」「うちに帰ってから、ゆっくりとチェックしようと思ったんだ。今見

るよ」「バカね。送った本人の前で、いまごろ見てもどうするの。でも、出先で、電話かけてきたでしょ。そ

のとき、ルス録気づかなかったの」「あ〜あれは、公衆電話からだ。」「・・・・・・・・・・・」
    10/30 米ぬか

  本日19000ゲットありがとうございました。一ヶ月以内に1000の通過点を過ぎたのは初めてです。

ヒマな日々だが、いつのまにか仕入れた米がなくなり、空き玄米袋がたまり、米ぬかがたまる。米袋は

幸い、お得意さんのブリキ屋さんが全て引き受けていただけるので、有料ゴミ代にならないので助かる。

困るのは、米ヌカ。店先で¥10で販売または無料サービスしても、ヌカはたまる。業者に引き取っても

らうのだが、一袋(米30kgにつめて)¥50も取られる。となりの神奈川県では、¥100で買ってもらえ

るのに。地方へ行けば米ぬかも、¥100〜¥300で売れるのに。東京23区南部は逆に引き取っても

らうのにお金がかかる。米ぬかは産業廃棄物扱いになってしまうのだ。とうふ屋さんのおからも同じ。

米ぬかは有効なる肥料にもなり、リサイクルに適しているのに土地柄、しかたがないのか。
     10/29  縁故米

 縁故米の全盛期。全くヒマである。精米の委託も増える。地方ではどこにでもあるコイン精米機は、土地の

高い東京ではないに等しい。が、田舎で普通にあるコイン精米機の感覚から玄米の発送が多くなるのだろ

う。しかし、一ヶ月5kgしか食べない人に30kgも、もらってどうするんだろうか。また、新米ばかりでなく、古

米もこの時期かなり送られてくる。以前、五年前の古米を精米たのまれたけれど、白米にはどうしてもつけな

い。精一杯やっても五分搗き米の感じだ。古米臭さも強烈。おそらくタイ米より、まずいだろう。低温倉庫で管

理されたのならともかく、農家の納屋に置かれていたのでは、どうにもならない。なかには、カビのはえた米

白米を持ってきて、削って欲しいという人も行ったけれど、丁重にお断りした。

 しかし、縁故米が結局米価を下げる遠因になることを農家の人はぞんじているのだろうか。
    10/26  昨日のことより、明日のことより、今

 時の流れは言うまでもなく、過去・現在・未来。ところが、たいていの人は、過去・未来・現在の流れ

で考えしまいがちである。過去・経験や実績・はたまたトラウマにより、未来、この先を考え過ぎてしま

い、勝手に未来像を想像し悲観・あきらめに陥る。(まれに逆に超楽観的な人もいるけれど)  

 大切なのは今、現在である。未来のこと、明日のことはわからない。ケセラセラなのである。

 のんびり〜行こうよ 俺たちは。焦ってみた〜て同じ事。どーにかなるさ、世の中は。

と、昔の昔、マイク真木(だったかな)歌っていた。どーにかなる。そして、いい意味でのいいかげんの気

持ちを大切に。
     10/25  朝令暮改

 まだお会いしたことはないけれど、尊敬するtaisaさんのHPの日記に朝令暮改について述べておられ

た。イトヨーカード・セブンイレブンの創始者の伊藤氏の言葉としても有名である。朝決めたことは、夜に

は改めなければ時流に乗れない。の意味である。(本来の意味とは違う)

