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ダッタン蕎麦のはなし
「種子植物門被子植物亜門双子葉植物離便弁花亜網タデ目タデ科ソバ属ソバ」と
言う長〜い本名(学名)があるソバには、食用として栽培されている二種のソバがあります。
私たちが通常食べているのが普通ソバです。
そしてもう一種類が大井更科でお出ししている『漢方蕎麦』がダッタン蕎麦(学名:苦蕎麦)です。
 
1. 中国明時代からの漢方薬、ダッタン蕎麦の由来。
明時代以前は、八世紀に現れたロシアのウラル山脈西方タタール地区のモンゴル人の一部族名を、
明時代以降は「ダッタン」と呼んでいました。
そのダッタン部族が主食としていたのがダッタン蕎麦であり、
苦味があることから「苦蕎麦」とも呼ばれています。
 
2. なぜダッタン蕎麦は黄色いのでしょう?
ダッタン蕎麦には、普通蕎麦の100倍〜200倍のルチンが含まれているのでソバの色が黄色くなります。
大井更科で使用しているダッタン蕎麦のルチン*は普通蕎麦の約162倍です。
 
*ルチンは高品質蛋白、ミネラル、ビタミンEが豊富で高血圧、糖尿病、
*動脈硬化の予防や治療に効果があることが立証されています。
*中国では、臨床試験においてもすでに実証済みで、187例の糖尿病患者に
*ダッタン蕎麦粉と蕎麦茶を飲用してもらい3週間後の血糖値、尿糖値の変化を
*観察した結果、有効率は約85%にもなりました。
*このように糖尿病の他に高血圧症、高脂血症の好転例も数多く見られる
*ダッタン蕎麦を医食同源としてどうぞお召し上がり下さい。!