――――彼にはもとより、名などなかった。
純粋に剣を極め強敵と闘って闘って闘って……しかし決して満足のいく戦いはなく彼
は現世からその命を旅立たせた。
その際に、世界などという訳の分からないモノと契約したのかもしれない。
しかし、彼にとってはそんな事はどうでも良かった。
ただ、彼は――――死しても尚、強い敵との闘争を求めた。
自分の名など、彼にとっては過去の自分をさす言葉でしかない。自分の
望み
(
ねがい
)
は、死力
を尽くしての闘い合いだけなのだから。
だが、それもこの
聖杯戦争
(
いくさ
)
に呼び出されても叶う事はなかった。
――――いや、一概にそうとも言えぬかもしれぬな。
そう、柳洞寺の山門に佇む……陣羽織を羽織り、その背中に五尺余りの長刀――――
物干し竿と呼ばれる日本刀を差しているアサシンのサーヴァント……佐々木小次郎と
いう名の
剣士
(
さむらい
)
は、空に浮かび上がり現世を遙か昔より照らし続けている月を見てそ
う心の中で零した。
蒼き月の輝く下で
――――静かに山門に佇む侍は何を想うのか……――――
「あのキャスターによって、この現世に呼び出され役二十日……そろそろ
彼奴
(
きゃつ
)
から供
給された魔力も底を尽くか……」
彼……佐々木小次郎がキャスターによって山門の番人として召還されたのは、今から
二十日前。その際に、佐々木小次郎はマスターであるキャスターからこう命令されて
いる。
『貴方はこの柳洞寺に近づく魔術師らしき人間及びサーヴァントを全て退けなさい。
無論、刺し違えてもでもね。貴方は私の魔力が完全になるまでの時間稼ぎなのだか
ら別に死のうが構わないのよ』
そう、彼に言い放ったキャスターは言峰教会の地下堂でアーチャーによって倒されて
しまった。それをこの佐々木小次郎は知らないが、自分の勘があの女狐はもう生きて
はいまいと判断している。
それだけはない。つい一夜前、この柳洞寺を上がっていった金髪の男……前聖杯戦争
のアーチャーのサーヴァント、英雄王ギルガメッシュもそう言っていた。
『ほう……貴様もサーヴァントか。しかし、あの最後まで
幻想
(
ユメ
)
に惑わされた魔女によ
って呼び出された所詮はあの
贋作者
(
フェイカー
)
と同じ偽物。我が相手をするまでもない。早々に
消え去るが良い。尤も、その体では今日一日持たんだろうがな』
せめてその役割通り、門番ぐらいにはなってくれよと言い残しギルガメッシュは背後
に蠢く鎖に繋いだ臓物の塊のようなモノを引っ張りながら柳洞寺の境内へと消えてい
った。ギルガメッシュを斬ろうと動かんとした佐々木小次郎はその言葉に自身の体を
止める。
――奴は言った。門番くらいにはなれ、と。ならば、ここで一夜ほど留まれば彼奴を
倒しに来る者が現れると言う事か……?
それが誰かは、最早彼には知りようもない。
出来る事なら、決着をつけ損ねたセイバーであって欲しい。それに、彼の“佐々木小
次郎”としての勘が告げている。
……何としてでもこの場に留まれ。さすれば、我が永遠の願いは成就するだろうと。
本来、この世界には“佐々木小次郎”等という英霊は存在しない。彼は、“佐々木小
次郎”が使えたという幻の秘剣、燕返しを使えるというだけで“佐々木小次郎”とし
てこの場に存在している。
――――秘剣・燕返し。慶長の時代、かの宮本武蔵の永遠のライバルとして存在した
と伝えられる佐々木小次郎が持つ必殺の剣技。そして、彼が持つ必殺の魔剣。彼の宝
具とも言うべき技である。
だが、ただの技ならば宝具にはなり得ない。ならば何故この秘剣・燕返しが彼の宝具
たると言えるのか?