 夜、本屋で立ち読み。価格が高かったので買わなかったけれど、エライ経済学者の朝令暮改の薦め

というビジネス本。デフレの時代は、売り手の地獄。買い手の天国。今までの常識は非常識。と書いて

あった。今の米業界は、買い手(仕入れ)も地獄。売り手も地獄だが。

 今までは、考えがコロコロと変わるのは良くないと言われたが、常に考えを変えて行かなくてはなら

ないのだろうか。一貫性ないと言われても。目的はひとつでも、道はたくさんある。少なくても、昔は良

かったと懐古派、今悪いのは景気の性、世の中の性なとどと、責任転嫁派にはなりたくない。
     10/23  安い米

 米屋仲間と話題になるのが、安い米がないということだ。埼玉県の雑銘柄は奪い合いと聞く。また、ある

はずの輸入米はわれわれのような小さな小売店には、まず入荷しない。卸しがスーパー・量販店に卸す、

いわゆる複数原料使用米の新潟コシヒカリや秋田産こまちに化けるために、こちらへは回さない。ある程度

大きな小売店は独自のルートで輸入米を手に入れられるが。雑銘柄や輸入米が手に入らないと、次に

手にするのは、くず米の仕入れである。網目からおちた屑米・中米をブレンド材料にして、価格を休めに調

節するのである。くず米入りの新潟コシヒカリ100%の10kg¥3980の販売価格になる。まともに100%

正真証明の新潟コシヒカリならば、玄米材料・精米コスト・米袋・配達コスト入れたならば利益はおろか、

赤字である。米は工業製品でないから、たくさん購入したとしても、そう安くはならない。むしろたくさん購入

するための資金の金利や倉庫代もバカにならない。けれど、デフレの今、安くしないと売れない。そこで、

屑米・雑銘柄・古米・輸入米の昆米しなければ、利益はない。利益なきは商品とは言えない。

 いずれ米の価格も今の状況ならば下がる、が、今現在の市場相場から見て首都圏では10kg\5000以

下の新潟コシ100%表記の米は、なにかしらの米が混じっていると断言できる。

 悲しいことに、スーパーや量販店ばかりか、品質を重要視しなくてはいけない米屋でさえ、価格の安さを

追う。もちろん、高い米だけ売って、鼻高いだけでは消費者からソッポを向かれる。価格の安い米も必要。

しかし、価格の安い米に、新潟コシや秋田こまちのなど、一般に知られているブランド名を使用するのは、

どうだろうか。

 逆は真なり。皆が安い米を必死になって探し、それなりの米を作り売るのならば、当店は全く逆の事を

やろう。良い米を、よい生産者を、自分の足で見つけて、納得いく米を販売をしたい。それで、もし商売ダ

メになるのならば、それで、いいのではないか。
     10/20 焼き肉

 思っていたより早くパソコン修理回復。下戸のパソコンに無理矢理ビール飲ましたツケは大きかったが。

凶牛病のため、精肉店や焼肉店はここ一ヶ月は散々の売り上げであり、スーパーの牛肉売り場が狭くなっ

た。我が家でも、最近牛肉食べていないと思い、女房に夜は焼き肉にしようと提案。でも、女房は私の食べ

る分しか牛肉買ってこず、子供たちには、鶏肉とソーセージ。そして、たくさんの野菜。鉄板焼きの焼き肉と

言うより、焼き野菜の晩飯になってしまった。スーパーのPOPは、豪州産・米国産の牛肉だから安心です

と。つい最近までは、輸入品より国産の方が少々高くても安心・安全のイメージあったのに。

 川崎に米屋家業から焼肉店に力入れている知人がいる。余所にない美味しい焼き肉食べさせてくれる

魅力ある店。この風評の中、どうしているのだろうか。近いうち、友人と食べに行くとしよう。 
     10/17 無題

 今、予備のこれまた半分壊れかかっているノートパソコンを使用している。字の変換がままならず一部の字

は手書き変換である。また、HPやメールを見ることはできるが、メールの送信が五回に一回の割でしかでき

ない。原因は不明。また、連続して一時間使用すると、決まってフリーズ。早く、本パソコン修理して戻ってき

て欲しい。決算書も作らなければならないのに。
     10/15  休日

 昨日は家族サービスでディズニ-ランドへ。今年二回目だ。さめた目で見ると、どこが面白いのかと思う

