![]() 今ここに在るということ
気持ちのいい風が吹いている。
ホールから出たクラウスはホッと一息ついて立ち止まった。少し汗ばんでいるのは日射しのせいばかりではない。両 手に抱えている本が予想を遙かに超えた重さだったのだ。億劫がらず2回に分ければ良かったと後悔しているが、ここ まで来たら図書館に直行した方が早いだろう。 「よう」 気を取り直して歩きだしたクラウスは後ろから声をかけられて振り向いた。 「ビクトールさん」 「まぁた、そんな他人行儀に。ビクトールで良いと言ってるだろうが」 「そうはいきません」 そもそも全くの他人なのに。 「まあ、軍師さんとしてはきちっとしたいのかもしれないが、下の連中が見ているわけでなし、二人でいるときに堅苦しい のは無しにしようや」 でも、と言葉を続けようとしたクラウスだが、ビクトールにジッと顔を見られて思わず「分かりました」と言ってしまった。 「よしっ」 ビクトールは満足そうに頷くと、ついでとばかりにクラウスの抱えていた山からヒョイと本を取り上げた。 「重そうだな、半分持ってやるよ」 半分どころか3分の1以下に減って急に軽くなった手元に少し慌てたが、ビクトールは平気な顔をして横を駆け抜けた 子供に声をかけたりしている。そのビクトールのたくましい腕を見ると、そうなのかもしれないと溜息をつきたくなった。 自分には大層重い本だったけれどビクトールには何でもないのかもしれない。 「どうした?」 「すみません。そんなに持っていただいて」 「別にいいって事よ。リンがトランから戻ってくるまでこっちは暇だからな」 リンがトランからの義勇兵を率いてきたらルカとの決戦になるのは間違いないのだが、ビクトールはなんでもないこと のように言って豪快に笑った。 「それにしても随分な量だな。どうせシュウの野郎に言われたんだろう。全くあいつも人使い荒いし性格悪いし。お前は あんな風になるんじゃないぞ」 思いがけずシュウを非難する言葉が出てきて、しかも随分な言われようにクラウスは慌てた。 「いえ、これは私が個人的に図書館に返す本なのでシュウ殿に命じられたわけではないんです」 「へえ、そうなのか。仕事でもないのにこんなにどうしたんだ」 「どうって、読んだんですが」 「全部か」 「はい」 これだから軍師って奴らはよぉ、とブツブツ言うビクトールにクラウスもクスッと笑ってしまった。 「お前、やっぱり笑ってる方がいいな」 ああ気にかけて声を掛けてくれたのか、と思ってクラウスは礼を言った。 「いろいろと気を遣ってくださってありがとうございます」 「何だ、いきなり。俺は別に気なんか遣ってないぞ」 「いいえ、ビクトールさん…ビクトールが親切にしてくださるので父も私も助かっています」 ビクトールは少し面映ゆそうな顔をした。 「大した事してないんだが。まあ、お節介は俺の性分でね。ここにも早く慣れてほしいしな」 「ええ、お陰様でだいぶ慣れました」 「気のいい連中が多いからな」 その筆頭がビクトールなのは間違いないだろう。 捕虜として連行されて思いがけない展開で同盟軍に身を置くことになった。だが仮にも敵軍の将と軍師である。仲間 になったからといってすんなり受け入れてもらえるとは考えていなかった。当然あるべき偏見や差別を覚悟していたの だが、それらは意外なほどに少なかった。もちろんクラウスの姿を遠巻きに見つめてはコソコソと話をしている輩だって いる。でもそれを上回る遙かに多くの人々からクラウス達は温かく迎えられていた。 まっ先にキバの手を取ってくれたのはリドリー将軍だった。キバとクラウスを同盟軍に引き入れることを進言したシュ ウやそれを決断したリンはともかく、トゥーリバーで激しくやり合ったリドリー将軍の好意にキバもクラウスも感謝してい た。元々敵という立場を除けばお互いの力を認めあった将軍同士であるから、意気投合するのも早かった。