……
多重次元屈折現象
(
キシュア・ゼルレッチ
)
。
恐るべき事に彼は、己の剣技だけで神秘と奇蹟である魔法の領域に達しているのだ。
純粋な剣技だけでは、セイバーにすら勝る
暗殺者
(
アサシン
)
。
彼こそ、ある意味真のセイバーに相応しいと言えよう。
「この身は確かに不確かな存在。だが、それでも構わぬ。純粋に剣のみでの戦いが出
来れば私は潔くこの現世から消えよう」
歌うようにアサシンは言葉を紡ぐ。既にキャスターの供給した魔力はとうに尽きてい
る。彼の体は、月光に照らされ薄く絹糸のように透き通っていた。
「流石に、今宵を過ぎての朝焼けを愛でる事は叶わぬか……」
寂しげに、しかし決して諦めてはいない力強い微笑を浮かべるアサシン。その横顔が
蒼い月の光に照らされて、彼の容姿を殊更引き立てる。
衛宮士郎……いや、今は遠坂凛のサーヴァントのセイバーが太陽とすれば、このアサ
シンは月であろう。
ギルガメッシュは言った……今日一日も持たぬだろうと。だが、己の中に滞留する魔
力が底を尽きようともアサシンは山門から消える事はなかった。
――――正に奇蹟。彼はただ強敵と戦いたいが為に未だにこの山門に留まり続けてい
るのだ。これを、奇蹟と言わずして何と言おう?
「さて……未だにこの山門を訪れる者がおらぬな。退屈凌ぎに、過去の記憶を探ると
しよう……」
彼はそう言って、目を瞑り自己の持つ記憶の奥底へとその意識を埋没させた……。
幼心に一心不乱に剣を振るう父の姿を見続け、いつしか彼も剣の道を志す事を決意し
た。ただ、それだけの理由だ。自分が剣を持った事は。
「父上。父上は一体何の為に剣を振るうのですか?」
その父が病の床に伏せった時、彼は父が眠る傍らに座り病と闘い続ける父にこう漏ら
した。彼の家柄はお世辞にも裕福とは言い難く、唯一の家宝といえば五尺余りの長さ
を持つ日本刀だけであった。
「剣を振るう理由か……。そんなものはありはせん。某はただ、強き敵と戦い心ゆく
まで剣の技量を競い合いたい……ただそれだけだ」
「では、名誉や金銀の為ではなく自分の為と?」
「そうなるな……。そのせいでお前には酷く苦労を掛けてしまったな。すまぬ……」
悲痛な表情で息子である彼に謝る姿は、健勝だった時の面影は微塵もない。そんな父
の姿を見て彼は心を痛めるが、自分が悲しげな表情をする事がさらにその父を悲しま
せると理解している彼は、あくまで気丈に振舞い続けた。
「いえ、私はその父上の姿を見る事が何よりの幸福でした。ですから、父上。早くそ
の病を治し私のその姿をもう一度見せてください」
「そう……だな」
その願いも虚しく、父は病によって亡くなってしまった。これで、彼に残されたのは
父の形見となった家宝である長刀だけ。
母は彼を生んですぐに死んだ。それからは父が彼を男手一つで育て上げたのだ。しか
し、その父ももういない。長刀を持ち、彼はその長屋を出てその長刀を使いこなす事
だけを目標として生きていた。
そして、幾年の月日が流れ……
ザシュゥゥゥゥゥ……!
「ぐぁぁぁぁっ!?」
手にした長刀で相手の体を切り裂く。因縁を吹っかけてきていきなり斬りかかってき
た名も知らぬ剣士だ。
長刀についた血を拭き取る。こんな時、この長刀の長さを疎ましく思う。
その刀は下手をすれば槍の間合いに匹敵する。恐らく、今まで因縁を吹っかけてきた
者や突如斬りかかってくる者はそれを踏まえて倒せるとでも思ったのだろう。
しかし、それは間違いだ。今の彼がこの長刀を使えば誰にも負ける事はない。……地
獄のような特訓の末、彼はこの長刀を完全に使いこなせるようになった。構えなどい
らぬ、どんな体勢からだろうと鋭い確実に相手の命を刈り取る
斬撃
(
いちげき
)
を放つ事が出来
るのだ。
「……」
彼は不満の表情を露にする。
―――弱い。弱すぎる。今の自分を満足させてもらえる使い手はいないのか……?