のだが。子供やご婦人方にはやはり魅力あふれる所らしい。夢があるというけれど、山や海などの自然と

触れあう方が、人工的に作られた夢よりも価値あり、自分で見付けた発見や感動の方が価値あると思うの

だが。そういう考えがおじさんか。本音を言えば休みの日くらい一日家でゴロゴロしていたい。9月から11月

までの休日は予定一杯で、当分ゴロゴロ休日は味合えそうもない。
      10/13 凶牛病と米

 昨日の二件目の凶牛病の疑いはシロになったが、精肉関係業者ならび消費者に与えたダメージは、簡単

には消えない。農水省などの怠慢は今に始まったことではない。が、今回はあえて省略する。

 気になるのは、テレビのCM等。国産牛は危険で、輸入牛は安心の趣旨の牛のCMが目立つ。タスマニア

で育った牛は、骨粉のエサも使わず、成長ホルモン剤や抗生物質を使用していない健康牛だから安全です

と。マクドナルドも輸入牛100%使用を唱っている今、イメージ的に国産牛は悪い目。本来欧州が凶牛病の

発祥地なのに、国産牛は怖いイメージが広がりつつある。と、言うことは言うまでもなく輸入畜産物の日本へ

の売り込みの絶好のチャンス。

 同じことは、輸入米についてもいえるかもしれない。成長・抑制ホルモン剤や各種農薬使用した米よりも、安

心を売り物として有機輸入米を宣伝、販売していくのでは。国産の有機米はいろいろ制約ありすぎて、価格的

にも高価すぎる。輸入米アレルギーは除々に薄まれつつある。有機という付加価値で高く販売している価値

は国産有機農産物は、海外の価格の安い有機農産物に市場により、追い出されてしまう可能性もないわけ

でない。
      10/10  化石パソコンも壊れる寸前。

 雨の一日。横浜のサクラヤへパソコン修理にだす。新しい パソコンを見る。一年で、こうも製品アップする

なんて、わかっちゃいるけれど。

 もはや化石になりつつある押入にある予備のバソコン。電源入れる。もともと壊れる寸前のしろもの。

ホームページは見ることができるけれど、メールの送信ならび受けができない。がっかりだ。また字の変換

がかんばしくない。書けない文字があるのだ。手書き変換なので時間も手間もかかってしまう。神様がパソ

コンからしばし離れろと、言っているのかもしれない。本日18000ゲットありがとうございました。
         10/9  パソコンおっちんだ

 パソコンのハードがこわれた。ちょっとした不注意で、ハードディスクが壊れた。壊れる間際に、なんとか

間一髪データをCD−RAMに取ることができって、ホットする。稲刈りの疲れかの残る中、夜の米を取り

に行き、疲れが倍増した。後悔先立たず。昔のパソコン取り出すが、これまた勝手がわるい。どういうわけ

か字の変換がままならず。こちらも、ハード壊れる寸前のパソコンである。なにしろ、スイッチ入れてから

立ち上げるまで十分もかかるのだ。また、なぜか、ひらがなと、数字の変換が思うようにならない。

なんとか、ホームページやメールをみることができるが、こちらからの発信がままならない。なにしろ、今

この文かくだけで、一時間もかかってしまった。打てない字もあるのだ。そんなわけで、しばらく様子みな

がら、休み休みになると思う。さのやさん。エムエルの方、よろしくお願いします。
         10/6  海の藻屑に。

 今年も三年続けての豊作である。心配された東北太平洋側・青森県・北海道もまずまずの収量であっ

た。政府は古米の在庫さばくために、米余りなのに新米を高値誘導している。高値誘導で恩恵?受け

るはずなのに農家は、JAの出荷を控えだしている。今年もJAの出荷率は50%割るだろう。ますます

農家は自分で売りさばき、売り切れない場合は縁故をたよる。末端の消費者や川下のこと試みない、

JA主催?の入札価格や丸自(自主流通米)はますます意味のなさないものになりつつある。

 アメリカテロの話題陰になりがちだが、構造改革は遅々ながら進んでいる。地下深く。そのひとつに、

減反補助金の廃止。または、減反を今までの田圃面積から、収穫量に直す。前者の場合、皆減反なぞ

したくないのが、本心だから米を作る。ますます米はだぶつく。後者の場合。皆コシヒカリのような良質