そして上 の人間の態度はそのまま下の人間に影響する。結果、第三軍から付いてきた兵士も含めて驚くほどすんなりと同盟軍 にとけ込むことが出来たのだ。 「ここには年功序列なんてないから遠慮することないぞ。お前の上司を見てみろ。人を顎で使いやがって」 言葉とは裏腹に、ビクトールは大らかな笑顔を見せている。 黎明城で暮らすようになって戸惑うのはこういう時だ。聞いているクラウスの方がヒヤッとするようなことを平気で口に する。もちろんビクトールのようにシュウの事をあからさまに言う人は少ないけれど、それでも上官を批判するようなこと を大っぴらに言うなんてハイランドでは考えられない。もっともシュウとビクトールのどちらが上官なのかという区別は付 けにくい。一応きちんとした軍の組織表はあるようだが、二人とも「大幹部」という括りで認識されている。本人達にも「ど ちらが上官か」などという意識は欠片もないだろう。あるのは「指示を出す者と実行する者」という立場だけである。 そういうところもクラウスはまだ慣れない。長い歴史の中にあったハイランド軍と急拵えの同盟軍ではその有り様が異 なるのは当然である。だが不思議なことにその僅かな違和感は決して不快なものではなかった。徹底している同盟軍 の実力主義は、むしろ心地よかったりする。実力を認めあった者同士が対等に向かい合っている。それが気持ちいい のだ。 ビクトールの言葉に嫌味が感じられないのは、もちろんビクトール本人の資質もあるのだろうがそれを象徴しているだ ろう。 同盟軍には自由な風が吹いている。 そう、クラウスが一番戸惑っているのはそこかもしれない。自分が本当にこの空気の中にいて良いのか分からないの だ。ここで何をして良いのか分からない。 図書館に着いて、中まで行ってやるというビクトールの申し出を丁重に断って礼を言って別れた。ずしっと重くなった荷 物に閉口しながら図書館に入るとエミリアの姿が見えない。もっとも事前にエミリアの許可は取ってあったのでクラウス はまっすぐ奥の資料室に向かった。 実は今持っている本はほとんどがシュウの蔵書だった。読み終わって返そうとしたら、自分にはもう必要ないから図 書館に置いて構わないと言われたのだ。貴重な本ばかりだったから随分と気前の良いことだが、ラダトに死蔵している よりは良いということらしい。それで図書館に運びついでにクラウスが目録も作ることにしたのだ。エミリアは別の仕事 が忙しそうだったし、クラウスは休みをもらっても他にすることが無かったから。 本のタイトルや作者や内容を小さなカードに書き移すという単調な作業を繰り返しながら先ほどの会話を思い出して いた。 ビクトールにも言ったとおり、クラウスはここでの生活に慣れてきた。だが表面上穏やかに暮らしていても、どこかで同 盟軍の空気に馴染むことが出来ないでいる。クラウスの意識と同盟軍の雰囲気に些かのギャップがあると感じることが 多いのだ。 例えば仕事のこともそうだ。クラウスがシュウの元で軍師として働くことになったのは、元々が軍師だったのだからそ れが当然だと誰もが思っているだろう。もちろん、それも一つの理由のはずだ。けれどシュウの本当の目的はクラウス を自分の監視下に置きたかったからだろうとクラウスは考えていた。仮にも元敵国の軍師である。そんなに簡単に信用 する方がどうかしている。 そんな危険人物をどうして同盟軍に引き入れたのかと言ったら、シュウにとってクラウスが最高の情報源だったから に違いない。クラウスだってルカを倒すことがハイランドの為になると思うからここにいる。お互い同じ目的のために手 を組んだに過ぎない。 冷静に本質のみを取り出して考えれば、そういう事になるはずだ。 それなのにシュウはクラウスを顎で使っているように見えて、実は教えてくれているのではないかと感じることが多い。 