長刀を使いこなすという目標に到達した彼は、父と同じ『ただ強い敵と心ゆくまで戦
いあいたい』という願いを受け継ぎ、剣を向けられれば受け、自分を満足させてくれ
ると思った者には容赦なく刃を向けた。
だが、結果はどうだ。今だかつて自分を満足させてくれる使い手は現れない。募るの
は不満ばかり。彼の心は、空を覆う雨雲のように曇ってしまっていた。
そんな時である。
ふと、茶屋でだんごを食べながら蒼穹の空を見つめていると一羽の燕が彼の視界を飛
び去った。
普段ならば、そんな事には気にも留めないのだがこの時彼は何故かこう思った。
―――空を舞う燕を斬ることなど、出来るのであろうか?
茶屋の店主に代金を支払い、彼は人里離れた小高い山の上を目指した。燕は低い場
所には降り立たぬ。彼が山を目指したのは当然の事だ。
三日の後、彼は一つの山へと辿り着いた。人の気配もなく、周りには食料になりそ
うなきのこや木の実、そして麓には川と小さな村。それに、多少の蓄えならば常日
頃欠かさず持ち歩いているので山に篭るのは可能だろう。
(さて、寝床をどこにするか……)
野宿は別に彼にとって珍しい事ではない。旅を続けているのだから、必然的に寝る
ときは野宿となる。稀に、宿場などに泊まる事もあるが旅の路銀を節約する為に滅
多にしない。
結果、彼は木に寄りかかり眠る事に決めた。その日は疲れを癒す為早々に床につき、
翌朝、空を飛び交う燕を山の頂上で見つけ彼は己の疑問を解消すべくその長刀に手
を掛けた。
「――――はっ……!」
気合の呼吸と共に一閃。その太刀筋は
鎌鼬
(
かまいたち
)
のように空を自由に舞う燕を切り裂か
んと……
ひゅぅぅぅぅぅぅ……!
その剣は燕を切り裂くことなく、空を切った。
「……やはり、斬れぬか」
だが、何故? 今放った一撃、間違うことなく燕を切り裂いた筈。
それを、あの燕は紙一重のところで躱し飛び去っていった。何がいけなかった?
何が要因であった? 何があの一撃を外した?
それからというもの、彼は何かに取り憑かれたように燕を斬る事だけを続けた。来
る日も来る日も休む事なく、ましてや眠る事すらも惜しみ彼はただひたすらに剣を
振るい続ける。
その姿修羅が如く、鬼が如く。同じ動作を繰り返し続けるからくり人形のように、
燕を斬る事だけを為そうとしてきた。しかし、結果は当然斬る事など叶わず。やが
て食料も尽き、彼は不承不承としながら麓の村へと向かった。農民の者に小判で作
物を譲ってもらい、水の補給の為に川へと向かおうとした時……
「そこのお侍殿」
一人の年老いた翁に声を掛けられる。老人を無碍に扱う事など人のする事ではない
と彼は思い、ゆっくりと振り返った。
「何用か、ご老体。このようなどこの者とも知れぬ男に声を掛けるとは命が惜しく
ないと見える」
「ご冗談を。御主の目は、このような年老いた老体を斬るような目などしておぬし、
微塵の殺気も放ってはおらぬ。その御主がどうやってワシを斬ると?」
ほう……と彼は感嘆の溜息を漏らす。確かに、自分にこの老人を斬る意志はない。
だが、その心までを読まれるとは思いもよらなんだ。
「老体、中々の
手練
(
てだれ
)
とお見受けする。して、この私にいかなる用か?」
「いやなに。山に篭りひたすらに剣の道を志す御主に、ちと年寄りのお節介をと思
うてな」
ふむ、と彼は少々思案する。
ここは、人生の先を生きる人物に教えを請うのも悪くはない。そう彼は結論を出し
た。
「では、一つご指南頂けるか。何せ我が身は燕一羽斬る事の叶わぬ未熟者。人の教
えを請いたくもなりますゆえ」
彼の言葉に、老人は薄く笑いながら答える。
「ほっ、燕か。なるほど、亜奴を斬ろうとしたのか……。しかしな、あれは例え玄
人……いかな剣豪であろうとも斬る事は容易ではないぞ」
「容易ではない? しからば、斬る事は叶うと申すか?」
思いも寄らぬ言葉が老人の口から出で、彼は雑穀に群がる鳥のように老人へと詰め
寄る。その様に、老人はもう一度薄く笑う。
「然り。御主、燕はいかにして
斬撃
(
一太刀
)
を躱すのかご存知か?」
燕が剣を躱す方法?