米を作るようになる。一見、おいしいお米が安くたくさん食べられると思う。が、同じ品種。同じ時期の収

穫。病害虫や台風などの気象災害により一変にダメになってしまう可能性がある。早稲・普通・晩生種

を住み分けての栽培による、いわゆる保険となる米がなくなるからだ。

 時は流れる。いつまでも、流されているだけでは、たちまち海の藻屑に消えてしまうだろう。
                10/3  新潟日帰り旅行 その3

 ローカル色豊かな上越線の車窓と楽しみながら小出駅へ。MLで知り合った佐藤さんが向かえに来て

いただいた。さっそく、佐藤さん宅で歓待を受けた。新潟美人の奥様の手作りの料理に舌つづみしなが

ら佐藤さんのお友達を交え意見交換。日本一の美味しい産地とされているけれど、将来への不安。有機

米に切り替えたのもその一因だとか。ただ、有機米にして、国産の有機米は一般消費者に手が出にくく

なり、輸入有機米に市場を奪われるのではないかの不安あると、新潟美人の奥さん。

 昨年まで、他県産のコシヒカリが偽魚沼産として売られていたこと。魚沼産の米袋が高値で販売された

こと。JAS法により、これらの偽魚沼産がなくなり、本物が本物として評価される時代になった。一部の良

心?的な米屋は、自分のところで一番美味しい米を魚沼米として販売していたが、それができなくなった。

本物より美味しい偽物がなくなり、皆で作り上げた魚沼ブランドがこれからも通用するのか。また、複数原

料使用米という一割の本物があれば9割の偽物でいいと言う魚沼コシが格安価格で販売されている現実。

一般の人は複数原料米の意味気にしておらず、これらの米による魚沼コシの評価の低下の恐れの心配。

時間の許すまで、魚沼米について語りあった。

 しかし、数は少ないけれど、本当に美味い魚沼コシはおかずいらずの最高の米である。くやしいが、認め

ざるえない。
                10/2  新潟日帰り旅行 その2

 山古志村を離れ、魚沼地区の小千谷へ。山を下るとそこは、魚沼地区。米の価格が5千円も違う。長岡

農産の社長の話だと、小千谷も山の方は、良いが盆地の方は、はたして価格に見合う米と言えるのかは、

疑問だと。平野部に行くと魚沼とは思えない広い田圃が広がる。岸さんは、基盤整備によると言う。一度

基盤整備されると、元の土地に戻るのは2〜3年では利かない。10年以上かかるそうだ。たしかに、以前

整備された年の魚沼米買ったことあるが、一般の新潟コシはおろか、雑銘柄なみの食味であった。なまじ

価格が高いだけに、大きな泣き目にあった。このまま、魚沼コシといって、売ったならば店の信用なくすの

で、業務用の価格の安い米用に、泣きながらブレンドした。大損。魚沼だから、すべてが美味しい米では

ない教訓を得た。

 美味しいソバをたらふく、ごちそうになり、小千谷で皆と別れる。小出へ向かう電車の待ち時間があった

ので、駅前をぶらつく。ちょっとした旅情を感じながら散歩。新潟美人のミニスカートの娘に見とれながら。

知らない初めての土地を歩くことは楽しい。遠き若き日の一人旅していたころを思いだした。
                10/1  新潟日帰り旅行 その1

 昨日、平塚の真壁さん、戸塚の西元さん、池田さんと新潟県長岡へならび単独で、魚沼地区の小出

を訪ねた。日帰りながら、ちょっとした旅行気分をひさしぶりに味あうことができた。

  早朝の新幹線で長岡駅へ。レンタカー借りて、長岡市一の集荷業者の長岡農産を訪ねる。社長と息子

さんに、今年の新潟米のレクチャーを受ける。今年は山地区の生育・品質良く、魚沼・山古志・松代・松之

山・安塚・新井地区の評価高く、今年も期待できるそうだ。 また、品種のこしいぶきについていろいろ教え

ていただいた。コシよりも、粘りのある米で期待が県内で広まっているそうである。当店もさっそく、注文し

た。届くのが、楽しみである。

 長岡農産、岸さん親子に、山古志村へ案内していただく。背丈高い丸太の棒にはざかけは、迫力あった。

山間の大型機械入らない棚田。わき出る天然水の清水。夏の昼の暑さと夜間の冷涼。時には、魚沼を越

える品質の米を産出する、山古志村をはじめとする新潟の棚田米。今年は、是非力を入れて販売したい。