massh的メンバーから受けた印象
ジョン・ペトルーシのギターは、鋭く速い!淡々と弾いているようでいて、何が何だかわからないが、めちゃくちゃ攻撃的なサウンドを奏でている。ピックを持った指が時おりネックの方まで行って引っ掻くような音も出す。指の動きが異様に速い。
ドリシアの曲は、全部の曲に早弾きがあるから、全部の曲に見せ場があると言っていい。速いのにあの変拍子のリズムにちっとも遅れることなく、見事に完璧に弾き続ける。驚異的だ!!
ギターソロをやっていたかと思うと、いつの間にかキーボードとリードを交代してサイドギターをやっていたりと、とにかく目が離せなかった。
驚異的と言えば、ジョーダン・ルーデスのキーボードも凄い!!
キーボードソロがなかったが、それでもキーボードのパートになると、まるで指がけいれんしているように“どーしたんだ?”と心配したくなっちゃうほどの神がかりなスピードで弾きまくる。たいてい両手で弾いているが、部分部分で右手で弾き、左手はサウンドを上げたり下げたりしてうねりをつけている。
意外と小柄でスマートな人でした。ちょっと猫背ぎみで、おせじにもカッコいいとは言えませんが、確かなテクニックでメンバーをしっかりサポートしていました。拍子抜けするのどのコンパクトなキーボード1台だけでしたが、これが右に左に回転して、正面からと斜め後ろからと見ることができて、演奏している顔と指使いが楽しめました。
マイク・ポートノイのドラムスはとにかくパワフルでテクニカルだ。
もう、ムチャクチャ!これでもかというほど叩きつける!シンバルを叩く時、手を振り上げて上から叩くからカッコいいし、力強い。なのに、少しでもドラムスの手があくと、スティックを放り投げてキャッチをする。たまに失敗していたがドラマーの資質はスティック投げのうまさも入ってくるんだなと感心して見ていた。(^^)
それと、会場の手拍子を促すこともする。この人がバンドリーダーなのねぇ〜。
ドラムのセットは、バスドラがなんと3つもある。普通の1.5倍の編成だ。実際それを活用していたように見えた。また、これは別のところで大活躍するんですが。。。
ジョン・ミュングは、腰まであるサラサラの黒髪をなびかせて、ひとり黙々と6弦ベースを奏でているのですが、これが目立たないながらも、マイクのバスドラと連動して強力なリズムを作っています。
The Spirit Carry Onのベースが入る前では、弦を押える指を動かしていてイメージを思い浮かべていたのが印象的です。
何にせよ、ベースを弾いているとは思えない連続のベースランニングで、これが最後まで続くのです。
ジェームズ・ラブリエのボーカルは、声がすごく通っていて、Beyond This LifeでのシャウトはCDを遥かに超えた圧倒的迫力で、聴くものを魅了しました。
彼のマーキーでのライブを聴いた時は、昔はこんなに声がよく通っていたんだぁ〜!と驚きました。その後、Awakeのツアーでのどを壊したとあったので、もうその美声は望めないのかと思ったんですが、今回は違うぜぃ!!
いやぁ〜、彼の低音は声に幅と含みがあって、よく響き渡ります。高音は響くだけでなく鋭くなります。それを出し惜しみすることなく声量たっぷりにいかんなく実力を発揮していました。
また今回ははずすことがちっともなかったのよね〜。音もそうですが、リズムに全部乗れているのです。あんな変リズム、フレーズを聴いていても、どこを弾いているのか、どこから入ればいいのかよくわからないのですが、ジェームズがきれいに入っているおかげでメロディを追うことができたという感じです。
こうやって、ひとりひとりを追うだけでもものすごいことなのに、ライブでそれを当然のようにこなしてしまう、各地でのセットリストと違う曲をぽんとことなげに入れてしまう。。。
また、5人揃ったメロディの凄まじくて完璧なことったら。。。
感動を飛び越えて驚愕の2時間半でした。