天才児
「俺は・・・・護廷十三番隊に入る・・。」
★★★
物心ついた頃から俺は流魂街にいた。そんな俺を迎えてくれた雛森達・・・・。それなりに楽しい生活ができて良いが、皆には霊力が無かった為、飯を食べない。霊力がある俺は食事を取るため皆と別行動しなくてはならない。なぜだか知らないがそのことが皆に仲間外れにされたみたいで嫌だ・・・・・・・。何で俺には霊力があるんだ?こんなもの無くなってしまえば良いのにと思ったことが何度もある。まぁそんな事言っても有る物は仕方が無い・・・。いつも通り食料探しに出かけると、雛森に会った。なぜ雛森がこんな場所にいるんだろうと思ったがその謎はすぐ解けた。よく勘をこらして見てみると雛森の周りには、強くは無いがでもはっきりとした霊圧がある。ふと俺の存在に気づいた雛森が突然話しかけてきた。
「シロちゃん、私が霊力あるの分かるよね?私ね、護廷十三番隊に入るのが夢なんだ」
「まぁ霊力がある事には今気づいた。・・・・・・・・。でも、なぜ雛森は死神なんかになりたいんだ?」
「もぉーシロちゃんなんで死神なんかっていうの?死神に失礼でしょ!!それと私の事は雛って言ってよ・・・!!いつも言ってるでしょ。」
「それにね、死神にも良い人いるんだよ!!・・・。////」
「?例えば誰だ・・・。」
「五番隊長の藍染さん・・。///」
ふぅーん・・・。あのスマイル隊長か・・・。
「お前、まさかそいつの事が好きなのか?」
「えっ////ち・ち・ちちち違うもん」
あっ・・・。この様子だと図星だな・・・。分かりやすい奴
「まぁ良いそれで何が言いたいんだ?」
「あのね・・・。シロちゃんも一緒に行かない?シロちゃん態度にはださないけど、すごい霊力持っているよね・・・。ねぇ死神になって皆守ってあげようよ・・・。」
なんだそんな事か・・・。
「い・や・だ。俺は死神になる気はない・・・。自分が死神で流魂街の俺達を見すかした感じで見ているだろう俺はあんな連中と同類にされたくねーよ」
あいつ等なんて大嫌いだ・・・・・。
「もぉーしょうがないな・・・。」
「飯は取れたし話しもすんだからからそろそろ帰るか・・・。」
ーそんな話をしてから5年後・・・・。雛森は統学園にはいった・・・。ー
俺は、ばーちゃんと一緒に住んでいたが・・・雛森が統学園にはいった後すぐにばーちゃんは転生した・・・。
残った者達との生活は寂しさがありながらもまぁ上手くいっていた・・・。
ばーちゃんが転生した悲しみも時がつるにつれなくなっていた・・・。他に一緒に住んでいる仲間もいるしこのままいけば悲しみだって・・・・。
・・・そんな事を考えてから数日後。
其の日俺は水を汲みに出かけ、帰ってくると仲間達の死体・・・・。
其の中の一人が「とぉしろ・・・。俺・・は・・・虚・・のこうげ・・きを・・うけ・・もぉ・・・・だ・め・・・・・だ。・・・・後の・・・奴ら・・・を・おまぇが・たす・・けて・・やって・・・・ぇ」
という言葉を最後に逝ってしまった・・・・・・・・・・・・・・・・・何だ?
何が起こったんだ?・・虚?・・嫌だそんな言葉聞きたくない・・。これが夢だったら・・・・・・。でも、夢では無かった・・・。次々と聞こえる悲鳴・・・・。
「やめろーーーーーーーーーーーーーーなんでだーーーーなんで
俺達がこんな目に合わなくちゃいけないんだ!!ーー・・・・」
「ががっががっが」
「俺が相手になってやる。・・・・来い・・・。虚!!」
俺は如何すれば良い?今の俺ではたいした時間稼ぎにもならない・・・。
力さえあれば・・・。
「力がっ・・・・・・・・・力が欲しい」
言った途端、俺の頭の中に響いてくるような声が聞こえた・・・・。
「主の願い叶えよう・・・。我が名は氷輪丸・・・。主の持つべき刀だ・・・。よろしく頼む・・・・。」
何だこのこれは?力があふれてくる感覚・・。
「氷・・・輪・丸?」
途端に俺の手の中に現れた刀・・・・・。
とにかく何だか知らないがこの刀、使わせてもらうぞ・・・。
・・・・。
「うおおおおおっっ!!」
ザシュッ

虚の血が流れ出る鈍い音・・・。
くっ・・・中々重い・・んだ・・・な。
「ハアハァ。クっ!」
「はあああああああ!!」
ザクッ
「武卯卯」
鈍い音で吼え、死んでいく虚・・・。
手の中にある刀。
死んで死体となってしまった仲間達・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
俺に力さえあれば・・・・・・。
そんなものが頭の中を駆け巡っていると先倒した虚達の退治に来ただろう死神が俺の前にいた。
普通の死覇装の上に隊長の証の白い羽織からしてどこかの隊長だろう。
銀色で長い髪の毛は印象深い物だった。
「驚いた・・・。君が虚をやっつけたの?」
なんだ・・こいつ?馴れ馴れしい
「まぁそうだが・・・・。」
「その手にある斬パク刀は・・・。!!氷・・輪丸!!」
(ぱくが出てきませんでした・・・・。)
ふぅーんこの刀、斬パク刀っていうのか・・・。それにしてもなんでこんなにも驚いてるんだこいつ・・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。君、死神にならないか?」
はぁ?なんなんだ先からこいつは・・・。
でも、力を付けるのならば、死神になった方が好都合だな・・・・。
「・・・。なぁ・・死神になれば強くなれるか?」
仲間を守れる程に・・・・。
「なるさ」
男はなんの迷いも無く俺にそう告げてきた・・・・・・・・・。
「俺は・・死神になる。そして強くなる・・・・。」
「そうか・・・。ならば俺につい来い・・・・・・・・・・。まず最初に季節はずれだが統学園に入学しなくてはならないな・・・。手続きは俺がやるから・・・。
明日ここに来い。試験は2日後だ・・・。」
ー続くー