シュウが様々なパターンで見せてくれる手際は、才をひけらかしているのではなく「見て覚えろ」という事なのではないか とさえ思う。 情報さえ手に入れれば後は監視をしつつ適当に使うか飼い殺しにするつもりだろうと思っていたから、クラウスは戸 惑っているのだ。 シュウだけではない。リンもビクトールも同盟軍の人々の態度はとても自然で温かい。もしかしたら本当に軍師として の力を期待されているのだろうか、と思うとそれはとても嬉しかった。仲間になるときリンの力になりたいと言ったのはク ラウスの本心だったのだから。 ただ、ここは本来自分がいるべき場所ではないという事実が漠然とした不安を感じさせるのだ。本当にここにいてい いのだろうか。ここで自分は何を期待されているのか、自分に何が出来るのだろうか。 バタンッと派手な音を立てて扉が開いて、クラウスはフッと現実に引き戻された。 「俺は納得できないよ。何だってあんな」 「おい、お前声が大きいよ」 「こんなかび臭いところ、他に誰もいるもんか。それに俺は聞かれたって全然構わないからな」 声の主はどうやら書架を二つくらい隔てた向こう側にいるらしい。確かに滅多に人がいる場所ではないから奥の作業 机に先客がいるとは思っていないのだろう。片方の男が興奮して捲したてるのを聞いて、思わず息を潜めた。盗み聞き をする気はないのだが、同盟軍に入って間がないクラウスとしては出来るだけ無用な争いには関わりたくない。 「まあ、お前の気持ちも分かるけどさ」 「だろ?誰が考えたっておかしいよ」 男は憤懣やるかたないといった調子で話し続けていた。 「俺は命を懸けるつもりで、この同盟軍に志願したんだ。そりゃあさ、リン様に直接スカウトされたわけじゃないけど」 「へー、少しは期待してたんだ」 「ここに来たヤツで少しでも期待してないヤツなんているかよ」 「まあな」 「なのに何であんな奴が。だって俺らはこの同盟の地に生まれて同盟のために戦おうって頑張ってるのに、その俺たち がその他大勢で何でハイランド野郎が108星の中に入ってんだよ」 クラウスは耳を疑った。彼らが指している『ハイランド野郎』が誰を指しているかは考えるまでもない。だがクラウスが 衝撃を受けたのは侮蔑的な言葉にではない。ついこの間まで敵だったキバやクラウスや元王国軍の兵士たちを快く思 っていない人間がいるのは当然だ。だから陰口の一つや二つ、気にするつもりはなかった。だが自分か父が、もしかし たら二人ともが宿星のメンバーに入っているというのは衝撃だった。クラウスはそんな事、今の今まで知らなかったので ある。 約束の石版というのだと教えてくれたのは誰だっただろう。アップルだっただろうか。ガランとしたホールで自分の名 が刻まれている石版を見つめながらクラウスはぼんやりと考えていた。 「なに?何か、用?」 突然、無愛想な声を掛けられてクラウスは我に返った。声の主に視線を向けると鬱陶しそうな目がクラウスを見上げ ていた。 あの後、男たちはひとしきり愚痴ると部屋を出ていった。クラウスは二人の話の真偽をすぐにも確かめたかったのだ が、昼間はさすがに人目が多い。他にもいるだろう彼らのような人間を刺激したくなかったから深夜になるのを待った のだ。それにも関わらず、相変わらず石版の前にいたルックのことは少し気になったが、それ以上に確かめたい気持 ちの方が強かった。 かなり上位の方にあった父の名はすぐに見つかった。自分の名も程なく見つかった。 これは一体どういうことなのだろう。彼らは「何故クラウスたちが」と言いたかったらしいが、それはクラウスの方が聞 きたかった。 ルックから声を掛けられたことで、その疑問は自然にクラウスの口から発せられた。 「これは、どういうことなのですか」 「何が?」 「何故私と父の名がこの石版に刻まれているのですか」 「ああ、宿星の仲間だから、だろ」 石版の管理者だという少年はあっさりと答えた。 