永遠の名を持つ街で 設定




 舞台: 風音市斗和、一年中風が吹いている山と海に囲まれた都市。

     科学では説明できない能力を持つ者達が普通に生活している。

     能力者の割合は住人の十分の一ほど。

     能力者の存在は隠されているわけではないが、何故か表立った事は一度もない。

     そしてこの地は鎌倉以降、一度たりとも戦乱に巻き込まれた事はない。




 能力




 折原浩平: 声を吹き込む能力、主に遊ぶために使用、無生物限定


 長森瑞佳: 触れたものを一時的に軽くする能力、ちなみに体重測定への利用も可能、生物無生物問わず


 七瀬留美: 触れたものを一時的に重くする能力、主に突っ込みに使用、生物無生物問わず


 柚木詩子: 触れたものを一時的に不可視にする能力、主に人をからかうのに使用、基本的に無生物だが本人は例外


 里村茜: 不明、ただし詩子を見つけることができることからなんらかの感知能力向上と思われている


 川名みさき: 物体の一時的な圧縮、主に大量の食料品の運搬に使用、無生物限定


 深山雪見: マーキングしたものを感知する能力、主に逃走犯を見つけるのに使用、無生物限定


 上月澪: 念動力、主に手がふさがっている際の作業用として使用、努力によってかなり精密な作業も可能。


 椎名繭: 相手の意を感じ取って認識できるようにする能力、動物人間問わず、ただし書かれた文章には使えない。主に浩平のために使用


 住井護: 触れたものに情報を刻み込む能力、ただし書き込み読み込みは、ある程度光と音が伴なうためにカンニングに使用は不可。


 稲木佐織: 物体を空間を越えて引き寄せる能力、ただしそれを普通に運んだ分の体力消費を伴なう。
        また自分の腕力で不可能なものには使用不可。主に忘れ物に利用だが、しっかりとした性格のためにあまり利用されていない。



 相沢祐一:表立った能力なし。







 斗和学園: 津上財団がスポンサーとなって作られた十年ほどの若い学校。

         公立並みの学費に最新鋭の設備、寮まであるために人気は高い。

         ただ何故か市外、県外からの入学希望者はほとんどいない。

         なお寮で暮らしている生徒のほとんど出戻り組―――元々斗和にいたが親の事情などで引っ越した人たち

         県外からの入学は、転校してきた相沢祐一ぐらいである。



 注意事項: 登場人物のほとんどが本編準拠、ただ一部変更あり。

          物語の始まりは浩平達が二年生になった日、転校生、相沢祐一に会った日からです。

          なおKANON本編よりも祐一の転校が一年早くなっています。

          一年生時→KANON、その後進級と同時に斗和に転校



以下、随時追加します