皆目見当もつかない彼は、その老人に燕がどのようにして太刀を躱すのか訊いた。
「燕はな、剣から放たれる“風”の軌道を読み剣を躱す。“風”の軌道が交わらぬ
場所へと羽を揺らし移動するのだ」
「“風”の軌道を読む……」
つまり、彼の一撃が生む一瞬の“風”の軌道を読み、あの燕は彼の一太刀を躱した
のだ。
「ならば、一太刀めで燕を追いやり二太刀めで燕の逃げ場を防ぎ、三太刀めでその
身を切り裂く。これ、『燕返し』の極意なり」
「『燕返し』?」
左様、と老人は頷いた。そして、老人は己も若き頃燕を斬ろうと躍起になり編み出
したのが先程言葉にした『燕返し』だと言う。
「お侍殿。心に迷いや闇を持ってはならぬ。明鏡止水の如き心にて、己の目で見ず
心の眼……『心眼』で見極めよ。さすれば、剣の神は御主に力を与えてくださるだ
ろう」
最後に、老人はそう言い残して村へと去っていった。暫く彼はその場に佇んでいた
が、我に返ると同時に早々に竹筒に水を補給し山へと篭る。
山の頂へと辿り着き、彼は長刀を構える。
(明鏡止水……今の私に身に付けられるか……? いや、迷うな。迷いはさらに道
を遠ざける。雑念を捨て、心眼で見極めろ)
静かに眼を閉じ、一切の雑念を捨て去り彼はゆっくりと長刀を肩の高さへと持って
いく。
「………………………………」
脳裏に映るは川のせせらぎ、雲一つなく澄んだ蒼穹。何も聴こえず、何も見えず。
今、彼は風景と一体化していた。
そこに、一羽の燕が飛んでくる。大きさからして、恐らく成人を迎えた燕だろう。
その燕が静かに静止したままの彼の前を通り過ぎる……瞬間
「――――――っ」
ヒュゥゥゥゥンッッ……!
稲妻のような一太刀めが放たれた。だが、それを何の苦もなくその一太刀から放た
れる“風”の軌道を読み、その燕は回避し優雅に飛び去って……
ヒュイィィィィィィンッッ……!!
そのニ太刀めの前に、それは防がれた。まさか、来るとは思いも寄らなかったニ太
刀めが襲い掛かってきて燕はその華麗な舞を崩される。そこに……
ザシュゥゥゥゥゥゥゥッ………!
止めの三太刀めが襲い掛かった。燕は翼を切り裂かれ、ゆっくりと地上へと落ちて
いく。
「………」
手応えはあった。確かに、今の一撃は間違いなく燕を切り裂きその翼を奪い取った
だろう。だが、彼は今の『燕返し』は失敗だと認識する。
…………三太刀め。完璧に思えた最後の一撃は、彼が思うより斬撃の速度が遅かっ
た。本来ならば、最後の一太刀は燕の翼だけでなく体もろとも切り裂いた筈であっ
たのだ。
「………やはり、思うようには行かぬものだな」
しかし、何かを掴めた。これより彼は、老人の手によって教えられた『燕返し』を
完全なモノとする為、全国を渡り歩き己と父の『強き者と心行くまで果たし合いた
い』という願いを叶えぬまま由緒ある寺の境内にてこの世を去った。
後に残るは、彼の愛刀である長刀と世界の意志のみ。これより彼は、英霊・『佐々
木小次郎』として英霊の座へと在籍する事になった。
「もしやすると、あの老人が本物の佐々木小次郎本人だったのかもしれぬな……」
過去の記憶の再生を終えたアサシン……英霊として存在している『佐々木小次郎』
は静かな感嘆と悲壮の息をつく。
もし、あの老人が佐々木小次郎であったならば、もしあの老人が自分と同じ若さで
あったなら……自分はもっと早く願いを叶える事が出来たろうに。
「……所詮は亡霊の戯言に過ぎぬか」
確かに、英霊として『佐々木小次郎』は座に登録されている。しかし、キャスター
により無理矢理召還されアサシンという本来ありえない『
役割
(
クラス
)
』に押し込められた
彼は最早英霊ではなくただの亡霊と化している。