「宿星…」 「運命で定められた仲間ってとこかな」 言葉の意味が分からなかったわけではないが、ルックは親切に解説をしてくれた。 「私は敵だったんですよ」 「そんなの関係ないんじゃない。トランの解放戦争の時だって元敵っていうのがゾロゾロいたし」 そうなんですか、と頷くことは出来なかった。 『あんなに苦しんで出した結論が、運命の一言で終わってしまうなんて』 誰が好きこのんで生まれ育った祖国に刃を向けられるというのか。子供の頃から本当に愛した美しい国である。そし て終世の忠誠を誓った主君のいた国である。それが様々な事情で裏切らざるを得なくなった。ほんの僅かな時間で自 ら選ばなくてはならなかったのだ。父にも自分にもそれがどれほど辛いものであったか。 それなのにその苦渋の選択が『運命』という言葉であっさりと片付けられてしまうのである。 「何か気に入らない?」 少しの沈黙の後ルックが尋ねてきた。 「そんな顔してるよ」 「気に入らないというわけではありませんが、素直に納得も出来ません」 「へぇ、どうして?」 ルックは面白そうに問いかけてきた。 「私が考えたことも悩んだことも、全て運命で決められていたというのだったら、私の意志など関係ないではないです か」 そう、何のために自分はいるのか。 「別に決められてるって訳じゃないよ」 「え?」 「大きな運命の流れはあるけれど、選択するのは自分自身だってレックナート様も仰ってる。あんたのことはあんたが 決めなきゃ運命だって動かない」 「では、この石版は?もし私がリン様の元に下ることを決意しなければ、この石版はどうなっていたのです?」 「空欄になるんじゃないかな」 「……」 「よく分かんないけど、多分ね。確かめたことはないんだ。レックナート様が石版を託す奴ってどういう訳か集めちゃうか ら、108人」 ご苦労様だよね、と言ってルックは珍しい笑顔を見せた。 『それが天魁星の器ということなのだろうか』 クラウス自身も敵であるはずのリンに惹かれて仕方がなかったのだ。ハイランドを救うためという目的があったにして も、リンが盟主でなければ同盟に与することをあんなに早く決断することは出来なかっただろう。 「まれに第二候補者がいるみたいだけど」 沈黙するクラウスに構わず話を続けたルックはチラリと石版を見上げた。 「でも、あんた地魁星だよね。簡単に取り替えのきく星じゃないから、やっぱり空欄かな」 「簡単に取り替えられない?」 「星に偉いとか偉くないとか、そんな区別はないけど、やっぱり地魁星はね。前の解放戦争の時はレオン・シルバーバ ーグだったしさ」 クラウスはギョッとしてルックを見つめた。音に聞こえたシルバーバーグ家の双璧を成す名前である。あのシュウが唯 一意識している名前である。それをいきなり聞かされたのだからギョッとするのも当然だろう。そのクラウスの反応を満 足そうに見てルックはさりげなく付け加えた。 「だからさ、誰に何を言われようとあんたが気にすることはないんだ」 ルックはクラウスがここに来たきっかけを知っていたのだろう。 「ムササビだっているんだし」 ムササビと一緒にされるのは少し心外だったけれど、思わず口元が綻んだ。 改めて石版に向かい合う。 自分が選んだからこそ浮かび上がった名前。それが正しい選択だったかどうかを決めるのも運命ではなくてクラウス 自身なのだ。この石版はクラウスの覚悟の現れだ。そう思ったら、さっきまでの迷いが嘘のように消えていた。むしろ誇 らしい気さえする。レオン・シルバーバーグが前の地魁星だというのなら受けて立とうじゃないか、いや立てるようになり たいという大それた思いまでチラリと掠める。シュウの元でだったら、それが出来るような気がしていた。 「頑張らないといけませんね」 誰にともなく呟いたクラウスにルックは今までにない真剣な目をして見上げた。 