南馬の神輿
そろそろ修理が必要です!
大正15年6月 浅草の 清水 金次郎 氏により「南馬場 子供神輿」
として製作された「南馬(ばんば)の神輿」です。
大きさだけを競うのならば、さらに大きなお神輿も有りますが、全体のバランスの良さと、厳選された材料で細部まで丁寧に仕上げられた職人技が私共の誇りです。
そんなお神輿も今年のご祭礼で、新調されてから約80年目を迎えます。
残念な事ですが、根本的な痛みも目立って参りました。
激動の時代の中、先人たちより懸命に受け継がれて来た宝物を、大切に後世に伝えて行くことが、今を生きる私共の務めだと思います。
南馬の神輿
特筆すべき箇所は多々有りますが、中でも屋根の四方に配された燕が、順に飛び立つ様子を表し、4羽とも形が異なる事や、
台棒が厳選された四方柾を用い、極端に中心の太い舟形を示している事。
また横棒も端には金具付きで、担ぎ手の肩に当りの優しい杉材を用いている事。
御仮屋の彫刻や、本麻 柿渋仕上げのず太い親綱 等々、良い仕事してます。
製作人 浅草区 森下町(現在の寿2丁目付近)25番地 清水 金次郎 氏
特筆すべき箇所は多々有りますが、中でも屋根の四方に配された燕が、順に飛び立つ様子を表し、4羽とも形が異なる事や、
台棒が厳選された四方柾を用い、極端に中心の太い舟形を示している事。
また横棒も端には金具付きで、担ぎ手の肩に当りの優しい杉材を用いている事。
御仮屋の彫刻や、本麻 柿渋仕上げのず太い親綱 等々、良い仕事してます。
製作人 浅草区 森下町(現在の寿2丁目付近)25番地 清水 金次郎 氏
傷んでます・・・
ここがどこの位置であるかお分かりですか?
残念なことに屋根の中心の木組みの部分です。
右下の赤い金具の付いた部分を下に引っ張り、胴体と合わせるのですが、肝心な梁の部分に2箇所の大きな亀裂が生じております。
早急に根本的な修繕が必要であると思われます。
ここがどこの位置であるかお分かりですか?
残念なことに屋根の中心の木組みの部分です。
右下の赤い金具の付いた部分を下に引っ張り、胴体と合わせるのですが、肝心な梁の部分に2箇所の大きな亀裂が生じております。
早急に根本的な修繕が必要であると思われます。