だが、それでも構わない。それで、我が願いが成就されるのであれば……。
「………む」
背後で何やら邪悪な気配を感じる。振り向くと、境内の中は赤黒くまるで火が燃え
盛っているような幻影を思い浮かべさせる。
「面妖な……。折角の愛でるべき月が穢れるではないか」
あまりの醜悪さに、顔を顰める。
ふと、石段の遙か下に気配を感じた。数は……三つ。しかも、その内二つは感じた
事のある気配である。
「セイバーとそのマスターか……。だが、セイバーの気配が前回より数段違う」
どうやら、
寄り代
(
マスター
)
が変わったらしい、と判断した。本来得るべきマスターを得て、
セイバーも本来の強さを取り戻したのだろう。
「それでこそ、やりがいがあると言うもの……!」
気配が二つ去り、もう一つ……セイバーは石段の最下方から動かない。何か、策を
講じているのか。
……半刻の後、セイバーが駆ける。石段を疾風のように駆け上がってくる。その姿
は誇り高き獅子を思い浮かばせて、気高く美しく佐々木小次郎に感じさせた。
「存分に戦い合おうぞ、誇り高き騎士王よ……!」
そして、彼は山門に姿を現した。
……彼はこの山門の門番。この門を通る者を切り捨てる最強の剣士。
「なっ――――!?」
驚愕の表情で石段を駆け上がるのを中止するセイバー。
「……ふっ、待ちわびたぞセイバーよ」
騎士と剣士が再び出会った。
――――――月光の下、柳洞寺の山門を舞台に最強の騎士と最強の剣士がぶつかり
合う。現世に呼び出された
架空の剣士
(
佐々木小次郎
)
が望んだ最後の死闘が、今ここに始まる……!
「さぁ、いつぞやの決着を付けようぞ、セイバー!!」
END
後書き
キャスターによって柳洞寺の山門に呼び出され、門番としてその場に縛り付けられ
たアサシン……佐々木小次郎。凛ルートの最後でセイバーと戦う前までの彼の心理
表現と行動を書いてみました。
いかがだったでしょう? ただ、セイバーと戦いたいが為だけに山門に現界し続け
た佐々木小次郎の名を冠する彼の執念。そこに感嘆し、この作品を書こうと思いま
した。まぁ、他の作品を見てて書きたくなったっていうのもある訳ですが……(汗)
ていうか、やっぱりどんだけ長くしようとしても最高20KBぐらいにしかならな
いー! やっぱり、俺って長編も短編も向いてないのかな……。(愚痴る)
さて、この作品では戦闘描写は一切なし。ひたすらに語りつづけ、彼の過去に触れ
てみました。一応、矛盾のないように書いたのですが、何か問題点があったならご
一報下さい。至急、書き直しますので(笑)
では、次回作があるかは分かりませんがこれからも神薙 祐樹というSS作家がい
るという事を知っておいて下さい。では!
管理人の感想
神薙 祐樹さんから短編SSを頂きました。
巷で大人気の佐々木さん。(何
人の身で魔法の領域に至った彼は確かに憧れますよね。
それが高じてか、SSでは奇跡起こしまくってますけど。(苦笑
悪いとは言いませんが、一歩間違うとご都合主義の権化になりそうで恐ろしい。
Fate上でも謎だった佐々木さんの過去。
彼の固有スキルなんかとも巧く絡めてましたね。
『心眼』と言っても偽らしいですけど。
本当の『心眼』は膨大な経験からくる洞察力だそうな。(Fate本編より
神薙 祐樹さんSSありがとうございました。
また機会があれば、投稿していただけると幸いです。
感想は次の作品への原動力なので、送っていただけると作者の方も喜ばれると思いますよー。
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BBS
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