「だから助けてあげてよね」 リンのことを指しているのだろうと瞬時に理解した。 運命と呼ばれるものがあるとすれば、リンを巻き込んだ物はクラウスのそれとは比べ物にならないくらい大きな物だっ たはずだ。それなのに、リンのために力を尽くしたいと言いながら今まで自分のことで手一杯だった。 ルックが本当に言いたかった事はこれだろう。本当に大変なのが誰か、支えてあげなければいけないのは誰なのか を思い出させてくれた。ルックはクラウスに活を入れるために今まで話をしてくれたのだ。 「ええ、私はあの方の軍師ですから」 そう答えるとルックはクスッと笑った。 「さすが優等生だね」 揶揄するようなルックの口調だが、全く気にならなかった。ルックの扱いは難しいというようなことを何人からか聞いて いたが、クラウスにはそうは思えなかった。ルックだってレックナートの命令でここにいるようなことを言っているが、やっ ぱり自分で選んだからこそだろうと思う。でなければリンのことをこんなに真剣に考えたりはしないだろう。 穏やかな微笑を崩さないクラウスにルックはいつもの皮肉げな表情を浮かべていた。 「ああ、でも惜しかったな。あんたがいなかったらあの鬼軍師、一人できりきりまいしたんだろうに。それは見たかった な」 あのシュウが形無しである。 それにしても、と思うことがある。 敵として戦ったときもそう思ったが、一緒に仕事をするようになってシュウの凄さを思い知らされている。軍師としてだ けでなく、行政官としても辣腕を振るうシュウには悔しいがクラウスでは足元にも及ばない。 まだ軍として形も整っていなかった時にこれほどの軍師を迎えられたというのは、やはりリンの持つ魅力のなせる技 なのだろう。 それなのに、せっかくそれほどの軍師がいるというのに、この城の人たちのシュウに対する評価は少し酷すぎるので はないだろうか。 「あまり酷く言わないであげてください。私の師なのですから」 ルックが驚いた、というように目を見張った。 「私はリン様はもちろん大事ですが、シュウ殿のことも大切なのです。そもそもシュウ殿がいなかったら同盟軍は一日だ って動くことは出来ないのですから」 自分がどれほどの力になるのか分からないが出来る限りシュウの補佐をしたかった。そしていつかは頼りにされるよ うになりたいと思っている。 「あんたもホント物好きだよね」 ルックが呆れたように言う。 「こういうのを割れ鍋に綴じ蓋って言うんだ」 クラウスは思わず吹き出していた。こんな風に笑ったのは久しぶりだった。 これは元々同人誌で短編集として出すつもりのものでした。 数が揃わなくてそのままになっていたのでサイトで出すことにしたのですが ちょっと問題が…。 「ルックとクラウスってどこかにあったよね」と思われた方もいるかもしれません。 実は「KandR」のR様の小説と ルックとクラウスの会話の部分が少し似ているのです。 私も初めてR様の小説を読んだとき驚きました。 でもその時は発表の当てがなかったし「同じようなことを考える人っているんだな」で 終わったわけですがサイトで出すとなると事情が変わってきますよね。 決してR様の真似をしたわけではないのですが考えてしまいました。 気になるなら出さなきゃいいのですが、せっかく書いた物だから誰かに見てほしい。 結局出してしまいました。 ちょっとまずいんじゃない、と思われた方。仰ってください。その時はこれ下げます。 と言っていたら、R様から「気にしないでください」との暖かいお言葉をいただきました。 ありがとうございます。 R様のサイトはこちらです。 うちのと違って綺麗にまとまってらっしゃいますし うちのルックみたいにべらべら喋らない正当派ルックがいらっしゃいます。 面白い小説がたくさんあるお勧めサイトさんですので是非。
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