資金プランを考える。

融資プランを考える時は、借りられる金額と言う事も大切ですが、返済可能金額を中心に考えると良いでしょう、返済可能額は人によって異なりますが、現在支払ってる家賃+毎月の貯金額+近い将来の大きな支出を考慮した上乗せ額として、毎月の返済可能額を考えて下さい、またボーナス併用により月々の返済額を減らすのも良いでしょう、但し公的融資でも民間融資でもボーナス併用額は融資額の2分の1までとなっています。
 また収入が金融機関の定める必要最低年収の400万円に満たない場合、は奥さんや子供などの、直系親族、あるいは婚約者など、同居する人の収入を合算することもできます。
但しこうした場合は贈与税の問題も絡んできますので、返済負担に応じた持分で、名義を共有にしておくほうが無難です。

返済方法の種類。

元金均等返済 元金の返済額を毎月一定として、元金と利息の合計額を返済していく方法で、元金が減少していくにつれて、利息額も減少していくので支払額は次第に楽になっていきますが初めの支払額は少し高めです。また将来借換を考えている方はこちらの方が得です。
元利均等返済 元金と利払額の合計である。毎月の支払額が一定しているので、返済額がわかりやすく、計画的に返済していくのに便利ですが初めのうちは返済金額より金利の方が高く借換を考えている方にはお勧めできません。
ゆとり返済 公庫と年金の融資の場合に選択できます。はじめの10年間は返済金利を
低く設定される為返済負担を大幅に軽減できます。また、収入基準を大幅に下げる効果がありますので、年収の少ない若い人には大変利用しやすくなっていますが、10年目以降は大幅に返済額が上がってしまうことかあるのでしっかりとしたローンシュミレーションをして返済額の確認をすると良いでしょう。
親子リレー返済 後継者を連帯債務者として指定して置くことによって60歳まで融資の申込み年齢が上がります。ただし融資の条件には、
 
 後継者の条件
申込者の子供、もしくは配偶者を除く申込人の親族、定期的な収入があり60歳未満であり社会人、もしくは将来確実な収入が見込まれる学生などで、現在公庫の融資を受けていないことなどがあげられます。
 
 住宅の条件
 一戸建て・2世帯住宅・住宅部分の床面積125u超、敷地面積
200u超・耐久性などのすぐれた住宅以上の条件をクリアすると最長、木造準耐火構造で40年、耐火構造で50年まで返済期間が延ばせる可能性があります。
繰上返済